帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR Print Manager 帳票出力

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5.2.1 蓄積管理ユーザの登録

EUR Print Managerの蓄積管理ユーザを登録します。[EUR Print Manager - Report Server 構成定義]ダイアログの[蓄積管理ユーザ定義]タブで,蓄積管理ユーザを登録する方法を次に示します。ただし,蓄積管理ユーザ定義の登録数が上限を超えていた場合は,登録できません。最大1,024件の蓄積管理ユーザ定義を登録できます。

  1. [蓄積管理ユーザ定義の追加]ダイアログの表示
    [EUR Print Manager - Report Server 構成定義]ダイアログの[蓄積管理ユーザ定義]タブの[追加]ボタンをクリックして,[蓄積管理ユーザ定義の追加]ダイアログを表示します。

    [図データ]

  2. 蓄積管理ユーザの選択
    [蓄積管理ユーザ]グループボックスから,蓄積管理ユーザを登録するか,デフォルト蓄積管理ユーザを登録するかのどちらかを選択します。
    蓄積管理ユーザを登録する場合は[蓄積管理ユーザ登録]オプションボタンを,デフォルト蓄積管理ユーザを登録する場合は,[デフォルト蓄積管理ユーザ]オプションボタンを選択します。
  3. 蓄積管理ユーザ名の入力
    [蓄積管理ユーザ名]テキストボックスに,蓄積管理ユーザ名を入力します。
    [蓄積管理ユーザ登録]オプションボタンを選択した場合に,蓄積管理ユーザ名を入力します。[デフォルト蓄積管理ユーザ]オプションボタンを選択した場合は,蓄積管理ユーザ名を入力する必要はありません。
  4. 確認キーの入力
    [確認キー]テキストボックスに,蓄積管理ユーザの確認キーを入力します。
    [蓄積管理ユーザ登録]オプションボタンを選択した場合に,確認キーを入力します。[デフォルト蓄積管理ユーザ]オプションボタンを選択した場合は,確認キーを入力する必要はありません。
  5. アクセス制限方式の選択
    蓄積ファイルのアクセス制限方式(表示する蓄積ファイル)を[アクセス制限方式]リストボックスから選択します。
    蓄積ファイルへのアクセスを制限しない場合は,手順5.〜手順10.までの作業は不要です。
  6. 蓄積管理ユーザ名が一致する蓄積ファイルのアクセス設定
    [蓄積管理ユーザ名が一致する帳票の扱い]グループボックスから,蓄積管理ユーザ名が一致する蓄積ファイルにアクセスするかどうかを選択します。
  7. アクセス許可キーに使用する分類名の入力
    [アクセス許可キーに使用する分類名]テキストボックスに,アクセスを許可するジョブ検索キーの分類名を入力します。
    [アクセス制限方式]リストボックスで[分類]を選択した場合は,必ず入力します。[アクセス制限方式]リストボックスで[分類]以外を選択した場合は,入力する必要はありません。
  8. キー値の入力
    [キー値]テキストボックスに,アクセスを許可するジョブ検索キーのキー値を入力します。
    [アクセス制限方式]リストボックスで[分類]を選択した場合に入力します。[アクセス制限方式]リストボックスで[分類]以外を選択した場合は,入力する必要はありません。
  9. [追加]ボタンのクリック
    [追加]ボタンをクリックすると,[キー値]テキストボックスに入力した値が[アクセス許可キー値一覧]に追加されます。ただし,次の場合は,メッセージが表示され,値は追加されません。
    • キー値が入力できる文字数を超えている場合
    • キー値に入力できない文字があった場合
    • キー値に半角空白だけを入力した場合
    複数のキー値を定義する場合は,手順8.と手順9.を繰り返します。
  10. アクセスを許可する分類名がジョブ検索キーに設定されていない蓄積ファイルのアクセス設定
    [アクセス許可キー分類名のない帳票の扱い]グループボックスから,アクセスを許可する分類名がジョブ検索キーに設定されていない蓄積ファイルにアクセスするかどうかを選択します。
  11. [OK]ボタンのクリック
    [OK]ボタンをクリックすると,[蓄積管理ユーザ定義の追加]ダイアログで定義した蓄積管理ユーザが登録されます。ただし,次の場合は,メッセージが表示され,[蓄積管理ユーザ定義の追加]ダイアログに戻ります。
    • 蓄積管理ユーザ名,確認キー,またはアクセス許可キーに使用する分類名が入力できる文字数を超えている場合
    • 蓄積管理ユーザ名,確認キー,またはアクセス許可キーに使用する分類名に入力できない文字があった場合
    • 蓄積管理ユーザ名がすでに存在する場合
    • 蓄積管理ユーザ名が未入力の場合
    • アクセス許可キーに使用する分類名に半角空白だけを入力した場合
<この項の構成>
(1) [蓄積管理ユーザ定義の追加]ダイアログの設定項目

(1) [蓄積管理ユーザ定義の追加]ダイアログの設定項目

(a) [蓄積管理ユーザ]グループボックス

蓄積管理ユーザを登録するか,デフォルト蓄積管理ユーザを登録するかのどちらかを選択します。

[蓄積管理ユーザ登録]オプションボタン
蓄積管理ユーザを登録する場合に選択します。
[蓄積管理ユーザ名]テキストボックス
蓄積管理ユーザ名を入力します。[蓄積管理ユーザ登録]オプションボタンを選択した場合は,必ず入力してください。80バイトまで入力できます。ただし,制御コード(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F),「"」,および「,」は入力できません。先頭と末尾の半角空白は登録時に削除されます。半角空白だけを入力した場合は未入力と見なされます。
なお,すでに登録されている蓄積管理ユーザ名は登録できません。
[確認キー]テキストボックス
蓄積管理ユーザの確認キーを入力します。[蓄積管理ユーザ登録]オプションボタンを選択した場合は,必ず入力してください。半角文字で80バイトまで入力できます。ただし,制御コード(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F),「"」,および「,」は入力できません。入力した文字列は「*」で表示されます。
[デフォルト蓄積管理ユーザ]オプションボタン
デフォルト蓄積管理ユーザを登録する場合に選択します。
[デフォルト蓄積管理ユーザ]オプションボタンを選択した場合,アクセス制限の対象としない蓄積ファイルにアクセスするための最低限の権限を持つ蓄積管理ユーザとして蓄積ファイルにアクセスできます。
(b) [アクセス制限]タブ
[アクセス制限方式]リストボックス
蓄積ファイルのアクセス制限方式(表示する蓄積ファイル)を選択します。選択できるアクセス制限方式を次に示します。
  • 制限なし:すべての蓄積ファイルを表示します。
  • 全部:すべての蓄積ファイルを表示しないようにします。
  • 分類:[アクセス許可キー値一覧]に表示されているキー値と一致する蓄積ファイルを表示します。
[蓄積管理ユーザ名が一致する帳票の扱い]グループボックス
蓄積管理ユーザ名と一致するジョブ検索キーのキー値を持つ蓄積ファイルにアクセスするかどうかを選択します。
[常にアクセス可能]オプションボタン
アクセス制限方式に関係なく,常に蓄積管理ユーザ名と一致するジョブ検索キーのキー値を持つ蓄積ファイルにアクセスします。
[アクセス制限方式に従う]オプションボタン
蓄積管理ユーザ名と一致するジョブ検索キーのキー値を持つかどうかに関係なく,アクセス制限方式によって決められた蓄積ファイルにアクセスします。
[アクセス許可キーに使用する分類名]テキストボックス
アクセスを許可するジョブ検索キーの分類名を入力します。80バイトまで入力できます。ただし,制御コード(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F),「"」,および「,」は入力できません。先頭と末尾の半角空白は登録時に削除されます。半角空白だけを入力した場合は未入力と見なされます。
[アクセス許可キー分類名のない帳票の扱い]グループボックス
アクセスを許可する分類名がジョブ検索キーに設定されていない蓄積ファイルにアクセスするかどうかを選択します。
[アクセス不可]オプションボタン
アクセスを許可する分類名がジョブ検索キーに設定されていない蓄積ファイルにアクセスしません。
[アクセス可能]オプションボタン
アクセスを許可する分類名がジョブ検索キーに設定されていない蓄積ファイルにアクセスします。
[アクセス許可キー値一覧]
蓄積管理ユーザにアクセスを許可するジョブ検索キーのキー値が一覧で表示されます。初期表示では定義順で表示され,項目名をクリックすると,Shift JISのコード順にソートして表示されます。最大1,024個のキー値を定義できます。
[項番]
アクセスを許可するジョブ検索キーのキー値の項番が表示されます。
[キー値]
蓄積管理ユーザにアクセスを許可するジョブ検索キーのキー値が表示されます。
[キー値]テキストボックス
[アクセス許可キー値一覧]にアクセスを許可するジョブ検索キーのキー値を追加するときに入力します。80バイトまで入力できます。ただし,制御コード(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F),「"」,および「,」は入力できません。先頭と末尾の半角空白は登録時に削除されます。半角空白だけを入力した場合は未入力とみなされます。
すでに登録されているキー値は登録できません。
[追加]ボタン
[キー値]テキストボックスに入力した値を,[アクセス許可キー値一覧]に追加できます。[アクセス許可キー値一覧]に追加するときは,[アクセス許可キーに使用する分類名]テキストボックス,および[キー値]テキストボックスの両方の入力が必要です。
[削除]ボタン
削除を確認するダイアログが表示され,[アクセス許可キー値一覧]に追加したキー値を削除できます。