従来,出力グラフィックやFAX宛先などはローカルコンピュータに格納されているファイルを参照していましたが,XMAP3/Webを利用したシステムでは,サーバ環境定義ファイル(X3WEBSRV)に定義されたデータファイルパス※中のファイルを参照します。ポップアップメニューのメニューデータを外部ファイルによって参照する場合も,データファイルパスに指定された場所を参照します。
ただし,出力グラフィックは,通常のファイル指定のほかにHTTPプロトコル(「http:// ~」から始まるURL)またはHTTPSプロトコル(「https:// ~」から始まるURL)を使ったファイル指定と,ローカルコンピュータ上のファイルを示す絶対パスを使ったファイル指定によるファイル参照もできます。
URLを使って出力グラフィックなどのデータファイルを参照する場合,HTTPプロトコル(http://)またはHTTPSプロトコル(https://)以外は指定できません。
出力グラフィックやFAX宛先など,データファイルのダウンロードが失敗した場合,出力グラフィックやFAX宛先のデータは次のような状態になります。