1.4.1 GUI画面で使用できる機能

GUI画面の例を図1-2~図1-5に,GUI画面の機能内容を表1-1に示します。

図1-2 メニューバー,タイトルバーがない画面の例(スプラッシュ画面

[図データ]

図1-3 GUI画面の例1(標準的な画面)

[図データ]

図1-4 GUI画面の例2(ダイアログ表示時の画面)

[図データ]

図1-5 グラフィック利用画面の例

[図データ]

表1-1 GUI画面の機能内容

項目機能内容
画面サイズ論理画面は最大127行×255文字(フィールドボックスでスクロール使用時)
ウィンドウサイズは最大48行×160列(ディスプレイ装置の解像度による)ウィンドウサイズが画面より大きい場合は,オプションでスクロールバーを付ける
全画面表示(一次ウィンドウだけ有効)
ウィンドウタイトルバーあり/なし
オペレータインジケータあり/なし
ウィンドウサイズ変更(リサイズ)あり/なし
背景色(15色),壁紙
ウィンドウ位置(XYZ位置)/一時非表示
フォーカス順序の設定
同時に表示できる二次ウィンドウの数 1一次ウィンドウ1個に対し,二次ウィンドウ3個
GUI機能
(使用できる
オブジェクト
(2D/3D))
キーエントリ系入出力テキスト・フィールド(数字,数値,金額,日本語,カナ,英数,MCR,パスワード)
日付テキスト・フィールド(入出力)
時刻テキスト・フィールド(入出力)
ラベル系固定テキスト・フィールド
出力テキスト・フィールド(数字,日本語,英数)
日付テキスト・フィールド(出力)
時刻テキスト・フィールド(出力)
選択エントリ系コンボボックス(キー入力コンボボックス(固定/可変),メニュー選択コンボボックス(固定/可変))※2,ポップアップテキスト・フィールド(固定/可変)※2,スピンボックス
候補選択コントロールリストボックス※2,ラジオボタン(固定/可変),チェックボタン(固定/可変),トグルフィールド
グループコントロールグループボックス,フィールドボックス※2,フレーム
グラフィックコントロール固定グラフィック※3,出力グラフィック※2※3,セパレータ,けい線,メッセージアイコン,塗りつぶしフィールド
コマンドコントロールメニューバー,プルダウンメニュー,カスケードメニュー,プッシュボタン(グラフィック貼り付けボタンを含む)
予約項目予約テキスト・フィールド4
表示文字画面単位大,中,小
オブジェクト単位文字サイズ標準文字サイズ,大きい文字,小さい文字
文字の書体標準,明朝,ゴシック
文字の強調太字,斜体,太字&斜体
文字の拡大標準,長体(縦2倍),平体(横2倍),倍角(縦横2倍)
文字色12色
確定キー送信キー,PF1~PF84キー,PA1~PA3キー,スクリーン消去キー,割込キー
その他アラーム音,IDカード(MCR)の入力,フォーカス・カーソル位置設定
使用できるオブジェクトの制限値については,「付録D 画面定義の制限値」またはオンラインヘルプを参照してください。また,各オブジェクトの詳細については「2. GUI画面の作成」を参照してください。
注※1
二次ウィンドウの表示は,一次ウィンドウが表示されていることが前提になります。
注※2
スクロールバーを付けられます。
注※3
フルカラー対応です。
注※4
予約テキスト・フィールドを定義した画面はOLTPサーバ構成の環境で使用できます。予約項目名はOpenTP1で提供している範囲が使用できます。