画面管理プログラムは,Visual C++のコンパイラを使用してコンパイルおよびリンケージをします。実行可能ファイルを作成するまでの概要を次の図に示します。リンケージするときには,メインフレーム接続インタフェースライブラリ,および拡張ホストアクセスライブラリをリンクします。
図6-2 実行可能ファイルを作成するまでの概要
![[図データ]](figure/zu060010.gif)
画面管理プログラムのソースプログラムをコンパイルおよびリンケージする場合の,操作方法や指定するオプションについては,Visual C++のコンパイラのマニュアルを参照してください。コンパイルとリンケージ時に必要なパラメタを次に示します。
- CommuniNetを使用する場合
- 次に示すライブラリおよびヘッダをプロジェクトに追加してください。
- Visual C++ 6.0またはVisual C++.NETの場合
XMAP3インストール先¥LIB¥X3MWHD32.LIB:XMAP3のメインフレーム接続用ライブラリ
- Visual C++ 5.0の場合
XMAP3インストール先¥LIB¥V3Compatible¥X3MWHD32.LIB:XMAP3のメインフレーム接続用ライブラリ
- EXHA32.LIB:CommuniNet Extensionの拡張ホストアクセスライブラリ
- EXHA32.H:CommuniNet Extensionの拡張機能関数のヘッダファイル
- TP1/Client/Pを使用する場合
- 次に示すライブラリおよびヘッダをプロジェクトに追加してください。
- Visual C++ 6.0またはVisual C++.NETの場合
XMAP3インストール先¥LIB¥X3MWHD32.LIB:XMAP3のメインフレーム接続用ライブラリ
- Visual C++ 5.0の場合
XMAP3インストール先¥LIB¥V3Compatible¥X3MWHD32.LIB:XMAP3のメインフレーム接続用ライブラリ
- CLTW32.LIB:TP1/Client/Pのライブラリ
- DCVRPC.H:TP1/Client/Pのヘッダファイル
- DCVCLT.H:TP1/Client/Pのヘッダファイル
Visual C++でプロジェクトワークスペースを作成するときは,種類には必ず「Application」を指定してください。「Console Application」を指定すると,コンパイル時に外部シンボル「_main」が未解決エラーになります。
また,Visual C++.NETでプロジェクトファイルを作成するときは,アプリケーションの種類に「Windowsアプリケーション」を指定してください。「コンソールアプリケーション」を指定すると,コンパイル時に外部シンボル「_main」が未解決エラーになります。
なお,XMAP3の関数はC言語用に作成されているため,「extern "C"」で関数宣言してください。