付録D.1 エクスポート機能で変換できるCUI画面の機能範囲

<この項の構成>
(1) CUI画面で生成できるパネル定義文の範囲
(2) CUI画面から生成されるパネル定義文とドローセットアップの関係
(3) 生成するパネル定義文とドローの関係(オブジェクト)
(4) 生成するパネル定義文とドローの関係(属性)

(1) CUI画面で生成できるパネル定義文の範囲

(a) パネル定義文

XMAP3のエクスポート機能で生成できるパネル定義文の範囲を次の表に示します。

表D-1 生成できるパネル定義文

機能生成備考
パネル定義PANEL
PNLEND
記号パラメタ定義CNTRL×
MODCTL
ATTR×
MODATTR×
論理マップ定義LOGSEG
LOGSEND
パネル制御CTLFLD
カーソル制御CTLFLD
INC制御CTLFLD
フィールド制御CTLFLD
論理フレームLOGFRM
LOGFEND
主論理フィールドLOGFLD
従論理フィールドLOGFLD
物理マップ定義PHSEG
PHSEND
けい線RLINE
固定項目CNSFLD
予約項目RSVFLD
物理フレームPHFRM
PHFEND
可変項目VARFLD
(凡例)
○:生成する。
×:生成しない。
-:なし。

(b) オペランド

XMAP3のエクスポート機能で生成できるパネル定義文について,生成できるオペランドの範囲を次の表に示します。

表D-2 生成できるオペランドの範囲(パネル定義文)

機能オペランド生成備考
パネル定義PANELマップ名
LANGC(COBOL)固定
USAGE
PNLEND名前×
記号パラメタ定義MODCTL名前
PARM
論理マップ定義LOGSEG論理セグメント名
BASE×
REDEF
LITRL
GENRT
AREA×
LOGSEND名前×
パネル制御CTLFLD名前
TYPE
LNG
NAME
COMM×
カーソル制御CTLFLD名前
TYPE
LNG
NAME
COMM×
INC制御CTLFLD名前
TYPE
LNG
NAME
JUST×
FILL×
COMM×
フィールド制御CTLFLD名前
TYPE
LNG
NAME
REPEAT
COMM×
論理フレームLOGFRM名前
NAME
REPEAT
LOGFEND名前×
主論理フィールドLOGFLD名前
LNG
NAME
PIC
CODE
TYPE
REPEAT
JUST
FILL
VAL
LEVEL1固定
COMM×
従論理フィールドLOGFLD名前
LNG
NAME
PIC
TYPE
REPEAT
LEVEL2固定
COMM×
物理マップ定義PHSEG名前×
POS(1,1)固定
SIZE(24,80)固定
DEV(5425.D2)固定
CNTRLUNOCCUPY,SZ1920は必ず出力
FORMSCRN固定
INC
CURS入出力項目がない場合,*NOCURSを,入出力項目があって,初期カーソルの指定がない場合,画面上左上のフィールドを初期カーソルとして展開
PHSEND名前×
けい線RLINE名前×
POS
LNG
DIRECT
固定項目CNSFLD名前×
POS
VAL
ATTR
予約項目RSVFLD名前
POS
LNG
ATTR
物理フレームPHFRM名前×
POS
SIZE
LOGFRM
LAY
PHFEND名前×
可変項目VARFLD名前
POS
LOGFLD
LNG
ATTR
VAL×
(凡例)
○:生成する。
×:生成しない。
-:なし。

(2) CUI画面から生成されるパネル定義文とドローセットアップの関係

ドローセットアップで指定できる属性の中で,生成する定義文に反映するもの,反映しないものを示します。また,生成時に変換されるものは,その変換規則を示します。

(a) 論理マップ属性ダイアログ

[図データ]

項番ドローセットアップでの設定値定義文生成時備考
1初期クリア文字
2データ消去通知文字
3エラー通知文字
4入力データ長格納領域の生成
5定数部の別ファイル出力
6定数部への論理マップ長出力
7定義した位置の昇順に生成
8接頭語を付加する
9論理マップ可変部の集団項目化×
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(b) イベント通知コードダイアログ

[図データ]

項番ドローセットアップでの設定値定義文生成時備考
1通知コードのデータ名
2通知コードの長さ
3通知コード
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(c) カーソルダイアログ

[図データ]

項番ドローセットアップでの設定値定義文生成時備考
1論理カーソル出力カーソルは論理カーソル,入力カーソルは,行列(2進)カーソルとして展開する
2行列(2進)カーソル
3入力データ名
4出力データ名
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(d) 動的変更属性ダイアログ-キャラクタコントロールタブ

[図データ]

項番ドローセットアップでの設定値定義文生成時備考
1入力可否「入力不可」はPROTとして展開する
2非表示属性「文字だけ非表示」はDARKとして展開する
3遷移条件
4詳細目的
5反転表示
6文字色非表示属性が「文字だけ非表示」の場合,無視する
7入力済み
8自動送信
9入力必須
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(e) 動的変更属性ダイアログ-ウィンドウ属性タブ

[図データ]

項番ドローセットアップでの設定値定義文生成時備考
1表示形態
2入力フィールドの扱い
3キーボードロック状態を解除する
4ウィンドウを表示した時にアラームを鳴らす
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(f) 動的変更属性ダイアログ-データ名タブ

[図データ]

項番ドローセットアップでの設定値定義文生成時備考
1ウィンドウ属性の動的変更
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(g) 修飾名の設定ダイアログ

[図データ]

項番ドローセットアップでの設定値定義文生成時備考
1修飾名
2データ名×
3修飾名長
4C言語のデータ名を小文字に変換する×
5コメント×
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(3) 生成するパネル定義文とドローの関係(オブジェクト)

ドローで定義できるオブジェクトの中で,パネル定義文として生成するもの,しないものを表に示します。表中のボタンは,ドローのレイアウト画面上のツールボックスに表示されるボタンです。

オブジェクトボタン生成備考
固定フィールド(英数)[図データ] 
固定フィールド(日本語)[図データ] 
出力フィールド(数字)[図データ] 
出力フィールド(日本語)[図データ] 
出力フィールド(英数)[図データ] 
予約フィールド[図データ] 
入出力フィールド(数字)[図データ] 
入出力フィールド(日本語)[図データ] 
入出力フィールド(カナ)[図データ] 
入出力フィールド(英数)[図データ] 
フレーム(縦繰り返し)[図データ] 
フレーム(横繰り返し)[図データ] 
表けい線(見出しなし)[図データ] 
表けい線(見出しあり)[図データ] 
横けい線の繰り返し(2行間隔)[図データ] 
横けい線の繰り返し(1行間隔)[図データ] 
横けい線の繰り返し(自動間隔)[図データ] 
縦けい線の繰り返し(自動間隔)[図データ] 
縦/横けい線[図データ] 
矩形[図データ] けい線として展開する
(凡例)
○:生成する。
-:なし。

(4) 生成するパネル定義文とドローの関係(属性)

ドローで指定できる属性の中で,生成する定義文に反映するもの,反映しないものを示します。また,生成時に変換されるものは,その変換規則を示します。

(a) 画面属性ダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1画面に対するコメントの記述×
2イベント通知コード
3表示形態「自動」/「全面書換」の場合,
PANEL文のUSAGEオペランドにSGLを合わせて展開する
4入力フィールドの扱い
5動的変更
6隠しフィールド
7再定義名
8キーボードのロック状態を解除する
9ウィンドウを表示した時にアラームを鳴らす
10モジュラス アルゴリズム
11次画面
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(b) 固定フィールドダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1文字色表示方法が「文字だけ非表示」の場合無視する
2文字の拡大
3表示方法「文字だけ非表示」の場合,文字色としてDARKを展開する
4テキスト揃え
5反転表示する
6テキスト
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(c) 出力フィールドダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1文字色表示方法が「文字だけ非表示」の場合無視する
2文字の拡大使用目的が「日本語」でデータ型が「文字(XX)」の場合,「標準」に変換する
3使用目的
4表示方法「文字だけ非表示」の場合,文字色としてDARKを展開する
5反転表示する
6フィールド反復
7コメントの記述×
8APが渡す項目のデータ名
9APが渡す項目の桁
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオフの場合に設定できる
  • 展開される論理項目の長さは「桁×7÷3+3」に変換する
10APが渡す項目のデータ長
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオンの場合に設定できる
  • 指定した長さで展開する
11APが渡す項目のデータ型「/」を含む数字編集文字列を指定した場合,「文字(XX)」に変換する
12APが渡す項目の桁寄せ
13APが渡す項目の埋字使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」の場合,「埋めない」になる
14APが渡す項目の下位項目(h)を参照
15APが渡す項目の初期値初期値の指定は,省略時仮定値として生成する
16動的変更
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(d) 予約フィールドダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1桁数
2予約項目名
3文字色表示方法が「文字だけ非表示」の場合無視する
4表示方法「文字だけ非表示」の場合,文字色としてDARKを展開する
5反転表示する
6コメントの記述×
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(e) 入出力フィールドダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1文字色表示方法が「文字だけ非表示」の場合無視する
2使用目的
3表示方法
  • 「文字だけ非表示」の場合,文字色としてDARKを展開する
  • 「入力不可」の場合,PROTを展開する
4遷移条件
5コメントの記述×
6反転表示する
7カーソル設定
8入力済み
9自動送信
10入力必須
11モジュラスチェックを行う
12フィールド反復
13APが受け取る項目のデータ名
14APが受け取る項目の桁
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオフの場合に設定できる
  • 展開される論理項目の長さは「桁×7÷3+3」に変換する
15APが受け取る項目のデータ長
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオンの場合に設定できる
  • 指定した長さで展開する
16APが受け取る項目のデータ型「/」を含む数字編集文字列を指定した場合,「文字(XX)」に変換する
17APが受け取る項目の桁寄せ
18APが受け取る項目の埋字使用目的が「日本語」でデータ型が「文字(XX)」の場合,「埋めない」になる
19APが受け取る項目の初期値初期値の指定は,省略時仮定値として生成する
20APからデータを表示する
21APが渡す項目の下位項目(h)を参照
22APが渡す項目のデータ名
23APが渡す項目の桁
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオフの場合に設定できる
  • 展開される論理項目の長さは「桁×7÷3+3」に変換する
24APが渡す項目のデータ長
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオンの場合に設定できる
  • 指定した長さで展開する
25APが渡す項目のデータ型「/」を含む数字編集文字列を指定した場合,「文字(XX)」に変換する
26APが渡す項目の桁寄せ
27APが渡す項目の埋字使用目的が「日本語」でデータ型が「文字(XX)」の場合,「埋めない」になる
28APが渡す項目の下位項目(h)を参照
29APが渡す項目の初期値初期値の指定は,省略時仮定値として生成する
30動的変更
(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
-:なし。

(f) フレームダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1APが渡す項目のデータ名
(凡例)
-:なし。

(g) 横けい線ダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1線の位置
(凡例)
○:反映する。
-:なし。

(h) 下位項目ダイアログ

[図データ]

項番ドローでの設定値定義文生成時備考
1下位項目のデータ名
2下位項目の桁
3下位項目のデータ長
4下位項目のデータ型
  • 「/」付きの場合,「文字(XX)」に変換する
  • 上位項目が使用目的「日本語」でデータ型「文字(XX)」の場合,数字編集を「文字(XX)」に変換する
(凡例)
○:反映する。
-:なし。