製図システム HICAD/DRAFT for Windows マクロ編

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4.3.13 FRM(図面点)

【機能】
入力した実数から図面点(入力座標系)を計算して返します。

【構文】
FRM(x:y)

【引数】
x R,またはI 整数値,または実数値
y R,またはI 整数値,または実数値

【戻り値】
P P種パラメタ

【解説】
  • 入力する値の範囲は0〜1.0です。
  • P種パラメタの座標は,設定している用紙のサイズ,および尺度によって変わります。
  • 入力する値は,図面の横サイズを1.0とした比率です。そのため,用紙にとらわれずに図面の中央に図形を作成するときや,用紙の右隅に表を作成するときなどに使うと便利です。

【例題】
 
x.r=0.5;
y.r=0.25;
a.p=FRM(&x:&y);
 
スケール2のA3の図面とすると,aには*(105.00 37.125)が返されます。