ReportPrint関数(Visual Basic対応)
構文
ReportPrint(hwnd,filename,option,windowstyle)
指定項目
"/k オプション記述ファイル名"
表5-4 オプション記述ファイルに指定できるキーワード(ReportPrint関数(Visual Basic対応))
指定値 | 説 明 |
---|---|
0 | バックグラウンド印刷します。Windowsのリストの,最初のウィンドウをアクティブにします。 |
1 | フォーカスを持った通常のウィンドウで表示されます。 |
2 | フォーカスを持ち,アイコン化されているウィンドウで表示されます。 |
3 | フォーカスを持ち,最大表示されているウィンドウで表示されます。 |
機能
ReportPrint関数は,filenameで指定した帳票ファイルを直接印刷します。印刷している帳票をレポート確認ウィンドウに表示するかもしくはアイコンの状態で印刷するか,またはバックグラウンドの状態で印刷を指定できます。オプション記述ファイルを指定すると,プリンタの設定や余白へのページ番号なども指定できます。
印刷処理が終了すると,レポート確認ウィンドウ,またはアイコンを消去して呼び出し元へリターンします。リターン時には,処理結果を表示するリターンコードを返します。
戻り値
ReportPrint関数が正常に処理された場合は0を返します。それ以外はエラーコードを返します。
エラーコードについては,マニュアル「EUR メッセージ」を参照してください。
注意事項
一度に印刷できるページ数は,32,767までです。ただし,32,767という値は,ソフトウェア上の限界値です。ハードウェア上の限界値は,プリンタ用紙枚数,スプールファイル用のディスク容量などで決まります。通常は,プリンタカセット内の紙の枚数を考慮して印刷ページ数を決めてください。
記述例
'★ EURのDLL関数宣言 ★
Private Declare Function ReportPrint Lib "hieur20.dll" (ByVal x1 As Long, ByVal x2 As String, ByVal x3 As String, ByVal x4 As Long) As Long
'★ EURのDLL関数宣言 ★
'★ EURのDLL関数実行宣言 ★
Private Sub Command1_Click()
Dim x2 As String
Dim x3 As String
Dim r1 As Long
x2="table.agr"
'帳票ファイル名(パス名省略)
x3="/k d:¥grpmail¥tmp¥kopt1.txt"
'オプション記述ファイル(フルパス)
r1=ReportPrint(Form1.hWnd,x2,x3,1)
Label1.Caption=r1
'リターンコード設定
End Sub
'★ EURのDLL関数実行宣言 ★