1.2.3 帳票を仕分けするには(仕分け出力と仕分け印刷)

EUR サーバ帳票出力機能を使用すると,帳票を分類して出力できます。

帳票を分類して出力するために,EURでは次に示す仕分け機能を提供しています。詳細については,マニュアル「EUR サーバ帳票出力」および「EUR Print Manager 帳票出力」を参照してください。

仕分け出力やJP1/Network Printing Systemと連携した仕分け印刷をするには,次の手順で仕分け定義情報ファイルを作成する必要があります。

  1. EUR 帳票作成機能の[仕分けキーフィールド選択]ダイアログで仕分けキーフィールドを指定し,仕分け定義情報ファイルへ保存する
    仕分けキーフィールドには,仕分けの基準となるフィールドを指定します。仕分けキーフィールドの指定については,「(1) 仕分けキーフィールドの指定」を参照してください。
  2. 保存した仕分け定義情報ファイルに対し,メモ帳などのテキストエディタで配布先名称などを編集する
    仕分け定義ファイルの編集,および仕分けの実行については,マニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。
<この項の構成>
(1) 仕分けキーフィールドの指定

(1) 仕分けキーフィールドの指定

仕分け印刷をする場合,次の手順で仕分けキーフィールドを指定してください。

  1. 帳票の選択
    仕分け印刷に使用する帳票を開きます。
  2. [仕分けキーフィールド選択]ダイアログの表示
    [ツール]メニューの[仕分けキーフィールド選択]を選択します。
  3. 仕分けキーフィールドの指定
    キーにするフィールドを,[選択可能フィールド]のリストボックスから[>]ボタンで,[仕分けキーフィールド]のリストボックスに移します。キーフィールドの優先順位は,[↑]と[↓]ボタンで変更できます。
    仕分けキーフィールドは,表中のフィールドでなくても指定できます。仕分け制御用のフィールドを定義することで,自由に仕分けを制御することもできます。
  4. 仕分け定義情報ファイルへの保存
    [出力先仕分け定義情報ファイル]テキストボックスに出力先仕分け定義情報ファイル名をフルパスで指定したあと,[OK]ボタンをクリックして保存します。仕分け定義情報ファイルの拡張子は,任意でかまいません。
    仕分け定義情報ファイルを保存したとき,開いている帳票からキーワードが抽出され,仕分け定義情報ファイルへ出力されます。