XMAP3では,APの定型的な型として,COBOL用とC言語用のAPパターンとAP部品を用意しています。
XMAP3で作成した帳票を取り込むソースプログラム作成時には,これらのパターンを組み合わせて使用することで,APを効率良く開発できるほか,コーディングの統一を図れます。コーディング時には,マップ名を8文字以内の半角英数字に変更するほか,ユーザ独自の処理を加えてください。
AP部品をAPパターンへ組み込む方法については,「9.1.2 COBOLエディタからのAPパターンの利用」または「9.1.3 C言語用パターンの利用方法」を参照してください。
業務目的に合った帳票の定義サンプルとAPパターンの組み合わせを次の表に示します。
表9-1 帳票の定義サンプルとAPパターンの組み合わせ
業務目的 | 定義サンプルの マップ名 | APパターン名 | 例題の 説明個所 |
---|---|---|---|
COBOL同一帳票の複数枚印刷 | PTABL5 | GENREP01 | 9.2.2 |
COBOL複数種類の帳票印刷 | PTABL5 PTABL7 | GENREP01 NXTREP01 | 9.2.3 |
C言語同一帳票の複数枚印刷 | PTABL5 | GENREP01 | 9.2.4 |
CALLインタフェースを使用した COBOL同一帳票の複数枚印刷 | PTABL5 | GENREP02 | 9.2.5 |
書式オーバレイを使用した帳票の複数枚印刷(COBOL) | FORMA4 | GENOVL01 | 9.2.6 |
書式オーバレイを使用した帳票の複数枚印刷(C言語) | STD1FH | GENOVL01 | 9.2.7 |
OLTPサーバ構成での帳票印刷 (COBOL,C言語) | MCF1G MCF1P MCF2G MCF3G MCF4G MCF5G | MCFDP01 | マニュアル 「画面編」※ |