XMAP3を呼び出すための汎用APインタフェースを次に示します。以降,C言語ベースの記述で説明します。
関数 | 機能概要 | 備考 |
---|---|---|
XmapFrmCreateOpen | ドライバ起動,サービスオープン | オープン要求関数 |
XmapFrmClose | ドライバ解放,サービスクローズ | クローズ要求関数 |
XmapFrmSetPage | ページ制御情報の設定 | なし |
XmapFrmSetData | 行データをバッファリング | |
XmapFrmSetLine | バッファデータを出力 | |
XmapFrmGetError | エラーコードの詳細を取得 | |
XmapFrmSetPoint | 文字サイズの設定 | フィールド制御関数 |
XmapFrmSetInterval | 字間値の設定 | フィールド制御関数 |
XmapFrmSetFont | 書体の設定 | フィールド制御関数 |
XmapFrmSetWidth | 平体の設定 | フィールド制御関数 |
XmapFrmSetNewLine | 改行数の設定 | 行制御関数 |
XmapFrmSetChannel | チャネルスキップの設定 | 行制御関数 |
汎用APインタフェースでは,XMAP3が提供するDLLを使用するため,インタフェース宣言ファイルおよびリンケージライブラリを取り込む必要があります。
汎用APインタフェースでは,XMAP3が提供するDLLを使用するため,インタフェース宣言ファイルを取り込む必要があります。Visual BasicおよびAccessでの,インタフェース宣言ファイルを取り込む例を次に示します。
汎用APインタフェースでは,XMAP3が提供するDLLを使用するため,インタフェース宣言ファイルを取り込む必要があります。インタフェース宣言ファイルを取り込む例を次に示します。
ドライバを起動し,サービスをオープンします。
1以上:正常終了(端末識別子)
0:異常終了
サービスをクローズし,ドライバを解放します。
0:正常終了
-1:異常終了
この関数を発行したとき,バッファ内に残っている行データは,すべて出力されます。なお,行バッファの文字データは,ページバッファに格納され,ページバッファから出力されます。
ページ制御情報を作成して,ページバッファに格納します。
0:正常終了
-1:異常終了
XmapFrmSetData関数での行データをXmapFrmSetLine関数で帳票出力していない場合,この関数によって帳票が出力されます。また,この関数を発行するかまたはXmapFrmClose関数を発行するまでは,前に発行した関数の情報(書式マップ名など)が引き継がれます。
文字データを編集して行バッファに格納します。
0:正常終了
-1:異常終了
この関数では,印刷する文字データ(行データ)だけを指定し,行送りなどはXmapFrmSetLine関数で指定します。
行バッファに格納されている行データに行送り情報を付けて,1行分のデータをページバッファに出力します。ただし,改ページを指定したときや,改ページが発生したときは,ページバッファに格納されている1ページ分のデータをプリンタに出力します。
0:正常終了
-1:異常終了
この関数を発行していないとき,XmapFrmSetData関数での行データの数が1ページに印刷できる行数を超えるている,またはページバッファに格納できるデータ長の制限を超えている場合は,自動的に改ページされます。
また,この関数の前に,XmapFrmSetChannelまたはXmapFrmSetNewLineを発行しなかった場合,チャネル「0:(行送りをしない)」を仮定します。
直前に発行した関数のエラー詳細を取得します。
0以上:正常終了(詳細エラーコード)
文字サイズを指定します。
内容 | 指定値 |
---|---|
5ポイント | 50 |
7ポイント | 70 |
9ポイント | 90 |
12ポイント | 120 |
0:正常終了
文字サイズだけを変更します。以降のXmapFrmSetDataで有効になります。指定の有効範囲は,XmapFrmSetLineの発行または改ページされるまでです。
この関数を発行しない場合は,ドローの書式属性ダイアログで設定した文字サイズが有効となります。
文字の間隔を指定します。
内容 | 指定値 |
---|---|
文字間隔なし | 0 |
1I~7I | 1~7 |
0:正常終了
文字間隔だけを変更します。以降のXmapFrmSetDataで有効になります。指定の有効範囲は,XmapFrmSetLineの発行または改ページされるまでです。
この関数を発行しない場合は,ドローの書式属性ダイアログで設定した文字間隔が有効となります。
文字の書体を指定します。
内容 | 指定値 |
---|---|
書体復帰 | 0 |
明朝 | 1 |
ゴシック | 2 |
OCR※ | 9 |
0:正常終了
書体だけを変更します。以降のXmapFrmSetDataで有効になります。
指定の有効範囲は,XmapFrmSetLineの発行または改ページされるまでです。
文字の拡大を指定します。
内容 | 指定値 |
---|---|
横倍角する | 1 |
横倍角しない | 0 |
0:正常終了
横倍指定だけを変更します。以降のXmapFrmSetDataで有効になります。
指定の有効範囲は,XmapFrmSetLineの発行または改ページされるまでです。
改行数を指定します。
内容 | 指定値 |
---|---|
改行数 | 0~99 |
0:正常終了
改行数だけを変更します。以降のXmapFrmSetLineで有効になります。
指定の有効範囲は,XmapFrmSetLineまでです。
また,XmapFrmSetNewLineとXmapFrmSetChannelは一緒に指定できません。
チャネルスキップを指定します。
内容 | 指定値 |
---|---|
行送りしない | 0 |
紙送りチャネル番号(改ページ)C01を指定します | 1 |
0:正常終了
チャネルスキップだけを変更します。以降のXmapFrmSetLineで有効になります。
指定の有効範囲は,XmapFrmSetLineまでです。
また,XmapFrmSetNewLineとXmapFrmSetChannelは一緒に指定できません。