5.2.2 HTMLソースによるブラウザ画面のデザイン例

<この項の構成>
(1) 起動HTMLによる画面デザインの設定
(2) Webブラウザ起動時に設定する画面デザイン

(1) 起動HTMLによる画面デザインの設定

5.2.1 HTMLソースの基本的な記述方法」で説明した起動HTMLに処理を追加することで,Webブラウザのデザインをカスタマイズする例を紹介します。

例えば,XMAP3コントロールを貼り付ける起動HTMLにJavaScriptなどによる処理を挿入してInternet Explorerのオブジェクトにアクセスし,次のような属性を制御できます。

これらを設定するために,起動HTMLにそれぞれ次の処理を追加します。(a)~(e)はXMAP3/Webのページ,(f)はXMAP3/Webのスプラッシュ画面のカスタマイズについて説明しています。カスタマイズできる項目の詳細については,Microsoft社から公開されているドキュメントを参照してください。

(a) Webブラウザのウィンドウサイズ
(b) Webブラウザのウィンドウ位置
(c) Webブラウザのクライアント領域の背景色
(d) XMAP3コントロールをクライアント領域に貼り付ける際の余白サイズ
(e) XMAP3コントロールの配置方法

これらのカスタマイズをした起動HTMLの例を,次に示します。

[図データ]

(f) スプラッシュ画面のカスタマイズ

 

(2) Webブラウザ起動時に設定する画面デザイン

また,Internet Explorerのオブジェクトを作成する際に,次のような外見のデザインを設定できます。

これらの項目をカスタマイズするには,XMAP3/Webの起動HTMLを表示するInternet Explorerのオブジェクトを作成する際に,次の設定をしてください。カスタマイズできる項目の詳細については,Microsoft社から公開されているドキュメントを参照してください。