データウィンドウから貼り付けたデータを置き換えて表示できます。繰り返し定義を設定したデータに置き換え表を使用することで,繰り返し対象のすべてのデータを置き換えられます。
![[図データ]](figure/zu083800.gif)
従来,数値やコードで示していたデータに置き換え表を使用することで,既存のデータファイルやデータベースのデータを変更することなく,よりわかりやすい帳票を定義できます。置き換えが指定できるデータは,文字列データと数値データです。
アイテムの置き換えの手順を次に示します。
![[図データ]](figure/zu083900.gif)
- マッピングデータまたはユーザ定義データを帳票ウィンドウに貼り付け,帳票を定義します。
アイテムの置き換えをする場合も帳票の定義方法は同じです。ただし,置き換える文字列が長い場合は,アイテム枠をあらかじめ大きめに設定してください。アイテム枠が小さいと,置き換えた文字列が正しく表示されません。
データを貼り付ける方法については,「8.3 データウィンドウから貼り付けたデータ」を参照してください。
- 置き換え表ファイルを作成します。
置き換え表ファイルは,置き換え元のデータと置き換える文字列との関連づけを記述したCSV形式ファイルです。置き換え表ファイルの作成方法は,「8.14.1 置き換え表ファイルの作成」を参照してください。
- 置き換え表管理情報ファイルを作成します。
置き換え表管理情報ファイルとは,置き換え表ファイルの名称と格納先を示したファイルです。置き換え表管理情報ファイルの作成方法は,「8.14.2 置き換え表管理情報ファイルの作成」を参照してください。
- 置き換え表を登録します。
置き換え表管理情報ファイルを読み込むことで,EURに置き換え表が登録できます。置き換え表の登録方法は,「8.14.3 置き換え表の登録」を参照してください。
- 置き換えるアイテムを指定します。
置き換えるアイテムは,帳票ウィンドウで指定します。置き換えるアイテムの指定方法は,「8.14.4 置き換えるアイテムの指定」を参照してください。
- <この節の構成>
- 8.14.1 置き換え表ファイルの作成
- 8.14.2 置き換え表管理情報ファイルの作成
- 8.14.3 置き換え表の登録
- 8.14.4 置き換えるアイテムの指定