7.2.2 ユーザサービスプログラム作成時の注意
- 起動HTML,およびjsvwwlib関数で指定するURLには,半角英数字,およびURL特殊文字(' / ',' ? ',' # ',' % ',' & ')を使用してください。日本語や半角カナなどの文字を含んでいる場合,クライアントからの呼び出しに失敗します。
- XMAP3/Webは,ブラウザ側に配布されるXMAP3とWebサーバの間でデータの送受信を行いますが,ブラウザとは別のセッションでデータの送受信を行います。XMAP3/Webで業務終了をブラウザ側に送信するとXMAP3のセッションは解放されますので,セッション単位に情報を記憶している場合は注意が必要です。
- ブラウザ側のXMAP3は,起動HTMLのNextURLで指定したサーバに対してだけ,ユーザサービスプログラム呼び出し以降(業務終了まで)のデータ送受信を行います。1回の業務の途中で異なるサーバのサービスを呼び出すことはできません。
- COBOL2002のコンパイラオプションに-BigEndian,Binを指定,またはCOBOL85のコンパイラオプションに-Bbオプションを指定してユーザサービスプログラムを作成する場合,XMAP3/Webのインタフェースでは,論理マップデータ以外のデータがリトルエンディアン形式となるように注意してください。論理マップのデータは,マップ作成時のマップ展開形式に合わせてください。