データベース連携で使用できる文字についての注意を次に示します。
- データベースの文字コードごとに,次の注意事項があります。
- Shift JISデータベースの場合
- データベースに格納されているデータは,Shift JISで取り出してください。Shift JISコードの文字とは,次のような文字です。
- ・1バイト文字で0x20~0x7E,または0xA1~0xDF
- ・2バイト文字で1バイト目が,0x81~0x9F,または0xE0~0xFC
- ・2バイト文字で2バイト目が,0x40~0x7E,または0x80~0xFC
- 例えば,CHAR属性の列に0x00が入っている場合は,0x00以降のデータは取り出されません。データを取り出す対象となる列に0x00から始まるデータが格納されている場合は,NULL値となります。
- データを取り出す対象となる列にバイナリデータが格納されている場合は,文字列として取り出されます。
- Unicodeデータベースの場合
- データベースに格納されているデータは,UTF-8で取り出してください。UTF-8は,次のような文字です。
UTF-8 | 文字の種類 |
---|
1バイト目 | 2バイト目 | 3バイト目 |
---|
00-7F | - | - | 制御コード ASCII文字 |
C0-DF | 80-BF | - | UCS-2マルチバイト文字(0x0080-0x07FF) |
E0-EF | 80-BF | 80-BF | UCS-2マルチバイト文字(0x0800-0xFFFF) |
- (凡例)
- -:該当しません。
- サポート文字は,ASCII文字(X'20'~X'7E'),UCS-2マルチバイト文字(0x0080-0x07FF,0x0800-0xFFFF)の範囲です。サロゲートペアにも対応します。
- サポートしていない文字が指定されていた場合,データベースに格納されているデータと異なる文字で出力されることがあります。
- 0バイト定数とNULL値を区別しないでください。
データベース連携では,0バイト定数とNULL値はどちらもNULL値として扱われ,区別されません。
- Shift JISデータベースの場合,データはShift JISコードでデータベースに格納してください。
- 表名や列名に「"」が含まれている場合は,正しく動作しません。
- 上記以外の文字コードを含むデータを抽出した場合の動作は保証しません。