1.1.2 前提条件

XMAP3/Webを適用するために必要なソフトウェアを次に示します。

<この項の構成>
(1) 開発時に必要なソフトウェア
(2) 実行時に必要なソフトウェア
(3) XMAP3/Web適用時の注意

(1) 開発時に必要なソフトウェア

XMAP3/Webを適用したシステムの開発にはXMAP3/Webに加えて,次の表に示すソフトウェアが必要です。

表1-1 開発時に必要なソフトウェア

種別必要なソフトウェア
OS次に示すどれかのOSを使用できる。
  • Windows 95
  • Windows 98
  • Windows Me
  • Windows NT※1
  • Windows 2000※1
  • Windows XP※1
  • Windows Server 2003
  • Windows Server 2003 x64
ユーザサービスプログラムで利用する画面・帳票の定義XMAP3/NET Version 4以降,または
XMAP3/Enterprise Edition Version 4以降
OLTPクライアント機能TP1/Client/P(TP1/Webが前提とするソフトウェア)
インターネットゲートウェイ機能TP1/Web 04-00以降
WebブラウザInternet Explorer 5.0以降※2
ユーザサービスプログラムの開発に必要なコンパイラ※3
  • C言語で作成する場合
    Visual C++.NET,または
    Visual C++ Version 6.0以降
  • COBOL言語で作成する場合
    COBOL2002,または
    COBOL85 06-05以降
注※1
ユーザサービスプログラムを開発する場合は,次に示すどれかのOSが必要です。
・Windows NT Server 4.0
・Windows 2000 Professional
・Windows 2000 Server
・Windows 2000 Advanced Server
・Windows XP Professional
・Windows Server 2003
・Windows Server 2003 x64
注※2
Internet Explorerから提供されているMicrosoft(R) Internet Controlsを使用して,ユーザが独自にフレームウィンドウを作成したWebブラウザは使用できません。
注※3
ユーザサービスプログラムをC言語で作成する場合は,Visual C++.NETまたはVisual C++を使用してください。また,COBOL言語で作成する場合は,COBOL2002またはCOBOL85を使用してください。ユーザサービスプログラムについては,「1.2 システムの概要」を参照してください。

開発したユーザサービスプログラムをテストするには,この表に示したソフトウェアのほかに,「1.1.2(2) 実行時に必要なソフトウェア」で示すソフトウェアも必要です。

XMAP3で定義した画面・帳票のテスト表示やテスト印刷は,XMAP3が提供するドロー機能やテスト支援機能を使ってテストできます。詳細については,「3.3 定義した画面デザインの確認」を参照してください。

(2) 実行時に必要なソフトウェア

XMAP3/Webを適用したシステムの実行には,次に示すソフトウェアが必要です。

業務アプリケーションの目的(FAXコネクションとの連携やJP1を利用したバッチ業務など)に応じて必要となるソフトウェアがあれば,それらも適宜用意してください。

(a) サーバ側に必要なソフトウェア

サーバ側ではXMAP3/Webに加えて,次の表に示すソフトウェアが必要です。

表1-2 実行に必要なサーバ側のソフトウェア

種別必要なソフトウェア
OS次に示すどれかのOSを使用できる。
  • Windows NT Server 4.0※1
  • Windows 2000 Professional※1
  • Windows 2000 Server※1
  • Windows 2000 Advanced Server※1
  • Windows XP Professional※2
  • Windows Server 2003※1 ※2
  • Windows Server 2003 x64※1 ※2
OLTPサーバ機能TP1/Server※3
OLTPクライアント機能TP1/Client/P(TP1/Webが前提とするソフトウェア)
インターネットゲートウェイ機能TP1/Web 04-00以降
WebサーバIIS※4
Hitachi Web Server※5
注※1
ターミナルサービスを利用して,XMAP3/Web機能を使用することはできません。
注※2
Windows XP,Windows Server 2003およびWindows Server 2003 x64のリモートデスクトップ機能を利用して,XMAP3/Web機能を使用することはできません。
注※3
XMAP3/Webでは,TP1/Webが提供するHTML to ユーザサービス機能を利用したシステム構成が前提となります。ユーザサービスからサービス提供プログラム(SPP)を利用した業務を実行する場合,SPPが動作するためにTP1/Serverが必要となります。
注※4
前提となるバージョンは,サーバのOSによって異なります。
注※5
Hitachi Web Serverを使用する場合,Hitachi Web Serverでの定義については,マニュアル「Hitachi Web Server」のディレクティブの説明を参照してください。

(b) クライアント側に必要なソフトウェア

クライアント側では,次の表に示すソフトウェアが必要です。

表1-3 実行に必要なクライアント側のソフトウェア

種別必要なソフトウェア
OSWindows
WebブラウザInternet Explorer 5.0以降
注※
Internet Explorerから提供されているMicrosoft(R) Internet Controlsを使用して,ユーザが独自にフレームウィンドウを作成したWebブラウザは使用できません。

(3) XMAP3/Web適用時の注意

XMAP3/Webを適用する場合の注意事項を次に示します。