「5. 帳票の出力内容を設定するファイルを準備する」および「6. 帳票の出力環境を設定するファイルを準備する」で準備したファイルのうち,帳票サーバに格納するファイルをインポートします。帳票サーバのロケールに応じたエンコードを設定してインポートしてください。
帳票サーバにインポートするファイルを,次の表に示します。
表7-3 帳票サーバにインポートするファイル
ファイルの種類 | ファイル名 | 説明 |
---|
帳票の出力内容を設定するファイル | 帳票ファイル(*.fms),画像ファイルなど | 必要なファイルをインポートします。 |
環境設定ファイル | EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini) | 必ずインポートします。 |
- Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)の環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)
- EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)
- Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)の環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)※1
- EUR Server - Adapterの環境設定ファイル(EURPMADP.ini)
- EUR Server - Spool Service Adapterの環境設定ファイル(EURPMLSADP.ini)
- 帳票管理GUIの環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)
- EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENVまたはeurps_env)
| 必要なファイルをインポートします。 |
構成定義ファイル | - 出力先定義ファイル(Destination.conf)
- 帳票サーバプリンタクラス定義ファイル(PMPrinterClass.conf)
- 印刷先定義ファイル(PrintDest.conf)
- 拠点プリンタクラス定義ファイル(ServerPrinterClass.conf)※2
- 帳票振り分け定義ファイル(Distribution.conf)※2
- ユーザ管理ファイル(userdef.conf)
- 宛先定義ファイル(addrdef.conf)
|
EURフォントファイル | *.edf | 必要に応じてインポートします。 |
EUR Application Service動作設定ファイル | euraps.ini | EUR Application Serviceを使用する場合にインポートします。 |
- 注※1
- 帳票サーバがWindows環境の場合,Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)は使用できません。そのため,Spool Service制御コマンドの環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)のインポートは不要です。
- 注※2
- 帳票サーバがUNIX/Linux環境の場合,EUR Server - Spool Serviceの機能を使用して帳票サーバのプリンタに帳票を出力できません。そのため,次のファイルをインポートしても帳票出力には使用できません。
- ・拠点プリンタクラス定義ファイル(ServerPrinterClass.conf)
- ・帳票振り分け定義ファイル(Distribution.conf)
なお,ファイルのインポート後は次の作業を実施してください。
- 環境設定ファイルをインポートした場合は,次のコンポーネントを再起動してください。
- EUR Server Service
- EUR Server - Adapterを使用しているプログラム
- EUR Server - Spool Service
- EUR Server - Spool Service Adapterを使用しているプログラム
ただし,Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)の環境設定ファイルを変更した場合は,コンポーネントの再起動は必要ありません。Server Service制御コマンドの環境設定ファイルは,次にServer Service制御コマンドを実行したときから有効になります。
- EUR Server Serviceの起動中に,環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)のPATHセクションのTEMPキーの値は変更できません。起動中に変更した場合,Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)の機能が使用できなくなります。
- 構成定義ファイルをインポートした場合は,次のコンポーネントを再起動してください。
- EUR Server Service
- EUR Server - Spool Service
- EUR Application Service動作設定ファイルをインポートした場合は,次のコンポーネエントを再起動してください。
- EUR Server - Spool Service