製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編
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図形複写[S-スケッチ(S)/軌跡ドラッグ/図形複写]
機能
指定した図形を軌跡要素上で,複写,配置します。
![[図データ]](FIGURE/ZU070120.GIF)
入力パラメタ
入力順序 |
ガイダンス |
入力パラメタ種別 |
パラメタ説明 |
1 |
対象図形 |
OM11 |
ドラッギング複写する図形を指示します。 |
2 |
[複写中心点] |
OM2 |
ドラッギング複写の基準位置を指定します。 |
3 |
軌跡要素 |
OM10 |
軌跡となる要素を指示します。 |
補足説明
- 指示した対象図形を,複写中心点に従って軌跡要素上にドラッギング表示させ,ドラッギングを要素上で移動します。その後,複写,配置します。
- 軌跡要素は開領域,閉領域のどちらでも指定できます。
- 軌跡要素は,円,円弧,直線,楕円,楕円弧,自由曲線が指示できます。
- ドラッグしながら拡大・縮小,および回転ができます。この場合,キー,またはボタンで操作します。キー操作を次に示します。
左回転(反時計周り) :<←>
右回転(時計周り) :<→>
拡大 :<↑>
縮小 :<↓>
ボタンの操作を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/ZU070130.GIF)
1回のキー,またはボタン操作での回転角,および拡大・縮小率は,ドラッギングモードに従います(ドラッギングモードについては,「8.5 モード変更[環境(C)/モード変更]」の「ドラッギング」を参照してください)。
- 軌跡要素上のドラッギング移動は,移動ボタンで操作します。移動ボタンについては,「図形移動[S-スケッチ(S)/軌跡ドラッグ/図形移動]」を参照してください。
- ドラッギングモードのドラッギング残像モードが「残像残す」の場合,ドラッギングの残像が要素上に残ります。また,残像を残すかどうかはコマンド特有モードメニューでも選択できます(ドラッギングモードについては,「8.5 モード変更[環境(C)/モード変更]」の「ドラッギング」を参照してください)。
- ドラッギングモードの法線回転移動モードが「回転する」で,軌跡要素が円,円弧,楕円,楕円弧,自由曲線の場合,ドラッギングが法線回転移動します。また,法線回転移動をするかどうかはコマンド特有モードメニューでも選択できます。
- 円,円弧,楕円,または楕円弧を軌跡要素に指定した場合,対象図形を距離単位で移動させるか,角度単位で移動させるかを,ドラッギングモードの円,楕円上角度移動モードで選択できます。
- ドラッギング中の図形の拡大率と回転角が画面上に表示されます。
- 指定した図形の隠線領域を複写するかどうかを,コマンド特有モードメニュー,またはシステムモードメニューで選択できます(システムモードについては,「8.5 モード変更[環境(C)/モード変更]」の「システム」を参照してください)。
注意事項
- 軌跡要素をOM10の「指示」で指示した場合,交差していない要素でも閉領域が作成されるので,要素上でないところでも移動します。閉領域になる例を図7-2に示します。
図7-2 閉領域になる例
![[図データ]](FIGURE/ZU070140.GIF)
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