ターミナルサービス構成の開発環境で利用できるXMAP3の機能を次の表に示します。
表3-5 XMAP3の提供機能ごとの適用範囲(ターミナルサービス構成の開発環境)
機能名 | ターミナルサービス構成での運用可否 |
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サーバ(デフォルトデスクトップ) | クライアント(ターミナルサービス) |
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ドローセットアップ | ○ | △ |
ドロー | ○ | ○ |
ユティリティ※ | ○ | ○ |
ドキュメンテーション支援 | ○ | ○ |
テスト支援 | ○ | ○ |
- (凡例)
- ○:機能を利用できる。
- △:機能を利用できる。ただし,利用できる機能の一部に制限がある。
- 注※
- 環境ファイル操作を除きます。環境ファイル操作の扱いについては,「5.4.1 ターミナルサービス構成での実行環境の運用範囲」を参照してください。
- XMAP3のすべての製品で,ターミナルサービスを利用した運用ができます。ターミナルサービスのサーバに接続したすべてのクライアントから,XMAP3の開発環境の機能を利用できます。
- ターミナルサービス構成でXMAP3を利用する場合,XMAP3の開発環境設定ファイル(ドローセットアップファイル)などはサーバで管理します。サーバでの一元管理によって,すべてのクライアントからサーバ上の一つの環境設定ファイルを参照することになり,各クライアントで共通の開発環境を動作させることができます。クライアントごとに異なる開発環境を設定することはできません。
したがって,ドローセットアップ機能は,一つのクライアントからだけ操作できます。複数のクライアントから同時にドローセットアップ機能を利用することはできません。また,ドローセットアップによる開発環境の設定は,運用管理者が実施してください。