製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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角落し(dexchmfx)![[図データ]](FIGURE/ZU122090.GIF)
機能
2直線から成る角を,指定した長さで角落しします。
![[図データ]](FIGURE/ZU122100.GIF)
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
長さ |
OMDXL1 |
角落しする長さをオペランドメニューで指定します。 |
2 |
辺 |
OMDXC2 |
角落しする直線をオペランドメニューで指定します。指定した位置に近い角を落とします。 |
補足説明
- 「辺」は,複数組を同時に指定できます。
- 二つの要素が成す角のうち,小さい角に対して角落しします。
- 角落しによって作成された要素は,次のように扱われます。
- 「辺」で指定した直線が属している図形に登録されます。
- 要素属性,およびユーザ属性は,指定した直線の属性に従います。
- 「辺」で指定した要素が一つの場合,もう一方の要素との交点から,もう一方の要素の始点までの距離と終点までの距離を比べて,長い方の端点との間で角落しします。
- 直線同士が交差していなくても「辺」で直線を二つとも指示すれば角落しできます。ただし,指定した「長さ」で二つの直線に交わる直線が作成できる場合に限ります。
![[図データ]](FIGURE/ZU122110.GIF)
- 角落しの結果が意図したものにならなかった場合,マウスの右ボタンを押すことで再実行できます。
![[図データ]](FIGURE/ZU122120.GIF)
注意事項
- 「辺」で指示できるのは直線だけです。
- 角落しする角に接続している要素は,必ず2個でなければなりません。
- 一つの角から二つの要素に対して角落しされる長さは,どちらも同じです。
- 「辺」で指定した要素が一つで,その要素に交差する要素が二つ以上ある場合,「辺」で指示した位置に近い要素と成す角を落とします。このとき,交差する要素が必ず一つはなければなりません。
入力例
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