8.5 図形アイテムの配置

ツールボックスのボタンを選択することで,網掛け,角丸四角,円/楕円,多角形アイテムを帳票に配置できます。網掛けアイテムは,ツールボックスの [図データ] から配置することもできます。網掛けアイテムを配置する操作については,「8.2 文字・線・矩形・網掛けアイテムの配置」を参照してください。

  1. ツールボックスのボタンの選択
    ツールボックスから次に示すボタンを選択したあと,マウスを帳票に移動すると,ポインタが [図データ] に変わります。ポインタが [図データ] になっている状態を「作成モード」といいます。
    角丸四角アイテムを描くとき:[図データ]
    楕円アイテムを描くとき:[図データ]
    多角形アイテムを描くとき:[図データ]
  2. 図形アイテムの作成
    • 角丸四角アイテムと円/楕円アイテムの場合
      開始点から終了点までをドラッグして描きます。アイテムの配置位置とサイズは,ステータスバーに表示されます。作成モードの間は,アイテムを続けて作成できます。ドラッグ中に<Esc>キーを押すと,アイテムの作成を中断します。
    • 角丸四角アイテムで正方形を描く場合
      貼付域で<Shift>キーを押したままドラッグします。
    • 円/楕円アイテムで均等な円(正円)を描く場合
      貼付域で<Shift>キーを押したままドラッグします。
    • 多角形を描く場合
      多角形の頂点の位置に [図データ] を移動してクリックすると,一つ目の頂点ができます。次の頂点も同じように, [図データ] を移動しクリックして作成します。最後の頂点を作成したあと,ダブルクリックすると,最後の頂点と一つ目の頂点がつながります。ダブルクリックした個所には頂点は作成されません。
      頂点は,3個以上作成してください。頂点は36個まで作成できます。36個の頂点が作成された時点で,自動的に多角形の編集が終了します。すべての頂点が一直線上に場合は,アイテムは作成されません。
      多角形の作成例を示します。

      [図データ]

  3. 作成モードの解除
    アイテムを配置したあとは,ツールボックスの[図データ] ボタンをクリックするか,<Esc>キーを押して作成モードを解除してください。作成モードを解除した状態を「選択モード」といいます。

このあと,アイテムのプロパティを設定します。アイテムのプロパティを設定したい場合は,「9. アイテムのプロパティ設定」を参照してください。また,配置したアイテムの位置を変更したり,移動したりする操作については,「8.10 アイテムの選択と移動」を参照してください。