4.10.2 見出し辞書の作成

見出し辞書に登録する「見出し」は,一つの表に対して一つ作成します。一つの表ごとに,データベースで定義中の表名や列名に対応する表見出しと列見出しを設定します。設定した内容は,接続先名,所有者名などの情報と合わせて見出し辞書に登録されます。見出し辞書に登録される情報を見出し情報といいます。

<この項の構成>
(1) 操作方法

(1) 操作方法

見出し情報の作成方法を次に示します。

  1. [見出し編集]ダイアログの表示
    [データベースアクセス定義ウィンドウ]の[ツール]メニューから[見出し編集]を選択します。
    [見出し編集]ダイアログが表示されます。
  2. [表選択]ダイアログの表示
    [見出し編集]ダイアログの[新規作成]ボタンをクリックします。
    [表選択]ダイアログが表示されます。
  3. 見出しを作成する表の選択
    [表選択]ダイアログの[表一覧]リストボックスから見出し情報に登録する表を選択します。
    表の選択方法は,表をダブルクリック,または表を選択して[選択]ボタンをクリックして[表選択]ダイアログの[選択表一覧]に設定します。
    [表選択]ダイアログで選択できる表は一つです。二つ以上は選択できません。
    絞り込み表示をする場合
    [表一覧]に表示する表は,ワイルドカードを使った絞り込み表示ができます。[表選択]ダイアログの[絞り込み]ボタンをクリックすると,[表の絞り込み条件設定]ダイアログが表示されますので,絞り込む条件を設定してください。
    [図データ]
  4. [OK]ボタンのクリック
    [OK]ボタンは,[選択表一覧]に表が選択されると活性になります。
    [OK]ボタンをクリックすると,[表選択]ダイアログが閉じて,[見出し編集]ダイアログに戻ります。
    [見出し編集]ダイアログでは,[接続先名],[所有者名],[表名],および[列一覧]に選択した表の情報が表示されます。

    [図データ]

    接続先名,所有者名,表名,または列一覧がShift JIS以外の場合は,エラーとなります。
  5. 表見出し,グループ名,および列見出しの入力
    見出し情報に設定する項目の定義情報を次に示します。

    表4-19 見出し情報に設定する項目の定義情報

    定義項目最大長(バイト)省略時の設定値使用できる文字
    表見出し0~30デフォルトの表名が設定される半角文字・全角文字
    列見出し0~46デフォルトの列名が設定される半角文字・全角文字
    注※
    データベースで表見出しまたは列見出しが定義されている場合は,データベースで定義した表見出しまたは列見出しが表示されます。

    グループ名は,[見出し選択]ダイアログで設定したグループ名が表示されます。
  6. [登録]ボタンのクリック
    入力した内容を見出し辞書に登録します。
  7. [終了]ボタンのクリック
    [見出し編集]ダイアログが閉じて,[データベースアクセス定義]ウィンドウに戻ります。