3.4.2 ディクショナリファイルによるフィールド定義の指定

入力データファイルとは別に,ディクショナリファイル(*.dic)に記述されたフィールド定義情報などを使用して,データウィンドウにデータを入力する操作手順を次に示します。

この方法は,UNIX版 EUR旧製品のディクショナリファイルを使ってデータを入力し,帳票を設計する場合に使用します。

<この項の構成>
(1) ディクショナリファイルでフィールド定義を指定する

(1) ディクショナリファイルでフィールド定義を指定する

  1. データウィンドウの選択
    マッピングデータウィンドウ,またはユーザ定義データウィンドウをクリックします。
  2. [フィールド定義]ダイアログの表示
    [データ]メニューから[フィールド定義]を選択します。
  3. [フィールド定義情報自動作成]ダイアログの表示
    [自動作成]ボタンをクリックします。
  4. ディクショナリファイルの指定
    [ディクショナリファイルから作成]オプションボタンをクリックし,ディクショナリファイル名を指定します。
  5. [OK]ボタンのクリック
    ディクショナリファイルのフィールド定義が設定されます。

上記の操作で,ディクショナリファイルの情報に従って入力ファイルからデータが読み込まれ,データウィンドウにデータが表示されます。

注意
この方法では,フィールド定義によるフィールド名や属性の変更はできません。また,印刷時にも,このディクショナリファイルが必要となってしまいます。
ディクショナリファイルを利用したデータの入力方法は,[データのプロパティ]ダイアログを表示し,[データファイル区切り方法]から「ディクショナリファイルで指定」を選択する方法もあります。この方法では,帳票を一度保存すれば,[フィールド定義]ダイアログでのフィールド名や属性が変更できます。また,バージョン7以降のEURで帳票を出力する場合は,ディクショナリファイルの指定は不要です。