2.1.4 グラフィック帳票(ページプリンタ)で使用できる機能

ページプリンタのグラフィック帳票で作成した帳票の例と,グラフィック帳票の機能内容を次に示します。

図2-5 グラフィック帳票で作成した帳票の例

[図データ]

表2-4 グラフィック帳票の機能内容

項目機能内容
用紙サイズA5/A4/A3/B5/B4/フリー,用紙向き(縦/横)
グリッドサイズ最大255列×127行
文字サイズ5/7/9/12/14ポイント※1
マージン範囲:0~50.0mm※2
文字の拡大全角/半角,標準/平体/長体/倍角
書体3/強調標準,明朝,ゴシック/太字,斜体,太字&斜体
基準ます目10CPI/6LPI/12CPI/6LPI/15CPI/6LPI/15CPI/8LPI/自由な設定
行の間隔3/4/6/8/10/12LPI
文字の間隔0~7ポイント
文字色4黒/白/赤/緑/青/紫/空/黄
オブジェクト固定フィールド(日本語/英数)
出力フィールド(日本語/英数/数字)
予約フィールド5
出力日付/出力時刻フィールド
フレーム(縦繰り返し/横繰り返し)
デリミタ線
表けい線の枠(見出しあり/見出しなし)
けい線の繰り返し:縦(自動間隔),横(1行/2行/自動間隔)
けい線(縦,横,斜線,線種:実線/破線/点線/一点鎖線/二点鎖線/二重線,線幅:細線/中線/太線/極太線)
矩形(ラウンドコーナ(大/標準/小)あり,線種:実線/破線/点線/一点鎖線/二点鎖線/二重線,線幅:細線/中線/太線/極太線)
円(線種:実線/破線/点線/一点鎖線/二点鎖線/二重線,
線幅:細線/中線/太線/極太線,網掛け)
円弧(角度:大/中/小,線種:実線/破線/点線/一点鎖線/二点鎖線/二重線6,線幅:細線/中線/太線/極太線)
網掛け(ラウンドコーナあり/なし,網掛けの繰り返し,枠あり/なし,斜けい線,網掛け:極薄網掛け/薄い網掛け/標準網掛け/濃い網掛け/極濃網掛け/薄い格子/標準格子/薄い右下/標準右下/薄い左下/標準左下/薄い縦線/標準縦線/薄い横線/標準横線)
出力/固定バーコード(JAN8,JAN13,CODE39,ITF(6),ITF(14),ITF(16),NW-7,カスタマ)
連結出力バーコード(EAN-128)
固定/出力グラフィック7
出力OCR
論理マップピクチャ編集
その他マルチコピー,動的変更(表示属性/けい線)
注※1
標準の文字サイズは基準ます目(10,12CPIの場合:9ポイント,15CPIの場合:7ポイント)によって変わります。
注※2
プリンタのハードマージンより小さい値を指定した場合,ハードマージンが仮定されます。ただし,PDFファイル出力時には,ハードマージンがないため,指定したマージン値がそのまま有効になります。
注※3
XMAP3 印刷拡張機能をインストールすると,印刷拡張セットアップを使って,標準/明朝/ゴシックの書体に対する出力時のフォントを,それぞれ任意のフォントに変更できます。
注※4
文字色を設定できるオブジェクトは,固定フィールド,出力フィールド,出力日付/時刻フィールド,予約フィールド,および出力OCRです。また,文字色を設定した場合,次のことに注意してください。
・カラー文字は,GDIモードのカラープリンタを使用した場合,またはPDFファイル出力した場合に有効になります。GDIモードのモノクロプリンタを使用した場合,黒以外のカラー文字はプリンタドライバの仕様に従って印字されるため,期待どおりの結果とならない場合があります。なお,LIPSの場合は,文字色は黒で固定となります。
・バーコード中のデータ文字は,カラー文字の対象外となります。
・カラー文字は,PCに接続したプリンタだけで印刷できます。
注※5
XMAP3/NET,またはXMAP3/Enterprise Editionの場合に使用できます。予約フィールドを定義した帳票は,OLTPサーバ構成の環境で使用できます。
注※6
二重線の場合は,線幅は固定となり,線の太さは設定できません。
注※7
カラーグラフィックのカラー印刷は,印刷モードをGDIにしてカラープリンタに出力するとき,またはPDFファイル出力のときにできます。