EURで帳票を出力する際,データベースからデータを入力できます。
EUR DesignerのEUR 帳票作成機能と,EUR ViewerのEUR クライアント帳票出力機能とでは,データベースへの接続方法が異なります。この節では,EUR クライアント帳票出力機能からデータベースに接続する方法について説明します。EUR 帳票作成機能から接続する方法については,マニュアル「EUR 帳票設計」を参照してください。
EURからアクセスできるデータベースと,英語,中国語ロケールでの使用可否を次に示します。
データベース | 英語,中国語ロケールでの使用可否 |
---|---|
HiRDB | × |
Oracle | ○ |
SQL Server | × |
XDM/RD E2※ | × |
システム管理者は,DABrokerを使用して,データベースに接続するためのデータソースや,データベースに初めて接続する前に,接続に必要な環境を設定します。データベースの接続設定については,「付録D データベースの接続設定」を参照してください。
データベースからデータを入力する手順を次に示します。
図1-23 データベースからデータを入力する手順
データの入力元としてCSV形式のデータファイルを使用する場合とは異なり,データベースに接続してデータを取得します。データベースからデータを入力するには,次に示す両方のファイルの指定が必要です。
ただし,すべての帳票セットのマッピングデータおよびユーザ定義データの入力元として指定できるデータベースは,一つだけです。