製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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整形(dregfig)![[図データ]](FIGURE/ZU150301.GIF)
機能
図形の精度補正,寸法値に合わせた形状変形,寸法公差中心へ変換をします。
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
[処理図面] |
P |
図形整形する図面を指示します。
図面チェックをした図面を指示してください。 |
2 |
[交差中心:0/呼び:1] |
C |
呼び寸法で書かれた図形を,公差中心に変換するかどうかを指定します。 |
補足説明
- 整形した図形は,元の図面に更新します。
- 図形の精度補正
認識した交点,接触,直角に基づき図形の位置を再計算します。これによって精度の低い図面を加工用データに使用できる高精度な図形に整形します。
- 寸法値にあわせた形状変形
形状寸法不一致検査で指摘した部分を,寸法値に合うように自動変形します。
注意事項
- 処理図面に指定する図面は,図面チェックをした図面を指定します。
- 未接続や直角検査で指摘した部分の修正はしません。指摘部分は図形修正コマンドなどを使って修正します。
- 過剰寸法がある場合,システムは削除可能な寸法グループの中の任意の寸法一個所を取り除いて整形します。したがって,過剰寸法を放置したまま整形をするとユーザの意図した変形とは異なる場合があります。
- 寸法不足の要素を変形する場合,周囲の図形の整形前の距離,角度関係をもとに拘束条件を追加して図形を変形します。したがって,寸法不足の図形がユーザの意図とは異なった変形をする場合があります。
- 形状と寸法値が極端に異なる場合,位相構造が変わって交点などが消滅して図形の位相が計算できないことがあります。位置の計算ができない図形は,その部分を変形後の位相となるように図形を書き直してください。
- 寸法の公差値は,明示的に上の許容差,下の許容差が指定されている場合,常用はめあい記号に対応します。
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