6.1.5
対話処理
TIOP3を使用して対話処理をする場合の標準的なサンプルです。
<この項の構成>
(1) ファイル名
(2) 処理の概要
(1)
ファイル名
TSSPROC.C
です。
注意
メインフレーム側の通信管理プログラムに,提供されている
HSMHPROC
を使用する場合,TSSPROC.Cをコンパイルした後のプログラム名は,「PCMHPROC.EXE」にしてください。
(2)
処理の概要
TSSPROC.Cが行う処理の概要について説明します。
開始
ウィンドウハンドルを取得して,ホストアクセス機能を開始します。
拡張ホストアクセス
メインフレームからデータを受信します。
次に,メインフレームからの命令に応じて,次のどれかの処理をします。
仮想端末のオープン要求
仮想端末のクローズ要求
仮想端末の入出力要求
仮想端末の出力要求
必要に応じて,結果をメインフレームに送信します。
業務がすべて終了するまで,2.を繰り返します。
終了
拡張ホストアクセス機能を終了します。