数値データは,次に示すプロパティを設定したり,変更したりできます。集計行の場合は,集計行編集モードにしてから,操作してください。
表9-5 数値データのプロパティ設定
プロパティの設定 | 設定するタブ名 |
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項目の見出し名 | [データ]タブ※1 |
前付加文字/後付加文字の設定※1 | [表示形式]タブ |
ゼロ埋めの桁数 |
負符号文字の指定 |
コンマの表示 |
指数の表示 |
小数点以下の桁数の指定 |
「0」,または空データの「-(ハイフン)」表示 |
アイテムの配置(縦位置,横位置) | [配置]タブ |
文字の変更(フォント・スタイル・サイズ・色) | [フォント]タブ |
フォントの縦横比の補正 |
文字間隔の変更 | [文字配置]タブ |
文字方向の変更 |
アイテムの桁数の指定 |
縮小して全体を表示 |
ワードラップを行う |
アイテムの表示位置の変更 | [位置・サイズ]タブ |
アイテムのサイズの変更 |
出力ページの指定 | [出力ページ]タブ※2 |
- 注※1
- 数値データを単一選択したとき,表示されます。集計アイテムの数値データでは表示されません。
- 注※2
- 数値データが繰り返し対象でないとき,表示されます。数値データが繰り返し対象のとき,または集計アイテムの数値データであるときは表示されません。
- 注意
- アイテム枠内の桁数を設定するときの注意
[アイテムのプロパティ]ダイアログの[文字配置]タブで,[桁数を指定]のチェックボックスがオンの場合は,設定されている前付加文字,後付加文字,負符号文字なども桁数に数えられます。
アイテムの桁数を設定した帳票は,入力されるデータの桁数がアイテム枠を超えても,エラーは表示されませんが,印刷では,エラーを表示して印刷が中断されます。帳票を定義するときは,入力されるデータの最大桁数を考慮して,アイテムの桁数を設定してください。
- EUR サーバ帳票出力機能でCSVファイルに出力するときの注意
小数点文字に何も指定されていない帳票を,プリンタから印刷した場合は,「nnn △ n(△は半角空白)」のように,小数点文字が半角空白に置き換わります。しかし,CSVファイルに出力した場合は,小数点文字の部分を詰めて出力されるため,整数部分と小数部分が区別できません。EUR サーバ帳票出力機能でCSVファイルに出力する場合は,帳票設計時に小数点文字を指定するか,またはEUR サーバ帳票出力機能の環境変数EURPS_CSV_PRINT_PERIODにYESを設定しておくと,小数点文字「.」を挿入して出力できます。環境変数EURPS_CSV_PRINT_PERIODについては,マニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。
- <この節の構成>
- (1) 補足説明