製図システム HICAD/DRAFT for Windows マクロ編

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4.3.11 SPNT(スクリーン点)

【機能】
入力した二つの実数をスクリーン座標のx座標,およびy座標とし,その点をスクリーン点として返します。

【構文】
SPNT(x:y)

【引数】
x R,またはI スクリーン座標のx座標
y R,またはI スクリーン座標のy座標

【戻り値】
S スクリーン点

【解説】
  • スクリーン座標のx座標で入力する実数値の範囲は,次のとおりです。
    0.0〜1.0
  • スクリーン座標のy座標で入力する実数値の範囲は,次のとおりです。
    640×480ディスプレイ:0〜306/529
    800×600ディスプレイ:0〜426/689
    1024×768ディスプレイ:0〜594/913
    1280×1024ディスプレイ:0〜850/1169
  • マクロの中のコマンドにスクリーン点を入力するパラメタがある場合,この関数でスクリーン点を与えます。スクリーン点を入力するパラメタを次に示します。
    用紙設定コマンドのビューポートパラメタ
    要素諸元表示コマンドの表示位置パラメタ
    図面参照検索コマンドのビューポートパラメタ
    図面更新検索コマンドのビューポートパラメタ

【例題】
 
x.r=0.5;
y.r=0.5;
a.s=SPNT(&x:&y);
 
aには,*(0.5 0.5)が返されます。