製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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並列寸法(dexpdim)![[図データ]](FIGURE/ZU130150.GIF)
機能
指定した要素間の寸法を並列に記入します。
![[図データ]](FIGURE/ZU130160.GIF)
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
基準要素 |
E |
寸法の基準となる要素を指定します。 |
2 |
要素 |
OMDXP13*N |
寸法を記入するほかの要素を一つ,または複数オペランドメニューで指定します。 |
3 |
位置 |
OMDXP8 |
いちばん内側の寸法を記入する位置をオペランドメニューで指定します。 |
補足説明
- コマンドの実行後にマウスの右ボタンを押すことで,寸法補助線を引き出す方向を切り替えられます。切り替えられる方向は次の三つです。
- 寸法を記入する「要素」を要素指示で指定する場合,「基準要素」から近い順に指定します。
- 寸法を記入する「要素」を要素指示で指定した場合,次のように並列寸法を記入します。
- 寸法補助線は,「要素」の指示点に近い方の端点から「位置」まで記入します。
- 「基準要素」として指定できるのは,直線,円,または円弧です。
- 「基準要素」として円,または円弧を指示した場合,円,または円弧の中心を基準として,「要素」までの距離を表示します。
- 矢印が2点間に入りきらないときは,矢印が外側に表示されます。
- 寸法値が補助線の間に入りきらないときは,「基準要素」の外側に表示されます。このとき,矢印も外側に表示されます。
- 「基準要素」と「要素」の間に距離がないときは,方向を判定できないのでエラーとなります。
- 寸法を記入する「要素」を矩形指示で指定した場合,次のように並列寸法を記入します。
- 直線の形状要素,または中心線を持つ円だけに寸法を記入します。
- 「基準要素」に垂直な直線を「要素」として指定しても処理しません。
- 「要素」として円の中心線を直接指定しても処理しません。中心線のある円を「要素」として指定したときだけ,中心線に寸法が記入されます。
- 寸法線の間隔は,寸法モードメニューでの設定に従います。
- 「位置」を指定するときに,ロケータカーソルの位置から水平方向,または垂直方向に寸法線があると,記入する寸法線の高さが,すでにある寸法線と同じ高さになるように補正されます。
- 並列寸法の一部を削除すると,隣接している寸法補助線が非表示になることがあります。このときは,「13.22 表示制御」の「寸法表示(dexdvis)」コマンドで,非表示になっている寸法補助線を表示します。
注意事項
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