3.3.2 EUR Server - Spool Serviceを呼び出すには

EUR Server - Spool Serviceを呼び出すには,SS-Java起動部品を使用します。

<この項の構成>
(1) 使用方法
(2) 実現できる機能

(1) 使用方法

SS-Java起動部品が提供するJP.co.Hitachi.soft.EURPMLSパッケージをインポートすることで利用できます。

なお,JP.co.Hitachi.soft.EURPMLSパッケージは,次に示すクラスを提供します。

(2) 実現できる機能

SS-Java起動部品で実現できる機能の概要を次に示します。メソッドの詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。

(a) スプールデータを操作する

スプールデータとは,帳票の印刷データ(EPF形式ファイル)をスプールサーバに蓄積するときのファイル形式です。次に示すメソッドを使用することで,スプールデータに対してさまざまな操作ができます。

(b) スプールサーバの情報を取得する

スプールサーバに登録されているプリンタの情報を一覧で取得できます。使用するメソッドを次に示します。

スプールサーバがUNIX/Linux環境の場合は,プリンタの情報を取得できません。

(c) プロパティを初期化する

SS-Java起動部品の各メソッドで指定したプロパティを初期化できます。プロパティの初期化には,initializeメソッドを使用します。

(d) エラー情報を取得する

スプールデータの操作時に発生するエラー(例外)情報を取得できます。使用するメソッドを次に示します。