基準線に平行な直線を指定間隔で作成します。

入力順序	ガイダンス	入力パラメタ種別	パラメタ説明
1	基準線	CE	基準線を指定します。
2	[方向]	OM8	平行線を作成する方向を指定します。省略すると，基準線の両側に作成します。
3	[始点]	EP	作成する平行線の始点を指定します。省略すると，基準点の始点に合わせられます。
4	[終点]	EP	作成する平行線の終点を指定します。省略すると，基準点の終点に合わせわれます。
5	間隔	OM39	平行線の基準線（直前の平行線）からの距離を指定します。

• メニューを選択して最初のコマンド実行が終了すると，間隔（5）以外の指定が保持されたままで間隔（5）が入力できる状態となります。終点（4）を入力し，コマンドを実行すると，間隔（5）を直前に作成した平行線からの距離として平行線が作成されます（図12-1）。
  

  図12-1　間隔（5）の連続入力で作成した平行線

  

2回目のコマンド実行終了後以降も同様で，間隔（5）以外の指定が保持されたままで終点（4）の連続入力となります。連続入力を終了するときは，新たにメニューを選択します。

• 基準線の指定が異なると，始点，または終点を省略したときに作成される直線も次のように異なります。
  基準線として入力座標系のX軸，またはY軸を指定（C種パラメタでX，またはYを入力）
  
  • 始点，または終点の指定を省略した場合，用紙枠でクリッピングされます。両方の指定を省略すると，用紙枠いっぱいの長さの平行線となります。
  • 最初のコマンド実行時の間隔は，X軸，またはY軸からの距離となります。
    

    

基準線として直線要素を指定（E種パラメタで要素指示）

• 始点，または終点の指定を省略した場合，省略した点は，基準線の端点に合わせられます。両方の指定を省略すると，基準線と同じ長さの平行線となります。
  

  

• 作成する要素の線種，線幅，および有効色は，形状モード変更ダイアログで変更できます。

• 方向（2）の指定位置が基準線（1）上にある場合，エラーになります。