帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR Print Manager 帳票出力

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

18.1.9 COBOL起動部品を使用する場合の注意

COBOL起動部品のパラメタの文字列項目(PIC X項目)には,「クラス1 」や「トレイ1 」のように,文字列の後ろに空白を付けた値を指定できません。

COBOL起動部品のパラメタの文字列項目は固定長のため,指定したい文字列が項目長に満たない場合は,項目長を満たすまで文字列の後ろに空白を入れます。指定した文字列を判別するときは,文字列の後ろにある空白をすべて削除します。そのため,文字列の後ろに空白を付けた値を指定しても,指定値として扱われるのは文字列の後ろの空白を除いた値になります。

例を次に示します。

例1 PRINTERCLASSNAME(PrintReport関数)の場合
 
MOVE "クラス1 " TO PRINTERCLASSNAME
 
「クラス1 」と指定しても,「クラス1」が指定値として扱われます。
例2 SERVERTRAYNAME(PrintReport関数)の場合
 
MOVE "トレイ1 " TO SERVERTRAYNAME
 
「トレイ1 」と指定しても,「トレイ1」が指定値として扱われます。