帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR Print Manager 帳票出力

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4.6.8 Webブラウザを使用したクライアントPCでの印刷(ダイアログでの印刷)

印刷管理サーバからWebサーバを通して,クライアントPCに帳票がダウンロードされます。クライアントPCで印刷管理サーバから帳票をダウンロードすると,[印刷先指定]ダイアログが表示されます。DefaultPrintDlgパラメタでYESを選択していた場合は,OSの印刷ダイアログが表示されます。

[印刷先指定]ダイアログにはクライアントプリンタクラス名が表示されます。クライアントプリンタクラスが指定されていない場合は,帳票名が表示されます。

[図データ]

[印刷先指定]ダイアログの[OK]ボタンをクリックすると,指定したプリンタのトレイで帳票が印刷されます。指定したプリンタとトレイがクライアントPCにない場合は,エラーとなります。

Webブラウザを使用してダイアログで印刷する場合は,クライアントPCにEUR Print Manager - Client Print ActiveXをインストールする必要があります。また,蓄積した印刷データを印刷する場合は,アプリケーションサーバにEUR Print Manager - Report Server Adapterが必要です。

なお,ダイアログでの印刷は,次に示す条件をすべて満たしている場合に動作します。

<この項の構成>
(1) [印刷先指定](Webブラウザを使用した印刷)ダイアログの設定項目

(1) [印刷先指定](Webブラウザを使用した印刷)ダイアログの設定項目

[帳票ジョブ名]
クライアントプリンタクラス名を表示します。クライアントプリンタクラスが指定されていない場合は,帳票名を表示します。
[プリンタ]リストボックス
クライアントPCに登録されたプリンタ名を表示します。
印刷したことがある帳票ジョブを受信した場合は,前回の受信時に設定したプリンタ名が表示されます。
[プリンタ]リストボックスは,プリンタの種類と状態を次に示すアイコンで示します。
  • [図データ] :OS上の通常使うプリンタ
  • [図データ] :OS上の通常使うプリンタ以外のOSに登録されているプリンタ
初めて印刷する帳票ジョブを受信した場合
  • ExclusionPrinterDriverプロパティおよびExclusionPrinterNameプロパティに指定がない場合,プリンタ名は表示されません。
  • ExclusionPrinterDriverプロパティまたはExclusionPrinterNameプロパティに指定がある場合,通常使うプリンタが表示されます。
[トレイ]リストボックス
プリンタ名を選択すると,OS上に登録されたプリンタ名のトレイ名を表示します。トレイを指定しなかった場合は,デフォルトのトレイに印刷されます。
印刷したことがある帳票ジョブを受信した場合は,前回の受信時に設定したトレイ名が表示されます。
初めて印刷する帳票ジョブを受信した場合は,トレイ名は表示されません。
[+]ボタン
[印刷先指定]ダイアログが拡張されて,[印刷オプション]を設定できます。
[図データ]
[−]ボタン
[印刷オプション]の設定が非表示になります。
[ページ指定]
印刷開始ページと印刷終了ページを指定します。
  • 印刷開始ページ
    初期表示は1(ページ)です。入力できる値は,1〜999,999です。帳票の最終ページを超える値を指定した場合は,最終ページから印刷されます。
  • 印刷終了ページ
    初期表示は,帳票の最終ページです。入力できる値は,1〜999,999です。帳票の最終ページを超える値を指定した場合は,最終ページまで印刷されます。