帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR Print Manager 帳票出力

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15.6.1 出力先定義ファイル

出力先定義ファイル(Destination.conf)は,拠点サーバの出力先名と,IPアドレスの対応を定義するためのファイルです。帳票を出力する拠点サーバを,出力先名で指定するときに使用します。

<この項の構成>
(1) Windows環境の場合
(2) UNIX/Linux環境の場合

(1) Windows環境の場合

出力先定義ファイルは,EUR Print Managerの[EUR Print Manager 構成定義]ダイアログで設定します。出力先の設定については,「4.1 拠点サーバの設定」を参照してください。

出力先定義ファイルの格納先は,次のどちらかです。

(2) UNIX/Linux環境の場合

出力先定義ファイルは次の手順で設定します。

  1. /opt/eurpm/sample下にある出力先定義ファイル(Destination.conf)のサンプルを任意の場所に保存する。
  2. 出力先定義ファイルを編集する。
    出力先定義ファイルは,マシンのロケールに応じたエンコードで編集してください。
  3. 必要な内容を設定した出力先定義ファイルを,同じファイル名(Destination.conf)で次の場所に格納する。
    次のどちらかに格納してください。
    • /etc/opt/eurpm/Confディレクトリ(デフォルト)
    • 環境設定ファイル(EURPM.ini)の[PATH]セクションの[CONF]キーで指定したディレクトリ下
    出力先定義ファイルの格納先には,EUR Print Managerを利用するユーザーが読み書きできるようにアクセス権を設定してください。
(a) 出力先定義ファイルの形式
 
出力先名,IPアドレス,説明
 
出力先名
出力先名を入力します。出力先名を指定しない場合は,デフォルトの出力先として登録されます。
IPアドレス
出力先名と対応する拠点サーバのIPアドレスを255.255.255.255形式で入力します。
説明
出力先の説明を入力します。
(b) 出力先定義ファイルのサンプルの内容
 
TOKYO,192.168.0.1,TOKYO_Server
OSAKA,192.168.0.2,OSAKA_Server
NAGOYA,192.168.0.3,NAGOYA_Server
SENDAI,192.168.0.4,SENDAI_Server
FUKUOKA,192.168.0.5,FUKUOKA_Server
,192.168.0.6,DEFAULT_Server