各コンポーネントが使用するファイルの操作権限を，それぞれの実行ユーザーに与えてください。入力ファイルには読み取りアクセス権，出力ファイルには書き込みアクセス権が必要です。

各コンポーネントの実行ユーザーの一覧を次に示します。

表18-1　コンポーネントの実行ユーザーの一覧

コンポーネント	実行ユーザー
EUR Print Manager	Windows環境の場合 ローカルシステムアカウント(SYSTEM)※1 UNIX/Linux環境の場合 EURPM制御コマンドの実行ユーザー
EUR Print Manager - Adapter	使用するアプリケーションプログラムの実行ユーザー※2
EUR Print Manager - Report Server	Windows環境の場合 ローカルシステムアカウント(SYSTEM)※1 UNIX/Linux環境の場合 EURPM-RS制御コマンドの実行ユーザー
EUR Print Manager - Report Server Adapter	使用するアプリケーションプログラムの実行ユーザー※2
EUR Print Manager - Client	ログインユーザー※1
EUR Print Manager - Client Print ActiveX	使用するアプリケーションプログラムの実行ユーザー
EUR Print Manager - Client Preview ActiveX	使用するアプリケーションプログラムの実行ユーザー

注※1

デフォルトの実行ユーザーです。

注※2

IISとASP Scriptでブラウザから出力する場合，匿名ログオンを使用したときの実行ユーザーは匿名ユーザー（IUSER），認証ログインを使用したときの実行ユーザーはログインユーザーです。

EUR Print Serviceの実行ユーザーを次に示します。

• EUR Print Serviceが印刷管理サーバ上にある場合
  実行ユーザーはEUR Print Managerの実行ユーザーです。
  
• EUR Print Serviceが拠点サーバ上にある場合
  実行ユーザーはEUR Print Manager - Report Serverの実行ユーザーです。
  

＜この節の構成＞

18.4.1　実行ユーザーがローカルシステムアカウントの場合，またはファイルの転送をスキップする場合

18.4.2　EUR Print Manager - Clientを新規にインストールした場合の注意