19.5.6 リターンコードと詳細コード

<この項の構成>
(1) リターンコード
(2) 詳細コード1
(3) 詳細コード2

(1) リターンコード

画面表示や帳票出力でエラーが発生した場合に,[ログビューア]ダイアログの[エラーログ]タブの項目「リターンコード」に設定される,リターンコードの種類を次の表に示します。項目「リターンコード」に,12リターンコードが設定された場合は,さらに,「詳細コード1」と「詳細コード2」に設定されたコードでエラーの詳細を確認してください。

表19-6 リターンコード一覧

リターンコード設定要因
4一部の機能でエラーが発生したため,無効にして処理を続行した。
項目「詳細コード1」に対応する詳細リターンコードを設定する。
8エラーが発生したため,処理を中断した。
項目「詳細コード1」に対応する詳細リターンコードを設定する。
12要求に誤りがあるため,処理できなかった。
項目「詳細コード1」には,詳細コードを設定しない。

 

(2) 詳細コード1

[ログビューア]ダイアログの[エラーログ]タブの項目「詳細コード1」に表示されるコードの種類と内容を次の表に示します。

表中で使用する記号の意味は,次のとおりです。

(S)システムの処理

(P)プログラマの処理

表19-7 「詳細コード1」に表示されるコード一覧

リターン
コード
詳細リターンコード
(詳細コード1)
16進数
10進数
内容
4(040C)16
1036
定義している予約項目名が,OpenTP1で提供している予約項目名と一致していない。
(S)処理を続行する。
(P)予約項目に定義している予約項目名をOpenTP1で提供している予約項目名と一致させ,物理マップを再作成して,アプリケーションを再実行する。
4(0414)16
1044
定義されたイベント通知コードと対応しない確定キーが入力された。
(S)処理を続行する。
(P)入力された確定キーに対応するイベント通知コードを定義し,物理マップを再作成してAPを再実行する。
8(0C00)16
3072
物理マップの内容が破壊されている。
原因として次のことが考えられる。
定義対象(デバイス)と物理マップが一致していない。例えば,ディスプレイを表示するときにAPで指定したマップがプリンタ用である,またはプリンタで印刷するときにAPで指定したマップがディスプレイ用である。
物理マップファイルが破壊されている。
(S)処理を終了する。
(P)物理マップを再作成して,アプリケーションを再実行する。
8(0C20)16
3104
実行環境のXMAP3より上位のバージョンで作成した物理マップが使用された。
(S)処理を終了する。
(P)物理マップを再作成して,アプリケーションを再実行する。
8(1004)16
4100
何らかの原因でデータ化けが発生したことにより,物理マップ中の入力物理マップ名情報が破壊されている。
(S)処理を終了する。
(P)物理マップを再作成して,アプリケーションを再実行する。メッセージとマップ名を正しく対応づける。
8(1008)16
4104
何らかの原因でデータ化けが発生したことによって,物理マップ中の作成管理情報が破壊されている。
(S)処理を終了する。
(P)物理マップを再作成して,アプリケーションを再実行する。
8(1400)16
5120
指定した物理マップが見つからない。または,APで指定した仮想端末と指定した物理マップのデバイス種別が一致しない。
(S)処理を終了する。
(P)
  • 表示・印刷セットアップの[アプリケーション1]タブの「マップ」で指定しているフォルダまたはAPを実行したカレントフォルダに,指定した物理マップ(拡張子はpmp)があることを確認し,APを再実行する。
  • 画面の場合,APで指定した仮想端末名(例えばDSP001)に対して,物理マップのデバイス種別(例えばデバイスIDがND/NC)が合っているか確認し,APを修正後,再実行する。
  • 帳票の場合,APで指定した仮想端末名(例えばPRT001)に対して,物理マップのデバイス種別(例えばデバイスIDが6A/6B/6G/6H)が合っているか確認し,APを修正後,再実行する。
8(1404)16
5124
物理マップのロード処理中に入出力エラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(P)物理マップを再作成して,アプリケーションを再実行する。
8(4004)16
16388
マッピング処理プログラムの実行環境が不正なため,エラーが発生した。原因としては,次のことが考えられる。
  • インストールが正しくされていない。
  • XMAP3外字機能がインストールされている環境で,コード変換SDK,コード変換ランタイム,日立コード変換 - Server Runtime,または日立コード変換 - Client Runtimeがインストールされていない。
(S)処理を終了する。
(P)
  • 再インストールを行う。
  • 実行時に必要なPPのインストールをする。
8(4010)16
16400
何らかの原因でデータ化けが発生したことにより,物理マップ中のサイズ管理情報が破損している。
(S)処理を終了する。
(P)物理マップを再作成して,APを再実行する。
8(402C)16
16428
同時に動作しているほかのアプリケーションなどの関係,またはリソースの物理的不足によって,実行支援に必要なメモリが不足した。
(S)処理を終了する。
(P)
  • ほかのアプリケーションを終了するか,PCを再起動する。
  • PC上のリソースの見直し,スワップ領域の見直しおよびメモリの増設などを行う。
8(4034)16
16436
仮想端末と物理マップのデバイス種別が一致していない。
原因としては,次のことが考えられる。
  • 画面用の仮想端末に帳票用の物理マップを指定した。
  • 帳票用の仮想端末に画面用の物理マップを指定した。
  • 物理マップのマップ名称をエクスプローラなどで変更した。
  • 物理マップが壊れている。
  • XMAP3インストールフォルダ下のETCフォルダのX3MWCONFファイルがない,または空ファイルになっている。
(S)処理を終了する。
(P)
  • APで指定している仮想端末と物理マップのデバイス種別が一致することを確認し,再コンパイル後,再実行する。
  • 物理マップを再作成して,APを再実行する。
  • X3MWCONFファイルがないまたは空ファイルの場合は,アンインストール後に再インストールする。
8(5000)16
20480
XMAP3の定義ファイルの内容とC/Sシステム環境での通信関係の設定が不正である。
(P)OSでのネットワーク構成との不整合が生じたことによる障害が考えられる。サーバ,全クライアントおよびOSをすべて終了し,再起動する。
8(5002)16
20482
二次ウィンドウが表示されていない状態で二次ウィンドウに対して入力要求を行ったためにエラーが発生した。AP内での処理シーケンスが不正になっていることが考えられる。
(P)画面の送受信のシーケンスを見直す。
8(5004)16
20484
同時に動作しているほかのアプリケーションなどの関係,またはリソースの物理的不足によって,表示・印刷サービスの実行時に必要なメモリが不足した。
(P)
  • ほかのアプリケーションを終了するか,PCを再起動する。
  • PC上のリソースを見直し,メモリの増設などを行う。
8(5005)16
20485
C/Sシステム環境での通信処理で,回復不能エラーが発生した。同時に動作しているほかのアプリケーションなどの関係で,PC上のリソース(主にメモリ)が不足したことが考えられる。また,LANの回線上で障害,データ化けが発生したことが考えられる。
(P)ほかのアプリケーションを終了するか,PCを再起動する。
8(5007)16
20487
何らかの原因でデータ化けが発生したことによって,物理マップ中のバージョン情報が破壊されている。
(P)物理マップを再作成して,アプリケーションを再実行する。
8(5008)16
20488
メインウィンドウ(一次ウィンドウ)が表示されていない状態で,サブウィンドウ(二次ウィンドウ)を表示すると発生する。一般的にはアプリケーションプログラム内での処理が不正になっていることが考えられる。
(P)表示するマップ名および画面の表示処理シーケンスを見直す。
8(5009)16
20489
(画面の場合)
XMAP3内部処理で何らかの異常が発生したことにより,表示サービスのプログラムがダウンした。
(P)システム的な要因が原因である(システムリソースの異常・ほかのアプリケーションでの異常)ことが考えられる。 PCを再起動・再実行する。
(帳票の場合)
プリンタが利用できない,プリンタ/サービス名が定義されていないまたはXMAP3内部処理で何らかの異常が発生したことによって,印刷サービスのプログラムがダウンした。
(P)次の対処をする。
  • Windows上でプリンタが使用できるか確認し,プリンタの障害を取り除いてから再実行する。
  • 表示・印刷セットアップで指定したプリンタ名が正しいか確認し,再実行する。
  • ほかのアプリケーションがプリンタを使用していないかを確認し,アプリケーションを終了して再実行する。
  • システム的な要因が原因である(システムリソースの異常・ほかのアプリケーションでの異常)ことが考えられる。PCを再起動・再実行する。
8(500A)16
20490
画面属性の入力単位に「表示直後」を定義した画面で,「入力必須」または「選択必須」を定義したオブジェクトが存在する。
(P)画面属性およびオブジェクトに指定している属性を見直し,物理マップを再作成して,アプリケーションを再実行する。
8(500D)16
20493
XMAP3内部処理で何らかの異常が発生したため,サーバ内のプログラムに論理矛盾が起きた。
(P)システム的な要因が原因である(システムリソースの異常・ほかのアプリケーションでの異常)ことが考えられる。PCを再起動・再実行する。
8(5019)16
20505
別プログラムでプリンタを使用中のため,印刷できなかった。または,スタンドアロン印刷で,同時に複数のプリンタオープンをした。
(P)プリンタが使用されていないことを確認し,再度印刷要求を行う。スタンドアロン印刷で,複数のプリンタオープンをしている場合には,同時に複数のプリンタオープンを実行しないようにアプリケーションを変更する。
8(501B)16
20507
用紙切れ,電源OFFなどのプリンタ障害,Windows上で印刷に必要なサービスが停止するなどの障害が発生した。
(P)プリンタ,およびWindows上の印刷障害を取り除いてから,再度印刷要求を行う。
8(501C)16
20508
TCP/IPによる通信処理で何らかの障害が発生した。または,インストールの失敗により,表示または印刷に必要なモジュールが格納されてない。
(P)次の対処をする。
  • 1回も動作していない場合は,TCP/IP関連の設定環境を見直す。動作中に発生した場合は,相手WS・PCの状態を確認し,APを再実行する。
  • 既存のモジュールをアンインストールし,再度インストールを行う。
8(5022)16
20514
(画面の場合)
表示サービスが利用できない。
  • 出力する仮想端末のPCが起動していないため,XMAP3が動作していない。
  • 出力する仮想端末関連の定義が不正なため,XMAP3の表示・印刷サービスが起動されていない。
  • 仮想端末名ファイルと,サービス名ファイルの定義情報が不一致。
  • サービス名ファイルと,表示・印刷セットアップの定義情報が不一致。
(P)
  • 出力先のPCを起動する。
  • C/Sセットアップを実行し,表示・印刷セットアップでAPから指定している仮想端末名のサービス名称を一致させてから,APを再実行する。
(帳票の場合)
印刷サービスが利用できない。
  • 1台のプリンタの構成の場合,出力先プリンタを「通常使うプリンタ」に設定していない。
  • 複数台の構成の場合,表示・印刷セットアップで設定したプリンタデバイス名と,仮想端末名ファイル中のプリンタ仮想端末のサービス名称が一致していない。
  • 出力する仮想端末のPCが起動していないため,XMAP3が動作していない。
  • 出力する仮想端末関連の定義が不正なため,XMAP3の表示・印刷サービスが起動されていない。
  • 仮想端末名ファイルと表示・印刷セットアップの定義情報が不一致。
  • サービス名ファイルと,表示・印刷セットアップの定義情報が不一致。
(P)次の対処をする。
  • 出力先プリンタを「通常使うプリンタ」に設定する。
  • 表示・印刷セットアップで定義したプリンタデバイス名称と仮想端末名ファイル中のサービス名称を一致させる。
  • 出力先のPCを起動する。
  • C/Sセットアップを実行し,表示・印刷セットアップでAPから指定している仮想端末名のサービス名称を一致させてから,APを再実行する。
8(5023)16
20515
C/Sシステム環境の場合,表示・印刷サービスが存在する環境のXMAP3と,APが動作している環境のXMAP3のバージョンが不整合である。
(P)それぞれインストールされているXMAP3のバージョンを確認し,整合性のあるバージョンになるようにインストールし直す。基本的にXMAP3間では同一バージョンを利用する。
また,WSとのC/Sシステム構成の場合,前提となるWS側のバージョンはReadmeを参照する。
8(5024)16
20516
XMAP3の出力処理中に,WindowsまたはXMAP3の内部で回復不能なエラーが発生した。
(P)システム的な要因が原因である(システムリソース不足,プリントマネージャの異常検知など)ことが考えられる。
PCを再起動し,再実行する。または,印刷処理の場合は,出力プリンタを確認し,再実行する。
8(6000)16
24576
(画面用の物理マップの場合)
  • jsvwadrv関数を実行時,指定したパラメタが不正である。
  • TRANSCEIVE要求,RECV要求,jsvwadrv関数実行時に誤った論理マップ名を指定しているか,リトルエンディアン/ビッグエンディアンが誤っている物理マップを指定している。
(S)処理を終了する。
(P)AP中で指定したパラメタが正しいかを見直し,再コンパイル後,再実行する。
(帳票用の物理マップの場合)
jsvwadrv関数を実行時,指定したパラメタが不正である
(S)処理を終了する。
(P)AP中のjsvwadrv関数を発行している処理で指定したパラメタが正しいかを見直し,再コンパイル後,再実行する。
8(6001)16
24577
(画面用の物理マップの場合)
jsvwadrv関数の発行順序が不正である(OPEN要求を行わずにほかの要求を行った,またはSEND要求を行わずにRECEIVE要求を行った)。
(S)処理を終了する。
(P)AP中の jsvwadrv関数を発行している処理で発行順序が正しいかを見直し,再コンパイル後,再実行する。
(帳票用の物理マップの場合)
jsvwadrv関数の発行順序が不正である(OPEN要求を行わずにほかの要求を行った)。
(S)処理を終了する。
(P)AP中の jsvwadrv関数を発行している処理で発行順序が正しいかを見直し,再コンパイル後,再実行する。
8(6002)16
24578
仮想端末名ファイルの内容に下記の不正がある。
  • APで設定している仮想端末名称が定義されていない。
  • 1行の終わりに改行が設定されていない。
  • 1行が511バイトを超えている。
  • ファイルサイズが32,767バイトを超えている。
  • 下記の各パラメタが形式外  
  仮想端末名:8文字以内,先頭は英字,英数字を使用
  デバイス:指定できる文字は固定
  サーバホスト名称:32文字以内
  サーバサービス番号:5文字以内,数字を使用,
  1,024~65,535の範囲
  サービス名称:40文字以内,半角文字を使用
  環境定義ファイル名称:64文字以内
(S)処理を終了する。
(P)APで設定した仮想端末名を見直すか,または仮想端末定義ファイルの設定内容を見直し,再実行する。
8(6003)16
24579
ファイルシステム容量不足や,何らかの原因によって,ログファイルのアクセス中にエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(P)
  • ほかのアプリケーションを終了するか,PCを再起動する。
  • ログファイルを出力するために指定したフォルダが書き込み可能であるかを確認する。
8(6004)16
24580
仮想端末名ファイルのオープン処理,または物理マップロード中に必要なメモリが不足した。
(S)処理を終了する。
(P)ほかのアプリケーションを終了するか,PCを再起動する。
8(6005)16
24581
仮想端末名ファイルをアクセス中に入出力エラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(P)
  • 仮想端末名ファイルが読めるかを確認し,再実行する。
  • 読めない場合は,アンインストール後に再インストールする。
8(6008)16
24584
COBOLのCALL文を使用してXMAP3の画面をアクセスする場合,またはC言語でアクセスする場合,共通インタフェーステーブル中に指定した入力論理マップの大きさが,実際の論理マップの大きさより小さい。
(S)処理を終了する。
(P)APの処理を見直し,再コンパイル後,再実行する。
8(10000002)16
268435458
入出力制御関連エラー:指定されたサービス名称が未登録である,または対応する印刷サーバが作動していない。
(P)サービス名称を確認して再実行する。
8(10000003)16
268435489
入出力制御関連エラー:印刷サーバが起動されていない。
(P)サービス名称を確認して再実行する。
8(00010002)16
65538
行制御データファイルがない。
(P)指定したフォルダに行制御データファイルを格納する。
8(00010003)16
65539
行制御データファイルが不正である。
(P)正しい行制御データファイルを指定する。
8(00010004)16
65540
I/Oエラーが発生した。
(P)ディスクおよび行制御データファイルの状態を調査する。
8(01000005)16
16777221
指定できる行データの長さが制限を超えた。
(P)行送りなどを指定して,1行当たりのデータを少なく
して再実行する。
(00100005)16
1048581
8(01000004)16
16777220
文字列制御情報の指定が不正である。
(P)文字サイズ,文字の間隔などの指定を確かめる。
8(00100001)16
1048577
パラメタエラーが発生した。
(P)パラメタを確認して再実行する。
(01000001)16
16777217
8(00100002)16
1048578
ログファイルのアクセス中にエラーが発生した。
(P)ディスクおよびログファイルの状態を調査する。
8(00100003)16
1048579
エリアの確保時にメモリ不足が発生した。
(P)ほかの処理を終了させ,メモリを空けて再実行する。
(01000003)16
16777219
8(00010005)16
65541
ページ制御でエラーを検出した。
(P)ログファイルを出力して原因を調査する。
8(00010006)16
65542
書式が存在しない。
(P)AP環境ファイルで指定したフォルダに書式を作成する。
8(00100006)16
1048582
書式機能がオープンされていない。
(P)関数の呼び出し順序を確認する。
(01000006)16
16777222
8(00100007)16
1048583
実行環境のXMAP3より上位のバージョンで作成された書式マップは使用できない。
(S)処理を終了する。
(P)実行環境のXMAP3バージョンを,書式マップの作成時に使用したXMAP3と同じバージョンにし,アプリケーションを再実行する。
8(00010007)16
65543
実行環境のXMAP3より上位のバージョンで作成された行制御データファイルは使用できない。
(S)処理を終了する。
(P)実行環境のXMAP3バージョンを,行制御データファイルの作成時に使用したXMAP3と同じバージョンにし,アプリケーションを再実行する。
8(10000004)16
268435460
入出力制御関連エラー:エリア確保時にメモリ不足が発生した。
(P)ほかの処理を終了させ,メモリを空けて再実行する。
8(10000005)16
268435461
入出力制御関連エラー:サービス名称がない,または入出力制御内で論理矛盾などが発生した。
(P)
  • 表示・印刷セットアップで指定したプリンタ名が正しいか確認し,再実行する。
  • ログファイルを出力して原因を調査する。
8(10000006)16
268435462
入出力制御関連エラー:プリンタがほかで使用中のため,排他エラーが発生した。または,スタンドアロン印刷の場合,同時に複数のプリンタオープンをした。
(P)プリンタの状態を確認して再実行する。スタンドアロン印刷で,複数のプリンタオープンをしている場合には,同時に複数のプリンタオープンを実行しないようにアプリケーションを変更する。
8(1000000A)16
268435466
入出力制御関連エラー:プリンタで障害が発生した。
(P)プリンタの状態を確認して障害を回復後,再実行する。
8(1000000B)16
268435467
入出力制御関連エラー:システムコールエラーが発生した。
(P)ログファイルを出力して原因を調査する。
8(1000000C)16
268435468
入出力制御関連エラー:サービス名称がない,または通信路が切断された。
(P)
  • 表示・印刷セットアップで指定したプリンタ名が正しいか確認し,再実行する。
  • 印刷サーバを起動し直して再実行する。

(3) 詳細コード2

[ログビューア]ダイアログの[エラーログ]タブの項目「詳細コード2」には,表示サービス,印刷サービス,XMAP3サーバおよびXMAP3クライアントの詳細リターンコードが設定されます。表示されるコードの種類と内容を次の表に示します。

次の説明中で使用する記号の意味を次に示します。

(S)システムの処置

(P)プログラマの処置

画面表示・帳票印刷時のエラーが発生した場合,[実行環境ビューア]ダイアログでエラー原因と考えられる実行環境(XMAP3のバージョン,TCP/IP関連のファイル,サービス名ファイルなど)を確認してください。実行環境が間違っていたら修正後,ロギング支援機能を再実行して,エラーの有無を確認してください。

表19-8 「詳細コード2」に出力されるコード一覧

詳細リターンコード
(詳細コード2)
内容
(01001102)16帳票印刷に対して,表示サービスを指定した。
(S)処理を終了する。
(P)仮想端末名ファイル(X3MWHOST),サービス名ファイル(X3PHOST)に,正しいデバイス情報が設定されているか見直す。
(01001302)16画面表示に対して,印刷サービスを指定した。
(S)処理を終了する。
(P)仮想端末名ファイル(X3MWHOST),サービス名ファイル(X3PHOST)に,正しいデバイス情報が設定されているか見直す。
(0100xxxx※1)16
(010F0102)16
(01130301)16
(01130432)16
(01130434)16
(01130437)16
(01130438)16
(01130448)16
(0113044A)16
(01160102)16~(01160104)16
(01160201)16
(01160701)16
(011E0202)16
(01780104)16
(01780201)16
(01780401)16~(01780402)16
(01780404)16~(01780405)16
(01780501)16~(01780502)16
(01800301)16~(01800306)16
(01800604)16~(01800605)16
(01800702)16
(01800B02)16
(01800C02)16
(01801403)16
(018B0101)16~(018B0102)16
(01C70301)16
(03010401)16~(03010405)16
(03010601)16~(03010602)16
(03010604)16~(03010609)16
(03010801)16
(03010901)16~(03010903)16
(03030101)16
(03050101)16
(04000208)16
(0400020A)16~(0400020C)16
(04000218)16~(0400021C)16
(04000220)16~(04000236)16
(0400023A)16~(0400023C)16
(04000253)16
(04000255)16~(04000257)16
(0400030A)16~(0400030D)16
(04000314)16~(04000315)16
<スタンドアロン構成>
仮想メモリの不足,またはディスクの空き容量不足が考えられる。
(P)同時に動作するアプリケーションを減らすか,ディスクの空き容量を十分に確保する。
<C/Sシステム構成>
  • 仮想メモリの不足,またはディスクの空き容量不足が考えられる。
(P)同時に動作するアプリケーションを減らすか,ディスクの空き容量を十分に確保する。
 
  • TCP/IPのアクセスする関数でエラーとなったと考えられる。
(P)1回も動作していない場合には,TCP/IP関連の設定環境を確認する。動作中に発生した場合には,相手WS/PC中の状態を確認し,再度実行する。
注※1
(xxxx =0 C14~0C18,0F0E,0F11~0F13,
1104,1205,1207~1209,1305~1307,
1309,1405~1408,1417,141F,1420,
160C,160E~1613,1618,
161A,161B,1D0A,1D0B,1E09,200F,
2010~2012,4401,4E01~4E05,4E07,
4F01~4F06,5002~5004,5213,5214,5617,
5618,5713,5714,590E,590F,5A0C,5A0D,
5E02~5E04,5F04,6001,6204,6301~6303,
630D,630E,6701~6706,6801~6808,6901,
6B01,6C01,7801,790E,790F,7A0E,7A0F,7B0F,
7C0F,7D0C~7D0F,7E07,7E08,7F04~7F06,
8107~810A,820C~820F,8212,8804~8806,
8808,8901,8902,8908,8A01,8B01,8B02,
8C02~8C04,C403,C803)
(01001509)16二次ウィンドウが表示されていないときに,二次ウィンドウに対するRECV処理が実行された可能性がある。
(P)
  • 一次ウィンドウから二次ウィンドウの表示処理を見直す。マニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 画面編」の画面表示命令(日立COBOL)に関する注意事項を参照のこと。
  • 入力が不要な画面をSEND文だけで表示する場合は,ドローでの画面属性定義で,「キーボードのロック状態を解除する」の設定を外す。
(0100150E)16画面属性の入力単位に「表示直後」を定義した画面で,「入力必須」または「選択必須」を定義したオブジェクトが存在する。
(P)画面定義およびオブジェクトに指定している属性を見直す。
(0100F483)16~(0100F486)16コード変換SDK,コード変換ランタイム,日立コード変換 - Server Runtime,または日立コード変換 - Client Runtimeのオープンに失敗した。
(P)コード変換SDK,コード変換ランタイム,日立コード変換 - Server Runtime,または日立コード変換 - Client Runtimeの環境を見直す。
(011C0182)16~(011C0185)16OLTPサーバ構成の場合,オペレータインジケータなしの二次ウィンドウを表示しようとしたと考えられる。
(P)二次ウィンドウの画面属性で「オペレータインジケータを付ける」がチェックされているかを見直す。
(03010A01)16<スタンドアロン構成>
インストールの失敗などで,必要な処理モジュールが組み込まれていない。スタンドアロンで運用するのに,クライアントとしてインストールをしたなどの原因が考えられる。
(P)必要なモジュールが組み込まれていない場合は,再度インストールする。
(03040201)16クライアントが次の原因によって強制的に終了した。
  • Windowsの強制終了
  • PCの電源断,リセット
(P)クライアントPCでの終了状況を把握し,そのような状態になってもサーバのAPが合理的に終了できるよう考慮する。
(03010201)16<C/Sシステム構成>
指定されたサービス名が不正である。
(P)仮想端末名ファイル(X3MWHOST),サービス名ファイル(X3PHOST)で次の点を見直し,正しいサービス名にする。
  • 14文字以内の英数字となっているか
  • 指定忘れがないか
  • タブ,空白の指定がないか
(03010301)16PCでのメモリ不足またはリソース不足が考えられる。C/Sシステム構成では,クライアントOS側で発生している。
(P)
  • 同時に動いているほかのアプリケーションを終了する。
  • CONFIG.SYS,AUTOEXEC.BATなどを見直し,不要なドライバ,常駐プログラム(DOS用のFEPなど)を削除する。
  • 実装メモリを増加する。
  • TCP/IPのソケット本数を増やす。
 
<スタンドアロン構成>
  • 帳票印刷の場合,1台のプリンタの構成で出力するプリンタが「通常使うプリンタ」になっていない。
(P)プリンタを「通常使うプリンタ」にする。
 
  • 複数台のプリンタ構成の場合,仮想端末名ファイルと表示・印刷セットアップのプリンタの定義情報が一致していない。
(P)仮想端末名ファイルと表示・印刷セットアップの定義情報を見直す。
 
<C/Sシステム構成>
  • 出力する仮想端末のPCの電源が入っていなく,XMAP3/NETが動作していない。
(P)PCの電源を入れる。
 
  • 出力する仮想端末関連の定義が不正で,XMAP3/NETの表示・印刷サービスが起動されていない。
(P)仮想端末関連の定義を見直す。
 
  • 仮想端末名ファイルおよび表示・印刷サービス構成定義の定義内容が一致していない。
(P)仮想端末名ファイルおよび表示・印刷サービスの構成定義の定義内容を見直す。
 
  • 表示・印刷サービス構成定義と表示・印刷セットアップのプリンタの定義情報が一致していない。
(P)表示・印刷サービス構成の定義と,帳票環境のセットアップの定義情報を見直す。
(0100161D)16プレロードマップ長が不正である(表示)。
(P)使用しているマップのマップ情報を確認する。
(01009313)16プレロードマップ長が不正である(帳票)。
(P)使用しているマップのマップ情報を確認する。
(010f0101)16X3PCONFの「DCPSNM」に印刷サービス名称が指定されていない。
(S)処理を終了する。
(P)X3PCONFの「DCPSNM」に帳票出力する印刷サービス名称を設定して,XMAP3サーバを再起動して,アプリケーションを再実行する。
(010f0103)16X3PCONFの「DCPSNM」に指定されている印刷サービスが起動されていない。
(S)処理を終了する。
(P)該当する印刷サービスを起動して,XMAP3サーバを再起動して,アプリケーションを再実行する。
(010f0104)16X3PCONFの「DCPSNM」に表示サービスが指定されている。
(S)処理を終了する。
(P)X3PCONFの「DCPSNM」に帳票出力する印刷サービス名称を設定して,XMAP3サーバを再起動して,アプリケーションを再実行する。
(03010202)16スタンドアロン構成で,指定した印刷サービスが定義されていないか,印刷サービス名が不正である。または,帳票印刷時にプリンタの認識ができない。
(P)表示・印刷セットアップ機能で,プリンタ定義の内容を見直す。また,Windows上で印刷を実行するために必要なサービス(Print Spoolerなど)が正常に開始されているか確認する。
(03010303)16サービス名ファイル(X3PHOST)のホスト名に「*」を設定してあるサービス名をアプリケーションから指定し,該当するサービスがXMAP3クライアントの起動オプションで「/attach」を指定して起動されていない。
(S)処理を終了する。
(P)該当するサービス名称を,XMAP3クライアントの「/attach」オプションで起動したあと,サービスが起動している状態で,アプリケーションを再実行する。
(03020201)16イベント受信待ちで通信/システムエラー(select())が発生した。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。
(03020202)16該当表示・印刷サービスからの応答がタイムアウトになった。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。「XRESPONSETIME」環境変数の設定値を調整し,アプリケーションを再実行する。アプリケーションが自動起動の場合は,XMAP3サーバ起動時の「XRESPONSETIME」環境変数の設定値を調整し,XMAP3サーバを再起動して,アプリケーションを再実行する。また,クライアント側で無応答になる要因がないか確認し,再実行する。
(03020301)16データ送信またはイベント受信待ちで通信/システムエラーになった(select())。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。
(03020303)16表示・印刷サービスへの送信でTCP/IP送信待ちのタイムアウトが発生した。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。「XRESPONSETIME」環境変数の設定値を調整し,アプリケーションを再実行する。アプリケーションが自動起動の場合は,XMAP3サーバ起動時の「XRESPONSETIME」環境変数の設定値を調整し,XMAP3サーバを再起動して,アプリケーションを再実行する。また,クライアント側で無応答になる要因がないか確認し,再実行する。
(03020401)16ホストとの接続が切断された(recv())。
(P)相手ホスト側の状況を確認する。
(03020402)16TCP/IPコネクションが切断またはリセットされて,通信できなくなった(recv())。
C/S構成の時,一つのクライアントに16以上のサーバプロセスから表示サービスのオープン要求を行った。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。CSシステム構成のサーバにWindows95を利用している場合,(03020606)16についても確認する。
(03020501)16ホストとの接続が切断された(send())。
(P)相手ホスト側の状況を確認する。
(03020502)16TCP/IPコネクションが切断またはリセットされて,通信できなくなった(send())。
(P)相手ホスト側の状況を確認する。
(03020601)16OS上,ホスト名の取得に失敗した(gethostname())。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。
(03020602)16
(03020603)16
OS上,ホスト名からのIPアドレス取得に失敗した(gethostbyname())。
(P)C/Sセットアップのホスト定義やシステム上のホスト名(含むドメイン名を意識したDNS運用)を見直す。
(03020604)16OS上,通信ソケットの確保に失敗した(socket())。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。
(03020605)16OS上,通信ソケットのオプション設定に失敗した(setsockopt())。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。
(03020606)16システムコール(connect())でエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(P)サービス名ファイル(X3PHOST)に定義されたクライアントマシンのホスト名とIPアドレスが,サーバ側のhostsファイルに正しく記述されているかどうかを見直し,間違っている場合は,正しく設定して,アプリケーションを再実行する。また,システムで使用できるソケットが不足したことが考えられるため,使用できるソケット数を見直す。また,クライアント側が何らかの要因によって通信が接続拒否されていないか確認し,クライアント側のXMAP3を再起動して,アプリケーションを再実行する。問題が解決しない場合は,XMAP3サーバを再起動し,アプリケーションを再実行する。
(03020608)16表示・印刷サービスとの通信路確立時に,通信のシステムコール(select())でエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(P)システム負荷が発生していないか,システムおよびネットワークに問題がないか確認し,アプリケーションを再実行する。問題が解決しない場合は,XMAP3サーバを再起動し,アプリケーションを再実行する。
(03020609)16表示・印刷サービスとの通信路確立時に,通信のシステムコール(getsockopt())でエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(P)システム負荷が発生していないか,システムおよびネットワークに問題がないか確認し,アプリケーションを再実行する。問題が解決しない場合は,XMAP3サーバを再起動し,アプリケーションを再実行する。
(03050102)16表示・印刷実行中にクライアント側で,何らかの異常を検出してエラー通知を受信した。
(P)ネットワークやクライアント側からも状況を確認する。
なお,上記で,クライアント側という表現には,自ホスト上の表示・印刷サービスも含まれる。
(03070201)16ホストとの接続が切断された(recv())。
(P)相手ホスト側の状況を確認する。
(03070202)16イベント受信時に通信エラーが発生した(read())。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。
(03070301)16イベント受信待ちで通信/システムエラーが発生した(select())。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。
(0400013A)16XMAP3サーバの未起動状態でサービスを利用しようとした(connect())。
(P)XMAP3サーバを起動してから,サービスを利用する。
(0400013B)16XMAP3サーバとの通信路確立時に,通信のシステムコール(select())でエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(P)システム負荷が発生していないか,システムおよびネットワークに問題がないか確認し,アプリケーションを再実行する。問題が解決しない場合は,XMAP3サーバを再起動し,アプリケーションを再実行する。
(0400013C)16XMAP3サーバとの通信路確立時に,通信のシステムコール(getsockopt())でエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(P)システム負荷が発生していないか,システムおよびネットワークに問題がないか確認し,アプリケーションを再実行する。問題が解決しない場合は,XMAP3サーバを再起動し,アプリケーションを再実行する。
(0400013D)16XMAP3サーバの未起動状態で,C/S構成用の表示・印刷サービスを利用しようとしたか,スタンドアロン構成時に利用しようとした表示・印刷サービス名が「#」から始まっていない。
(P)C/S構成の場合は,XMAP3サーバが起動しているか確認する。スタンドアロン構成の場合は,表示・印刷サービス名が「#」から始まっているか確認する。
(04000208)16メモリ不足のため,領域の確保に失敗した。
(P)不要なアプリケーションを終了して,メモリを十分に確保してから利用する。
(04000209)16利用しようとした表示・印刷サービスが未起動状態である(クライアント未起動)か,または指定したサービス名が不正である(上位とXMAP3の対応定義名が不一致)。
(P)クライアント側の状態およびXMAP3のC/S構成の設定を確認する。
(0400022B)16メモリ不足のため,領域の確保に失敗した(スタンドアロンの表示系)。
(P)不要なアプリケーションを終了して,メモリを十分に確保してから利用する。
(0400022C)16メモリ不足のため,領域の確保に失敗した(スタンドアロンの印刷系)。
(P)不要なアプリケーションを終了して,メモリを十分に確保してから利用する。
(0400023D)16OS上,プリンタ情報取得でエラーリターンした。
(P)プリンタの設定を見直す。
(04004002)16データ送信またはイベント受信待ちで通信/システムエラーになった(select())。
(P)通信環境およびシステム環境を見直す。
(04004003)16クライアント側がC/S通信できない状態になった。
(S)スタンドアロン利用の場合に,C/Sセットアップ機能で設定している場合は,C/Sセットアップ情報を解除する。
(04004006)16TCP/IP通信データ送信時にシステムコール(send ())で,エラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(P)システム負荷が発生していないか,システムおよびネットワークに問題がないか確認し,アプリケーションを再実行する。問題が解決しない場合は,XMAP3サーバを再起動し,アプリケーションを再実行する。CSシステム構成のサーバにWindows95を利用している場合,(0400013a)16についても確認する。
(04004007)16該当サービス利用でのXMAP3サーバへの問い合せ応答がタイムアウトになった。
(P)XMAP3サーバの状態,システム負荷状態,クライアント接続できるかどうかを確認する。アプリケーション起動時の「XRESPONSETIME」環境変数の設定値を調整し,アプリケーションを再実行する。アプリケーションが自動起動の場合は,XMAP3サーバ起動時の「XRESPONSETIME」環境変数の設定値を調整し,XMAP3サーバを再起動して,アプリケーションを再実行する。また,一つのXMAP3サーバに対して複数クライアントの接続などの負荷が集中していないか,システムおよびネットワークに問題がないか確認する。
(04004008)16XMAP3サーバへのデータ送信時,XMAP3サーバからの応答(select())がタイムアウトした。原因として,アプリケーション実行時の「XRESPONSETIME」環境変数で設定した秒数の2倍以上,応答がなかったことが考えられる。
(S)処理を終了する。
(P)「XRESPONSETIME」環境変数の設定値を調整し,アプリケーションを再実行する。また,一つのXMAP3サーバに対して複数クライアントの接続などの負荷が集中していないか,システムおよびネットワークに問題がないか確認する。
(06900601)16サーバとの通信が切断された(クライアント)。
(P)サーバが停止していないかを確認する。
(05001604)16~(05001616)16X3PHOSTファイルのエラーが発生した(サーバ)。
(S)X3PHOSTファイルにエラー行がある。該当エラー行は無視されている。
(P)X3PHOSTファイルの記述を見直す。
《参照》
9.3.5(1) サービス名ファイル
(05002901)16~(05002903)16
(05001601)16~(05001603)16
各種設定ファイル(X3PHOST,X3PAPL,X3PCONF)の読み込みに失敗した(サーバ)。
(P)該当ファイルがインストール時のフォルダにあり,アクセスできることを確認する。
《参照》
9.3.5 C/S構成の環境設定で使用するファイル
(05001203)16
(05001207)16
通信ソケットの生成に失敗した(サーバ)。
(S)通信ソケットの生成に失敗した。
(P)次の通信環境の設定を確認する(TCP,UDP)。
  • ネットワーク装置のトラブル
  • システムに過剰な負荷が掛かっていないか
(05001204)16
(05001208)16
(06901302)16
通信ソケットのbindに失敗した(サーバ,クライアント)。
(P)
  • SERVICESファイルで,ポートxpwの設定が適切に行われていることを確認する。
  • ほかのアプリケーションと重複したポートを使用していないかを確認する。
《参照》
9.2.2 TCP/IP関連ファイルの設定および確認
(05002904)16~(0500290A)16X3PAPLファイルのエラーが発生した(サーバ)。
(S)X3PAPLファイルにエラー行がある。該当エラー行は無視されている。
(P)X3PAPLファイルの記述を見直す。
《参照》
9.3.5(3) サーバAP名ファイル
(05001201)16
(05001205)16
(05800403)16
(06901602)16
(06901604)16~(06901609)16
ホスト情報の取得に失敗した(サーバ,クライアント)。
(P)次の設定が適切に行われていることを確認する。
  • hostsファイル
  • DNSサーバへのホスト登録の確認(DNSで運用する場合)
  • DNSサーバとの接続の確認(DNSで運用する場合)
  • サービス名ファイル(X3PHOST)
  • TCP/IPでのホスト名称の設定
《参照》
9.2 XMAP3関連のTCP/IPの設定」および「9.3.5(1) サービス名ファイル
(05002403)16~(05002430)16
(05002433)16~(05002435)16
(05002437)16
(06901101)16
(06901102)16
(06900603)16
(06900604)16
通信データの送信に失敗した(サーバ,クライアント)。
(P)次の通信環境の設定を確認する(TCP,UDP)。
  • ネットワーク装置のトラブル
  • システムに過剰な負荷が掛かっていないか
(05002401)16
(05002402)16
(05002431)16
(05002432)16
(05800405)16
(05800406)16
(06900401)16~(06900404)16
通信データの受信に失敗した(サーバ,クライアント)。
(P)次の通信環境の設定を確認する(TCP,UDP)。
  • ネットワーク装置のトラブル
  • システムに過剰な負荷が掛かっていないか
(05800401)16
(06901601)16
(06900d01)16~(06900d05)16
自ホスト名称の取得に失敗した(サーバ,クライアント)。
(P)次の設定が適切に行われていることを確認する。
  • hostsファイル
  • DNSサーバへのホスト登録の確認(DNSで運用する場合)
  • DNSサーバとの接続の確認(DNSで運用する場合)
  • サービス名ファイル(X3PHOST)
  • TCP/IPでのホスト名称の設定
《参照》
9.2 XMAP3関連のTCP/IPの設定
(05001202)16
(05001206)16
(06901603)16
通信サービスの取得に失敗した(サーバ,クライアント)。
(P)SERVICESファイルで,ポートxpwの設定が適切に行われていることを確認する。
《参照》
9.2.2 TCP/IP関連ファイルの設定および確認
(05800402)16通信ポートのlistenに失敗した(サーバ)。
(P)次の通信環境の設定を確認する。
  • ネットワーク装置のトラブル
  • システムに過剰な負荷が掛かっていないか
(05800601)16
(05800602)16
(06900901)16
(06900902)16
表示サービス/印刷サービスの起動に失敗した(サーバ,クライアント)。
(P)次の確認をする。
  • OSのリソースが不足していないか
  • 起動済みの表示サービス/印刷サービスがないか
(06901301)16サーバとの接続に失敗した(クライアント)。
(P)次の確認をする。
  • サーバが起動しているか
  • ネットワーク装置のトラブル
  • 通信ポートxpwの設定が正しく行われているか(SERVICESファイル)
  • サブネットマスクの設定が正しく行われているか
  • XMAP3クライアント起動時の引数は,適切に設定されているか
《参照》
9.2 XMAP3関連のTCP/IPの設定」および「9.4.1 XMAP3クライアント起動用のショートカットアイコンの登録
(34020C22)16印刷サービスそのものの起動に失敗した(印刷サービス)。
(P)次の確認をする。
  • OSのリソースが不足していないか
  • システムに過剰な負荷がかかっていないか
(34021122)16印刷サービス起動時の出力プリンタの情報取得に失敗した(印刷サービス)。
(P)次のプリンタの状態を確認する。
  • プリンタの参照権限はあるか
  • プリンタが正しく接続されているか(ネットワークプリンタの場合,正しく設定されているか)
(340307xx※2)16プリンタ出力開始に失敗した(印刷サービス)。
(P)次のプリンタの状態を確認する。
  • プリンタに対して印刷権限があるか
  • プリンタスプーラへの書き込み権限があるか
  • ネットワークプリンタに正しく印刷できるか
注※2
任意の値となります。
(34040E3F)16プリンタへの印刷中に印刷ジョブがキャンセルされた(印刷サービス)。
(P)印刷中にプリンタスプーラの印刷ジョブを削除してないか確認する。
(340907xx※3)16
(340A07xx※3)16
プリンタへのオブジェクトの描画に失敗した(印刷サービス)。
(P)次の確認をする
  • OSのリソースが不足していないか
  • システムに過剰な負荷がかかっていないか
注※3
任意の値となります。
(34D00D12)16
(34D00E12)16
(34D50212)16
PDFファイルへのデータ書き込みが失敗した(印刷サービス)。
(P)PDFファイル出力先のディスクに空きがあるか確認する
(34D804xx※4)16PDFファイルの初期生成に失敗した(印刷サービス)。
(P)次の確認をする
  • 表示・印刷セットアップで設定したPDFファイル出力先フォルダが存在するか
  • PDFファイル出力先フォルダに書き込み権限があるか
  • すでに同名称のPDFファイルが存在しており,Acrobat Readerなどのほかのアプリケーションで利用中のままになっていないか
  • PDFファイル出力先のディスクに空きがあるか
注※4
任意の値となります。
上記以外のリターン
コード
基本的に構成システム内でのバージョン不一致が考えられる。
(P)インストールバージョンを確認し,正しいバージョンをインストールする。すでにXMAP3がインストールされている場合は,削除したあと,再インストールしてみる。