6.2.28 可変チェックボタンを使用した候補の選択

<この項の構成>
(1) 仕様
(2) 画面定義の概要
(3) 生成される論理マップ
(4) COBOLでのAP

(1) 仕様

「割引区分」のチェックボタンボックスで[特待],[カード],または[セール]のチェックボタンを選択するとオン状態で表示します。選択されたボタンに対応した通知コードは,入力論理マップに代入されます。

可変チェックボタンは,APでチェックボタンのラベル,およびボタンに対応する通知コードを出力論理マップに格納します。

AP実行時での可変チェックボタンの表示を次の図に示します。

図6-31 可変チェックボタンを使用したデータの選択

[図データ]

(2) 画面定義の概要

画面定義の概要を次に示します。

  1. GUI画面定義ウィンドウで,ツールボックスの[可変チェックボタン(複数)]を使用して,チェックボタンを3個配置する。
  2. 可変チェックボタンボックスダイアログで次の表の項目を定義する。
    定義項目定義内容
    使用目的日本語
    8
    APが受け取る項目データ名割引区分-
    データ型文字(XX)
    2
    データ長2(この定義内容は固定)
    APが渡す項目ラベルデータ名割引ラベル-
    データ型漢字(NN)
    8
    データ長8(この定義内容は固定)
    通知コードデータ名割引コード-
    データ型文字(XX)(この定義内容は固定)
    2(この定義内容は固定)
    データ長2(この定義内容は固定)
    注※
    通知コードとして半角文字専用にする場合は,「英数」を選んでください。

    [図データ]

(3) 生成される論理マップ

マップ名がMAP118の場合の例
[図データ]
「APが受け取る項目」のデータ名を省略した場合,FIELDnnnn-が仮定されます。「APが渡す項目」のラベルのデータ名を省略した場合,CHECK-LABELnnnn-,通知コードのデータ名を省略した場合,CHECK-CODEnnnn-が仮定されます(nnnn:0001~9999)。

また,同一の属性を定義したボタンには,一つの論理テーブル名が付けられます。

(4) COBOLでのAP

マップ名がMAP118の場合の例
[図データ]