6.2.2 XMAP3/Webライブラリで発生するエラーの内容と対処

表6-1 リターン値1が(0010)16に対応するリターン値2の内容と対処

リターン値2内容((P)はプログラマの対処)
257
(0101)16
共通インタフェース領域の指定内容に誤りがある。
(P)共通インタフェースに指定した内容を見直し,再コンパイル後,再実行する。
258
(0102)16
要求インタフェース領域の指定内容に誤りがある。
(P)要求インタフェースに指定した内容を見直し,再コンパイル後,再実行する。
259
(0103)16
データ名3,またはパラメタ3の指定内容に誤りがある。
(P)データ名3,またはパラメタ3に指定した内容を見直し,再コンパイル後,再実行する。
260
(0104)16
データ名4,またはパラメタ4の指定内容に誤りがある。
(P)データ名4,またはパラメタ4に指定した内容を見直し,再コンパイル後,再実行する。
261
(0105)16
データ名5,またはパラメタ5の指定内容に誤りがある。
(P)データ名5,またはパラメタ5に指定した内容を見直し,再コンパイル後,再実行する。
262
(0106)16
jsvwwlib関数の発行順序が不正である。
  • OPEN要求を発行しないで,ほかの要求を発行した。
  • RECV要求を発行しないで,SEND要求を発行した。
(P)OPEN要求がエラーになっていないか,共通インタフェースに指定している領域やOPEN要求発行時に指定した領域を見直し,再コンパイル後,再実行する。
263
(0107)16
処理に必要なメモリが不足している。
(P)ほかのアプリケーションを終了するかPCを再起動する。
264
(0108)16
XMAP3のインストール情報が破壊されている。
(P)いったん,XMAP3/Webをアンインストール後,再インストールする。
265
(0109)16
サーバ環境定義ファイルがオープンできない。またはサーバ環境定義ファイルに指定したEtcPath,またはDataPathに誤りがある。
(P)次の内容を見直す。
  • オープンインタフェース領域に指定したサーバ環境定義ファイルを,「XMAP3/Webインストールフォルダ¥ETC」のフォルダへ格納し,再実行する。
  • サーバ環境定義ファイルに指定したEtcPath,またはDataPathの指定内容を見直し,再実行する。
266
(010A)16
受信メッセージの指定に誤りがある。
(P)TP1/WebのAPIで取得した受信データを,RECV要求の受信メッセージ領域に指定しているか,または領域の長さを正しく指定しているかを見直し,再コンパイル後,再実行する。
267
(010B)16
受信メッセージが壊れている。
(P)TP1/WebのAPIで取得した受信データとRECV要求の受信メッセージ領域に指定しているデータの内容が一致しているか,または領域の長さを正しく指定しているかを見直し,再コンパイル後,再実行する。
268
(010C)16
共通インタフェース領域に指定した入力論理マップの大きさが,実際の論理マップの大きさより小さい。
(P)最新の入力論理マップが取り込まれているか,または指定している入力論理マップに誤りがないかを見直し,再コンパイル後,再実行する。
271
(010F)16
ファイルシステム容量不足など,何らかの原因でログファイルのアクセスに失敗した。
(P)次の内容を見直す。
  • XMAP3/Webをインストールしたフォルダが,書き込み不可になっていないか確認する。
  • ほかのアプリケーションを終了するか,PCを再起動する。