PDF形式ファイルの出力先を，EUR Print Manager - Adapter稼働マシンにするか，またはEUR Print Manager稼働マシンにするかのどちらかを指定します。

指定できる値を次に示します。

• 0：EUR Print Manager - Adapter稼働マシンに出力します。
• 1：EUR Print Manager稼働マシンに出力します。

FILEOUTPUTDESTINATIONキーを省略した場合，または0，1以外の値を指定した場合は0が仮定されます。

起動部品でPDF形式ファイルの出力先を指定している場合は，起動部品の指定が優先されます。PDF形式ファイルの出力先を指定する起動部品のプロパティ，メソッド，パラメタ，およびコマンドのオプションを次に示します。

• ActiveX起動部品：FileOutputDestinationプロパティ
• Java起動部品：setFileOutputDestinationメソッド
• COBOL起動部品：FILEOUTPUTDESTINATIONパラメタ
• コマンド起動部品：eurpmcコマンドの/foutdestオプション

なお，EUR Print Manager稼働マシンにPDF形式ファイルを出力する場合，PDFの出力先フォルダは，起動部品の指定値だけでなく，EUR Print Managerの環境設定ファイルのPATHMODEキーおよびPDFキーの設定値によって決まります。PATHMODEキーの詳細については「16.2.20　PATHMODE」を，PDFキーの詳細については「16.2.14　PDF」を参照してください。