6.2.31 リストボックスを使用した項目の選択

<この項の構成>
(1) 仕様
(2) 画面定義の概要
(3) 生成される論理マップ
(4) COBOLでのAP

(1) 仕様

店名のリスト項目を画面に表示します。リスト中からデータを一つだけ選択すると反転表示し,データに対応するコード定数が入力論理マップに代入されます。APで出力論理マップにリスト項目と,それに対応する通知コードを代入します。送信要求をすると,リスト項目がリストボックス上に表示されます。リスト項目を選択したあとで送信(実行)キーを押すと,XMAP3が入力論理マップにリスト項目に対応した通知コードを格納します。

単一選択リストボックスを使用した,AP実行時でのリストボックスの表示を次の図に示します。

図6-33 単一選択リストボックスの表示

[図データ]

(2) 画面定義の概要

画面定義の概要を次に示します。

  1. GUI画面定義ウィンドウで,ツールボックスの[リストボックス(単一選択)]を使用してリストボックスを配置する。
  2. 単一選択リストボックスダイアログで次の表の項目を定義する。
    定義項目定義内容
    使用目的日本語
    APが受け取る項目データ名選択リスト-
    データ型文字(XX)
    2
    データ長2(この定義内容は固定)
    ラベルデータ名リストラベル-
    データ型漢字(NN)
    12
    データ長12(この定義内容は固定)
    通知コードデータ名リストコード-
    データ型文字(XX)(この定義内容は固定)
    2(この定義内容は固定)
    データ長2(この定義内容は固定)
    リストの項目数(プレーンの行)7
    注※
    通知コードとして半角文字専用にする場合は,「英数」を選んでください。

    [図データ]

(3) 生成される論理マップ

マップ名がMAP121の場合の例
[図データ]
「APが受け取る項目」のデータ名を省略した場合,FIELDnnnn-が仮定されます。「ラベル」のデータ名を省略した場合,LIST-LABELnnnn-,通知コードのデータ名を省略した場合,LIST-CODEnnnn-が仮定されます(nnnn:0001~9999)。また,単一選択リストボックスダイアログで「LISTnnnn-」の論理項目が付けられます。

(4) COBOLでのAP

マップ名称がMAP121の場合
[図データ]