XMAP3/Webでは,画面表示および帳票出力時に必要な,物理マップファイル,出力グラフィックファイル,ポップアップメニューファイル,FAX宛先ファイルなどのクライアント側で使用する環境ファイルを,Internet Explorerの一時ファイルとして扱います。次に, Internet Explorerのチューニングのポイントを説明します。
- Internet Explorerで設定する一時ファイルのディスク領域の容量を最適な大きさにする
例えば,物理マップファイルとグラフィックファイルを業務で使用する場合,これらのファイルサイズに相当する容量を確保しておけば,一時ファイルに格納されているファイルを使用できるようになります。したがって,画面表示および帳票印刷時のWebサーバとクライアント間のデータ転送量を軽減できます。
- Internet Explorerで設定する一時ファイルを,できる限りクリアしないようにする
ブラウザの終了時に一時ファイルをクリアしない設定にしておけば,次回に業務を開始する際,一時ファイルの領域に格納されていた物理マップファイルや出力グラフィックファイルなどが,再び使用されます(一時ファイルの領域に格納済みのファイルは,Webサーバから新たにダウンロードされません)。したがって,画面表示および帳票出力時に,Webサーバとクライアント間のデータ転送量を軽減できます。