public void setPDFFileName(String newPDFFileName)

• setPDFFileNameメソッドは，outputPDFReportメソッドでPDF形式ファイルを出力する場合，指定が有効になります。outputPDFReportメソッドでPDF形式ファイルを出力する場合は，setPDFFileNameメソッドまたはsetDistributeFileNameメソッドのどちらかは，必ず指定してください。setPDFFileNameメソッドとsetDistributeFileNameメソッドを同時に指定した場合は，setPDFFileNameメソッドの指定は無視されます。outputPDFReportメソッド以外の場合は，setPDFFileNameメソッドを指定しても無視されます。
• PDF形式ファイルをEUR Print Manager稼働マシンに出力する（setFileOutputDestination=1）場合で，EUR Print Managerの環境設定ファイル（EURPM.ini）でOPTIONセクションのPATHMODEキーに0（通常モード）を設定しているときは，setPDFFileNameメソッドにはファイル名だけを指定してください。このとき，指定するファイルは，PATHセクションのPDFキーで設定しているフォルダに出力されます。
  OPTIONセクションのPATHMODEキーに1（フルパスモード）を設定しているときは，setPDFFileNameメソッドはフルパス，相対パス，またはファイル名だけのどれかで指定してください。
  パスは，setPDFFilePathメソッドに指定することもできます。setPDFFilePathメソッドにパスを指定しない場合のPDF形式ファイルの出力先を次に示します。
  
  • フルパスを指定する場合
    setPDFFileNameメソッドで指定したパスに出力されます。なお，環境設定ファイル（EURPM.ini）のPATHセクションのPDFキーには指定が要りません。
    
  • 相対パスを指定する場合
    環境設定ファイル（EURPM.ini）のPATHセクションのPDFキーで設定しているフォルダを起点とし，そこからsetPDFFileNameメソッドで指定したパスに出力されます。
    
  • ファイル名だけを指定する場合
    環境設定ファイル（EURPM.ini）のPATHセクションのPDFキーで設定しているフォルダに，setPDFFileNameメソッドで指定したファイル名で出力されます。
    
• PDF形式ファイル名を指定するときの規則，および注意については，「15.1.2　ファイル名，およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。

newPDFFileName

出力するPDF形式ファイル名

なし