7.10 業務プログラムの配置と登録

ここでは,業務プログラムからEUR Serverを利用するための配置方法と登録方法を説明します。なお,EUR Web Plug-In情報ファイルは,EUR Web Plug-Inを使用する場合に必要です。

<この節の構成>
(1) 起動部品の設定
(2) EUR Web Plug-In情報ファイルの配置

(1) 起動部品の設定

EURが提供する起動部品を使用する場合,次に示す設定をします。

(a) Java起動部品を使用する場合

次に示すファイルのフルパスをクラスパスに設定してください。

また,次に示すディレクトリに,ライブラリのパスを通してください。

クラスパスの設定,およびライブラリのパスの設定については,JDKのマニュアルを参照してください。

(b) SS-Java起動部品を使用する場合

次に示すファイルのフルパスをクラスパスに設定してください。

また,次に示すディレクトリに,ライブラリのパスを通してください。

クラスパスの設定,およびライブラリのパスの設定については,JDKのマニュアルを参照してください。

(c) COBOL起動部品を使用する場合

次に示すディレクトリにパスを通してください。

(2) EUR Web Plug-In情報ファイルの配置

EUR Web Plug-In情報ファイルとは,EUR Web Plug-In情報を管理するファイルです。ActiveX起動部品またはJava起動部品で,EUR Web Plug-InのクラスIDおよびバージョン情報を取得する場合,次のディレクトリにEUR Web Plug-In情報ファイルを配置します。

配置したEUR Web Plug-In情報ファイル,およびファイルの格納先には,EUR Server - Adapterを利用するユーザが読み書きできるようにアクセス権を設定してください。

なお,EUR Web Plug-In情報ファイルは,EUR Developer,EUR Server Standard,またはEUR Server Enterpriseをインストールするとインストールされます。

EUR Web Plug-In情報ファイルのファイル名と格納先を次に示します。

ファイル名
EURPMPrintAX.inf
印刷用のEUR Web Plug-InのEUR Web Plug-In情報を管理するファイルです。
EURPMPreViewAX.inf
プレビュー用のEUR Web Plug-InのEUR Web Plug-In情報を管理するファイルです。
格納先
EUR Web Plug-Inをマシン単位でインストールする場合
  • Windows環境
    インストール先ディレクトリ¥Component¥Client
  • UNIX/Linux環境
    /opt/eur/component/client
EUR Web Plug-Inをユーザ単位でインストールする場合
  • Windows環境
    インストール先ディレクトリ¥Component¥Client¥User
  • UNIX/Linux環境
    /opt/eur/component/client/user
注※
ユーザ単位のインストールは,クライアントPCが次に示す条件をすべて満たす場合だけ実施できます。
  • OSがWindows 7以降
  • WebブラウザがInternet Explorer 8以降