付録D.2 エクスポート機能で変換できるけい線帳票の機能範囲

<この項の構成>
(1) けい線帳票で生成できるパネル定義文の範囲
(2) けい線帳票から生成されるパネル定義文とドローセットアップの関係
(3) 生成するパネル定義文とドローの関係(オブジェクト)
(4) 生成するパネル定義文とドローの関係(属性)

(1) けい線帳票で生成できるパネル定義文の範囲

(a) パネル定義文

生成できるパネル定義文の範囲を次の表に示します。

表D-3 生成できるパネル定義文

機能生成備考
パネル定義PANEL
PNLEND
記号パラメタ定義CNTRL×
ATTR×
論理マップ定義LOGSEG
LOGSEND
論理フレームLOGFRM
LOGFEND
主論理フィールドLOGFLD
従論理フィールドLOGFLD
物理マップ定義PHSEG
PHSEND
けい線RLINE
固定項目CNSFLD
予約項目RSVFLD
物理フレームPHFRM
PHFEND
可変項目VARFLD
(凡例)
○:生成する。
×:生成しない。
-:なし。

(b) オペランド

生成できるパネル定義文について,生成できるオペランドの範囲を次の表に示します。

表D-4 生成できるオペランドの範囲(パネル定義文)

機能オペランド生成備考
パネル定義PANELマップ名
LANGC(COBOL)固定
USAGE
PNLEND名前×
論理マップ定義LOGSEG論理セグメント名
BASE×
REDEF
LITRL
GENRT
AREA×
LOGSEND名前×
論理フレームLOGFRM名前
NAME
REPEAT
LOGFEND名前×
主論理フィールドLOGFLD名前
LNG
NAME
PIC
CODE
TYPE
REPEAT
JUST
FILL
VAL
LEVEL1固定
COMM×
従論理フィールドLOGFLD名前
LNG
NAME
PIC
TYPE
REPEAT×
LEVEL2固定
COMM×
物理マップ定義PHSEG名前×
POS
SIZE
DEV(5344)固定
CNTRL
EJECT
FORM×
PHSEND名前×
けい線RLINE名前×
POS
LNG
DIRECT
固定項目CNSFLD名前×
POS
VAL
ATTR
予約項目RSVFLD名前
POS
LNG
ATTR
物理フレームPHFRM名前×
POS
SIZE
LOGFRM
LAY
PHFEND名前×
可変項目VARFLD名前
POS
LOGFLD
LNG
ATTR
VAL×
(凡例)
○:生成する。
×:生成しない。
-:なし。

(2) けい線帳票から生成されるパネル定義文とドローセットアップの関係

ドローセットアップで指定できる属性の中で,生成する定義文に反映するもの,反映しないものを示します。また,生成時に変換されるものは,その変換規則を示します。

(a) 論理マップ属性ダイアログ

[図データ]

項番ドローセットアップでの設定値定義文生成時備考
1定数部の別ファイル出力
2定数部への論理マップ長出力
3定義した位置の昇順に生成
4接頭語を付加する
5論理マップ可変部の集団項目化×
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(3) 生成するパネル定義文とドローの関係(オブジェクト)

ドローで定義できるオブジェクトの中で,パネル定義文として生成するもの,しないものを表に示します。表中のボタンは,ドローのレイアウト画面上のツールボックスに表示されるボタンです。

オブジェクトボタン生成備考
固定フィールド(英数)[図データ] 
固定フィールド(日本語)[図データ] 
出力フィールド(数字)[図データ] 
出力フィールド(日本語)[図データ] 
出力フィールド(英数)[図データ] 
予約フィールド[図データ] 
フレーム(縦繰り返し)[図データ] 
フレーム(横繰り返し)[図データ] 
表けい線(見出しなし)[図データ] 
表けい線(見出しあり)[図データ] 
横けい線の繰り返し(2行間隔)[図データ] 
横けい線の繰り返し(1行間隔)[図データ] 
横けい線の繰り返し(自動間隔)[図データ] 
縦けい線の繰り返し(自動間隔)[図データ] 
縦/横けい線[図データ] 
矩形[図データ] けい線として展開する
出力OCR[図データ] ×出力フィールド(英数)として生成しますが,使用しないでください。
(凡例)
○:生成する。
×:生成しない。
-:なし。

(4) 生成するパネル定義文とドローの関係(属性)

ドローで指定できる属性の中で,生成する定義文に反映するもの,反映しないものを示します。また,生成時に変換されるものは,その変換規則を示します。

(a) けい線帳票属性(連続紙)ダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1上オフセット
2左オフセット
3レイアウト領域の縦サイズ
4レイアウト領域の横サイズ
5印刷動作
6コメントの記述×
7再定義名
8印刷ドキュメント名×
9けい線の配置方法の選択「ます目に沿って引く」は「ます目の中央に引く」に変換する
10ます目設定「自由な設定」以外は行の間隔「6LPI」,文字の間隔「0ポイント」に変換する
11行の間隔「8LPI」は「6LPI」に変換する
12文字の間隔「0ポイント」,「2ポイント」,「4ポイント」以外は「0ポイント」に変換する
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(b) けい線帳票属性(カット紙)ダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1上オフセット
2左オフセット
3レイアウト領域の縦サイズ
4レイアウト領域の横サイズ
5排出先
6コメントの記述×
7再定義名
8印刷ドキュメント名×
9けい線の配置方法の選択「ます目に沿って引く」は「ます目の中央に引く」に変換する
10ます目設定「自由な設定」以外は行の間隔「6LPI」,文字の間隔「0ポイント」に変換する
11行の間隔「8LPI」は「6LPI」に変換する
12文字の間隔「0ポイント」,「2ポイント」,「4ポイント」以外は「0ポイント」に変換する
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(c) 固定フィールドダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1文字の拡大
2文字の間隔「標準」に変換する
3テキスト揃え
4テキスト
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(d) 出力フィールドダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1使用目的
2文字の拡大使用目的が「日本語」でデータ型が「文字(XX)」の場合,「標準」に変換する
3文字の間隔「標準」に変換する
4フィールド反復
5コメントの記述×
6APが渡す項目のデータ名
7APが渡す項目の桁
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオフの場合に設定できる
  • 展開される論理項目の長さは「桁×7÷3+3」に変換する
8APが渡す項目のデータ長
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオンの場合に設定できる
  • 指定した長さで展開する
9APが渡す項目のデータ型「/」を含む数字編集文字列を指定した場合,「文字(XX)」に変換する
10APが渡す項目の桁寄せ
11APが渡す項目の埋字使用目的が「日本語」でデータ型が「文字(XX)」の場合,「埋めない」になる
12APが渡す項目の下位項目(j)を参照
13APが渡す項目の初期値初期値の指定は,省略時仮定値として生成する
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(e) 予約フィールドダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1桁数
2予約項目名
3文字の間隔「標準」に変換する
4コメントの記述×
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(f) フレームダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1APが渡す項目のデータ名
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(g) 横けい線ダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1線の位置
2線の種類「破線」は「実線」に変換する
3線の太さ「細線」は「中線」に変換する
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(h) 縦けい線ダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1線の種類「破線」は「実線」に変換する
2線の太さ「細線」は「中線」に変換する
(凡例)
○:反映する。

(i) 矩形ダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1線の種類「破線」は「実線」に変換する
2線の太さ「細線」は「中線」に変換する
(凡例)
○:反映する。

(j) 下位項目ダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1下位項目のデータ名
2下位項目の桁
3下位項目のデータ長
4下位項目のデータ型
  • 「/」付きの場合,「文字(XX)」に変換する
  • 上位項目が使用目的「日本語」でデータ型「文字(XX)」の場合,数字編集を「文字(XX)」に変換する
(凡例)
○:反映する。
-:なし。