3.6 EUR Web Plug-Inを使用する
VBScript,Visual Basic,Visual Basic .NET,ASP.NET,JSP,Javaなどで開発する業務プログラムからEUR Web Plug-Inを呼び出すことで,Webブラウザから帳票をダウンロードして出力したり,Webブラウザに帳票を埋め込んで表示したりできます。
- <この節の構成>
- (1) 使用方法
- (2) 実現できる機能
- (3) 注意事項
(1) 使用方法
帳票を表示するWebページに,EUR Web Plug-Inのパラメタを<object>タグを使用して記述します。<object>タグの記述内容は,EUR Web Plug-Inのインストール方法によって異なります。<object>タグの記述内容については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。
(2) 実現できる機能
EUR Web Plug-Inで実現できる機能の概要を次に示します。
- Webブラウザから帳票を印刷する
- Webブラウザから帳票をダウンロードして印刷できます。
- Webブラウザ上で帳票をプレビューする
- Webブラウザ上で帳票をプレビューできます。
(3) 注意事項
EUR Web Plug-Inを使用する場合の注意事項を次に示します。
- DefaultPrintDlgパラメタでYESを選択したときは,印刷時にOSの印刷ダイアログが表示されます。プリンタドライバによっては,OSの印刷ダイアログの初期設定に,EPF形式ファイル中の情報が反映されないことがあります。印刷時の属性は,OSの印刷ダイアログで設定してください。
- EPFFileURLパラメタに,動的にEPF形式ファイルを生成するためのユーザアプリケーションのURLを指定する場合,HTTPレスポンスのHTTPヘッダのContentLength項目には,生成したEPF形式ファイルのファイルサイズを正しく指定してください。間違って指定した場合は,ダウンロードの進捗画面が正しく表示されません。
- EPFTempDataModeパラメタに「1(ダウンロードするEPF形式ファイルを一時ファイルとして保存しない)」を指定した場合に,ContentLength項目を正しく指定していないときは,ファイルデータを正常にダウンロードできないおそれがあります。
- ExclusionPrinterNameプロパティおよびExclusionPrinterDriverプロパティを設定することで,EUR Client Serviceの[印刷先指定]ダイアログに表示されるプリンタを制限できます。帳票を自動印刷する場合,ExclusionPrinterNameプロパティまたはExclusionPrinterDriverプロパティの指定によって,印刷先に設定したプリンタが除外されているとエラーになります。
パラメタおよびプロパティの詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。