9.1.1 帳票のパターンプログラムのパターン

<この項の構成>
(1) APパターンとAP部品
(2) 定義サンプルとAPパターンの組み合わせ

(1) APパターンとAP部品

XMAP3では,APの定型的な型として,COBOL用とC言語用のAPパターンとAP部品を用意しています。

XMAP3で作成した帳票を取り込むソースプログラム作成時には,これらのパターンを組み合わせて使用することで,APを効率良く開発できるほか,コーディングの統一を図れます。コーディング時には,マップ名を8文字以内の半角英数字に変更するほか,ユーザ独自の処理を加えてください。

AP部品をAPパターンへ組み込む方法については,「9.1.2 COBOLエディタからのAPパターンの利用」または「9.1.3 C言語用パターンの利用方法」を参照してください。

(2) 定義サンプルとAPパターンの組み合わせ

業務目的に合った帳票の定義サンプルとAPパターンの組み合わせを次の表に示します。

表9-1 帳票の定義サンプルとAPパターンの組み合わせ

業務目的定義サンプルの
マップ名
APパターン名例題の
説明個所
COBOL同一帳票の複数枚印刷PTABL5GENREP019.2.2
COBOL複数種類の帳票印刷PTABL5
PTABL7
GENREP01
NXTREP01
9.2.3
C言語同一帳票の複数枚印刷PTABL5GENREP019.2.4
CALLインタフェースを使用した
COBOL同一帳票の複数枚印刷
PTABL5GENREP029.2.5
書式オーバレイを使用した帳票の複数枚印刷(COBOL)FORMA4GENOVL019.2.6
書式オーバレイを使用した帳票の複数枚印刷(C言語)STD1FHGENOVL019.2.7
OLTPサーバ構成での帳票印刷
(COBOL,C言語)
MCF1G
MCF1P
MCF2G
MCF3G
MCF4G
MCF5G
MCFDP01マニュアル
「画面編」
定義サンプルのマップは,XMAP3インストール先の「¥Samples¥Dspmap」または「¥Samples¥Prtmap」に,APパターンは「¥Patterns」にそれぞれ格納されています。
注※
マニュアル「画面編」の正式名称は,マニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 画面編」です。