3.4.5 出力フィールド
(1) 表示形式
表示されている文字に対し,文字サイズを指定できます。
![[図データ]](figure/zu030700.gif)
(2) 主な機能
- 反復表示
フレームを使用して,繰り返し表示ができます。フレームの詳細は「3.4.6 フレーム(横/縦繰り返し)」を参照してください。
- 使用目的の指定
表示する文字に応じて,使用目的(数字,英数,日本語)を選べます。
- 複数行にわたるサイズの配置
行を折り返して複数行にわたるサイズで配置できます。ただし,文字の拡大や反復定義との併用はできません。
- 出力データの編集
出力フィールドでは,埋字や桁寄せなどのデータの編集もできます。APがデータ有無コードを格納し,出力論理マップにセットした有効データの長さが出力フィールドデータ名の領域の長さより短い場合,出力フィールドデータ名の領域の余った部分を埋字に置き換えます。また,出力データを出力フィールドデータ名の領域の右側に格納するか,左側に格納するかは,桁寄せ向きに従います。
- 下位項目の設定
データ型が「文字(XX)」の場合は,下位項目を指定してデータを細分化できます。
(3) 出力時のAPインタフェース
COBOLの場合,ピクチャ文字による編集ができます。なお,C言語の場合,すべて「char」として扱われます。
(a) 出力データ
- 数字
数字データ,数字編集データを表示できます。数字編集データは,指定したPICTURE句に従って表示されます(COBOLだけ有効)。
使用できるピクチャ文字:「*」「+」「-」「¥」「9」「,」「.」「Z」「/」の組み合わせで指定します。
- 日本語
全角または全角と半角の混在文字データを表示できます。全角と半角の混在文字データを表示する場合は,下位項目を指定してデータを細分化できます。
- 英数
半角の文字データを表示できます。また,下位項目を指定してデータを細分化できます。
(b) 出力データの編集
出力フィールドでは,埋字や桁寄せなどのデータの編集もできます。APがデータ有無コードを格納し,出力論理マップに代入した有効データの長さが出力フィールドデータ名の領域の長さより短い場合,出力フィールドデータ名の領域の余った部分を埋め字に置き換えます。また,出力データを出力フィールドデータ名の領域の右側に格納するか,左側に格納するかは,桁寄せ向きに従います。
(4) 表示属性の動的変更