13.1.3 テスト表示・印刷時に仮定されるデータ

テスト支援機能を使ったテスト表示・印刷では,テストデータやAPを用意する必要はありません。画面表示時や帳票印刷時にAPが設定するデータは,テスト支援機能が仮定します。仮定されるデータを次の表に示します。

なお,書式のテスト印刷では,データは仮定されずに書式だけが印刷されます。テキストファイルを使って書式オーバレイを印刷したい場合には「書式オーバレイ印刷ユティリティ」を利用できます。詳細については,マニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 帳票編」を参照してください。

表13-2 テスト表示・印刷時に仮定されるデータ

データが仮定されるオブジェクトテスト表示1テスト印刷1
入出力数字,数値,金額表示なし
カナ表示なし
英数表示なし
日本語表示なし
日付テキスト・フィールド表示なし
時刻テキスト・フィールド表示なし
スピンボックス数値最小値
コンボボックス固定最初の選択ラベル
可変'XXX'
ボップアップ
/ファイル指定
(可変)2
固定最初の選択ラベル
可変'XXX'
ファイル指定のメニュー項目(ファイル指定の場合)
リストボックス'XXX'
ラジオボックス固定ラベル
可変'XXX'
パスワード表示なし
MCR表示なし
出力英数'XXX''XXX'
数字'XXX''XXX'
日本語'XXX''XXX'
日付テキスト・フィールドYYMMDD3YYMMDD3
時刻テキスト・フィールドHHMMSS3HHMMSS3
予約テキスト・フィールド4'XXX''XXX'
出力OCR'XXX'
出力バーコード'000'または'0000'
連結出力バーコード'0000'
出力グラフィック特定なイメージを仮定特定なイメージを仮定
(凡例)
-:該当しない。
書式オーバレイのテスト印刷では,データは仮定されません。
注※1
この表に示した表示・印刷内容は,ドローで初期値を指定していない場合の内容です。初期値指定をしたオブジェクトは,その初期値の内容を表示・印刷します。
注※2
ファイルで指定しているポップアップメニューをテスト表示したい場合は,ドローの「ファイル名」で初期値を指定し,かつポップアップメニューファイルを用意しておく必要があります。
注※3
形式は,ドローで定義した「表示書式」に従います。
注※4
予約テキストおよび予約フィールドは,OpenTP1(TP1/MCF)と連携する場合に使用できる機能です。OpenTP1(TP1/MCF)連携は,XMAP3/NETおよびXMAP3/Enterprise Editionで使用できます。