4.1.1 ユーザサービスプログラム

ユーザサービスプログラムは,Webブラウザウィンドウ上に表示された画面とデータをやり取りしたり,帳票を印刷したりするユーザが作成するプログラムです。

XMAP3/Webは,ユーザサービスプログラムのインタフェースとして次の二つのインタフェースを提供しています。

これらのインタフェースを使用して,TP1/Webのサービスセットに対応したユーザサービスプログラムを作成します。XMAP3/Webでは,TP1/Webのサービスセットを呼び出しません。したがって,TP1/Webのサービスセットは,必要に応じてユーザが明示的に呼び出してください。TP1/Webのサービスセットについては,マニュアル「OpenTP1 インターネットゲートウェイ機能TP1/Web 使用の手引」を参照してください。

ユーザサービスプログラムは,TP1/Webが提供する「DC_USRサービスセット」を利用して,XMAP3/WebライブラリのAPIを制御し,画面とのデータ送受信を実行します。

XMAP3/WebライブラリのAPIを呼び出すサービスプログラムは,TP1/Webのサービスプロセスのスタティックセションスケジュール,ダイナミックセションスケジュールのどちらでも利用できます。サービスプロセスのスケジュールについては,マニュアル「OpenTP1 インターネットゲートウェイ機能TP1/Web 使用の手引」を参照してください。

ユーザサービスプログラムの開発言語にはCOBOL言語,またはC言語を適用できます。