はじめに

このマニュアルは,次に示すプログラムプロダクトの機能および使用方法について説明したものです。

P-262B-5344 XMAP3/NET Version 4

P-262B-534U XMAP3/NET Version 4 Upgrade

P-262B-5744  XMAP3/REPORT3 Version 4

P-262B-574U XMAP3/REPORT3 Version 4 Upgrade

P-262B-5C44 XMAP3/Enterprise Edition Version 4

P-262B-5C4U XMAP3/Enterprise Edition Version 4 Upgrade

このマニュアルでは,上記プログラムプロダクトをXMAP3と表記しています。

対象読者

XMAP3を使用して帳票または書式を作成し,運用する方を対象としています。また,次のことを前提としています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 帳票機能の概要
XMAP3での帳票作成の概要,および帳票作成の流れについて説明しています。
第2章 帳票とは
XMAP3で作成できる帳票について説明しています。
第3章 帳票用紙の設計
使用する帳票の用紙サイズ,帳票のます目サイズなどの設計について説明しています。
第4章 帳票レイアウト
帳票レイアウトの手順と,帳票定義時に配置する各オブジェクトの詳細について説明しています。
第5章 論理マップ生成規則とマッピング規則
帳票レイアウトを保存したときに生成される論理マップと,マッピング規則の関係について説明しています。
第6章 帳票定義とコーディングの関連
帳票の定義,論理マップ,およびAPとの関連について説明しています。
第7章 マップ帳票でのAPのコーディング方法
生成したマップを使用してAPを作成する方法について説明しています。
第8章 書式オーバレイでのAPのコーディング方法
書式オーバレイでのAPを作成する方法について説明しています。
第9章 標準パターンを使用したAPの作成
XMAP3が用意している帳票の定義サンプルと,APのパターンを組み合わせてCOBOLソースプログラムを作成する方法について説明しています。
第10章 チューニングとトラブルの対処方法
実行時の性能向上のポイントや,トラブル発生時の対処方法について説明しています。
付録A 属性情報一覧
付録B XMAP3で提供している定義パターン
付録C 日立以外のコンパイラを使用するときの注意
付録D 帳票定義と書式定義の制限値
付録E リターンコードの詳細
付録F OCR文字コード
付録G 用語解説

マニュアル体系図

XMAP3のマニュアル体系を次に示します。

[図データ]

関連マニュアル

このマニュアルに関連するマニュアルを次に示します。

画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド(3020-7-591)

画面・帳票サポートシステム XMAP3 入門(3020-7-592)

画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編(3020-7-594)

画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド(3020-7-595)

画面・帳票サポートシステム XMAP3/Web(3020-7-596)

画面・帳票サポートシステム XMAP3/Web for Cosminexus(3020-7-597)

画面・帳票サポートシステム XMAP3 Server(3000-7-508)

COBOL85 言語(3020-3-782)

COBOL85 操作ガイド(3020-3-851)※1

COBOL85 ユーザーズガイド(3020-3-852)

COBOL85 操作ガイド(3020-3-873)

COBOL2002 操作ガイド(3020-3-D41)

COBOL2002 ユーザーズガイド(3020-3-D42)

COBOL2002 言語 標準仕様編(3020-3-D44)

COBOL2002 言語 拡張仕様編(3020-3-D45)

Windows NT FAXコネクション Version3.0 ユーザーズガイド(3020-3-740)

OpenTP1 Version 5 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/XMAP3編(3000-3-375)※2

OpenTP1 Version 6 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/XMAP3編(3000-3-965)※2

注※1
COBOL85 Version 5.0の場合にお読みください。
注※2
このマニュアルの本文では,OpenTP1関連マニュアルのタイトルにある「バージョン表記」を省略しています。省略した表記を次に示します。
マニュアル名このマニュアルでの表記
「OpenTP1 Version 5 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/XMAP3編」
「OpenTP1 Version 6 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/XMAP3編」
「OpenTP1 プロトコル TP1/NET/XMAP3編」

このマニュアルでの表記

このマニュアルでは各製品を次のように表記しています。

製品名略称
AIX 5L V5.1AIX
AIX 5L V5.2
AIX 5L V5.3
COBOL2002 Net Client SuiteCOBOL2002日立COBOL
COBOL2002 Net Developer
COBOL2002 Net Server Suite
COBOL85 Server Version 6COBOL85
COBOL85 Server Version 7
COBOL85 Version 5.0
COBOL85 Version 6
COBOL85 Version 7
COBOL85 Version 7 for Server OS - Client Use
HP-UX 10.20HP-UX
HP-UX 11
HP-UX 11i
HP-UX 11i V2(IPF)
HP-UX 11i V2(PA-RISC)
Java(TM)Java
Microsoft Access(R)Access
Microsoft(R) ExcelExcel
Microsoft(R) Windows(R) 95 Operating SystemWindows 95
Microsoft(R) Windows(R) 98 Operating SystemWindows 98
Microsoft(R) Windows(R) Millennium Edition Operating SystemWindows Me
Microsoft(R) Windows NT(R) Server Network Operating System Version 4.0Windows NT Server 4.0Windows NT
(またはWindows NT 4.0)
Microsoft(R) Windows NT(R) Server,Enterprise Edition 4.0
Microsoft(R) BackOffice(R) Small Business Server Version 4.0
Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation Operating System Version 4.0Windows NT
Workstation 4.0
Microsoft(R) Windows (R) 2000 Server Operating SystemWindows 2000 ServerWindows 2000
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server Operating SystemWindows 2000 Advanced Server
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server Operating SystemWindows 2000 Datacenter Server
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional Operating SystemWindows 2000
Professional
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating SystemWindows XP
Professional
Windows XP
Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition Operating SystemWindows XP
Home Edition
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Standard Edition 日本語版Windows Server 2003
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Enterprise Edition 日本語版
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2, Standard Edition 日本語版
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2, Enterprise Edition 日本語版
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Standard x64 Edition 日本語版Windows Server 2003 x64
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Enterprise x64 Edition 日本語版
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2, Standard x64 Edition 日本語版
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2, Enterprise x64 Edition 日本語版
MS-DOS(R) Version 5.0/V以降MS-DOS
Solaris 7Solaris
Solaris 8
Solaris 9
TP1/Message ControlTP1/MCF
TP1/NET/Library
TP1/NET/XMAP3
TurboLinux Server 日本語版 6.1Linux
Red Hat Linux 6.2J
Microsoft(R) Visual Basic(R)Visual Basic(またはVB)
Microsoft(R) Visual C++(R)Visual C++
Microsoft(R) Visual C++(R) .NET 2002Visual C++ .NET
Microsoft(R) Visual C++(R) .NET 2003
XMAP3/Enterprise Edition Version 4XMAP3/Enterprise Edition
XMAP3/NET Version 4XMAP3/NET
XMAP3 印刷拡張機能 Version 4XMAP3 印刷拡張機能
XMAP3 印刷拡張機能 Server Version 4

このマニュアルで使用する略語

このマニュアルでは,次に示す用語を略して表現しています。

略称正式名称
APApplication Program
APIApplication Programming Interface
C/SシステムClient/Server System
CPUCentral Processing Unit
CSVComma Separated Value
CUICharacter User Interface
DCTDigital Capture Technology
DLLDynamic Linking Library
EUCExtended UNIX Code
GDIGraphical Device Interface
GUIGraphical User Interface
IPFItanium(R) Processor Family
JFIFJPEG File Interchange Format
JISJapanese Industrial Standard
JPEGJoint Photographic Experts Group
LANLocal Area Network
LBPLaser Beam Printer
LIPSLBP Image Processing System
OCROptical Character Reader
OLEObject Linking and Embedding
OLTPOnline Transaction Processing
OSOperating System
PCPersonal Computer
PDFPortable Document Format
PDLPage Description Language
RAMRandom Access Memory
TCP/IPTransmission Control Protocol/Internet Protocol
WANWide Area Network
WSWorkstation

このマニュアルで使用する記号

このマニュアルで使用する記号を次のように定義しています。

記号意味
[  ]メニュータイトル,メニュー項目,ボタン,キー,およびアイコンの名称を示す。
例:[ファイル]メニュー
  [OK]ボタン
  [Enter]キー など
[  ]+[  ]+の前のキーを押したまま,後ろのキーを押すことを示す。
例:[Shift]+[A]キー
  [Shift]キーを押したまま[A]キーを押すことを示す。
[  ]-[  ]例:[ファイル]-[開く]
  [ファイル]メニューから[開く]コマンドを選択することを示す。
半角の空白を入れること,またはスペースキーを指定された数だけ押すことを示す。
(例)*XP△:*XPの後ろに空白一つを入れることを示す。
〔 〕この記号で囲まれている項目は,省略してもよいことを示す。

図中で使用する記号

このマニュアルの図中で使用する記号を次のように定義します。

[図データ]

オンラインヘルプの紹介

XMAP3では,オンラインヘルプ(以降,ヘルプと呼びます)を提供しています。ヘルプでは,詳細な操作手順,トラブルの対処方法,用語,ダイアログやウィンドウの項目の説明などを参照できます。

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次の用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

宛先(あてさき)  個所(かしょ)  矩形(くけい)  桁(けた)  毎(ごと)  揃える(そろえる)  貼り付け(はりつけ)  汎用(はんよう)  必須(ひっす)

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)は,それぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。