「6. 帳票の出力環境を設定するファイルを準備する」で準備したファイルのうち,スプールサーバに格納するファイルをインポートします。スプールサーバのロケールに応じたエンコードを設定してインポートしてください。
スプールサーバにインポートするファイルを,次の表に示します。
表8-3 スプールサーバにインポートするファイル
ファイルの種類 | ファイル名 | 説明 |
---|
環境設定ファイル | EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini) | 必ずインポートします。 |
- Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)の環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)※1
- EUR Server - Adapterの環境設定ファイル(EURPMADP.ini)
- EUR Server - Spool Service Adapterの環境設定ファイル(EURPMLSADP.ini)
- 帳票管理GUIの環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)
| 必要なファイルをインポートします。 |
構成定義ファイル | - 拠点プリンタクラス定義ファイル(ServerPrinterClass.conf)※2
- 帳票振り分け定義ファイル(Distribution.conf)※2
- 蓄積管理ユーザ定義ファイル(userdef.conf)
|
- 注※1
- スプールサーバがWindows環境の場合,Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)は使用できません。そのため,Spool Service制御コマンドの環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)のインポートは不要です。
- 注※2
- スプールサーバがUNIX/Linux環境の場合,スプールサーバのプリンタには帳票を出力できません。そのため,次のファイルをインポートしても帳票出力には使用できません。
- ・拠点プリンタクラス定義ファイル(ServerPrinterClass.conf)
- ・帳票振り分け定義ファイル(Distribution.conf)
なお,ファイルのインポート後は次の作業を実施してください。
- 環境設定ファイルをインポートした場合は,次のコンポーネントを再起動してください。
- EUR Server - Spool Service
- EUR Server - Adapterを使用しているプログラム
- EUR Server - Spool Service Adapterを使用しているプログラム
- 構成定義ファイルをインポートした場合は,EUR Server - Spool Serviceを再起動してください。