製図システム HICAD/DRAFT for Windows マクロ編
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- 【機能】
- 入力した二つの値(端末要素番号,および要素位置座標)を基にして,E種パラメタを作成して返します。
- 【構文】
- ELM(x:y)
- 【引数】
- x I 端末要素番号
- y R 要素位置座標
- 【戻り値】
- E E種パラメタ
![[図データ]](FIGURE/ZU041400.GIF)
- 【解説】
- 端末要素番号を取り出し,任意の要素位置座標を与えて定義済みの要素を生成し直します。
- 端末要素番号は,関数ENO(x)を使います(「4.3.19 ENO(端末要素番号)」参照)。
- 端末要素番号に誤りがある場合,エラーになります。
- 要素位置座標は,要素長を1とした相対的な値で表します(-1.0〜1.0)。符号は,始点から終点に向かうベクトルに対し左側が+(正の値),右側が−(負の値)です。
- 【例題】
- 要素として始点(10.0,10.0)・終点(20.0,10.0)の直線の形状要素を指示した場合
e1.e=#200.1(0.726)() ;
p.p=EPNT(&e1) ;
- 指示位置pは(17.2,10.0)となりますが,直線の中点を指示したようにE種パラメタを作り直すと次のようになります。
e1.e=#200.1(0.726)() ;
e2.e=ELM(ENO(&e1):0.5);
p.p=EPNT(&e2) ;
- e2は#200.1(05)()となり,指示位置pは(15.0,10.0)となります。
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