1.1 概要

XMAP3/Webは,XMAP3を使って開発した画面・帳票を,WebサーバとWebブラウザのWeb環境で運用するための機能を提供します。XMAP3/Webを利用すれば,社内のイントラネット上などで基幹業務を運用できます。XMAP3/Webを利用するには,TP1/ServerおよびTP1/Client/Pを使ったOLTPクライアント構成で実行できるシステムでの利用をお勧めします※1。XMAP3/Webを利用すれば,従来のC/S構成やスタンドアロン構成で実現していたGUI/CUI画面をWebブラウザ上に表示したり,Webブラウザ経由で帳票を印刷したりできます※2

注※1
TP1/MCFを利用したOLTPサーバ構成からの移行には適していません。
注※2
XMAP3/Webを使ったオンライン業務では,一般的なWeb環境で利用されるようなリンク機能やダウンロード機能,またはURL指定による画面の遷移などのHTML特有の機能は利用できません。
<この節の構成>
1.1.1 XMAP3/Webの特長
1.1.2 前提条件