製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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要素接続(recon)![[図データ]](FIGURE/ZU131661.GIF)
機能
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
[OK?] |
C |
寸法を接続する場合は,復改キーを押します。 |
補足説明
- 寸法のタイプごとに次の条件を満たしている場合,要素に接続できます。
- 要素長寸法
- 接続する要素(直線の形状要素)と寸法補助線が直角に交わっていること。
- 二つの寸法補助線が同じ要素(直線の形状要素)に接続していること。
- 2点間寸法(X方向/Y方向)
- 接続する要素が直線,または寸法直線で,端点で接続していること。
- 複数の要素が端点で接続している場合,寸法補助線と一直線上にある要素を優先して接続します。
- 2点間寸法(斜方向)
- 接続する要素が直線,または寸法直線で,端点で接続していること。
- 接続する要素と寸法補助線が一直線上にあること。
- 2点間寸法(指定角度)
- 接続できません。
- 要素間寸法(補助線なし)
- 接続する要素が直線,または寸法直線であること。
- 接続する要素と寸法線が直角に交わっていること。
- 要素間寸法(補助線あり)
- 接続する要素が直線,または寸法直線で,端点で接続していること。
- 直列寸法・並列寸法(X方向/Y方向)
- 接続する要素が直線,または寸法直線で,端点で接続していること。
- 複数の要素が端点で接続している場合,寸法補助線と一直線上にある要素を優先して接続します。
- 直列引出寸法・並列引出寸法(延長)
- 接続する要素が直線,または寸法直線で,端点で接続していること。
- 第1寸法補助線が接続する要素の延長線上にあること。
- 直列引出寸法・並列引出寸法(垂直)
- 接続する要素が直線,または寸法直線で,端点で接続していること。
- 第1寸法補助線と接続する要素が垂直に交わっていること。
- 累進寸法
- 接続する要素が直線,または寸法直線で,端点で接続していること。
- 第1寸法補助線が接続する要素の延長線上にあること。
- 基準要素が同じで,同じ層に連続して記入されていて,寸法線が同じ位置にあること。
- 片矢印寸法・直径片矢印寸法
- 接続する要素と寸法補助線が一直線上にあること。
- 直径片矢印寸法は片矢印寸法のグループに含まれている必要がある。
- 半径寸法(引出)
- 寸法線の開始点が接続する円(円弧)の中心にあること。
- 寸法線の終点が接続する円(円弧)の要素上にあること。
- 半径寸法(巨大円)
- 第1寸法直線と第3寸法直線の交点と円の中心が一致していること。
![[図データ]](FIGURE/ZU131670.GIF)
- 第3寸法線の先端が円弧上にあること。
- 半径寸法(任意)
- 寸法線の先端が円弧上にあること。
- 直径寸法
- 次の図のように,寸法線の両端が同じ円(円弧)に接していること。
![[図データ]](FIGURE/ZU131680.GIF)
- 円(円弧)の中心が寸法線の中点と一致していること。
- 寸法線の先端が円(円弧)に接していること。
- 寸法線が円の中心の方向を指していること。
- 直径寸法(任意)
- 寸法線の先端が円弧上にあること。
- 弧寸法(弦垂直)
- 二つの寸法補助線が同じ円弧の端点に接していること。
- 円弧の両端を通る弦と寸法補助線が垂直であること。
- 円弧と寸法円弧の中心が一致していること。
- 弧寸法(法線弧)
- 二つの寸法補助線が同じ円弧の端点に接していること。
- 寸法補助線が円弧の端点を通る法線上にあること。円弧と寸法円弧の中心が一致していること。
- 角度寸法(2直線)
- 寸法補助線と直線要素が一直線上にあること。
- 寸法円弧の中心が2直線の交点と一致していること。
- 2直線が同じ直線の場合は,寸法円弧の中心と直線の中点が一致していること。
- 2直線が一直線上にある場合は,寸法円弧の中心と,2直線の長さの比率で最も遠い端点同士の距離を内分する点が一致していること。
- 角度寸法(軸方向)
- 次の図のように,第1寸法補助線が直線の端点に接続し,X,またはY軸に平行であること。
![[図データ]](FIGURE/ZU131690.GIF)
- 第2寸法補助線と接続要素が一直線上にあること。
- 寸法円弧の中心が直線要素の端点と一致していること。
- 角寸法
- 寸法線の矢印側の端点が直線上にある場合は面取り寸法,始点と終点が異なる円弧上にある場合は丸み寸法になります。
- 面取り寸法の場合,寸法線と直線要素が垂直であること。
- 丸み寸法の場合,寸法線の先端が円弧の中心と一致していて,矢印の先が円弧上にあること。
- 注記寸法(要素直結)
- 引出線があること。
- 引出線の先端が要素上にあること。
- 文字列として属性を表示している場合,接続後の表示は図形や要素の属性に追従しません。
- 注記寸法(任意位置)
- 接続しません。
- 注記型角度寸法
- 引出線の先端が要素上にあること。
- 軸に対する直線の角度と寸法値が等しいこと。
- 記号のタイプごとに次の条件を満たしている場合,要素に接続できます。
- 引出線(要素)
- 引出線の始点が要素上にあること。
- 引出線(任意)
- 接続できません。
- 幾何公差引出線(直角)
- 引出線の始点が要素上にあること。
- 直線に接続する場合,引出線と要素が垂直であること。
- 円,円弧に接続する場合,引出線が要素の法線方向にあること。
- 幾何公差引出線(任意)
- 引出線の始点が要素上にあること。
- 文字付き幾何公差引出線
- 引出線の始点が要素上にあること。
- 溶接記号
- 引出線の始点が要素上にあること。
- 幾何公差枠(要素)
- 引出線の始点が要素上にあること。
- データムがある場合,一つ目のデータム引出線が要素と垂直であること。
- 幾何公差枠(任意)
- 接続できません。
- 文字付きデータム
- 一つ目のデータム引出線が要素と垂直であること。
- ターゲット
- 接続できません。
- 仕上記号(要素上)
- 記号の角度が接続する要素の角度と同じであること。
- 円,円弧に接続する場合,記号がある位置の接線の角度と同じであること。
- 仕上記号(前面)
- 接続できません。
- 風船記号(要素)
- 引出線の始点が要素上にあること。
- 風船記号(任意/矢印なし)
- 接続できません。
- 変更記号
- 接続できません。
- 断面指示
- 接続できません。
- 断面指示文字
- 接続できません。
- ターゲット記入枠
- 引出線の始点が要素上にあること。
- 形状付加
- 接続する要素に接しているのが直線であること。
- 直線の始点が要素上にあること。
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