製図システム HICAD/DRAFT for Windowsコマンド編

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2.9 終了[図面(F)/終了(X)]

機能
HICAD/DRAFT for Windowsを終了します。

操作
図面保管の確認
[終了(X)]選択時に図面を開いていた場合,図面保管確認ダイアログが表示されるので,図面を保管するかどうかを確認します。

図面保管確認ダイアログ
[図データ]

コンポーネントの機能
コンポーネント 機能
はい 図面保管処理を開始します。図面保管ダイアログが表示されます。
いいえ すべての図面を保管しないでHICAD/DRAFT for Windowsを終了します。
キャンセル 何も処理をしないでメニューを終了します。
  • 図面を複数開いていた場合
    図面を複数開いていたときに[はい]ボタンを選択すると,すべての図面に対し,順番に図面保管ダイアログが表示されます。
保管図面の確認
図面保管ダイアログでは,保管図面(活性図面)の保管先,および保管対象層を設定できます。

図面保管ダイアログ
[図データ]

コンポーネントの機能
コンポーネント 機能
保存する場所 新規図面を保管する場合,図面ファイルを保管する場所を階層構造の中から選択します。システム標準の場合,\hicad\usr\drawが選択されています。
ファイル名 新規図面を保管する場合,図面ファイルに付ける名称を右のボックスに指定します。拡張子を省略して名称を指定したときは,システムがファイルの種類で選択されているファイルの拡張子を追加して保管します。
ファイルの種類 ファイル名の一覧に表示するファイルの種類を選択します。
通常は,HICAD図面ファイル(*.hdw)が選択されています。
選択できるファイルを次に示します。
  • HICAD図面ファイル(*.hdw)
  • DXFファイル(*.dxf)
  • SXFファイル(*.sfc,*.p21)
図面名 新規図面を保管する場合,図面に付ける名称を指定します。
対象層 すべての層を保管するか,指定した層を保管するかを選択します。指定した層だけを保管したい場合は,保管したい層を指定します。
保存 保管したい図面名を確認したら,このボタンを選択します。
取消 図面保管ダイアログで設定した内容を取り消して,ダイアログを閉じます。
図面庫接続 ワークステーション上の図面庫に図面を保管するための図面保管ダイアログを表示します。図面庫に保管するための図面保管ダイアログボックスについては,「2.3 図面庫[図面(F)/図面庫]」の「保管」を参照してください。

注※ DXFファイル・SXFファイルに図面を保管するときは,それぞれDXF形式・SXF形式に図面を変換します。このとき,変換する条件を[変換条件設定]メニューで設定できます。


[OK]ボタンの選択後,ユーザ管理データ設定ダイアログが表示されます。
ユーザ情報の設定
ユーザ管理データ設定ダイアログでは,保管図面に対してユーザ情報を設定できます。

ユーザ管理データ設定ダイアログ
[図データ]

コンポーネントの機能
コンポーネント 機能
文字列1 ユーザ情報を指定します。
整数1
実数1
OK ダイアログを消去し,保管処理を開始します。
リセット 設定したユーザ情報を取り消します。
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注※ ユーザ情報の項目は,任意に設定できます。ユーザ情報の項目設定については,マニュアル「製図システム HICAD/DRAFT 運用編」を参照してください。


[OK]ボタンを選択するとユーザ情報設定ダイアログを消去し,保管処理が開始されます。
保管処理
保管処理が開始されると,次のようなダイアログが表示されます。
メッセージダイアログ
保管処理中であることを示すダイアログが表示されます。
保管処理終了メッセージダイアログ
保管処理が終了したことを示すダイアログが表示されます。
  • 保管していない図面がある場合
    保管処理終了後,保管していない図面がまだある場合,すべての図面に対し,順番に図面保管ダイアログが表示されます。
  • 最後の図面を保管した場合
    最後の図面の保管処理終了後,HICAD/DRAFT for Windowsが終了します。

補足説明
  • [終了(X)]メニュー選択時に図面がない場合,そのままHICAD/DRAFT for Windowsを終了します。