18.2 データ表示ウィンドウ

データベースアクセス定義ウィンドウで定義した結果,抽出されたデータを表形式で表示するウィンドウです。抽出データを確認するために利用します。ただし,.NET Frameworkがインストールされていない場合,データ表示ウィンドウは使用できません。

データ表示ウィンドウの表示方法については,「4. データベースからのデータの読み込み」を参照してください。

<この節の構成>
(1) データ表示ウィンドウのメニュー
(2) データ表示ウィンドウで設定できる項目
(3) 画面構成

(1) データ表示ウィンドウのメニュー

データ表示ウィンドウに表示されるメニューと,各メニューに対応するツールバーボタンを次の表に示します。

表18-2 データ表示ウィンドウのメニュー一覧

メニュードロップダウンメニュー機能ツールバーボタン
ファイル(F)終了(X)データベースアクセス定義ウィンドウに戻ります。
抽出(S)次データ表示(N)逐次出力の場合,表示されている表の最終行に次データを追加します。[図データ] 
一括表示(A)逐次出力の場合,すべてのデータを一括して表示できます。[図データ] 
ファイルへ出力(O)...抽出結果をCSVファイルに出力できます。[図データ] 
中断(C)抽出を中断します。データ量が多い場合に表示されているデータ以降を表示する必要がないときに使用します。[図データ] 
ヘルプ(H)このウィンドウの説明(W)「EUR 帳票設計」のヘルプが表示されます。
(凡例)
-:該当しません。

(2) データ表示ウィンドウで設定できる項目

[図データ]

項目行
項目行には,行番号列のタイトルと,抽出したデータの各列の名称が表示されます。行番号の編集はできません。列幅は,各列の境界をドラッグすると,変更できます。表示できる列数は,1~1,000です。1,000列を超える列は,表示されません。
データ行
データ行には,行番号と,抽出したデータが表示されます。抽出されたデータが20,000行以上ある場合は,切り捨てられます。
行番号セル
行番号には,抽出されたデータの先頭行を1として,番号が昇順に表示されます。
データセル
データセルには,抽出されたデータが表示されます。文字属性の列は左詰めに表示され,数値属性のデータは右詰めに表示されます。
列幅は,表示する文字数に合わせて,自動的に拡張されます。
(a) 表形式の表示件数を制限する場合

表形式で表示されるデータ数は,データベースアクセス定義ウィンドウの[逐次出力]チェックボックスの設定によって異なります。

[逐次出力]チェックボックスがオフの場合は,抽出されたデータ件数すべてが表示されます。

[逐次出力]チェックボックスをオンにして,件数を設定している場合は,設定されている件数分のデータが表形式で表示されます。

逐次出力の場合,ツールバーの [図データ] ボタンをクリックすると,表示されている表形式の最終行に次データを追加して表示されます。現在表示されているデータ以降を表示する必要がない場合は, [図データ] ボタンをクリックすると,中断できます。すべてのデータを一括して表示したい場合は, [図データ] ボタンをクリックしてください。

(b) 抽出するデータ件数を制限する場合

データを抽出する時,あらかじめデータ件数を指定できます。例えば,次のような抽出をする場合は,件数を制限しておくと便利です。

(c) 抽出結果をファイル出力する場合

抽出結果をCSV形式ファイルに出力できます。[抽出]メニューから[ファイルへ出力]を選択してください。

出力する文字コードはUTF-16(リトルエンディアン固定)となります。

(3) 画面構成

[図データ]

抽出されたデータ件数は,ステータスバーに表示されます。

表形式で表示されるデータ数は,データベースアクセス定義ウィンドウの[逐次出力]チェックボックスの設定によって異なります。

[逐次出力]チェックボックスがオフの場合は,抽出されたデータ件数すべてが表示されます。

[逐次出力]チェックボックスをオンにして,件数を設定している場合は,設定されている件数分のデータが表形式で表示されます。