6.5 ルーラの表示

帳票を定義するとき,ルーラを表示することで,帳票の大きさ,マウスポインタの位置,選択アイテムの位置などを確認できます。

ルーラは,レポート編集ウィンドウの帳票ウィンドウで,アイテムの座標原点,貼付域でのポインタの位置,および選択アイテムの位置を表示する,目盛の付いた水平方向および垂直方向のバーです。アイテムを選択している場合はアイテムの左上隅の位置を示し,アイテムを選択していない場合にはマウスポインタの位置を示します。

ルーラの表示,非表示は,[表示]メニューの[ルーラ]をクリックすると,切り替えられます。

<この節の構成>
(1) 補足説明

(1) 補足説明

ルーラは,アイテムの座標原点を「用紙の左上」にするか,または「貼付域の左上」にするかによって,表示が異なります。アイテムの座標原点は,[オプション]ダイアログの[表示]タブで設定します。

[図データ]

デフォルトは,「用紙の左上」です。そのため,バージョン3以前に設計した帳票を開いた場合は,アイテムの開始位置が異なります。バージョン3以前と同じようにアイテムの開始位置を表示したい場合は,アイテムの座標原点を「貼付域の左上」に設定してください。

なお,アイテムの座標原点が「用紙の左上」または「貼付域の左上」のどちらに設定されているのかは,ステータスバーに表示されています。