(a) プリンタ情報
管理者に問い合わせて,出力先プリンタの次の情報を入手してください。
- メーカー名
- プリンタの名称と型番
- ドライバの名称とバージョン情報
(b) 入力ファイル
次のファイルのうち,帳票出力時に指定したファイルを採取します。
- 帳票ファイル
- マッピングデータファイル
- ユーザ定義データファイル
- 文書情報設定ファイル
- 文書しおり定義ファイル
- しおり定義ファイル
- 暗号化設定ファイル
- プリンタ定義ファイル
- 帳票セット指定ファイル
- 複数様式情報定義ファイル
- 接続情報ファイル
- 置き換え表管理情報ファイル
- 置き換え表ファイル
- 画像ファイル
- PDF仕分け定義ファイル
- Acrobat JavaScript定義ファイル
- Acrobat JavaScriptファイル
- ビューアプレファレンス定義ファイル
- EPF形式ファイル
- 印刷日時出力定義ファイル
- 分割定義ファイル
- 仕分け定義ファイル
- 制御情報付データファイル
- 起動パラメタファイル
(c) 出力ファイル
次のファイルのうち,帳票として出力したファイルを採取します。
- EPF形式ファイル
- PDF形式ファイル
- Excel形式ファイル
(d) 一時ファイル
障害の状況によって,一時ファイルが残ることがあります。次のファイルがある場合は,そのファイルを採取してください。環境設定ファイルで出力フォルダを変更している場合は,変更したフォルダから採取します。
- EUR Server Service,EUR Server - Spool Serviceの場合
- Windows環境のとき
- デフォルトの格納先は,C:¥Program Files¥HITACHI¥EUR¥Server¥Tempフォルダです。フォルダに格納されているファイルをすべて採取します。
- UNIX/Linux環境のとき
- デフォルトの格納先は,/var/opt/eur/server/tempディレクトリ,および/var/opt/eur/spool/tempディレクトリです。フォルダに格納されているファイルをすべて採取します。
- EUR Client Serviceの場合
デフォルトの格納先は,C:¥Users¥<ログインユーザ>¥AppData¥Roaming¥Hitachi¥EURフォルダです。フォルダに格納されているファイルをすべて採取します。
- EUR Client Serviceでヘルパクライアント印刷をする場合
Internet Explorerのインターネット一時ファイルのフォルダに格納されているファイルを採取します。
- EUR Web Plug-Inの場合
デフォルトの場合は,次のフォルダ下の,フォルダ名の先頭2バイトが「EPF」で始まるフォルダに格納されているすべてのファイルを採取します。
C:¥Users¥<ログインユーザ>¥AppData¥Local¥Temp¥Low
- EUR Print Serviceの場合
- EUR Server Serviceのサービスの実行ユーザがsystemアカウントのとき
- デフォルトの場合は,「C:¥Windows¥Temp」と,フォルダ名の先頭2バイトが「EU」で始まるフォルダに格納されているすべてのファイルを採取します。
- EUR Server Serviceのサービスの実行ユーザが特定のユーザアカウントのとき
- デフォルトの場合は,「C:¥Users¥<ログインユーザ>¥AppData¥Local¥Temp」で,フォルダ名の先頭2バイトが「EU」で始まるフォルダに格納されているすべてのファイルを採取します。
- BSP-RM連携コマンド(eursmprコマンド)の場合
- デフォルトの格納先は,C:¥Program Files¥HITACHI¥EUR¥Eursmpr¥tempです。フォルダに格納されているファイルをすべて採取します。
- ファイル監視サービスの場合
- デフォルトの格納先は,C:¥Program Files¥HITACHI¥EUR¥FileMonitor¥fmc¥dataです。フォルダに格納されているファイルをすべて採取します。
(e) トレースログ
EUR Server Serviceの各コンポーネントのトレース情報を採集します。トレース情報は,EUR Server Serviceのログの出力レベルを「16(情報ログ)」に設定すると,出力されます。
- 注意
- 出力レベルを16に指定すると,トレース情報が大量に出力されるため,性能が落ちるおそれがあります。障害調査時以外には指定しないでください。