サーバ環境定義ファイルにログ出力種別を指定することで,実行時のXMAP3/Webライブラリに関するログ情報を取得できます。このログ情報は,ログファイルとして次に示すフォルダに出力されます。
XMAP3/Webインストールフォルダ¥ADM
サーバログに出力されるログ情報には,次のものがあります。
また,出力されるサーバログファイル名は,「クライアントPCのコンピュータ名.1」,または「クライアントPCのコンピュータ名.2」となります。サーバログファイルのファイルサイズは10,240バイトまでに制限されているため,「クライアントPCのコンピュータ名.1」のサーバログファイルがファイルサイズの上限に到達した場合,「クライアントPCのコンピュータ名.2」が作成されます。
ただし,どちらのファイルもファイルサイズの上限に到達した場合は,ファイル作成日時の古いファイルを削除し,新しくファイルを生成します。
ユーザサービスプログラムからのOPEN要求時にサーバ環境定義ファイルが読み込まれるため,サーバ環境定義ファイルのログ出力種別に指定したログの採取対象となる要求は,SEND要求,RECV要求,およびMDO要求となります。
XMAP3/WebライブラリのOPEN要求時やCLOSE要求時にエラーが発生した場合は,「XMAP3/Webインストールフォルダ¥ADM」のフォルダに「xmapwlib.1」,または「xmapwlib.2」のファイルへログが出力されます。
サーバログファイルと同様に,これらのファイルサイズは10,240バイトまでに制限されているため,「xmapwlib.1」のファイルがファイルサイズの上限に到達した場合,「xmapwlib.2」が作成されます。
ただし,どちらのファイルもファイルサイズの上限に到達した場合は,どちらかファイル作成日時の古いファイルに対して,新規のログ情報が上書きされるため注意してください。