8.3.2 クライアントプリンタクラスの設定

クライアントPCでは,プリンタとトレイを組み合わせたクライアントプリンタクラスを定義します。クライアントプリンタクラスを設定すると,プリンタに任意の名前を付けられるため,プリンタを簡単に管理できます。また,プリンタとトレイを一度に指定できます。

クライアントプリンタクラスの設定は,[EUR Client 構成定義]ダイアログで行います。EUR Client ServiceがインストールされたクライアントPCで設定します。

設定項目を次に示します。

[EUR Client 構成定義]ダイアログでの項目設定内容の説明設定要否
[プリンタクラス]グループボックスクライアントPCのプリンタクラス名を登録するか,デフォルトのクライアントPCのプリンタクラスを登録するかのどちらかを選択します。必須
[プリンタクラス名]テキストボックスクライアントPCのプリンタクラス名を指定します。プリンタクラスを登録する場合は必須
[プリンタ名]リストボックスプリンタクラスに設定するプリンタ名を選択します。必須
[トレイ名]リストボックスプリンタクラスに設定するプリンタのトレイ名を選択します。任意
[説明]テキストボックスプリンタクラスの説明を入力します。任意
注※
クライアントPCでプリンタクラスを指定していない場合,または指定されたプリンタクラスが定義されていない場合に,印刷するプリンタをデフォルトプリンタクラスとして一つ定義しておくことができます。

<この項の構成>
(1) クライアントプリンタクラスの配布

(1) クライアントプリンタクラスの配布

クライアントプリンタクラスの設定は,クライアントプリンタクラス定義ファイル(ClientPrinterClass.conf)に保存されます。クライアントプリンタクラス定義ファイル(ClientPrinterClass.conf)は,環境設定ファイル(EURPMCL.ini)のPATHセクションのCONFキーに設定したパスに格納されます。

クライアントプリンタクラス定義ファイルをシステム管理者がひな型として配布すれば,各クライアントPCでクライアントプリンタクラスを設定する手間が省けます。