1.3.1 EUR 帳票作成機能およびEUR クライアント帳票出力機能のメッセージ出力先

EUR 帳票作成機能,およびEUR クライアント帳票出力機能では,メッセージをダイアログやログに出力します。メッセージの出力先を次に示します。

<この項の構成>
(1) ダイアログ
(2) イベントログ
(3) EUR 帳票作成機能およびEUR クライアント帳票出力機能が出力するログ

(1) ダイアログ

EUR 帳票作成機能,およびEUR クライアント帳票出力機能の画面を操作している場合,ダイアログにメッセージが表示されます。

(2) イベントログ

Windows環境では,コマンド実行中にエラーが発生した場合,エラーレベル(レベル:Error)のメッセージを,Windowsのイベントログへアプリケーションのイベントとして出力します。ログには,エラーの発生要因となったエラーメッセージのメッセージ文に加えて,詳細情報が出力されます。なお,イベントログの参照は,Windows上の管理ツールのイベント ビューアで参照できます。

(3) EUR 帳票作成機能およびEUR クライアント帳票出力機能が出力するログ

ログ採取機能を利用できるEURでは,ユーザがログ採取の情報を設定する必要はありません。EURの処理中にエラーを感知した場合,システムの一時フォルダにファイル名「HIEUR.LOG」を自動生成して,エラーの個所とその内容をログファイルに出力します。

参考
システムの一時フォルダについては,[システムのプロパティ]ダイアログで環境変数TMPまたはTEMPの設定を確認してください。
なお,出力先は環境変数TMPまたはTEMPの設定によって次の順に決定されます。
  1. 環境変数TMPで指定されているフォルダ
  2. 環境変数TMPが指定されていない場合,環境変数TEMPで指定されているフォルダ
  3. 環境変数TMPとTEMPがどちらも指定されていない場合,Windowsのフォルダ