製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編

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付録A.2 オペランドメニュー

<この項の構成>
(1) 入力パラメタ種別
(2) オペランドメニュー詳細

(1) 入力パラメタ種別

オペランドメニュー詳細で記述している入力パラメタ種別と,その入力方法を次に示します。

入力パラメタ種別 入力方法
P(P種パラメタ) 画面上の点をロケータカーソルで指示します。
E(E種パラメタ) 形状や寸法など,操作する対象をロケータカーソルで指示します。
C(C種パラメタ) 文字,または数値を入力します。
x*N パラメタxを一つ,または複数入力します。
[ ] 括弧内のパラメタの入力を省略できます。

(2) オペランドメニュー詳細

オペランドメニューの詳細を次に示します。なお,表中の注は,後でまとめて説明しています。

表A-1 OMDXP1(点・基準方向・角度・基準要素指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpecr
PE [図データ]  [図データ] 
C 22.5(度) 方向
方向をX,またはYで指定します。
角度
角度を実数で指定します。分,秒での入力はできません。
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
接点
pt
E [図データ]  直線,円,円弧と接する点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点
要素
dbel
E [図データ]  基準になる直線を指示します。
角度
ac
C,[C],[C] (度)(分)(秒)
30,30,25
直接数値で入力します。
(度)のパラメタを正の値で入力したときは,(分),および(秒)のパラメタは,それぞれを指定した正負の値で入力されます。
ただし,(度)のパラメタを負の値で入力したときは,(分),および(秒)のパラメタの正負の指定にかかわらず負の値で入力されます。

(例)入力データ…
-0,-50,50
処理データ…
0度,-50分,-50秒

表A-2 OMDXP2(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpetl
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
接点
pt
E [図データ]  直線,円,円弧と接する点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点
相対点
dpref
[C],[C] [図データ]  最後に入力した図面上の点からの相対的な距離を実数で指定します。
図面上で一度も点を入力していない場合は,図面の原点からの距離を入力します。
相対点の入力を省略すると,XにもYにも0が仮定されます。

表A-3 OMDXP3(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpetn
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点
相対点
dpref
[C],[C] [図データ]  最後に入力した図面上の点からの相対的な距離を実数で指定します。
図面上で一度も点を入力していない場合は,図面の原点からの距離を入力します。
相対点の入力を省略すると,XにもYにも0が仮定されます。

表A-4 OMDXP4(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpedp
PE [図データ]  [図データ] 
P,P [図データ]  矩形※3
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の要素を処理の対象とします。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
接点
pt
E [図データ]  直線,円,円弧と接する点
矩形※3
depml
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の要素を処理の対象とします。
領域に形状の一部が含まれるかどうかで判定します。

表A-5 OMDXP5(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpetc
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
接点
pt
E [図データ]  直線,円,円弧と接する点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点
相対点
dpref
[C],[C] [図データ]  最後に入力した図面上の点からの相対的な距離を実数で指定します。
図面上で一度も点を入力していない場合は,図面の原点からの距離を入力します。
相対点の入力を省略すると,XにもYにも0が仮定されます。

表A-6 OMDXP6(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpetn
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点

表A-7 OMDXP7(点・長さ指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpere
PE [図データ]  [図データ] 
C 20.5 長さ
長さを実数で指定します。
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点
長さ
dlae
C 20.5 長さを実数で指定します。
E [図データ]  長さを要素長,直径(円),または半径(円弧)で指定します。

表A-8 表OMDXP8(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpedo
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点

表A-9 OMDXP9(点・図形指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpefe
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点
図形
fn
E [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。

表A-10 OMDXP10(点・長さ指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dperc
PE [図データ]  [図データ] 
C 20.5 長さ
長さを実数で指定します。
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
接点
pt
E [図データ]  直線,円,円弧と接する点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点
長さ
dlae
C 20.5 長さを実数で指定します。
E [図データ]  長さを要素長,直径(円),または半径(円弧)で指定します。

表A-11 OMDXP11(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dped
PE [図データ]  [図データ] 
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
接点
pt
E [図データ]  直線,円,円弧と接する点

表A-12 OMDXP12(点・文字列指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpete
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点
要素
detxt
E [図データ]  文字列,項目,項目ID,注記マークなどを指示します。

表A-13 OMDXP13(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpedx
PE [図データ]  [図データ] 
P,P [図データ]  矩形※3
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の要素を処理の対象とします。
領域に形状の一部が含まれるかどうかで判定します。
端点
pep
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
接点
pt
E [図データ]  直線,円,円弧と接する点
矩形※3
depml
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の要素を処理の対象とします。
領域に形状の一部が含まれるかどうかで判定します。

表A-14 OMDXP14(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpedb
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点

表A-15 OMDXP15(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpeta
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点
相対点
dpref
[C],[C] [図データ]  最後に入力した図面上の点からの相対的な距離を実数で指定します。
図面上で一度も点を入力していない場合は,図面の原点からの距離を入力します。
相対点の入力を省略すると,XにもYにも0が仮定されます。

表A-16 OMDXP16(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※1
dpedc
PE [図データ]  [図データ] 
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
dpcdp
PC,PC [図データ]  入力座標系での座標をP種パラメタ(P1),または実数で指定します。
P種パラメタとC種パラメタの混在もできます。
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点

表A-17 OMDXP17(領域指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
矩形
depmpc
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定します。
多角形
degmpc
P*N [図データ]  指示した点を結んだ多角形の領域を指定します。

表A-18 OMDXP18(点指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
pae3
E [図データ]  要素上の指示した点から最も近い交点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)

表A-19 OMDXE1(要素指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
deepp
E*N [図データ]  要素
形状要素,寸法要素,注記要素をクリックすると,指示した要素を処理の対象にします。
P,P 矩形※3,※4,※5
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法,注記を処理の対象にします。
要素
deens
E*N [図データ]  寸法要素を指示して,寸法記号を処理の対象にします。
矩形
※3,※4,※5
depme
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法,注記を処理の対象にします。
多角形
※3,※5
degme
P*N [図データ]  多角形の領域を指定して,その中の形状要素,寸法,注記を処理の対象にします。

表A-20 OMDXE2(文字指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
要素
detxt
E [図データ]  形状,寸法,および注記の文字列を指示します。

表A-21 OMDXE3(要素・図形・寸法・注記指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
defpp
E*N [図データ]  要素
形状要素,寸法要素,注記要素をクリックすると,指示した要素を処理の対象にします。
図形,寸法,注記
形状要素,寸法要素,注記要素をダブルクリックすると,その要素が属している図形,寸法,または注記全体を処理の対象にします。
P,P 矩形※3,※4,※5,※8
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,寸法,注記を処理の対象にします。
要素
deen
E*N [図データ]  寸法要素を指示して,寸法記号を処理の対象にします。
図形
defnd
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形
※3,※4,※5
depm
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,寸法,注記を処理の対象にします。
多角形
※3,※5
degm
P*N [図データ]  多角形の領域を指定して,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,寸法,注記を処理の対象にします。

表A-22 OMDXE4(要素・図形・要素独立寸法・注記指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
defpd
E*N [図データ]  要素
形状要素,要素独立寸法要素,注記要素をクリックすると,指示した要素を処理の対象にします。
図形,要素独立寸法,注記
形状要素,要素独立寸法の寸法要素,注記要素をダブルクリックすると,その要素が属している図形,要素独立寸法,または注記全体を処理の対象にします。
P,P 矩形※3,※4,※5,※8
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,要素独立寸法,注記を処理の対象にします。
要素
deen
E*N [図データ]  指示した形状要素群を処理の対象にします。
1≦N≦100
図形
defnd
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形
※3,※4,※5
depmd
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,要素独立寸法,注記を処理の対象にします。
多角形
※3,※5
degmd
P*N [図データ]  多角形の領域を指定して,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,要素独立寸法,注記を処理の対象にします。

表A-23 OMDXE5(要素指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
deepl
E*N [図データ]  要素
形状要素,寸法要素,注記要素をクリックすると,指示した要素を処理の対象にします。
P,P 矩形※3,※4,※5
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法,注記を処理の対象にします。
要素
deen
E*N [図データ]  指示した形状要素群を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形
※3,※4,※5
depml
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法,注記を処理の対象にします。

表A-24 OMDXE6(要素・図形・層・寸法・表・注記指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
defps
E*N [図データ]  要素
形状要素,寸法要素,表項目,注記要素をクリックすると,指示した要素を処理の対象にします。
図形など
形状要素,寸法要素,表項目,注記要素をダブルクリックすると,その要素が属している図形,寸法,表領域,または注記全体を処理の対象にします。
ただし,幾何公差枠と溶接記号は,引出線とは別々に処理の対象となります。
P,P 矩形※3,※4,※5,※8
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,図形,寸法,表領域,または注記を処理の対象にします。
ただし,幾何公差枠と溶接記号は,引出線とは別々に処理の対象となります。
CE
<Ctrl>を押したまま図面上の要素を指示すると,指示した要素が属している層全体を処理の対象にします。
また,層ニモニックでの指定もできます。
要素
deen
E*N [図データ]  指示した形状要素群を処理の対象にします。1≦N≦100
図形
defns
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100

deln
CE*N M2 指示した要素が属している層全体を処理の対象にします。また,層ニモニックでの指定もできます。
1≦N≦100
矩形
※3,※4,※5
depms
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,寸法,表領域,注記を処理の対象にします。
ただし,幾何公差枠と溶接記号は,引出線とは別々に処理の対象となります。
多角形
※3,※5
degms
P*N [図データ]  多角形の領域を指定して,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,寸法,表領域,注記を処理の対象にします。
ただし,幾何公差枠と溶接記号は,引出線とは別々に処理の対象となります。

表A-25 OMDXE7(要素・表指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
要素指
den
E*N [図データ]  指示した形状要素群を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形※3
depmpt2
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素と表の枠線分を処理の対象にします。
ただし,表の枠線分は,矩形領域の中に完全に含まれているものだけを処理の対象にします。

表A-26 OMDXE8(要素・図形・層・寸法・表・注記指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
delfpt
E*N [図データ]  要素
形状要素,寸法要素,表領域,注記要素をクリックすると,指示した要素を処理の対象にします。
図形など
形状要素,寸法要素,表項目,注記要素をダブルクリックすると,その要素が属している図形,寸法,表領域,または注記全体を処理の対象にします。
P,P 矩形※3,※4,※5,※8
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,表項目,注記要素,または図形,寸法,表領域,注記を処理の対象にします。
CE
<Ctrl>を押したまま図面上の要素を指示すると,指示した要素が属している層全体を処理の対象にします。
また,層ニモニックでの指定もできます。
要素
deen
E*N [図データ]  指示した形状要素群を処理の対象にします。
1≦N≦100
図形
defnt
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100

deln
CE*N M2 指示した要素が属している層全体を処理の対象にします。
また,層ニモニックでの指定もできます。
1≦N≦100
矩形
※3,※4,※5
depmt
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,寸法,表領域,注記を処理の対象にします。
多角形
※3,※5
degmt
P*N [図データ]  多角形の領域を指定して,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,寸法,表領域,注記を処理の対象にします。

表A-27 OMDXE9(要素・図形・層・要素独立寸法・表・注記指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
delfdt
E*N [図データ]  要素
形状要素,要素独立寸法の寸法要素,表項目,注記要素をクリックすると,指示した要素を処理の対象にします。
図形など
形状要素,要素独立寸法の寸法要素,表項目,注記要素をダブルクリックすると,その要素が属している図形,寸法,表項目,または注記要素を処理の対象にします。
P,P 矩形※3,※4,※5,※8
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,要素独立寸法,表領域,注記を処理の対象にします。
CE
<Ctrl>を押したまま図面上の要素を指示すると,指示した要素が属している層全体を処理の対象にします。
また,層ニモニックでの指定もできます。
要素
deen
E*N [図データ]  指示した形状要素群を処理の対象にします。
1≦N≦100
図形
defnt
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100

deln
CE*N M2 指示した要素が属している層全体を処理の対象にします。
また,層ニモニックでの指定もできます。
1≦N≦100
矩形
※3,※4,※5
depmdt
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,要素独立寸法の寸法要素,注記要素,または図形,要素独立寸法,表領域,注記を処理の対象にします。
多角形
※3,※5
degmdt
P*N [図データ]  多角形の領域を指定して,その中の形状要素,要素独立寸法の寸法要素,注記要素,または図形,要素独立寸法,表領域,注記を処理の対象にします。

表A-28 OMDXE10(要素・図形・要素独立寸法・表・注記指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
defpdt
E*N [図データ]  要素
形状要素,要素独立寸法の寸法要素,表項目,注記要素をクリックすると,指示した要素を処理の対象にします。
図形など
形状要素,要素独立寸法の寸法要素,表項目,注記要素をダブルクリックすると,その要素が属している図形,寸法,表領域,または注記全体を処理の対象にします。
P,P 矩形※3,※4,※5,※8
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,寸法要素,注記要素,または図形,要素独立寸法,表領域,注記を処理の対象にします。
要素
deen
E*N [図データ]  指示した形状要素群を処理の対象にします。
1≦N≦100
図形
defnt
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形
※3,※4,※5
depmdt
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の形状要素,要素独立寸法の寸法要素,または図形,要素独立寸法,表領域,注記を処理の対象にします。
多角形
※3,※5
degmdt
P*N [図データ]  多角形の領域を指定して,その中の形状要素,要素独立寸法の寸法要素,注記要素,または図形,要素独立寸法,表領域,注記を処理の対象にします。

表A-29 OMDXE11(表・注記指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
deepnt2
E*N [図データ]  要素
注記要素(表要素)を指示し,注記要素(表要素)を選択します。
P,P 注領域※3
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,注記要素を選択します。
P 位置
表の項目内での位置を指示します。
表要素
detir
EP*N [図データ]  表項目を指示して,表項目を選択します。
矩形
※3,※4,※5
depnt2
P,P [図データ]  注領域※3
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,注記要素を選択します。
表領域
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,表要素を選択します。

表A-30 OMDXE12(図形選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
defpf
E*N [図データ]  図形指示
指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100
P,P [図データ]  矩形※3,※5
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定して,その中の図形を処理の対象にします。
図形を構成する要素の一部が領域に含まれるかどうかによって判定します。
図形
defn
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形
※3,※5
depfpp
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定して,その中の図形を処理の対象にします。
図形を構成する要素の一部が領域に含まれるかどうかによって判定します。
多角形
※3,※5
degfpp
P*N [図データ]  多角形の領域を指定して,その領域に完全に含まれる図形,または領域と交差する図形も含んだ図形を処理の対象にします。

表A-31 OMDXE13(図形選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
図形
dfn
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100
図形グ
dgfn
E*N [図データ]  指示したグループ図形を処理の対象にします。
1≦N≦100

表A-32 OMDXE14(表指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
defpt
E*N [図データ]  表項目指示
表項目を指示し,対象になる表項目を選択します。
P,P [図データ]  矩形※3,※5
左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中に完全に含まれる表項目を処理の対象にします。
表要素
deti
EP*N [図データ]  表項目を指示して,表項目を選択します。
矩形
※3,※4
deptpp
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中に完全に含まれる表項目を処理の対象にします。

表A-33 OMDXLA1(長さ・角度指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
数値
ddlac
C 22.5(度) 変形の基準となる寸法に,点間の距離を示す寸法,または径寸法を指定している場合は,長さを実数で入力します。
角度寸法を指定している場合は,角度を実数で入力します。
長さ
dalen
OMDXL1を参照してください。
角度
daang
OMDXA1を参照してください。

表A-34 OMDXLA2(長さ・角度指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
数値
dclac
C 80(mm) 変形する要素に直線を指示している場合は,長さを実数で入力します。
円,または円弧を指示している場合は,角度を実数で入力します。
長さ
dalen
OMDXL1を参照してください。
角度
daang
OMDXA1を参照してください。

表A-35 OMDXL1(長さ指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
dlaea
C [図データ]  間隔
長さを実数で指定します。
E 要素
長直線,曲線,円,または円弧を指示して長さを指定します。指示した要素の種別によって,次の個所の長さが入力されます。
直線,曲線:要素長
円:直径
円弧:半径
数値
lc
C 20 直接,数値で入力します。
要素長
dle
E [図データ]  直線の長さ
円,円弧の長さ
半径
lr
E [図データ]  円,円弧の半径
直径
ld
E [図データ]  円,円弧の直径
点間
lpp
P,P [図データ]  2点間の距離
距離X
lpx
P,P [図データ]  2点間のX距離
距離Y
lpy
P,P [図データ]  2点間のY距離

表A-36 OMDXL2(長さ指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
dlaea
C [図データ]  間隔
長さを実数で指定します。
E 要素長
直線,曲線,円,または円弧を指示して長さを指定します。指示した要素の種別によって,次の個所の長さが入力されます。
直線,曲線:要素長
円:直径
円弧:半径
数値
lc
C 20 直接,数値で入力します。
要素長
dle
E [図データ]  直線の長さ
円,円弧の長さ
半径
lr
E [図データ]  円,円弧の半径
直径
ld
E [図データ]  円,円弧の直径
点間
lpp
P,P [図データ]  2点間の距離
負点間
dmlpp
P,P 2点間の距離の負の値

表A-37 OMDXA1(角度指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動
daaut
C [図データ]  角度
角度(単位:度)を実数で指定します。
分,秒での指定はできません。
E 直線,円弧,または角度寸法を指示して角度を指定します。指示した要素の種別によって,次の角度が入力されます。

直線
入力座標系のX軸と,指示した直線の成す角度(0度〜180度)
寸法要素も指示できます。

円弧
円弧の角度(0度〜360度)
寸法要素も指示できます。

角度
寸法角度寸法の寸法値を入力します。
寸法値が文字編集されている場合は,編集前の値が入力されます。
角度
ac
C,[C],[C] 30,30.5,25
(度)(分)(秒)
直接,実数で入力します。
(度)のパラメタを正の値で入力した場合は,(分),および(秒)のパラメタはそれぞれ指定した正負の値で入力されます。ただし,(度)のパラメタを負の値で入力した場合は,(分),および(秒)のパラメタも正負の指定にかかわらず負の値で入力されます。

(例1)
入力データ:+0,-50,50
処理データ:0度,-50分,50秒

(例2)
入力データ:-0,-50,50
処理データ:0度,-50分,-50秒
要素間
aee
E,E [図データ]  2直線(E1,E2)間の角度を指定します。
3点
a3p
P,P,P [図データ]  3点(P1,P2,P3)を指示して角度を入力します。

表A-38 OMDXC1(角要素指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
接続
ecp1
E [図データ]  指示要素に接続している2要素を選択します。3要素で接続している場合,エラーになります。
指示
dcee
E,E [図データ]  処理の対象にする2要素を指示します。直線,または円弧が指示できます。

表A-39 OMDXC2(角要素指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
接続
deccp
E [図データ]  指示要素と交差している2要素を選択します。3要素以上が交差している場合,指示した位置に近い2要素を選択します。
指示
dcee
E,E [図データ]  処理の対象にする2要素を指示します。直線,または円弧が指示できます。

表A-40 OM1(点指示1オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動点※6
pae1
EP [図データ]  ピックアパーチャサイズ内の交点,端点,画面点,中心点,始点(端点,画面点,自動点)
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
pcd
C,C [図データ]  入力座標系での座標値
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
接点
pt
E [図データ]  直線,円,円弧と接する点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
  • 楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点

表A-41 OM2(点指示2オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動点※6
pae2
EP [図データ]  ピックアパーチャサイズ内の交点,端点,画面点,中心点,始点(端点,画面点,自動点)
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
pcd
C,C [図データ]  入力座標系での座標値
(表機能では図面座標系での座標値)
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ] 
  • 円,または円弧の場合
    円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1
  • 点楕円,または楕円弧の場合
    長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点
増分点※2
pxy
OM3,C,C [図データ]  参照点から入力座標系でdx,dyだけ離れた点

表A-42 OM3(点指示3オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
画面点
ps
P P* 画面上の点
座標点※2
pcd
C,C [図データ]  入力座標系での座標値
(表機能では図面座標系での座標値)
端点
pe
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
原点
po
E [図データ]  図形の原点
定義点
pd
E [図データ]  点定義コマンドで定義した点
交点
px
E,E [図データ]  2要素の交点(直線,円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線)
中心
pci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点
中点
pm
E [図データ]  要素の中点
延長点
pex
E,C [図データ]  直線,または円弧の端点からの延長点
要素間
pee
E,E,C,C,P [図データ]  2直線からの指定距離点
特異点
pun
E [図データ]  円,または円弧の場合
円の中心を通り,入力座標軸のX軸,Y軸に平行な2直線との交点(4点)の1点
楕円,または楕円弧の場合
長径,短径の頂点(それぞれ2点)の1点
垂点
pv
E,OM2 [図データ]  点から下ろした垂線と要素との交点

表A-43 OM5(長さオペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
数値
lc
C 20 直接,数値で入力します。
要素長
le
E [図データ]  直線の長さ
円,円弧の長さ
半径
lr
E [図データ]  円,円弧の半径
直径
ld
E [図データ]  円,円弧の直径
点間
lpp
OM2,OM2 [図データ]  2点間の距離
距離X
lpx
OM2,OM2 [図データ]  2点間のX距離
距離Y
lpy
OM2,OM2 [図データ]  2点間のY距離

表A-44 OM6(角度オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
数値
ac
C,[C],[C] 30,30.5,25
(度)(分)(秒)
直接,実数で入力します。
(度)のパラメタを正の値で入力した場合は,(分),および(秒)のパラメタはそれぞれ指定した正負の値で入力されます。ただし,(度)のパラメタを負の値で入力した場合は,(分),および(秒)のパラメタも正負の指定にかかわらず負の値で入力されます。

(例1)
入力データ:+0,-50,50
処理データ:0度,-50分,50秒

(例2)
入力データ:-0,-50,50
処理データ:0度,-50分,-50秒
要素間
aee
(EC),(EC) [図データ]  2直線(E1,E2)間の角度を指定します。または,X軸とE1,Y軸とE1の間の角度を指定します。このとき,C種パラメタにX,またはYを指定します。
3点
a3p
OM2,OM2,OM2 [図データ]  3点(P1,P2,P3)を指示して角度を入力します。

表A-45 OM7(要素選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
要素指
en
E*N [図データ]  指示した形状要素群を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形※3,※5
epp
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定して,その中の要素を処理の対象にします。領域に形状の一部が含まれるかどうかで判定します。
多角形
※3,※5
epg
P*N [図データ]  多角形領域を指定して,その領域に含まれる要素を処理の対象にします。
要素属※7
eu
C,[C] 10,ステンレス18-10
(属性番号,属性)
指定した要素属性を持つ要素を処理の対象にします。
線種※5
elt
CE*N,[P*2] [図データ]  線種を指定したあと,選択対象にする矩形領域を指定します。矩形領域の指定を省略すると,活性のビューポート内の活性層,または活性層と参照層のすべての要素が選択対象になります。線種に-1を指定すると,選択対象の線種はモードに従います。
線幅※5
elw
CE*N,[P*2] [図データ]  線幅を指定したあと,選択対象にする矩形領域を指定します。矩形領域の指定を省略すると,活性のビューポート内の活性層,または活性層と参照層のすべての要素が選択対象になります。線幅に-1を指定すると,選択対象の線幅はモードに従います。
表示色※5
elc
CE*N,[P*2] [図データ]  表示色を指定したあと,選択対象にする矩形領域(P1,P2)を指定します。矩形領域の指定を省略すると,活性のビューポート内の活性層,または活性層と参照層のすべての要素が選択対象になります。
表示色に-1を指定すると,要素色が未定義の要素が選択対象になります。
表示色に-2を指定すると,要素色が定義されている要素すべてが選択対象になります。
要素種※5
etyp
CE*N,[P*2] [図データ]  要素種別を指定したあと,選択対象にする矩形領域を指定します。矩形領域の指定を省略すると,活性のビューポート内の活性層,または活性層と参照層のすべての要素が選択対象になります。要素種別に-1を指定すると,選択対象の要素種別はモードに従います。

表A-46 OM8(方向点オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
画面点
vp
P P* 入力座標系で方向点を指示します。
1要素
ve
CE,P [図データ]  形状要素に対する相対的方向で方向点を指示します。
2端点
v2p
CE,CE,P [図データ]  2端点(E1,E2)を結ぶ直線に対して方向を指示します。
2要素
v2e
CE,CE,P [図データ]  2要素(E1,E2)に挟まれた方向を指示します。
3要素
v3e
CE,CE,CE,P [図データ]  1要素(E1)と2端点(E2,E3)を結ぶ直線に挟まれた方向を指示します。
4端点
vio
CE,CE,CE,CE,P [図データ]  2端点(E1,E2),2端点(E3,E4)を結ぶ2直線に挟まれた方向を指示します。

表A-47 OM9(閉領域指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
接続
ce
E*N [図データ]  接続要素を検索します。
指示位置に近い端点を始点と考え,トレースします。
指示
cen
E*N [図データ]  1≦N≦100
指示する要素は,直前に指示した要素と接続している必要があります。
直前に指示した要素と接続している点の付近を指示する必要があります。
指示する順番は反時計回りにする必要があります。
ランダム
cenr
E*N [図データ]  1≦N≦100
閉領域を構成する要素を指示します。
このとき,指示する順序は問いません。
領域を構成しようとする部分とは,指示点を挟む交点から交点の間とします(1)。
この領域構成部分が閉領域にならない場合,エラーとなります(2)。
縁取りハッチングなどでは,最初に指示した要素上の点に最も近い交点を始点として閉領域が作成されます。このとき,閉領域を作成する方向の左側に縁取りが付けられます(3)(4)。
一点
ep
P [図データ]  指定した点に近い要素で囲まれた閉領域を処理の対象とします。
直線,円,円弧で構成された領域だけを対象とします。

表A-48 OM10(接続要素指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
接続
ec
E*N [図データ]  接続要素を検索します。
OM9とは異なり,領域が閉じている必要はありません。
指示
ecn
E*N [図データ]  1≦N≦100
OM9とは異なり,領域が閉じている必要はありません。

表A-49 OM11(図形選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
図形指
fn
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形※3,※
5fpp
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定して,その中の図形を処理の対象にします。
図形を構成する要素の一部が領域に含まれるかどうかで判定します。
多角形
※3,※5
fpg
P*N [図データ]  多角形領域を指定して,その領域に完全に含まれる図形,または領域と交差する図形も含んだ図形を処理の対象にします。
図形属※7
fu
C,[C] 10,Fe
(属性番号,属性)
指定した図形属性を持つ図形を処理の対象にします。
表示色※5
flc
CE*N,[P*2] [図データ]  図形色を指定したあと,選択対象にする矩形領域(P1,P2)を指定します。矩形領域の指定を省略すると,活性のビューポート内の活性層,または活性層と参照層のすべての図形が選択対象になります。
図形色に-1を指定すると,図形色が未定義の図形が選択対象になります。
図形色に-2を指定すると,図形色が定義されている図形すべてが選択対象になります。

表A-50 OM13(寸法・記号選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
要素
df
E*N [図データ]  寸法要素を指示して,寸法記号を処理の対象にします。
領域※3
dfpp
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定して,その中の寸法,記号を処理の対象にします。

表A-51 OM16(表項目選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
表要素
ti
EP*N [図データ]  表項目を指示して,表項目を選択します。
領域
tipp
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定します。
P1とP2は同じ領域にある必要があります。
項目
tiu
C,[C] 10,ブヒン1
(属性番号,属性)
指定した表項目属性を持つ表項目を処理の対象にします。

表A-52 OM20(立体図点オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
座標点※6
pcd3
C,C,C [図データ]  空間座標系での座標値
端点
pce
E [図データ]  直線,円弧,楕円弧,自由曲線の端点
中心
pcci
E [図データ]  円,円弧,楕円,楕円弧の中心点

表A-53 OM21(立体図方向オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
座標軸
cnam
C [図データ]  空間座標軸名を指定します。
始終点
pse
OM20,OM20 [図データ]  空間座標系での始点と終点の座標を指示します。

表A-54 OM22(要素選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動※3
eauto
E*N
(P*2)*N
[図データ]  指示した要素,または指示した矩形領域(P1,P2)内にある要素を処理の対象にします。
1≦N≦100

表A-55 OM23(グループ図形選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
自動指※3
fauto
E*N
(P*2)*N
[図データ]  指示した図形,または指示した矩形領域(P1,P2)内にある図形を処理の対象にします。
1≦N≦100
図形指
fn
E*N [図データ]  指示した図形を処理の対象にします。
1≦N≦100

表A-56 OM33(要素選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
要素指
en
E*N [図データ]  指示した要素群を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形※3
eppd
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定して,その中の形状,および寸法要素を処理の対象にします。領域に要素の一部が含まれるかどうかで判定します。
多角形※3
epgd
P*N [図データ]  多角形領域を指定して,その領域に含まれる形状,および寸法要素を処理の対象にします。

表A-57 OM34(方向・量指示4オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
長さ
lc
C 20 直接,数値で入力します。
移動方向は問いません。
点&点
dlpp
P,P [図データ]  画面上の2点(P1,P2)の差
線&長
dlel
E,C [図データ]  直線のピック点側端点と,そこからの長さ
方向は,dx,dy
線&点
dlep
E,P [図データ]  直線のピック点側端点から,直線の延長上に下ろした垂点までの長さ
方向は,dx,dy

表A-58 OM36(塗りつぶし・ハッチング領域指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
接続
ce
E*N [図データ]  接続要素を検索します。
指示位置に近い端点を始点と考え,トレースします。
指示
cen
E*N [図データ]  1≦N≦100
指示する要素は,直前に指示した要素と接続している必要があります。
直前に指示した要素と接続している点の付近を指示する必要があります。
指示する順番は反時計回りにする必要があります。
ランダム
cenr
E*N [図データ]  1≦N≦100
閉領域を構成する要素を指示します。
このとき,指示する順序は問いません。
領域を構成しようとする部分とは,指示点を挟む交点から交点の間とします(1)。
この領域構成部分が閉領域にならない場合,エラーとなります(2)。
縁取りハッチングなどでは,最初に指示した要素上の点に最も近い交点を始点として閉領域が作成されます。このとき,閉領域を作成する方向の左側に縁取りが付けられます(3)(4)。
一点
ep
P [図データ]  指定した点に近い要素で囲まれた閉領域を処理の対象とします。直線,円,円弧で構成された領域だけを対象とします。
領域
rep
E,P [図データ]  要素(E)と方向(P)を指定して,面積が最大になる閉領域を求めます。
要素には,閉領域を構成するいちばん外側の要素を指定します。方向には,要素の付近で領域の内部になる点を指定します。直線,円,または円弧で構成された領域だけを対象とします。
矩形※5
rpp
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定して,その中にある要素で構成される面積が最大の閉領域を求めます。
直線,円,または円弧で構成された領域だけを対象とします。矩形領域内に,接続しない複数の閉領域がある場合は結果を保証しません。
多角形※5
rpg
P*N [図データ]  多角形領域を示す点列を指定して,その中にある要素で構成される面積が最大の閉領域を求めます。
直線,円,または円弧で構成された領域だけを対象とします。多角形領域内に,接続しない複数の閉領域がある場合は結果を保証しません。

表A-59 OM37(隠線処理領域指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
接続
ce
E*N [図データ]  接続要素を検索します。
指示位置に近い端点を始点と考え,トレースします。
指示
cen
E*N [図データ]  1≦N≦100
指示する要素は,直前に指示した要素と接続している必要があります。
直前に指示した要素と接続している点の付近を指示する必要があります。
指示する順番は反時計回りにする必要があります。
ランダム
cenr
E*N [図データ]  1≦N≦100
閉領域を構成する要素を指示します。
このとき,指示する順序は問いません。
領域を構成しようとする部分とは,指示点を挟む交点から交点の間とします(1)。
この領域構成部分が閉領域にならない場合,エラーとなります(2)。
一点
ep
P [図データ]  指定した点に近い要素で囲まれた閉領域を処理の対象とします。
直線,円,円弧で構成された領域だけを対象とします。
図形
re
E,P [図データ]  要素(E)と方向(P)を指定して,面積が最大になる閉領域を求めます。
要素には,閉領域を構成するいちばん外側の要素を指定します。方向には,要素の付近で領域の内部になる点を指定します。指定した要素が属している図形の中で最大の閉領域が求められます。直線,円,または円弧で構成された領域だけを対象とします。

表A-60 OM38(二重書き部分の表示要素選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
要素指
en2
E*N [図データ]  指示した二重書き部分の表示要素を処理の対象にします。
1≦N≦100
矩形※3,※5
epp2
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定して,その中の二重書き部分の表示要素を処理の対象にします。領域に二重書き部分の一部が含まれるかどうかで判定します。
多角形
※3,※5
epg2
P*N [図データ]  多角形領域を指定して,その領域に含まれる二重書き部分の表示要素を処理の対象にします。

表A-61 OM39(長さオペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
数値
lc
C 20 直接,数値で入力します。
要素長
le
E [図データ]  直線の長さ
円,円弧の長さ
半径
lr
E [図データ]  円,円弧の半径
直径
ld
E [図データ]  円,円弧の直径
点間
lpp
OM2,OM2 [図データ]  2点間の距離
距離X
lpx
OM2,OM2 [図データ]  2点間のX距離
距離Y
lpy
OM2,OM2 [図データ]  2点間のY距離
負点間
dmlpp
OM2,OM2 [図データ]  2点間の距離の負の値
負X
dmlpx
OM2,OM2 [図データ]  2点間のX距離の負の値
負Y
dmlpy
OM2,OM2 [図データ]  2点間のY距離の負の値

表A-62 OM40(引出線記入用要素選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
要素
dpeo
E [図データ]  直線,円,円弧,定義点,または寸法要素を処理の対象とします。風船,または風船引出線以外を指示した場合は,指示した位置に近い要素上の点から,直線ラバーバンドを表示します。

表A-63 OM41(表項目領域選択オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
領域
tipp2
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中の表項目を処理の対象にします。
P1とP2は同じ領域にある必要があります。

表A-64 OMi1(イメージ指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
1イメージ
Iimg
P [図データ]  指示したイメージを処理の対象にします。
矩形
Irec
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中のイメージを処理の対象にします。

表A-65 OMi2(イメージ指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
1イメージ
Iimg
P [図データ]  指示したイメージを処理の対象にします。
矩形
Irec
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中のイメージを処理の対象にします。

表A-66 OMi3(領域指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
中抜き
Ipp
P,P [図データ]  イメージ内で,左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中のイメージを処理の対象にします。

表A-67 OMi4(イメージ指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
1イメージ
Iimg
P [図データ]  指示したイメージを処理の対象にします。
矩形
Irec
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中のイメージを処理の対象にします。
中抜き
Ipp
P,P [図データ]  イメージ内で,左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中のイメージを処理の対象にします。
形状付き
Imrc
P,P [図データ]  左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中のイメージと形状を処理の対象にします。

表A-68 OMi5(領域指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
中抜き
Ipp2
P,P [図データ]  イメージ内で,左下点(P1)と右上点(P2)で矩形領域を指定し,その中のイメージを処理の対象にします。

表A-69 OMi6(層指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
イメージ層
Ilay
CP [図データ]  指示したイメージが属している層全体を処理の対象にします。
また,層ニモニックでも指定できます。

表A-70 OMi7(イメージ指示オペランドメニュー)

メニュー パラメタ種別 入力例 説明
1イメージ
Iimg
P [図データ]  指示したイメージを処理の対象にします。

注※1
オペランドメニューの「自動」で,交点,および延長点をP種パラメタで指定する場合,ロケータカーソルの水平方向,または垂直方向にある拘束点によって候補点を決定します。拘束点を要素のどの点に求めるかは,要素の種別によって異なります。要素の種別ごとに,拘束点となる点を次に示します。
直線:端点
円:特異点,中心点
円弧:端点,特異点,中心点
楕円:中心点,特異点
楕円弧:端点,中心点,特異点
開曲線:端点
ロケータカーソルの水平方向と垂直方向,またはそのどちらかのうち,どの方向に拘束点を求めるかは,自動点探索方向ダイアログで指定できます。自動点探索方向ダイアログについては,「5.4 ナビゲーション[オプション(O)/ナビゲーション」を参照してください。

注※2
通常は入力座標系を基準としますが,補助ルーラーが活性の場合,補助ルーラーが基準となります。
座標点:補助ルーラーからの相対座標
増分点:補助ルーラーの傾きに従った増分座標

注※3
領域選択オペランドでの対象層,および要素のエコー表示をシステムモードに従って切り替えられます。
  1. 領域選択の対象層
    対象層を,モードによって指定できます。このモードは,システムモードに設定されています(標準値は,0:活性層だけ)。
    0:活性層だけ
    1:活性層,および参照層
    また,領域選択オペランドを指定すると,対象層のモード切り替えメニューが表示されるので,そのメニューでも切り替えられます。
  2. 領域選択による指示要素のエコー表示
    指示された形状要素のエコー表示の有無を,モードによって指定できます。このモードは,システムモードに設定されています(標準値は,0:エコーなし)。
    0:エコーなし
    1:エコーあり

注※4
オペランドメニューの「自動」では,矩形指示で図形や要素を選択する場合,矩形を確実に指示するために矩形入力モードを切り替えられます。また,領域内の要素については,要素の属性によって選択の条件を設定できます。図形,寸法,注記のうち,どれを指示の対象にするかはコマンド特有モードメニューで指定できます。矩形入力モード,および要素選択については,マニュアル「製図システム HICAD/DRAFT for Windows 使用の手引」を参照してください。

注※5
矩形,または多角形指示をする場合,要素が領域の中にどの程度含まれる場合に対象とするか,モードによって指定できます。
  1. 包含の種類
一部包含
矩形指示の場合,領域内に要素の一部でも入っていれば選択の対象とします。多角形指示の場合,要素の特異点が1点以上含まれているとき,選択の対象とします。要素の特異点を次に示します。
要素種別 特異点
直線 [図データ] 
[図データ] 
円弧 [図データ] 
楕円 [図データ] 
楕円弧 [図データ] 
自由曲線 閉曲線 [図データ] 
開曲線 [図データ] 
[図データ] 
文字列 基準点
シンボル 接続点が定義されていない場合:基準点
接続点が定義されている場合:接続点
完全包含
矩形指示,多角形指示,共に要素の特異点がすべて含まれているとき,選択の対象とします。ただし,矩形指示の場合は,塗りつぶし図形は選択できません。
  1. 領域選択の対象層
    対象層を,モードによって指定できます。このモードは,システムモードに設定されています(標準値は,0:活性層だけ)。
    0:活性層だけ
    1:活性層,および参照層
    また,領域選択オペランドを指定すると,対象層のモード切り替えメニューが表示されるので,そのメニューでも切り替えられます。

注※6
OM1,およびOM2の自動点パラメタでの入力種別(E種,およびP種パラメタ)の切り替えは,EPパラ切り替えメニューに従います。EPパラ切り替えメニュー(P・E・自動)による指示点の違いを次に示します。
メニュー 入力パラメタ種別 説明
P P種パラメタ 指示した画面点を入力します。
E E種パラメタ
  1. ピックアパーチャサイズ内に指示できる要素が1要素の場合,要素の種別によって次のように指示点が決まります。
    直線,円弧,楕円弧,自由曲線:端点
    円,円弧:中心点
    文字列:始点
    シンボル:接続点,または基準点
  2. ピックアパーチャサイズ内に指示できる要素が2要素以上あり,さらに交点計算できる場合は,その交点が指示点になります。
自動 E種パラメタ,またはP種パラメタを自動判定します。 ピックアパーチャサイズ内に,指示できる要素があるかどうかで判定されます。
指示できる要素がない場合:P種パラメタの入力
指示できる要素がある場合:E種パラメタの入力

注※7
指示された形状要素のエコー表示の有無を,モードによって指定できます。このモードは,システムモードに設定されています(標準値は,0:エコーなし)。
0:エコーなし
1:エコーあり

注※8
矩形入力で指示する対象を図形単位にするか,形状要素単位にするかが指定できます。この指定は,標準値エディタのユーザ環境モードメニューの自動矩形指示のピック単位で変更できます(標準値は,0:図形)。
0:図形
1:要素