3.1.4 表示・印刷セットアップで無効となる画面属性

XMAP3/Webを利用した画面・帳票を開発する場合,Webブラウザ上で表示する際の外観が従来と異なります。そのため,表示・印刷セットアップの[デザイン1]タブ,および[デザイン2]タブの設定項目のうち,定義した画面に反映されない設定があります。ただし,帳票属性には影響しないため,特に意識する必要はありません。

表示・印刷セットアップで設定できる機能の有効範囲を表3-1,および表3-2に示します。

表3-1 表示・印刷セットアップ([デザイン1]タブ)で設定できる機能の有効範囲

設定項目有効範囲
コントロールボックス無効※1
タイトルバー
最小化ボタン
閉じるボタン
最大化ボタン
オペレータインジケータ有効(コントロール内部に表示)
オブジェクトの外観(3D表示,2D表示)有効
一次ウィンドウの位置無効※2
その他のウィンドウ表示オプション全画面表示する無効(Webブラウザの設定を使用)
画面より大きい場合スクロールバーを付ける※3無効
エラーダイアログを表示する有効
二次ウィンドウの操作有効
エラーダイアログの操作
入力テキストへのアンダードット表示
プッシュボタンのフォーカス枠
注※1
Webブラウザの表示設定に従います。詳細については,「3.1.7(1) 画面デザイン」を参照してください。
注※2
画面を表示するWebブラウザのウィンドウ配置は制御できません。詳細については,「3.1.7(2) 一次ウィンドウと二次ウィンドウ」を参照してください。
注※3
画面がWebブラウザのウィンドウからはみ出す場合,Webブラウザの機能によってスクロールバーが付けられます。

 

表3-2 表示・印刷セットアップ([デザイン2]タブ)で設定できる機能の有効範囲

設定項目有効範囲
ウィンドウアイコン無効
注※
XMAP3のウィンドウアイコンの指定は無視されます。詳細については,「3.1.7(1) 画面デザイン」を参照してください。