製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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重なり削除(d2prdl)![[図データ]](FIGURE/ZU150450.GIF)
機能
要素重なり部分が赤色で表示されている要素を削除します。赤色表示の要素とは,すべてがほかの要素に含まれた状態の要素です。
![[図データ]](FIGURE/ZU150460.GIF)
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
[削除要素] |
OM38 |
二重に定義されている要素を表示している表示線(赤色)を指示します。 |
補足説明
- 「削除要素」を省略した場合,図面内で二重に定義されている要素のすべてを削除します。
- 要素の一部が重なっている場合は削除されません。
- 表示層に属する要素,配置部品,および図形修正禁止コマンドで修正を禁止した図形は削除の対象になりません。
- 二重に定義されている要素を削除すると,その要素に定義されていた寸法,およびユーザ属性も削除されます。また,二重書きの表示線も消去されます。
- まったく同じ形状の要素が同じ位置で重なっている場合,どちらの要素を削除するかは,次の順序で判定されます。
- (凡例) 残る要素 > 削除される要素
- ユーザ属性,または寸法が定義されている > ユーザ属性,および寸法のどちらも定義されていない
- 実践 > 実践以外の線種
- 太線 > 中線 > 細線
- 参照層 > 活性層
- 参照層の層番号が大 > 参照層の層番号が小
注意事項
- このコマンドの注意事項は,「層別表示」と同様です。
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