製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
累進寸法引出(dexsdiml)
機能
間隔が狭い累進寸法の寸法補助線を,指定位置から引き出して間隔を広げます。
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
累進寸法 |
E |
引き出す累進寸法を指示します。 |
2 |
折点位置 |
OMDXP8 |
寸法補助線を引き出す位置を指定します。 |
補足説明
- 寸法線の位置はそのままにして寸法補助線を引き出して間隔を広げます。また,引き出し後の寸法補助線の間隔は,引き出す前の間隔に比例します。
- すでに引き出してある累進寸法を指示した場合,折点位置(2)を省略できます。省略した場合,折点位置は現在と同じ位置になります。図形修正による形状の変化に伴い,引出線が不正になった場合,折点位置(2)を省略することで整列させることができます。折点位置を指定できる範囲は次のとおりです。
- 段付けしている寸法に対してコマンドを実行した場合,段付けしていない状態で引き出します。
- コマンド実行後は,形状付加(任意寸法)として寸法線,および寸法補助線が新たに作成されます。引き出す前の寸法線は,非表示になっています。
注意事項
- 寸法補助線の間隔がある程度開いている場合,処理をしないでエラーメッセージが出力されることがあります。
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