製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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辺処理(dexgutln)![[図データ]](FIGURE/ZU122240.GIF)
機能
直線,円,または円弧上にくぼみ,または突起を付けます。
![[図データ]](FIGURE/ZU122250.GIF)
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
辺 |
E |
辺処理する直線,円,または円弧を指示します。 |
2 |
方向 |
OM8 |
辺処理する方向(切り込み,または付加処理)をオペランドメニューで指定します。 |
3 |
[距離/角度] |
OMDXLA2 |
- 「辺」で直線を指示した場合
始点からの距離をオペランドメニューで指定して,辺処理の位置を決めます。省略すると0を設定します。
- 「辺」で円,または円弧を指示した場合
入力座標軸のX軸に対する角度で辺処理の位置を指定します。省略はできません。
|
4 |
幅 |
OM5 |
辺処理の幅をオペランドメニューで指定します。 |
5 |
深さ |
OM5 |
辺処理の深さをオペランドメニューで指定します。 |
補足説明
- 「方向」で,直線,円または円弧の内側を指定すると切り込み処理,外側を指定すると付加処理になります。また,「方向」を,指示した「辺」上に指定したときは,線分に対して左側を「方向」とします。
- 「辺」で直線を指示した場合,指示点に近い方の端点を始点として「距離/角度」の距離を指定します。「辺」で円,または円弧を指示した場合も,指示点に近い方の端点が始点になります。
- 「辺」の始点側が変更線となり,あとは追加線となります。追加線の要素属性は,元の要素と同じになります。
- 「距離/角度」の角度は,活性層の入力座標軸のX軸を基準とします。また,指定した角度が「幅」の中心になります。
注意事項
- 「辺」は,直線,円,または円弧以外は指示できません。
- 辺処理の各値(距離,幅,および深さ)は,次の範囲内で指定します。範囲外の値を指定すると,エラーになります。
- 「距離/角度」の距離
0.0≦(「距離/角度」の距離)<辺長
- 「幅」
直線のとき:0.0<「幅」≦辺長−(「距離/角度」の距離)
円のとき :「幅」≦円の直径
円弧のとき:辺処理の中心位置から円弧の始点までの長さ以下で,かつ,辺処理の中心位置から終点までの長さ以下
- 「深さ」
0.0<「深さ」
- 「距離/角度」,または「幅」の値によって,始点側の要素が消えるときがあります。このとき,元の要素は,削除されます。
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