XMAP3で作成できる帳票には,シリアルインパクトプリンタ用とページプリンタ用の2種類に大きく分けられます。シリアルインパクトプリンタ用として作成できる帳票には,けい線帳票(カット紙/連続紙),およびプレプリント帳票(カット紙/連続紙)があります。また,ページプリンタ用として作成できる帳票には,網掛け帳票,グラフィック帳票,および書式オーバレイがあります。
なお,特に区別する必要がない場合,けい線帳票,プレプリント帳票,網掛け帳票,およびグラフィック帳票をまとめてマップ帳票と呼びます。
XMAP3で作成できる帳票の特長を次の表に示します。
表1-1 帳票の特長
プリンタの種類 | 帳票の種別 | 特長 | |
---|---|---|---|
シリアルインパクトプリンタ用 | マップ帳票 | けい線帳票 | 文字とけい線の印字ができます。 配置は,行列単位で行います。 |
プレプリント帳票 | 文字だけを印字します。 行列にとらわれない,プレプリント紙への自由な配置(ミリまたはドット単位)ができます。 | ||
ページプリンタ用 | 網掛け帳票 | けい線帳票に加え,網掛けが使用できます(ただし,OCRは使用できません)。 配置は,行列単位で行います。 プリンタ以外にPDFファイルへも出力できます。 | |
グラフィック帳票 | 網掛け帳票に加え,円,円弧,斜め線,バーコード,OCR,イメージデータ,カラー文字などの印刷ができます。 行列にとらわれないで,自由に配置できます。 プリンタ以外にPDFファイルへも出力できます。 | ||
書式オーバレイ※ | 固定部分(書式)は,グラフィック帳票と同じオブジェクトが配置できます。可変部分には,APからの行データが,オーバレイされて印刷されます。 プリンタ以外にPDFファイルへも出力できます。 |