6.2 帳票のオブジェクト定義とAPのコーディング

ここでは,AP実行時に出力データを指定する「出力フィールド」を使用した場合の帳票定義,定義後に生成される論理マップ,およびAPでのコーディングの関連について説明します。COBOLでのAPコーディング例には標準提供のAPパターン「GENREP01」を適用しています。なお,ここで示す例は,ドローセットアップが標準値で設定されていることを前提とし,コーディング中の物理マップ名は,マップ名が6桁のグラフィック帳票を想定して「マップ名+6G」で説明しています。マップ名が6桁のけい線帳票(カット紙/連続紙)の場合,物理マップ名は「マップ名+6A」となります。マップ名が6桁のプレプリント帳票(カット紙/連続紙)の場合,物理マップ名は「マップ名+6H」となります。マップ名が6桁の網掛け帳票の場合,物理マップ名は「マップ名+6B」となります。

<この節の構成>
6.2.1 出力フィールドの利用
6.2.2 数字編集項目の利用
6.2.3 出力OCRの利用
6.2.4 出力バーコードの定義とAPの関連
6.2.5 連結出力バーコードの定義とAPの関連
6.2.6 日付・時刻とAPの関連
6.2.7 文字属性の動的変更とAPの関連
6.2.8 けい線の動的変更とAPの関連
6.2.9 フレーム(明細行)の定義とAPの関連
6.2.10 出力グラフィックの利用
6.2.11 埋字と桁寄せ向きの利用
6.2.12 重ね印刷(ページプリンタ)
6.2.13 APでの印刷部数指定
6.2.14 印刷ドキュメント名指定