構成定義ファイルとは，EUR Serverの各コンポーネントの構成情報を定義するファイルです。構成定義ファイルの種類と格納先を次の表に示します。

各ファイルの詳細については，マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。

表6-2　構成定義ファイルの種類と格納先

対象のコンポーネント	ファイルの種類	説明	ファイルの格納先
EUR Server Service	出力先定義ファイル（Destination.conf）	スプールサーバを帳票の出力先として登録するためのファイルです。	次のどちらかのディレクトリに格納してください。 デフォルトのディレクトリ Windows環境の場合 インストール先ディレクトリ\Server\Conf UNIX／Linux環境の場合 /var/opt/eur/server/Conf EUR Server Serviceの環境設定ファイル（EURPM.ini）のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ
	帳票サーバプリンタクラス定義ファイル（PMPrinterClass.conf）	帳票サーバのプリンタクラスを登録するためのファイルです。
	印刷先定義ファイル（PrintDest.conf）	帳票の蓄積時に指定する情報を，印刷先として登録するためのファイルです。
	監視定義ファイル（monitordef.conf）	ファイル監視サービスの照合パターンを定義するファイルです。	次のどちらかのディレクトリに格納してください。 デフォルトのディレクトリ インストール先ディレクトリ\FileMonitor\conf ファイル監視サービスの環境設定ファイル（eurfm.ini）のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ
EUR Server - Spool Service	拠点プリンタクラス定義ファイル（ServerPrinterClass.conf）	スプールサーバのプリンタクラスを登録するためのファイルです。	次のどちらかのディレクトリに格納してください。 デフォルトのディレクトリ インストール先ディレクトリ\Spool\Conf EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル（EURPMLS.ini）のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ
	帳票振り分け定義ファイル（Distribution.conf）	帳票振り分け定義を登録するためのファイルです。
	ユーザ管理ファイル（userdef.conf）	スプールデータを操作するユーザを登録するためのファイルです。	次のどちらかのディレクトリに格納してください。 デフォルトのディレクトリ Windows環境の場合 インストール先ディレクトリ\Spool\Conf UNIX／Linux環境の場合 /var/opt/eur/spool/Conf EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル（EURPMLS.ini）のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ
	宛先定義ファイル（addrdef.conf※）	配送印刷をするときに，宛先ごとに割り当てるユーザを定義するためのファイルです。	次のどちらかのディレクトリに格納してください。 デフォルトのディレクトリ Windows環境の場合 インストール先ディレクトリ\Spool\Conf UNIX／Linux環境の場合 /var/opt/eur/spool/Conf EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル（EURPMLS.ini）のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ
EUR Client Service	クライアントプリンタクラス定義ファイル（ClientPrinterClass.conf）	クライアントのプリンタクラスを登録するためのファイルです。	次のどちらかのディレクトリに格納してください。 デフォルトのディレクトリ インストール先ディレクトリ\Client\Conf EUR Client Serviceの環境設定ファイル（EURPMCL.ini）のPATHセクションのCONFキーに指定したディレクトリ

注※

宛先定義ファイルのファイル名およびファイル形式は，EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル（EURPMLS.ini）のCONFセクションのADDRDEFFILENAMEキーで変更できます。ADDRDEFFILENAMEキーの詳細については，マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。