XMAP3から帳票を印刷する場合の,印刷形態とAPのコーディング内容の関係を示します。なお,ここではプログラミング言語として日立COBOLによる命令が使用されていることを仮定します。
同じ内容のものを複数枚,印刷する場合です。例えば,3枚の帳票を印刷するときは,次の表に示す方法でコーディングします。
表7-4 コピー印刷時のコーディング
分類 | APのコーディング | 備考 |
---|---|---|
シリアルプリンタ | SEND文を3回発行します。 | スプールに同じものを3部入れます。 |
ページプリンタ | 何部,印刷するかを指定してSEND文を1回発行します。 | プリンタハードウェアの機能を使用してマルチコピーします。スプールの中には1部だけ入れます。 |
マップ名は同じのまま,論理マップ中のデータを変えて,3回SEND文を発行します。
それぞれの帳票を印刷するためのSEND文を交互に書きます。
仮想端末名を別プリンタに割り当てて,それぞれにSEND文を書きます。ただし,スタンドアロンの場合は,途中にDISABLE文などを入れ,一度クローズする必要があります。