CSV形式ファイル,EUR形式ファイル,およびExcel形式ファイルに出力する場合の外字の定義方法は,プリンタでの印刷,およびPDF形式ファイル出力の場合と同じです。ただし,出力した帳票をクライアント環境に転送するときには,クライアント環境のWindows標準外字ファイル(EUDC.TTE)の同じコードに同じ外字を定義する必要があります。クライアント環境のWindows標準外字ファイル(EUDC.TTE)の同じコードに別の外字を定義すると,クライアント環境では別の外字が表示・印刷されてしまいます。
帳票をEUR形式ファイルに出力する場合を例に,クライアント環境のWindows標準外字ファイル(EUDC.TTE)に別の外字が定義されたときのイメージを次の図に示します。
図1-7 帳票をEUR形式ファイルに出力する場合(クライアント環境のWindows標準外字ファイル(EUDC.TTE)に別の外字が定義されたとき)
なお,CSV形式ファイル,EUR形式ファイル,およびExcel形式ファイルに出力する場合に使用できる外字については,「1.8 EURから出力できる文字」の表を参照してください。