C言語にはCOBOLのような編集項目(PIC Z,9)または文字項目(PIC X)という概念がありません。そのため,数を扱う場合,そのデータが文字(数字)か数値かをユーザが意識してAPを作成する必要があります。また,コンマを付けたりする出力数字編集もAPでする必要があります。
この項では,C言語でAPを作成する場合に注意が必要な固有のコーディングについて説明します。
エリアの一括クリアには,memsetを使用します。なお,エリアサイズを求めるには,sizeof演算子を使用します。
データの一括コピーには,memcpyを使用します。
数字から数値への変換には,文字列変換関数atolまたはatofを使用します。
数値から数字への変換には,書式付き出力関数sprintfを使用します。