レイアウト定義に使用するウィンドウは,定義の種類に対応して「GUI画面定義ウィンドウ」,「CUI画面定義ウィンドウ」,「帳票定義ウィンドウ」,および「書式定義ウィンドウ」に分類されます。なお,帳票定義ウィンドウには,ページプリンタ用とシリアルプリンタ用の2種類のウィンドウがあります。このマニュアルでは,それらをまとめて「帳票定義ウィンドウ」と呼びます。帳票定義ウィンドウおよび書式定義ウィンドウについては,「画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 帳票編」を参照してください。
ここでは,図2-1に示すGUI画面定義ウィンドウを例に挙げて,レイアウトを定義するウィンドウの構成について説明します。
図2-1 GUI画面定義ウィンドウの構成
表2-1 GUI画面定義ウィンドウのツールバーのボタン
ボタン | 名 称 | 内 容 |
---|---|---|
![]() | レイアウトへ戻る | GUI画面定義ウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | 画面属性 | タイトルやメニューバーを定義するときに使う。また,画面の表示形態や文字サイズ,背景色などを指定するときに使う。 |
![]() | 文字色/背景色 | オブジェクトの背景色や文字色を設定するウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | 文字属性/枠高 | オブジェクトの書体やサイズを設定するウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | 線種/太さ | セパレータとフィールドボックスのデータを定義するウィンドウの状態から,けい線の線種を設定するウィンドウに切り替える場合に使う。 |
![]() | データ名 | レイアウト画面上に定義しているすべてのオブジェクトのデータ名を一覧で表示するときに使う。また,データ名の変更や,論理マップの生成順を指定するときに使う。 |
![]() | テスト表示 | 定義したGUI画面を実際に画面にテスト表示するときに使う。 |
![]() | Webブラウザテスト表示 | 定義したGUI画面を実際にWebブラウザにテスト表示するときに使う。 |
![]() | 論理マップ表示 | 定義したGUI画面から生成される論理マップを確認したいときに使う。 |
表2-2 CUI画面定義ウィンドウのツールバーのボタン
ボタン | 名 称 | 内 容 |
---|---|---|
![]() | レイアウトへ戻る | CUI画面定義ウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | 画面属性 | 画面属性やパネル属性動的変更を設定するときに使う。 |
![]() | 文字色 | オブジェクトの文字色を設定するウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | データ名 | レイアウト画面上に定義しているすべてのオブジェクトのデータ名を一覧で表示するときに使う。また,データ名の変更や,論理マップの生成順を指定するときに使う。 |
![]() | テスト表示 | 定義したCUI画面を実際に画面にテスト表示するときに使う。 |
![]() | Webブラウザテスト表示 | 定義したCUI画面を実際にWebブラウザにテスト表示するときに使う。 |
![]() | 論理マップ表示 | 定義したCUI画面から生成される論理マップを確認したいときに使う。 |
表2-3 帳票定義ウィンドウのツールバーのボタン
ボタン | 名 称 | 内 容 |
---|---|---|
![]() | レイアウトへ戻る | 帳票定義ウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | 帳票属性 | 用紙サイズや書式を変更するときに使う。 |
![]() | 文字色 | オブジェクトの文字色を設定するウィンドウに切り替えるときに使う(グラフィック帳票の場合)。 |
![]() | 文字属性 | 文字サイズや書体の種類を指定するウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | 線種/太さ | ページプリンタの場合,けい線の線種を設定するウィンドウに切り替えるときに使う(シリアルプリンタの場合は使えない)。 |
![]() | 網掛けパターン | ページプリンタの場合,網掛けのパターンを設定するウィンドウに切り替えるときに使う(グラフィック帳票の場合)。 |
![]() | データ名 | レイアウト画面上に定義しているすべてのオブジェクトのデータ名を一覧で表示するときに使う。また,データ名の変更や,論理マップの生成順を指定するときに使う。 |
![]() | テスト印刷 | 定義した帳票を実際にテスト印刷するときに使う。 |
![]() | 印刷プレビュー | 定義中の帳票の印刷イメージを表示するときに使う。 |
![]() | 論理マップ表示 | 定義した帳票から生成される論理マップを確認したいときに使う。 |
表2-4 書式定義ウィンドウのツールバーのボタン
ボタン | 名 称 | 内 容 |
---|---|---|
![]() | レイアウトへ戻る | 書式定義ウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | 書式属性 | 用紙サイズや書式を変更するときに使う。 |
![]() | 文字属性 | 文字拡大の種類,文字サイズ,書体を指定するウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | 線種/太さ | けい線の線種を設定するウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | 網掛けパターン | 網掛けのパターンを設定するウィンドウに切り替えるときに使う。 |
![]() | テスト印刷 | 定義した書式を実際にテスト印刷するときに使う。 |
![]() | 印刷プレビュー | 定義中の書式の印刷イメージを表示するときに使う。 |
表2-5 GUI画面定義ウィンドウのツールボックスのボタン
ボタン | 名 称 | 内 容 |
---|---|---|
![]() | オブジェクト選択 | 選択状態のオブジェクトを解除したいとき,またはレイアウト領域のオブジェクトを選択状態にしたいときに使う。 |
![]() | 固定テキスト | 画面の入出力時に変化しない文字列を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 出力テキスト | 画面出力時にアプリケーションプログラムから表示する文字列の領域を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 出力日付/時刻テキスト | 画面出力時にアプリケーションプログラムから表示する日付や時刻の領域を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | 予約テキスト | OpenTP1がサポートする予約項目名称を定義するときに使う。 |
![]() | 入出力テキスト (数字用) | 画面上で入力,または入出力した数字をアプリケーションプログラムで受け取る領域を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | 入出力テキスト (文字用) | 画面上で入力,または入出力した文字列をアプリケーションプログラムで受け取る領域を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | ポップアップ | 候補(メニュー項目)の選択によってデータを入力するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | コンボボックス | 表示されたデータの中から必要なデータを選択するボックスを定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 入出力日付/時刻テキスト | 画面上で入力,または入出力した日付や時刻をアプリケーションプログラムで受け取る領域を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | スピンボックス | 特定の範囲内の数値からデータを選択する場合に使う。 |
![]() | フィールドボックス | GUI画面上で,キャラクタベースで定義したい項目があるときに使う※。 |
![]() | プッシュボタン | 画面に表示された情報に対して,どのように対応するかを選択するときや,メニュー画面で処理を選択するときに選ぶボタンを定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | ラジオボタン | 表示されたデータの中から,データを一つ選択するときに選ぶボタンを定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | チェックボタン | 表示されたデータの中から複数のデータを選択するときに選ぶボタンを定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | セパレータ | 複数のボタンやテキストの間を区切る線を引くときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | グループボックス | 画面上のボタン,テキストなどをグループ化するボックスを定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | リストボックス | 表示しているデータの中から必要なデータを選択するボックスを定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | メッセージアイコン | メッセージ画面などを定義するときに,メッセージの種別が視覚的にわかるようにアイコンを定義したい場合に使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | グラフィック | イメージデータを定義画面内に取り込みたいときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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注※ フィールドボックス内で使うボタンを次に示します。
ボタン | 名 称 | 内 容 |
---|---|---|
![]() | オブジェクト選択 | ツールボックスからオブジェクトを選択したい場合,またはレイアウト領域に定義されているオブジェクトを選択状態にしたい場合に使う。 |
![]() | 固定フィールド | 画面の入出力時に変化しない文字列を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 出力フィールド | 画面出力時にアプリケーションプログラムから表示する文字列を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 出力日付/時刻フィールド | 画面出力時にアプリケーションプログラムから表示する日付や時刻を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | 予約フィールド | OpenTP1がサポートする予約項目名称を定義するときに使う。 |
![]() | 入出力フィールド(数字用) | 画面上で入力,または入出力した数字をアプリケーションプログラムで受け取る領域を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 入出力フィールド(文字用) | 画面上で入力,または入出力した文字列をアプリケーションプログラムで受け取る領域を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | 入出力日付/時刻フィールド | 画面上で入力,または入出力した日付や時刻をアプリケーションプログラムで受け取る領域を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | ポップアップ | 候補(メニュー項目)の選択によってデータを入力するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | トグルフィールド | 画面上で「オン/オフ」の選択をする領域を定義するときに使う。 |
![]() | フレーム | フィールドなどを反復して組み合わせ,表形式で並べる場合に使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 塗りつぶし | 塗りつぶしをするときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 表けい線の枠 | 表けい線を作成するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | けい線の繰り返し | 一定の間隔を空けて,表けい線の横線または縦線を繰り返して引くときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | けい線 | けい線を引くときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 矩形 | 複数のけい線で構成される矩形を定義するときに使う。 |
表2-6 CUI画面定義ウィンドウのツールボックスのボタン
ボタン | 名 称 | 内 容 |
---|---|---|
![]() | オブジェクト選択 | ツールボックスからオブジェクトを選択したい場合,またはレイアウト領域に定義されているオブジェクトを選択状態にしたい場合に使う。 |
![]() | 固定フィールド | 画面の入出力時に変化しない文字列を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 出力フィールド | 画面出力時にアプリケーションプログラムから表示する文字列を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | 予約フィールド | OpenTP1がサポートする予約項目名称を定義するときに使う。 |
![]() | 入出力フィールド(数字) | 画面上で入力,または入出力した数字をアプリケーションプログラムで受け取る領域を定義するときに使う。 |
![]() | 入出力フィールド(文字用) | 画面上で入力,または入出力した文字列をアプリケーションプログラムで受け取る領域を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | フレーム | フィールドなどを反復して組み合わせ,表形式で並べる場合に使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 表けい線の枠 | 表けい線を作成するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | けい線の繰り返し | 一定の間隔を空けて,表けい線の横線または縦線を繰り返して引くときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 縦/横けい線 | 縦,横のけい線を引くときに使う。 |
![]() | 矩形 | 複数のけい線で構成される矩形を定義するときに使う。 |
表2-7 帳票定義ウィンドウのツールボックスのボタン
ボタン | 名 称 | 内 容 |
---|---|---|
![]() | オブジェクト選択 | ツールボックスからオブジェクトを選択したい場合,またはレイアウト領域に定義されているオブジェクトを選択状態にしたい場合に使う。 |
![]() | 固定フィールド | 帳票出力時に変化しない文字列を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 出力フィールド | 帳票出力時にアプリケーションプログラムから印字する文字列を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 出力日付/時刻フィールド | 帳票出力時にアプリケーションプログラムから印字する日付や時刻を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 予約フィールド | OpenTP1がサポートする予約項目名称を定義するときに使う。 |
![]() | フレーム | フィールドなどを反復して組み合わせ,表形式で並べる場合に使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | デリミタ線 | 文字の1けたごとに区切る目盛り状の線を作成するときに使う※1 ※2 ※3。 |
![]() | 表けい線の枠 | 表けい線を作成するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | けい線の繰り返し | 一定の間隔を空けて,表けい線の横線または縦線を繰り返して引くときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | けい線 | 縦,横,斜めのけい線を引くときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 矩形 | 複数のけい線で構成される矩形を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 円 | 円を作成するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 円弧 | 円弧を作成するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 網掛け | 網掛けするときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | バーコード | バーコードを印字するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | グラフィック | 帳票出力時にイメージデータを取り込みたいときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 出力OCR | OCR用の文字でデータをアプリケーションプログラムから印字するときに使う※3※4。 |
注 グラフィック帳票の場合は,すべてのボタンが使用できます。
注※1 プレプリント帳票の場合は,使用できません。
注※2 けい線帳票の場合は,使用できません。
注※3 網掛け帳票の場合は,使用できません。
注※4 XMAP3で規定している範囲のOCRです。JISで規定された範囲ではありません。
表2-8 書式定義ウィンドウのツールボックスのボタン
ボタン | 名 称 | 内 容 |
---|---|---|
![]() | オブジェクト選択 | ツールボックスからオブジェクトを選択したい場合,または,レイアウト領域に定義されているオブジェクトを選択状態にしたい場合に使う。 |
![]() | 固定フィールド | 書式印刷時に変化しない文字列を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 表けい線の枠 | 表けい線を作成するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | けい線の繰り返し | 一定の間隔を空けて,表けい線の横線または縦線を繰り返して引くときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | けい線 | 縦,横,斜めのけい線を引くときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 矩形 | 複数のけい線で構成される矩形を定義するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 円 | 円を作成するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | 円弧 | 円弧を作成するときに使う。ボタンの種類を次に示す。
|
![]() | 網掛け | 網掛けするときに使う。ボタンの種類を次に示す。
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![]() | 固定グラフィック | 書式印刷時に変化しないイメージデータを取り込みたいときに使う。 |