5.4 運用に応じて格納先を決めるファイル

運用に応じて格納先を決めるファイルを,次の表に示します。

各ファイルの詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。

表5-3 運用に応じて格納先を決めるファイル

ファイルの種類拡張子説明
分割定義ファイル任意帳票を分割するときのページ数や分割後の印刷データの印刷先などを定義するファイルです。
仕分け定義ファイル帳票を仕分けするときのキーワードやキーワードに対応する印刷先などを定義するファイルです。

分割ルールや仕分けルールが帳票ごとに異なる場合は,印刷ジョブことにファイルを指定します。分割ルールや仕分けルールがすべての帳票で同じ場合は,EUR Server Serviceのサービスごとにファイルを指定します。

ファイルの格納先と指定方法を次に示します。

印刷ジョブごとにファイルを指定する場合
ファイルは,アプリケーションサーバ(EUR Server - Adapter稼働マシン)に格納します。
ファイルの格納先
任意のディレクトリに格納してください。
指定方法
次に示す起動部品に,ファイル名とファイルを格納したディレクトリのパスを指定してください。
  • ActiveX起動部品
    SplitFileNameプロパティ,およびSplitFilePathプロパティ
  • Java起動部品
    setSplitFileNameメソッド,およびsetSplitFilePathメソッド
  • COBOL起動部品
    SPLITFILENAMEパラメタ,およびSPLITFILEPATHパラメタ
  • コマンド起動部品(eurpmcコマンド)
    /splitfオプション,および/splitfpオプション
EUR Server Serviceのサービスごとにファイルを指定する場合
ファイルは,帳票サーバ(EUR Server Service稼働マシン)に格納します。
ファイルの格納先
EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのSPLITキーで指定したディレクトリに格納してください。
指定方法
ファイル名を,EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のFILEセクションのSPLITキーに指定してください。