18.23 [実行値入力]ダイアログ

可変記号に対する実行値を指定するダイアログです。データベースアクセス定義ウィンドウの[抽出確認]ボタンがクリックされた時,可変記号が設定されていると表示されます。

<この節の構成>
(1) [実行値入力]ダイアログで設定できる項目
(2) 画面図

(1) [実行値入力]ダイアログで設定できる項目

[実行値入力]ダイアログで設定できる項目を次に示します。

[可変記号]リスト
条件式に設定した可変記号名が表示されます。また,可変記号を設定した列の列属性と列の長さも表示されます。
[実行値]テキストボックス
可変記号に対する実行値を指定します。[可変記号入力]ダイアログの[初期値]が指定されていない場合は,「実行値」を指定してください。指定できる文字列長は255バイト以下です。Unicodeが入力できます。実行値に文字定数を指定する場合は,文字列を「'」で囲んでください。
条件式の右辺に定数が指定されているときに,[可変記号]ボタンをクリックすると,右辺の定数が初期値として表示されます。
指定できる属性は,文字定数,数値定数です。一つの可変記号名に対して指定できる初期値は一つです。二つ以上の初期値は指定できません。
指定できる定数の規則は,[条件設定]ダイアログで条件式を設定するときと同じです。規則については,「表4-11 列と定数の規則」を参照してください。
実行値は,次のように指定してください。

表18-3 実行値の指定方法

列の属性実行値の指定方法
BINARY〔'〕0~9,A~Fの半角の文字列〔'〕
BIT0,または1
CHAR,VARCHAR,LONG VARCHAR〔'〕全角,および半角の文字列〔'〕
DATE
〔'〕YYYY-MM-DD〔'〕
年(YYYY),月(MM),日(DD)を「-」で結びます。
DOUBLE,FLOAT,REAL〔符号〕仮数E〔符号〕指数
LONG VARBINARY定数として設定できません。
MCHAR,MVARCHAR〔'〕全角,および半角の文字列〔'〕
NCHAR,NVARCHAR〔'〕全角の文字列〔'〕
NUMERIC,DECIMAL〔符号〕整数部.小数部
TIME
〔'〕hh:mm:ss〔'〕
時(hh),分(mm),秒(ss)を「:」で結びます。
TIMESTAMP(16桁)
〔'〕YYYY-MM-DD△hh:mm〔'〕
日付の文字表現と時間の文字表現の時分を,半角空白(△)で結びます。
TIMESTAMP(19桁)
〔'〕YYYY-MM-DD△hh:mm:ss〔'〕
日付の文字表現と時間の文字表現を,半角空白(△)で結びます。
TIMESTAMP(23桁)
〔'〕YYYY-MM-DD△hh:mm:ss〔.nnn〔'〕〕
日付の文字表現と時間の文字表現を,半角空白(△)で結び,「.」のあとに3桁の小数秒を付けます。
TIMESTAMP(26桁)
〔'〕YYYY-MM-DD△hh:mm:ss〔.nnnnnn〔'〕〕
日付の文字表現と時間の文字表現を,半角空白(△)で結び,「.」のあとに6桁の小数秒を付けます。
TINYINT,INTEGER,SMALLINT〔符号〕整数
UCHAR,UVARCHAR,LONG UVARCHAR〔'〕全角,および半角の文字列〔'〕
VARBINARY定数として設定できません。
注※
SQL Serverを使用する場合で,Unicodeデータを抽出する場合だけ使用できます。

(2) 画面図

[図データ]