付録B.1 サンプルプログラムのコンパイル方法

XMAP3/WebとTP1/Webの関数を呼び出して画面表示する日立COBOLおよびC言語用のサンプルプログラムを提供しています。

<この項の構成>
(1) サンプルプログラムの格納場所
(2) コンパイル前に必要な準備作業
(3) サンプルプログラムのコンパイル

(1) サンプルプログラムの格納場所

サンプルプログラムは次に示すフォルダに格納されています。

(a) 日立COBOLの場合
(b) C言語の場合

(2) コンパイル前に必要な準備作業

サンプルプログラムをコンパイルする前に,次の準備が必要です。

(a) 論理マップの作成

サンプルプログラムをコンパイルするには論理マップが必要です。MAP001.impをドローで作成し,論理マップを生成してください。実行時には,同時に生成される物理マップが必要となります。

サンプルプログラムでは入出力データを参照・設定しないので,任意の画面定義で問題ありません。
(b) サンプルプログラムの変更

サンプルプログラムは,動作環境に合わせて指定するURL名称が異なるため,そのままコンパイルしても動作しません。コンパイル前に次の点を変更してください。

(c) モジュール定義ファイルの作成

C言語を使用する場合,生成したDLLの関数を外部から呼び出せるようにするため,リンク時にモジュール定義ファイル(.def)を取り込む必要があります。日立COBOLを使用する場合は作成する必要はありません。

C言語のサンプルプログラムに対応したモジュール定義ファイルの内容を次に示します。ファイルを作成し,リンク時に取り込んでください。

(3) サンプルプログラムのコンパイル

サーバ環境に合わせて変更したサンプルプログラムと作成した論理マップを使って,コンパイルおよびリンケージをしてください。

以降の環境設定の説明では,ここで作成するDLLの名称を「smpl.dll」として説明しています。異なる名称でDLLを作成した場合は,置き換えてお読みください。