製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
二境界調整(dextrm2)
機能
要素を二つの境界でトリミング(延長,または短縮)します。
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
調整要素 |
OMDXE5 |
トリミングする要素をオペランドメニューで指定します。 |
2 |
境界要素1/調整点1 |
E,P |
トリミングの境界とする要素1,または点1を指定します。 |
3 |
境界要素2/調整点2 |
E,P |
トリミングの境界とする要素2,または点2を指定します。 |
補足説明
- 「調整要素」には,「境界要素/調整点」から見て内側をトリミング(縮小,または延長)します。
- トリミングの結果が意図したものにならなかった場合,マウスの右ボタンを押すことで,再実行できます。さらに再実行を重ねた場合,境界の外側の部分を破線にしたり(外破),境界の内側の部分を破線にしたり(内破)できます。
- 「調整要素」と「境界要素」の交点が複数ある場合,「境界要素」を指示した点に最も近い交点でトリミングされます。
- 「調整点」で指示した場合は,「調整点」から「調整要素」に下ろした最も近い垂点でトリミングされます。
- 分割される要素にユーザ属性が定義されているときは,分割された二つの要素に,同じユーザ属性が定義されます。
注意事項
- 「調整要素」で指定できる要素の数は,100個までです。
- 「調整要素」で自由曲線を指示した場合,延長はしません。
- 配置部品は,「調整要素」として指定できません。
入力例
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