4.4.2 データ名編集ダイアログでの操作と注意事項
(1) データ名の順序をソートする
レイアウト画面でのオブジェクト位置順をそのまま反映する場合は,[位置順にソート]を指定しておきます。ユーザが独自にソートする場合は,移動させるオブジェクトの上で,マウスの左ボタンをクリックし,そのまま移動させたい位置にドラッグします。
- ソート時の注意
- [位置順にソート]ボタンをクリックすると,データ名は位置順になります。その後,任意の順序に並べ替えることもできます。
- 移動元と移動先の論理マップ展開レベルが同じならば,移動できます。
- 1回の操作で移動できるデータ名は一つです。ただし,データ名に対応するオブジェクトが下位項目を持つ場合(フレームでの反復や,下位項目を指定した場合),下位項目も一緒に移動します。
- 移動先が移動元の上位項目である場合,または下位項目である場合は,移動できません。
- 下位項目同士のソートはできません。
(2) データ名とコメントの編集
データ名一覧から,編集したいデータ名を選ぶと,データ名とコメントの欄に選んだデータ名とコメントが表示されます。編集したいデータ名またはコメントを入力すると,データ名一覧に編集したデータ名またはコメントが反映されます。
- データ名とコメント変更時の注意
- データ名の文字数は,接頭語(マップ名)を含めて半角で29文字以内,全角で14文字以内で指定します。
ドローセットアップの「マップ名の長さ」の設定を「6文字」にした場合,半角で22文字以内,全角では11文字以内で指定します。
ドローセットアップの「マップ名の長さ」の設定を「7文字」にした場合,半角で21文字以内,全角では10文字以内で指定します。
- データ名の文字種は,COBOLの場合は,「A~Z」「0~9」「-(ハイフン)」「大文字の半角かたかな」「全角(混在)」を使用できます。
Cの場合は,「A~Z」「a~z」「0~9」「_(アンダーバー)」を使用できます。
- 再定義名は半角で30文字まで入力できます。
- コメントは,半角で40文字,全角で20文字まで入力できます。
- コメントを記述できないオブジェクトの場合(各オブジェクトのダイアログでコメントの入力できないもの)は,コメントの欄は不活性になります。
(3) データ名の検索と置換
データ名を検索または置換する場合は,[検索と置換]ボタンを選んで,検索と置換ダイアログを表示します。
- データ名の検索時および置換時の注意
- 検索するデータ名は最低1文字,指定してください。ただし,メタキャラクタとしての「*」は使用できません。
- 置換後のデータ名の長さが上限を超えた場合,上限値以降の文字列は切り捨てられます。
(4) ほかの画面からのデータ名のコピー
データ名編集ダイアログに表示されているデータ名を,あらかじめ作成したデータ名辞書,Excelの表,またはテキストファイルから読み込んだデータ名で変換できます。
- データ名辞書,Excelまたはテキストファイル上で,変換に使用するデータ名にフォーカスを位置づけ,[Ctrl]+[C]キーでクリップボードにコピーします。
- データ名編集ダイアログを開いて,変更したいデータ名のフィールドを選びます。フィールドが選ばれ,データ名の項目欄にフォーカスが移ります。
- フォーカスが位置づけられたデータ名の欄に[Ctrl]+[V]キーで,クリップボードにコピーしておいたデータ名を貼り付けます。