1.6.2 帳票定義前の確認
(1) ハードウェア依存およびドライバ依存の定義確認
ハードウェアやドライバに依存する設定は,実際の定義を始める前に確認しておくことをお勧めします。次に確認する項目を示します。
- 使用できる用紙
- 印刷品質の確認
- 印刷できる行数,列数の確認
- 連続紙の場合,改ページの位置合わせ
- バーコードやOCRの場合,実際に印刷してリーダで入力できるかどうかの確認
- けい線や網掛けの濃さの確認
- プリンタドライバやプリンタハードウェアの制限と仕様
- カラープリンタを使用する場合,実際に印字される文字色の確認
(2) レイアウト定義前の決定事項
レイアウトを定義する前に次のことを決めておいてください。
- ファイルで保管することを考えたマージン設定
- 見やすさ
- 基準ます目(ページ当たりの行列数)
- けい線,網掛け,文字サイズなどの基準
- コピーやFAXとの関連
- 印刷した結果をコピーやFAXで送信しても印刷の品質上問題ないか
- 網掛けやけい線の見やすさ
(3) レイアウト定義画面での注意
ドローのレイアウト定義画面の表示は,印刷される内容をシミュレートしているため,実際に印刷される帳票と異なる場合があります。詳細については,マニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。