XMAP3のドローでは,フレームの領域に単独の項目(固定項目,フレーム外の可変項目,予約項目)やほかのフレームを重ねて配置できません。したがって,このようなフレームとオブジェクトが重なっているパネル定義文をインポートしたとき,次のように変換されます。
- 固定項目や予約項目が繰り返されているフレームの二つ目以降の領域に,単独の項目が重なっている場合
フレームの繰り返し回数を無視して,繰り返しのないフレームに変換されます。
![[図データ]](figure/zu170015.gif)
- 固定項目や予約項目が繰り返されているフレームの一つ目の領域に,単独の項目が重なっている場合
フレームサイズを調整して重なりを回避します。
ただし,重なったフレーム内に繰り返された可変項目が2個以上の場合,またはサイズを調整しても重なりが回避できない場合は,単独の項目を削除します。
![[図データ]](figure/zu170016.gif)
- 繰り返された可変項目の二つ目以降が,フレームの領域と重なっている場合
可変項目の繰り返し回数を無視して,繰り返しのない可変項目に変換されます。
![[図データ]](figure/zu170017.gif)
- 繰り返された可変項目の一つ目,または繰り返しのない可変項目が,繰り返されたフレームの二つ目の領域と重なっている場合
フレームの繰り返し回数を無視して,繰り返しのないフレームに変換されます。
![[図データ]](figure/zu170018.gif)
- 繰り返された可変項目の一つ目,または繰り返しのない可変項目が,繰り返されたフレームの一つ目の領域と重なっている場合
フレームサイズを調整して重なりを回避します。
ただし,重なったフレーム内に繰り返された可変項目が2個以上の場合,またはサイズを調整しても重なりが回避できない場合は,可変項目を削除します。
![[図データ]](figure/zu170019.gif)
- 繰り返されたフレームの二つ目以降の領域が,ほかのフレーム領域と重なっている場合
フレームの繰り返し回数を無視して,繰り返しのないフレームに変換されます。
![[図データ]](figure/zu170020.gif)
- 繰り返されたフレームの一つ目の領域が,ほかの繰り返されたフレームの一つ目の領域と重なっている場合
フレームサイズを調整して重なりを回避します。どちらかのフレーム内に繰り返された可変項目が2個以上の場合,またはフレームサイズを調整しても重なりが回避できない場合は,重なったフレームを削除します。
![[図データ]](figure/zu170021.gif)