eurspcsvコマンドに指定するオプションを説明します。オプションの文字列は,大文字,小文字を区別しません。
帳票ファイルを帳票定義情報ファイルに変換するのか,帳票定義情報ファイルを帳票ファイルに変換するのかを指定します。
表14-7 /tオプションの指定値
指定値 | 説明 |
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csv | 帳票ファイルを帳票定義情報ファイルに変換します。 |
fms | 帳票定義情報ファイルを帳票ファイルに変換します。 |
/tオプションにcsv,fms以外の値を指定した場合,エラー(KEES101-E)になります。
変換対象のファイル(帳票ファイル,または帳票定義情報ファイル)のファイル名を指定します。フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。
ファイル名に指定できる文字数は,ファイル名を含めて259文字までです。259文字を超えた場合は,エラー(KEES101-E)となります。
変換後のファイルを出力するフォルダを指定します。フルパス,相対パス,またはフォルダ名だけのどれかで指定してください。
フォルダ名に指定できる文字数は,フォルダ名を含めて259文字までです。259文字を超えた場合は,エラー(KEES101-E)となります。
メッセージの出力レベルを指定します。コマンド実行後の変換結果は標準出力に出力されますが,コマンドプロンプトなどの画面上には出力されません。変換結果は,コマンドラインでファイルへの出力を指定して,出力結果を確認してください。
表14-8 /msglvオプションの指定値
指定値 | 説明 |
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info | 変換結果をすべて出力します。 |
error | 出力レベルがエラーになったメッセージだけを出力します。 |
none | 出力しません。 |
/msglvオプションを省略した場合は,infoが仮定されます。info,error,none以外の値を指定した場合,エラー(KEES101-E)になります。
変換後のファイルと同じ名称のファイルが出力先フォルダに存在した場合,ファイルを上書きするかどうかを指定します。
表14-9 /wオプションの指定値
指定値 | 説明 |
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on | 同じ名称のファイルが存在する場合,ファイルを上書きします。 |
off | 同じ名称のファイルが存在する場合,ファイルを上書きしません。 |
/wオプションを省略した場合は,onが仮定されます。on,off以外の値を指定した場合,エラー(KEES101-E)になります。