1.4.3 使用できる機能の確認

XMAP3では,定義対象ごとに使用できる機能が変わります。これから作成する帳票で使用する機能を考慮してから定義対象を選んでください。定義対象と使用できる機能を次の表に示します。

表1-9 けい線帳票(シリアルインパクト)で使用できる機能

機能連続紙カット紙備考
ESC/PGDIESC/PGDI
用紙制御
用紙サイズA4/B4(縦横)
マージン設定なし
行間隔(LPI)6/8LPI
改ページ動作×印刷前/印刷後/しない
用紙の排出方向×前方/後方/しない
印刷部数(コピー枚数)なし
印刷ドキュメント名259文字以内
文字印刷
文字サイズ7なし
9(相当)
文字の拡大標準
平体
長体
倍角
文字の間隔ポイント指定0~7ポイント
CPI指定10/12/15CPI
テキスト揃え中央なし
均等
外字
書体明朝相当
(標準)
※1※1
オブジェクト
固定フィールド日本語,英数
出力フィールド日本語,英数,数字
予約フィールド2なし
フレーム縦繰り返し
横繰り返し
表けい線の枠見出しあり
見出しなし
けい線の繰り返し自動間隔
1行/2行/自動間隔
けい線の種類実線なし
破線
けい線の太さ細線
中線
太線
極太線
けい線の配置方法上/下
矩形なし
出力OCR
オブジェクトの重なり
オブジェクト配置の単位
ます目なし
(凡例)
○:機能有効。
×:機能無効。
-:該当しない。
注※1
XMAP3 印刷拡張機能をインストールすると,標準(明朝相当)の書体に対する出力時のフォントを,任意のフォントに変更できます。
注※2
XMAP3/NET,またはXMAP3/Enterprise Editionの場合に使用できます。予約フィールドを定義した帳票は,OLTPサーバ構成の環境で使用できます。

表1-10 プレプリント帳票(シリアルインパクト)で使用できる機能

機能連続紙カット紙備考
ESC/PGDIESC/PGDI
用紙制御
用紙サイズA4/B4(縦横)
マージン設定なし
行間隔(LPI)6/8LPIまたはミリ,ドット単位の自由配置
改ページ動作×印刷前/印刷後/しない
用紙の排出方向×前方/後方/しない
印刷部数(コピー枚数)なし
印刷ドキュメント名259文字以内
文字印刷
文字サイズ7なし
9(相当)
文字の間隔ポイント指定0~7ポイント
CPI指定10/12/15CPI
外字なし
書体明朝相当
(標準)
※1※1
オブジェクト
出力フィールド日本語,英数,数字
予約フィールド2なし
出力時刻/出力日付フィールド
フレーム縦繰り返し
横繰り返し
出力バーコードCODE39
JAN8
JAN13
NW7
ITF(6)
ITF(14)
ITF(16)
カスタマ
出力OCR
オブジェクトの重なり
オブジェクト配置の単位
ます目なし
ドット
mm
25.4mm参考値:1インチ
(凡例)
○:機能有効。
×:機能無効。
-:該当しない。
注※1
XMAP3 印刷拡張機能をインストールすると,標準(明朝相当)の書体に対する出力時のフォントを,任意のフォントに変更できます。
注※2
XMAP3/NET,またはXMAP3/Enterprise Editionの場合に使用できます。予約フィールドを定義した帳票は,OLTPサーバ構成の環境で使用できます。

表1-11 網掛け帳票・グラフィック帳票(ページプリンタ)で使用できる機能

機能網掛け帳票グラフィック
帳票
備考
LIPSGDIPDFLIPSGDIPDF
用紙印刷
用紙サイズA5/A4/A3/B5/B4
(縦横)フリー
マージン設定0~50.0mm
行間隔(LPI)3/4/6/8LPIなし
10/12LPI
自由な設定
改ページ動作
用紙の排出方向
印刷部数(コピー枚数)※1××1~32枚
印刷ドキュメント名259文字以内
文字印刷
文字サイズ5なし
7
9
12
14フィールド単位だけ
文字の拡大標準なし
平体
長体
倍角
文字の間隔ポイント指定0~7ポイント
CPI指定10/12/15CPI
テキスト揃え中央なし
均等
外字
書体標準2222
明朝22
ゴシック22
文字の強調太字
斜体
太字&斜体
文字色※38色×
オブジェクト
固定フィールド英数/日本語
出力フィールド数字/英数/日本語
予約フィールド4なし
出力日付/出力時刻フィールド
フレーム縦繰り返し
横繰り返し
デリミタ線
表けい線の枠見出しあり
見出しなし
けい線の繰り
返し
自動間隔
1行/2行/自動間隔
けい線の種類実線なし
破線
点線
二重線
一点鎖線
二点鎖線
けい線の太さ細線
中線
太線
極太線
斜めけい線
けい線の配置方法上/中央/下
矩形なし
ラウンドコーナ半径(大)
半径(標準)
半径(小)
実線
点線
円弧実線角度 大/中/小
点線角度 大/中/小
網掛けパターン5565656濃い網掛け
中間網掛け
薄い網掛け
ラウンドコーナ
1行間隔配置
出力/固定バーコード※7CODE39なし
JAN8
JAN13
NW7
ITF(6)
ITF(14)
ITF(16)
カスタマ
連結出力バーコードEAN-128
固定グラフィック
出力グラフィック
出力OCR
オブジェクトの重なり
オブジェクトの配置
ます目(行列のこと)なし
ドット
mm
(凡例)
○:機能有効。
×:機能無効。
-:該当しない。
注※1
PDFファイル出力時には,印刷部数(コピー部数)は常に1枚固定となり,指定値は無効になります。
注※2
XMAP3 印刷拡張機能をインストールすると,標準/明朝/ゴシックの書体に対する出力時のフォントを,任意のフォントに変更できます。
注※3
文字色はグラフィック帳票のオブジェクトにだけ設定できます。また,オブジェクトに設定した文字色を印刷するには,GDIモードまたはPDFファイル出力モードを利用します(LIPSモードは使用できません)。文字色の設定ができるオブジェクトは,固定フィールド,出力フィールド,出力日付/時刻フィールド,予約フィールド,および出力OCRです。
注※4
XMAP3/NET,またはXMAP3/Enterprise Editionの場合に使用できます。予約フィールドを定義した帳票は,OLTPサーバ構成の環境で使用できます。
注※5
使用するプリンタのプリンタドライバの仕様によって,期待どおりの印刷結果が得られない場合があります。印刷する場合(PDFファイル出力時はAcrobat Readerなどのビューアから印刷する場合)には,まずテスト印刷をして,運用上に問題がないことを確認することをお勧めします。なお,テスト印刷については,「4.8 テスト印刷」またはマニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。
注※6
グラフィック帳票の場合,極薄網掛け,薄い網掛け,標準網掛け,濃い網掛け,極濃網掛け,薄い格子,標準格子,薄い右下,標準右下,薄い左下,標準左下,薄い縦線,標準縦線,薄い横線,および標準横線の網掛けが設定できます。
注※7
固定バーコードはグラフィック帳票の場合だけ設定できます。

表1-12 書式オーバレイ(ページプリンタ)で使用できる機能

機能オーバレイ
(書式)
オーバレイ
(行データ)

備考
LIPSGDIPDFLIPSGDIPDF
用紙制御
用紙サイズA5/A4/A3/B5/B4
(縦横)フリー
マージン設定0~50.0mm
行間隔(LPI)3/4/6/8/10/12LPI,
自由な設定
改ページ動作なし
用紙の排出方向
印刷部数(コピー枚数)1~32枚
印刷ドキュメント名259文字以内
文字印刷
文字サイズ5なし
7
9
12
14固定フィールドの場合,個別に設定できる
文字の拡大標準なし
平体
長体
倍角
文字の間隔ポイント指定0~7ポイント
CPI指定10/12/15CPI
外字なし
書体標準1111
明朝1111
ゴシック1111
OCR
文字の強調太字
斜体
太字&斜体
オブジェクト
固定フィールド英数/日本語
表けい線の枠見出しありなし
見出しなし
けい線の繰り
返し
自動間隔
1行/2行/自動間隔
けい線の種類実線なし
破線
点線
二重線
一点鎖線
二点鎖線
けい線の太さ細線
中線
太線
極太線
斜めけい線
矩形
ラウンド
コーナ
半径(大)
半径(標準)
半径(小)
実線
点線
円弧実線角度 大/中/小
点線角度 大/中/小
網掛け2パターン※3※3なし
ラウンドコーナ
1行間隔配置
固定グラフィック
オブジェクトの重なり
オブジェクトの配置
ます目(行列のこと)なし
ドット
mm
(凡例)
○:機能有効。
-:該当しない。
注※1
XMAP3 印刷拡張機能をインストールすると,標準/明朝/ゴシックの書体に対する出力時のフォントを,任意のフォントに変更できます。なお,OCR文字フォントは変更できません。
注※2
極薄網掛け,薄い網掛け,標準網掛け,濃い網掛け,極濃網掛け,薄い格子,標準格子,薄い右下,標準右下,薄い左下,標準左下,薄い縦線,標準縦線,薄い横線,および標準横線の網掛けが設定できます。
注※3
使用するプリンタのプリンタドライバの仕様によって,期待どおりの印刷結果が得られない場合があります。印刷する場合(PDFファイル出力時はAcrobat Readerなどのビューアから印刷する場合)には,まずテスト印刷をして,運用上に問題がないことを確認することをお勧めします。なお,テスト印刷については,「4.8 テスト印刷」またはマニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。