KEEU119-E

データベースアクセスの実行中にエラーが発生しました。

要因
eurpsログファイルに,要因を示すメッセージが表示されます。表示されるメッセージと,その要因を次に示します。

表26-1  メッセージと要因

ログファイルに表示されるメッセージ要因
メモリが不足しています。メモリが不足しました。
aa...aaの書き込み処理に失敗しました。(error=nnn)一時ファイルの出力先フォルダに書き込み権限がありません。
aa...aaのオープン又は作成処理に失敗しました。(error=nnn)
  • 一時ファイルのオープンに失敗しました。
  • 一時ファイルの作成に失敗しました。
aa...aaの指定がnnnバイトを超えています。項目に設定した文字列の長さが制限値を超えました。
データベースアクセス中にエラーが発生しました。
メッセージ:aa...aa
コード:nnn,mmm
データベースアクセス定義でデータの抽出中に,エラーが発生しました。
SQL文の長さがnnnバイトを超えました。SQL文の長さが上限値を超えました。
実行値のない可変記号(可変記号)があるため実行できません。可変記号に対する実行値がありません。
対処
表示されたメッセージによって,次のように対処してください。

表26-2  メッセージと対処方法

ログファイルに表示されるメッセージ対処
メモリが不足しています。ほかのアプリケーションなどを終了させてメモリを確保したあと,再実行してください。
aa...aaの書き込み処理に失敗しました。(error=nnn)
  • メッセージに表示されている一時ファイルの出力先フォルダに,書き込み権限を与えてください。
  • 保守用の情報を「(error=nnn)」に表示します。
aa...aaのオープン又は作成処理に失敗しました。(error=nnn)
  • 一時ファイルの出力先フォルダの空き容量を見直してください。
  • 保守用の情報を「(error=nnn)」に表示します。
aa...aaの指定がnnnバイトを超えています。項目(aa...aa)に指定した文字列が上限値のnnnバイトを超えていないかどうかを見直してください。
データベースアクセス中にエラーが発生しました。
メッセージ:aa...aa
コード:nnn,mmm
表示されたコードによって,次のように対処してください。
コード説明
nnn(リターンコード)mmm(詳細コード)
-1001
-1003
-1008
DABroker,または接続先データベースのエラーコード,もしくは0DABroker,または接続先データベースでエラーが発生したことを示します。
「メッセージ:aa...aa」には,エラーの内容が表示されます。詳細コードと表示されるメッセージについては,次に示すマニュアルを参照してください。
  • 詳細コードがKFDBxxxxの場合
    DABrokerのマニュアル
  • 詳細コードがKFPxxxxxの場合
    マニュアル「HiRDB メッセージ」
  • 詳細コードがORA-xxxxの場合
    Oracleのマニュアル
-1004接続管理情報のコード接続情報に誤りがないかどうかを見直してください。
-1005
-1009
システムコールのエラー値プログラムの呼び出しでエラーが発生したことを示します。
  • 接続先DABrokerを起動させてください。
  • 接続先DABrokerのホスト名,またはIPアドレスを正しく設定してください。
  • 接続先DABrokerにホスト名を使用している場合
    hostsファイルにホスト名を指定してください。
    hostsファイルに指定したホスト名のIPアドレスを正しく設定してください。
  • 接続先DABrokerにIPアドレスを使用している場合hostsファイルにホスト名を指定し,接続先DABrokerにホスト名を使用してください。
  • servicesファイルにDABROKER_SVを指定してください。
  • servicesファイルに指定したDABROKER_SVのポート番号,および通信プロトコル種別を正しく指定してください。
  • hostsファイル,およびservicesファイルにアクセス権を与えてください。
  • 応答監視時間内に,DABrokerから応答がなかったことを示します。
-1006領域管理情報のコードメモリが不足しています。ほかのアプリケーションなどを終了させてメモリを確保したあと,再実行してください。
-101010083応答監視時間内に,DABrokerから応答がなかったことを示します。
接続先のDABrokerが起動されているかどうかを確認してください。また,接続先のDABrokerのホスト名,またはIPアドレスに誤りがないかどうかも確認してください。
SQL文の長さがnnnバイトを超えました。設定した条件式の長さが,上限値を超えていないかどうかを見直してください。
実行値のない可変記号(可変記号)があるため実行できません。可変記号値定義ファイルを指定したあと,再実行してください。
レベル
Error
終了コード
10