6.2.22 メニュー選択コンボボックス(可変)を使用した候補の選択

<この項の構成>
(1) 仕様
(2) 画面定義の概要
(3) 生成される論理マップ
(4) COBOLでのAP

(1) 仕様

「地区名」のメニュー選択コンボボックスに「札幌」を初期表示しています。矢印ボタンを押すと,メニュー項目(ラベル)の一覧が表示されます。メニュー項目(ラベル)を選択すると,選択したラベルがボックス内に表示されます。画面の確定後には,選択したラベルに対応する通知コードが入力論理マップに代入されます。

なお,画面表示時に2番目以降のメニューラベルを表示させたい場合は,メニューラベルと通知コードを必ず設定してください。メニューラベルおよび通知コードにデータ有無コードを設定して,前回表示時のメニューを継続した場合は,先頭のメニューラベルが表示されます。

メニュー選択コンボボックス(可変)を使用したAP実行時のコンボボックスの表示を次の図に示します。

図6-28 メニュー選択コンボボックス(可変)を使用したデータの入力

[図データ]

(2) 画面定義の概要

画面定義の概要を次に示します。

  1. GUI画面定義ウィンドウで,ツールボックスの[可変コンボボックス]を使用してコンボボックスを配置する。
  2. コンボボックスダイアログで次の表の項目を定義する。
    定義項目定義内容
    使用目的日本語
    10
    APが受け取る通知コード
    の項目
    データ名地区名-
    2
    データ長2(この定義内容は固定)
    注※
    通知コードとして半角文字専用にする場合は,「英数」を選んでください。

    [図データ]

     
  3. 可変コンボメニューダイアログで,次の表の項目を定義する。
    定義項目定義内容
    メニューの項目数4
    ラベルデータ名地区名-LABEL-
    データ型文字(XX)
    APに返す通知コードデータ名地区名-CODE-

    [図データ]

(3) 生成される論理マップ

マップ名がMAP413の場合の例
[図データ]
「APが受け取る通知コードの項目」のデータ名を省略した場合,FIELDnnnn-が仮定されます。「メニュー」のデータ名を省略した場合,ラベル名POPUP-LABELnnnn-,APに返すメニューコード名POPUP-CODEnnnn-が仮定されます(nnnn:0001~9999)。
また,可変コンボボックスに対して一つの論理テーブル名が付けられます。

(4) COBOLでのAP

マップ名がMAP413の場合の例
[図データ]