1.4 作成する帳票の決定

作成する帳票を決める場合,「使用するプリンタは何か」,「印刷モードは何か」などを考慮した上で,作成する帳票を選ぶ必要があります(定義対象の選択)。ここでは,定義対象を選択するときの手順を説明します。

  1. APから見た印刷対象プリンタは何か
    • シリアルインパクトプリンタへの印刷か
    • ページプリンタへの印刷か
    • ページプリンタ/シリアルインパクトプリンタ共用か
      APから,シリアルインパクトプリンタに印刷したり,ページプリンタに印刷したりする使い方を共用といいます。ファクシミリ(以降,FAX)への出力は,この扱いになります。
    • プレプリントへの印刷か
      プレプリント紙を使用する場合は,シリアルインパクトの扱いになります。
    詳細は,「1.4.1 印刷対象プリンタと定義時の指定との関係」を参照してください。
  2. 印刷モードは何か
    • GDIによるWindowsプリンタ印刷か
      スプールデータ形式:EMF
    • PDLスルーによる特定のプリンタへの印刷か
      スプールデータ形式:RAW
    詳細は,「1.4.2 印刷モード(GDI,PDLスルー,FAXC/SPOOL出力,PDFファイル出力)」を参照してください。
  3. 使用できる機能の確認
    • 文字サイズ,けい線,バーコードなど
    詳細は,「1.4.3 使用できる機能の確認」を参照してください。
  4. 使用するAPIとAPの記述言語の確定
    • ページ単位か行単位か
    詳細は,「1.4.4 使用するAPIの確定」を参照してください。
<この節の構成>
1.4.1 印刷対象プリンタと定義時の指定との関係
1.4.2 印刷モード(GDI,PDLスルー,FAXC/SPOOL出力,PDFファイル出力)
1.4.3 使用できる機能の確認
1.4.4 使用するAPIの確定