日立COBOLを利用する場合,COBOLエディタを使用してXMAP3のAPパターンおよびAP部品を編集できます。エディタウィンドウで[ファイル]-[開く]を選択し,XMAP3インストール先¥Patternsの下にあるファイル名(拡張子が.cbl)を指定するとソースプログラムを編集できる状態になります。なお,エディタウィンドウでの操作方法については,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」またはマニュアル「COBOL85 操作ガイド」を参照してください。
また,日立COBOLと連携すると,COBOLエディタでXMAP3のプログラムテンプレート(拡張子が.cetのファイル)を利用できます。プログラムテンプレートの内容は,XMAP3のAPパターンと同じです。
なお,XMAP3で使用できる日立COBOLは,COBOL2002,COBOL85 Version 5.0,Version 6,またはVersion 7です。ただし,使用できる日立COBOLは,OSによって異なります。XMAP3で使用できる日立COBOLを,OSごとに次の表に示します。
表9-2 使用できる日立COBOL
OS名 | COBOL2002 | COBOL85 | ||
---|---|---|---|---|
Version 5.0 | Version 6 | Version 7 | ||
Windows 95 | × | ○ | ○ | × |
Windows 98 | ○ | ○※1 | ○ | ○ |
Windows Me | ○ | × | ○※2 | ○ |
Windows NT 4.0 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Windows 2000 | ○ | × | ○※3 | ○ |
Windows XP | ○ | × | × | ○ |
Windows Server 2003 | ○※4 | × | × | × |
Windows Server 2003 x64 | ○※4 | × | × | × |
COBOLエディタでXMAP3のプログラムテンプレートを使用してファイルを編集する方法を説明します。
なお,この方法でプログラムテンプレートを使用すると,そのつど,ファイル名を指定して参照する必要があります。COBOLエディタが提供しているテンプレート以外のファイルを,常にテンプレートファイルのリストに表示したい場合の設定方法については,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」またはマニュアル「COBOL85 操作ガイド」を参照してください。
XMAP3のAP部品をCOBOLエディタで利用する方法を説明します。AP部品は,拡張子が.cblのファイルとして提供されています。このため,COBOLエディタでは,AP部品を一つのソースファイルとして扱います。