4.9.2 抽出したデータが表示されるときの規則

データウィンドウに抽出したデータが表示されるときの規則について説明します。

<この項の構成>
(1) フィールド名称の設定規則
(2) フィールドのデータ種別の設定規則
(3) 表示されるレコード件数

(1) フィールド名称の設定規則

データウィンドウでは,[列設定]ダイアログで設定した列数だけフィールドが定義されます。フィールド名称は,設定した列の属性によって変わります。

定義されるフィールド名称は,次の規則に従って設定されます。

表4-18 フィールド名称の規則

[列設定]ダイアログの設定見出し辞書の使用列見出しの指定設定される
フィールド名称
列一覧使用しない列名
使用するなし列名
あり列見出し
仮想列仮想列名
(凡例)
-:該当しません。
注※
[オプション設定]ダイアログの[見出し辞書]チェックボックスにチェックしているかどうかで確認できます。

設定によっては,フィールド名称が重複する場合がありますが,EURではチェックしません。重複したフィールド名称がある場合,重複したフィールドを帳票ウィンドウに貼り付けると,いちばん最初のフィールドのデータだけが表示されます。2番目以降のフィールドのデータは表示されません。

重複したフィールド名称は,[フィールド定義]ダイアログで変更してください。

(2) フィールドのデータ種別の設定規則

フィールドのデータ種別の設定規則については,「4.9.1 データベースのデータ型とEURで扱えるデータ種別との対応」を参照してください。

(3) 表示されるレコード件数

データウィンドウに表示されるレコード件数は,[条件設定]ダイアログで指定した条件に合ったレコード件数となります。

また,[件数制限]コンボボックスに「なし」以外が指定されている場合は,指定した件数を上限としたレコード件数になります。