3.5.3 印刷様式(定義パターン)の決定

用紙サイズやます目サイズは,書式と行データの出力様式(文字サイズ,印刷したい行数・列数など)に合わせて設定します。用紙サイズやます目サイズは,XMAP3が用意している定義パターンから選択します。定義パターンの種類と内容を次の表に示します。なお,次の表は,次に示すCPIと文字サイズ,字間隔を同じものとして換算しています。

定義パターンを決定すると,用紙サイズや基準ます目が設定されます。定義パターンで設定される各項目の詳細を次に示します。

<この項の構成>
(1) 用紙のサイズと向き
(2) 基準ます目

(1) 用紙のサイズと向き

出力する行データの様式と,書式の内容に応じた用紙のサイズと向きが設定されます。書式機能で使用できる用紙のサイズと向きを次の表に示します。

表3-44 使用できる用紙のサイズと向き

用紙サイズ用紙方向用紙の大きさ(単位:mm)
A3(JIS規格A3版)縦/横297×420
A4(JIS規格A4版)縦/横210×297
A5(JIS規格A5版)縦/横148×210
B4(JIS規格B4版)縦/横257×364
B5(JIS規格B5版)縦/横182×257

(2) 基準ます目

文字やけい線などを配置する上での基準として,半角文字で1文字分の領域(基準ます目)のサイズが設定されます。また,行の先頭文字が半角の場合と全角の場合では,行への文字の割り付け位置が異なります。行の先頭文字が半角の場合および全角の場合での割り付け位置と基準ます目の構成を次の図に示します。

図3-16 行への文字の割り付けと基準ます目の構成

[図データ]

基準ます目は,定義パターン,書式属性で指定した「ます目設定」,「行の間隔」,および「文字の間隔」で決まります。