4.1.1 マップ帳票のレイアウト手順

マップ帳票を新規に作成するときの手順を次に示します。

  1. スタートメニューから[XMAP3]-[ドロー]を選び,ドローを起動する。
    新規・更新選択ダイアログが表示されます。
  2. 新規・更新選択ダイアログで[対象]から「マップ」を選択し,「画面・帳票・書式を新規作成する」を選択する。
    選択後,[OK]ボタンをクリックすると新規作成ダイアログが表示されます。
  3. 新規作成ダイアログでマップ名を指定する。
    マップ名の決定については,「4.1.1(1) マップ名の決定」を参照してください。
  4. 新規作成ダイアログで定義種別を選択する。
    「定義対象の選択」から定義種別を選択します。
    けい線帳票の場合
    「けい線帳票(連続紙)」または「けい線帳票(カット紙)」を選択します。
    プレプリント帳票の場合
    「プレプリント帳票(連続紙)」または「プレプリント帳票(カット紙)」を選択します。
    網掛け帳票の場合
    「網掛け帳票」を選択します。
    グラフィック帳票の場合
    「グラフィック帳票」を選択します。
  5. 新規作成ダイアログで定義パターンを選択する。
    定義パターンを選択します。選択できる定義パターンには,XMAP3が用意しているパターンまたはユーザが登録したパターンがあります。また,サイズを自由にするときは,「フリー」を選んで帳票属性ダイアログで設定します。
    定義パターンについては,「4.1.1(2) 定義パターンの選択」を参照してください。
  6. 新規作成ダイアログで言語種別を選択する。
    COBOLまたはCのどちらかを選択します。
    なお,XMAP3/Web for Cosminexusを使用してCosminexus上で実行する帳票を開発する場合で,AP開発言語がJavaのときは,Cを選択してください。
  7. [OK]ボタンをクリックする。
    帳票定義ウィンドウが表示されます。
  8. 帳票定義ウィンドウで,帳票属性を変更する(必要に応じて)。
    定義パターンを選択すると,定義パターンに対応した文字サイズや文字間隔などが設定されます。定義パターンで設定された値を変更する場合は,[属性]-[帳票属性]を選択して表示される帳票属性ダイアログで値を設定します。
  9. 帳票レイアウトを定義する。
    帳票定義ウィンドウのツールボックスからオブジェクトのボタンを選んで,レイアウト領域にオブジェクトを配置し,帳票をレイアウトします。
    オブジェクトについては,「4.2 帳票レイアウトを構成するオブジェクト」を参照してください。
  10. 定義内容を保存し,終了する。
    帳票定義ウィンドウのツールバーから[ドローの終了]を選ぶと定義内容が保存され,帳票定義が終了します。このとき,定義ファイルに加え,論理マップと物理マップが生成されます。
    注※
    [対象]から,「パターン」を選択した場合には定義パターンを,「部品」を選択した場合には部品を作成できます。定義パターンや部品の作成については,「4.1.3 定義パターンおよび部品の登録」を参照してください。
<この項の構成>
(1) マップ名の決定
(2) 定義パターンの選択
(3) 帳票属性の定義

(1) マップ名の決定

帳票の定義情報と生成される物理マップや論理マップなどの名称の整合性を図るために,マップ名を設定します。このマップ名は,各ファイル名称の先頭の文字列(拡張子を除く文字列)などになります。

(2) 定義パターンの選択

帳票定義では,定義対象にシリアルインパクトかページプリンタのどちらかを選択したあと,使用する定義パターンを選びます。なお,XMAP3で提供している定義パターンについては,「付録B XMAP3で提供している定義パターン」を参照してください。

(3) 帳票属性の定義

帳票属性の定義では,「ます目設定」によって,配置できる領域が変わってきます。このます目設定は,レイアウト画面上に表示されているグリッドの間隔と対応します。

また,レイアウト領域の単位には,ます目,ミリ,ドットの三つがあります。ミリはミリ単位に表示し,ドットはドット単位に表示します。ただし,レイアウト画面のグリッド種別とは独立しているので,別に指定します。