帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR クライアント帳票出力

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Openメソッド

レポートファイル名(*.agr),またはフォームシートファイル名(*.fms)を指定し,帳票ファイルを開きます。

対象

Application

形式

Open(report)

引数

report〔String〕
帳票ファイル名を指定します。

解説

帳票ファイル名をフルパスで指定しなかった場合,ファイル名には,[オプション]ダイアログの[ファイル]タブで指定されている帳票ファイルのパス名が付きます。

ただし,次に示す操作をしたときは,変更後のパス名が付きます。

上記以外のフォルダにある帳票ファイルを開きたい場合は,フルパスで指定してください。

帳票ファイル名を指定するとき,エクスプローラなどで,ファイルを一つ選択したあと,ポップアップメニューから[プロパティ]を選択すると,ファイルのプロパティを表示できます。[EURのプロパティ]タブで,帳票ファイルを設計したEUR製品のプログラムプロダクト情報を確認することで,帳票ファイルを参照,または印刷できるEUR製品のプログラムプロダクト情報を特定できます。

複数様式帳票指定時のプロパティの扱い
  • Openメソッドで帳票ファイル名を指定しても,指定されたファイル名は無効になります。
  • Openメソッドの実行によって,MultiReportSetFileプロパティで指定した帳票セット指定ファイルとMultiFormInfoDefFileプロパティで指定した複数様式情報定義ファイルから,複数様式帳票を開きます。

データ型

Empty

記述例

オブジェクト型変数rptで参照している帳票のレポートファイルを開きます。

エラーメッセージ

コード メッセージ
1005 メモリ不足が発生しました。
1134 処理中にエラーが発生しました。
1135 Windowsでエラーが発生しました。
4503 レポート(レポート名)が見つかりません。
4504 レポート(レポート名)には読み込み権限がありません。
4507 レポート名(レポート名)が正しくありません。
4517 レポート名が指定されていません。
4534 レポートが不完全です。
4552 レポート(レポート名)をオープンできませんでした。