画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 帳票編

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8.1.1 XMAP3での書式出力の基本

<この項の構成>
(1) APインタフェースの種類
(2) APインタフェースの概要

(1) APインタフェースの種類

XMAP3実行支援には,四つのAPインタフェースがあります。

図8-1 APインタフェースの種類

[図データ]

  1. 日立COBOLインタフェース
    レコード名,または一意名のCHARACTER TYPE句で行単位の表示属性を指定します。
    WRITE文で書き出します。
  2. C言語インタフェース
    jstqlctp関数を使用して行単位の表示属性を指定します。
  3. 汎用APインタフェース
    XmapFrmSet×××関数を使用して,行単位の表示属性を指定します。
  4. 書式オーバレイ印刷ユティリティ
    行データをユーザ責任でテキストファイルに出力して,このユティリティの入力とします。

(2) APインタフェースの概要

書式用APでのXMAP3を使用するときの命令を次の表に示します。

表8-1 XMAP3での書式の出力の基本

要求 日立COBOL
の命令
C言語 汎用APインタフェース
オープン OPEN文 jstqlopn関数 XmapFrmCreateOpen
行の出力 WRITE文 jstqldat関数 XmapFrmSetPage
印刷要求 WRITE文(PAGE指定)またはCLOSE文 jstqllpt関数 XmapFrmSetLine
クローズ CLOSE文 jstqlcls関数 XmapFrmClose

書式用APとXMAP3の間で渡される情報を次の図に示します。

図8-2 XMAP3とAP間のデータのやり取り

[図データ]