製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編

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5.5 拡張矩形入力[オプション(O)/拡張矩形入力...]

機能
クリックと矩形入力が混在するオペランドで,矩形だけが入力できるように入力方法を切り替えます。

操作
矩形入力モードの選択操作
[拡張矩形入力...]を選択後,矩形入力モードダイアログで矩形の入力方法を[モード切替]ボタンで選択します。
矩形入力モードダイアログ
[図データ]
  • 矩形入力モード:標準
    矩形は,1点目(左下)と2点目(右上)それぞれの位置をクリックすることで指示します。ただし,要素が混み合っている個所では1点目のクリックで要素を指示してしまう可能性が高く,矩形の指示が難しくなります。
    このモードでは,矩形の入力とシンボルコマンドの入力を併用できます。
  • 矩形入力モード:拡張
    矩形は,1点目(左下)の位置からドラッグを始め,2点目(右上)の位置でドラッグを終えることで指示します。
    P種パラメタしか入力しないため,1点目のクリックで要素を指示することがなく,確実に矩形を指示できます。
    このモードでは,矩形の入力を優先するため,シンボルコマンドは入力できません。