5.4.9 二次ウィンドウの表示に関するマッピング規則

二次ウィンドウのマッピング規則について説明します。

<この項の構成>
(1) 初期表示(ウィンドウが何も表示されていない)の場合
(2) 一次ウィンドウだけが表示されている場合
(3) 一次ウィンドウと二次ウィンドウが表示されている場合

(1) 初期表示(ウィンドウが何も表示されていない)の場合

出力するマップ表示形態画面表示結果フォーカス位置
一次ウィンドウ定義のマップ一部上書,
全面書換,
自動
一次ウィンドウ定義時のウィンドウの表示位置と大きさで一次ウィンドウを表示する出力した一次ウィンドウ
二次ウィンドウ定義のマップ表示されない(XMAP3でエラー)
(凡例)
-:該当しない。
注※
ウィンドウが表示できない(実画面からウィンドウがはみ出る)場合は,ウィンドウが表示できるようにXMAP3が位置を補正します。

(2) 一次ウィンドウだけが表示されている場合

出力するマップ表示形態画面表示結果※1フォーカス位置
一次ウィンドウ定義のマップ表示されているものと同じマップ名一部上書直前の一次ウィンドウを表示していた位置にそのときと同じ大きさで一次ウィンドウを表示する。出力した一次ウィンドウ
全面書換表示・印刷セットアップの一次
ウィンドウの位置を「ウィンドウ操作を優先する」にした場合,直前に一次ウィンドウを表示していた位置に今回表示する大きさで表示する。「画面定義を優先する」を指定した場合,定義した位置に表示する。
表示されているものと異なるマップ名一部上書,
全面書換,
自動
二次ウィンドウ定義のマップ一次ウィンドウ定義中に,同じID(ウィンドウ種別番号)の定義がある。一部上書,
全面書換,
自動
(一次ウィンドウ定義で二次ウィンドウ位置を指定した場合)
一次ウィンドウ定義中の対応するID(二次ウィンドウ用ID)の表示位置※2に表示する。
(二次ウィンドウ定義でウィンドウ位置を指定した場合)
二次ウィンドウ定義時の表示位置に二次ウィンドウを表示する。
出力した二次ウィンドウ
一次ウィンドウ定義中に,二次ウィンドウの定義なし,または同じID(ウィンドウ識別番号)の二次ウィンドウの定義なし。
(一次ウィンドウ定義で二次ウィンドウ位置を指定した場合)
一次ウィンドウの位置に二次ウィンドウを表示する。
(二次ウィンドウ定義でウィンドウ位置を指定した場合)
二次ウィンドウ定義時の表示位置に二次ウィンドウを表示する。
注※1
ウィンドウが表示できない(実画面からウィンドウがはみ出る)場合は,ウィンドウが表示できるようにXMAP3が位置を補正します。
注※2
端末オペレータによって,一次ウィンドウが移動されている場合,二次ウィンドウも同様に移動された位置に出力されます。

(3) 一次ウィンドウと二次ウィンドウが表示されている場合

出力するマップ表示形態画面表示結果※1フォーカス位置
一次ウィンドウ定義のマップ表示されているものと同じマップ名全面書換二次ウィンドウは消去される。出力した一次ウィンドウ
一部上書,
自動
二次ウィンドウはそのまま表示される。画面を表示した時点で対話権があった二次ウィンドウ
表示されているものと異なるマップ名一部上書,
全面書換,
自動
一次ウィンドウを表示する。二次ウィンドウは消去される。出力した一次ウィンドウ
二次ウィンドウ定義のマップ表示されているものと同じマップ全面書換
(一次ウィンドウ定義で二次ウィンドウ位置を指定した場合)
一次ウィンドウ定義中の対応するID(二次ウィンドウ用ID)の表示位置※2に,直前の二次ウィンドウの大きさで表示する。
(一次ウィンドウ定義で二次ウィンドウ位置を指定しない場合)
一次ウィンドウの位置に直前の二次ウィンドウの大きさで表示する。
(二次ウィンドウ定義でウィンドウ位置を指定した場合)
二次ウィンドウ定義時の表示位置に直前の二次ウィンドウの大きさで表示する。
出力した二次ウィンドウ
一部上書直前の二次ウィンドウを表示していた位置※3にそのときと同じ大きさで二次ウィンドウを表示する。
表示されているものと異なるマップで,二次ウィンドウのID(ウィンドウ種別番号)は現在表示されているものと同じ一部上書,全面書換,
自動
(一次ウィンドウ定義で二次ウィンドウ位置を指定した場合)
一次ウィンドウ定義中の対応するID(二次ウィンドウ用ID)の表示位置※2に表示する。このとき,直前の一次ウィンドウはそのまま表示され,二次ウィンドウは出力したウィンドウの内容と置き換えられる。
(一次ウィンドウ定義で二次ウィンドウ位置を指定しない場合)
一次ウィンドウの表示位置に二次ウィンドウを表示する。このとき,直前の一次ウィンドウはそのまま表示され,二次ウィンドウは出力したウィンドウの内容と置き換えられる。
(二次ウィンドウ定義でウィンドウ位置を指定した場合)
二次ウィンドウ定義時の表示位置に二次ウィンドウを表示する。このとき,直前の一次ウィンドウはそのまま表示され,二次ウィンドウは出力したウィンドウの内容と置き換えられる。
出力した二次ウィンドウ
表示されているものと異なるマップで,二次ウィンドウのID(ウィンドウ種別番号)も異なる一部上書,
全面書換,
自動
(一次ウィンドウ定義で二次ウィンドウ位置を指定した場合)
一次ウィンドウ定義中の対応するID(二次ウィンドウ用ID)の表示位置※2に表示する。このとき,直前の二次ウィンドウと一次ウィンドウは表示したままになる。
(一次ウィンドウ定義で二次ウィンドウ位置を指定しない場合)
一次ウィンドウの表示位置に二次ウィンドウを表示する。このとき,直前の二次ウィンドウと一次ウィンドウは表示したままになる。
(二次ウィンドウ定義でウィンドウ位置を指定した場合)
二次ウィンドウ定義時の表示位置に二次ウィンドウを表示する。このとき,直前の二次ウィンドウと一次ウィンドウは,表示したままになる。
注※1
ウィンドウが表示できない(実画面からウィンドウがはみ出る)場合は,ウィンドウが表示できるようにXMAP3が位置を補正します。
注※2
端末オペレータによって,一次ウィンドウが移動されている場合,二次ウィンドウも同様に移動された位置に出力されます。
注※3
端末オペレータによってウィンドウが移動されている場合は,その位置に表示されます。