13.5.1 帳票の保存
帳票を保存する方法を次に示します。
- [名前を付けて保存]ダイアログの表示
[ファイル]メニューから[名前を付けて保存]を選択します。
- ファイルの保存場所の設定
- ファイルの保存
設計した帳票を「フォームシートファイル(*.fms)」で保存します。保存したファイルを「帳票ファイル」といいます。「フォームシートファイル(*.fms)」は,帳票の定義情報とデータウィンドウへの入力となったファイル名を保存します。データウィンドウから入力したデータは保存されません。
- <この項の構成>
- (1) ファイルサーバからファイルを共用するときの注意
- (2) 補足説明
(1) ファイルサーバからファイルを共用するときの注意
- タイトルバーに「ファイル名(読み取り専用)」と表示されている帳票は,そのまま上書き保存することはできません。[ファイル]メニューから[上書き保存]を選択した場合は,[名前を付けて保存]ダイアログが表示されます。ファイルの保存場所,およびファイル名を設定してください。
- 帳票の保存を実行したとき,すでにファイルの保存場所に拡張子が異なる同一ファイル名がある場合は,「レポート(レポートファイル名)が使用中です」というメッセージが表示され,帳票の保存ができないことがあります。
- EURで設計した帳票のファイルの保存場所に,~$から始まり,拡張子がtmpのファイル名があると,そのファイルが削除されることがあります。このため,ファイルの保存場所には,~$から始まる拡張子tmpのファイルを作成しないでください。
(2) 補足説明
- 下敷きを使用して設計した帳票ファイルを保存したときは,使用した画像ファイル名だけを保存します。
- 固定画像を貼り付けた帳票ファイルを保存すると,画像はフォームシートファイルに埋め込まれて保存されます。