EURでは,バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷できます。このとき,クライアントPCでは帳票が自動で印刷されます。
バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷するには,次の製品が必要です。
- EUR Designer
- EUR Server製品(EUR Server Enterprise,EUR Server Standard)のうちのどちらか一つ
システム構成例を次に示します。
図1-3 システム構成例(バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷する)
![[図データ]](figure/zu020200.gif)
アプリケーションサーバのEUR Server - Adapter,およびクライアントPCのEUR Client Serviceは,コンポーネントを再配布して使用します。
バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷するときのデータの流れは,次のようになります。
図1-4 バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷するときのデータの流れ
![[図データ]](figure/zu010300.gif)
- EUR DesignerのEUR 帳票作成機能で帳票ファイルを作成し,あらかじめ帳票サーバに転送しておきます。
- 業務アプリケーションから,バッチ処理でEUR Server - Adapterを起動します。また,データをCSV形式ファイルに格納し,入力します。
- EUR Server - Adapterから帳票サーバのEUR Server Serviceに入力データを転送します。
- EUR Server ServiceはEUR Print Serviceを呼び出し,転送されたデータと帳票ファイルを入力します。
- EUR Print ServiceがEPF形式ファイルを出力します。
- 出力されたEPF形式ファイルは拠点のクライアントPCに転送されます。
- 拠点のクライアントPCに接続されたプリンタで帳票が印刷されます。