6.2.11 下位項目を利用した日付テキスト・フィールドと時刻テキスト・フィールド(入出力)

<この項の構成>
(1) 仕様
(2) 画面定義の概要
(3) 生成される論理マップ
(4) COBOLでのAP

(1) 仕様

入出力日付テキストダイアログまたは入出力時刻テキストダイアログで表示書式を指定すると,入出力画面に表示されます。ここで入力したデータがAPに渡されるときは,デリミタは削除されます。APから画面にデータが渡されるときは,指定した表示書式に合わせて表示されます。

図6-11 日付・時刻の入出力

[図データ]

(2) 画面定義の概要

画面定義の概要を次に示します。

(a) 入出力日付
  1. GUI画面定義ウィンドウで,ツールボックスの[入出力日付テキスト]を使用して,入出力用の日付テキスト・フィールドを配置する。
  2. 入出力日付テキストダイアログで次の表の項目を定義する。
(b) 入出力時刻
  1. GUI画面定義ウィンドウで,ツールボックスの[入出力時刻テキスト]を使用して,入出力用の時刻テキスト・フィールドを配置する。
  2. 入出力時刻テキストダイアログで次の表の項目を定義する。
    定義項目定義内容
    日付表示書式1997/08/07
    データ名日付-
    データ型文字(XX)
    下位項目指定する
    時刻表示書式21:08:07
    データ名時刻-
    データ型文字(XX)
    下位項目指定する

    [図データ]

下位項目の設定
  1. 入出力日付(時刻)テキストダイアログの「APが受け取る項目」および「APが渡す項目」それぞれのデータ名に対して下位項目を設定する。
  2. 年月日を「年」「月」「日」,または時分秒を「時」「分」「秒」という下位項目として設定するために,次の表の項目を定義する。
    定義項目定義内容
    日付データ名日付-年-日付-月-日付-日-
    422
    データ長(この定義内容は固定)422
    データ型999999999999999
    定義項目定義内容
    時刻データ名時刻-時-時刻-分-時刻-秒-
    222
    データ長(この定義内容は固定)222
    データ型999999999999999

    [図データ]

(3) 生成される論理マップ

[図データ]

(4) COBOLでのAP

マップ名がMAP001の場合の例
[図データ]