サーバ側のIISで割り当てた仮想ディレクトリについて,格納されたファイルをクライアント側から参照できるように,セキュリティを設定しておく必要があります。
IIS 6.0を使用する場合,セキュリティ設定が強化されているため,サーバ環境定義ファイルの環境設定ファイルパスおよびデータファイルパスに格納したファイルを外部から参照できるようにセキュリティを設定してください。セキュリティの設定がない場合,実行したときにファイルが参照できなくなります。そのため,ブラウザ上でXMAP3/Web業務が動作しなくなります。
仮想ディレクトリのプロパティ([HTTPヘッダー]から[MIMEの種類]を選ぶ)で設定が必要な設定項目と設定値を次の表に示します。
表5-6 仮想ディレクトリのプロパティでのセキュリティの設定
設定項目 | 設定値 |
---|---|
拡張子 | * |
MIMEの種類 | application/octet-stream |