6.2.1 エラーコードの形式

XMAP3/Webライブラリが返すエラーコードが8の場合に,共通インタフェースのリターン値1やリターン値2に返すエラーコードの形式を次に示します。これらのエラーコードは2バイトのデータで表現されます。

XMAP3/Webライブラリが返すエラーコードが12の場合,共通インタフェース領域を認識できないため,リターン値1,およびリターン値2にエラーコードは返されません。

注※
XMAP3/Webライブラリに指定した共通インタフェース領域が0の場合やアイキャッチャ(*WEB)を指定していない場合に,エラーコード12が返されます。
<この項の構成>
(1) リターン値1のエラーコード形式
(2) リターン値2のエラーコード形式

(1) リターン値1のエラーコード形式

(a) 形式

  (00xx)16

xxの値の意味
(00)16:正常終了
(10)16:XMAP3/Webライブラリのエラー
(40)16:実行部のエラー

(2) リターン値2のエラーコード形式

(a) 形式

  (xxxx)16

xxxxの値の意味
(0000)16~(FFFF)16
  • リターン値1が(0010)16の場合
    詳細については,「6.2.2 XMAP3/Webライブラリで発生するエラーの内容と対処」の表6-1を参照してください。
  • リターン値1が(0040)16の場合
    Webブラウザ側で動作しているXMAP3実行部にエラーが発生しました。リターン値2に示すコードは,画面表示時や帳票印刷時に発生するリターンコードとなります。
    これらのリターンコードについて,画面表示の場合はマニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 画面編」を参照してください。また,帳票印刷の場合はマニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 帳票編」を参照してください。