3.1.5 ドローの画面属性ダイアログで無効となる画面属性

ドローの画面属性ダイアログ設定項目のうち,XMAP3/Webで利用する画面を開発する場合,実行時に無効となる設定があります。画面属性ダイアログで設定できる機能の有効範囲を次の表に示します。ただし,帳票属性には影響しないため,特に意識する必要はありません。

これらの機能の有効範囲は画面属性の定義時だけでなく,ユーザサービスプログラムからの動的変更時にも該当します。

表3-3 「画面属性」ダイアログで設定できる機能の有効範囲

ダイアログの項目有効範囲
ウィンドウの配置(縦,横)無効※1
レイアウトサイズ(ます)有効※1(Webブラウザのウィンドウサイズには影響しない)
基準文字サイズ有効
タイトルバーを付ける無効※2(Webブラウザの表示設定に従う)
タイトル有効※2(Webブラウザのタイトルバーに表示される)
オペレータインジケータを付ける有効(XMAP3コントロールの表示領域内に表示される)
ウィンドウサイズの変更を抑止する無効※1
ウィンドウ表示形態有効
XY位置無効※1(Webブラウザの表示設定に従う)
Z位置無効※1(WebブラウザのZ位置に従う。また,一時非表示の指定は無効となる)
入力・選択状態の扱い有効
種別
二次ウィンドウの位置
背景色
壁紙の設定※3有効(ただし,XMAP3コントロールの表示領域外には表示されない)
APインタフェース入力単位有効
動的変更(APからウィンドウ属性を変更する)
動的変更(APからウィンドウ位置属性を変更する)無効※1
動的変更(APから確定キー属性を変更する)有効
初期クリア文字
データ消去通知文字
エラー通知文字
キーボードのロック状態を解除する有効
ウィンドウを表示した時にアラームを鳴らす※4
モジュラスアルゴリズム
画面に対するコメントの記述
イベント通知コード
注※1
詳細については,「3.1.7(2) 一次ウィンドウと二次ウィンドウ」を参照してください。
注※2
詳細については,「3.1.7(1) 画面デザイン」を参照してください。
注※3
この項目のボタンは,「壁紙を設定する」を選択すると表示されます。
注※4
アラームは,ご使用のマシン環境によって,鳴らない場合があります。

XMAP3/Webで使用する画面属性を定義する場合,従来のウィンドウ表示とWebブラウザのウィンドウ表示による相違点にも注意してください。