10.1.3 実行時のポイント
- Windowsスプーラへの登録タイミングの見直し
APから出力するデータを,1ページごとに印字するか,APの終了またはクローズするごとに印字するかを選べます。設定に関しては,マニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」の帳票環境のセットアップに関する記述を参照してください。
- Windowsスプーラの設定
Windowsスプーラの設定,および印字開始タイミングの設定ができます。印字開始のタイミングは,1ページごとに印字するか,データがすべて出力されてから印字するかを選べます。
- GDIかPDLスルーかの見直し
デフォルトはGDIです。LIPSまたはESC/Pスルーを利用すると,データ量が少なくなり,AP実行時および印刷時の性能が向上します。
- C/Sシステム構成時の通信データ削減
C/Sシステム構成の場合,XMAP3の通信データを圧縮する機能が利用できます。通信データの圧縮機能を利用すると,C/S間の通信量が削減できるため,帳票の印刷時間の削減が期待できます。詳細については,マニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。
- PDFファイルの圧縮
XMAP3が出力するPDFファイルを圧縮できます。出力するPDFファイルを小さくすることで,実行性能が向上します。