6.2.2 下敷きの読み込み

下敷きとする画像ファイルの作成が終わったら,使用する画像ファイルをEURに読み込みます。画像ファイルの作成については,「6.2.1 下敷きの作成」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 下敷きを読み込む
(2) サイズ情報を持つ画像ファイルを読み込む
(3) サイズ情報を持たない画像ファイルを読み込む
(4) 補足説明

(1) 下敷きを読み込む

下敷きの読み込みは,[下敷きの設定]ダイアログで設定します。[下敷きの設定]ダイアログの設定項目については,「20.2 [下敷きの設定]ダイアログ」を参照してください。

  1. [下敷きの設定]ダイアログの表示
    [ファイル]メニューから[下敷きの設定]を選択します。
  2. 下敷きの選択
    「ファイル名」に下敷きファイルを指定します。下敷きファイルは,ファイル名,相対パス,またはフルパスで指定します。[参照]ボタンをクリックし,ファイル名を指定することもできます。ファイル名だけを指定した場合は,[オプション]ダイアログの[ファイル]タブに表示されているファイルの場所から読み込まれます。
    EURで使用できる画像ファイルの形式については,「8.6.2 扱える画像データの形式」を参照してください。
  3. 表示位置の指定
    画像ファイルの作成手順で控えておいた,帳票原稿の端からの位置合わせの目印の位置を,用紙の左上隅からオフセットとして指定します。
    表示位置のデフォルトは,[用紙の左端から],[用紙の上端から]の両方とも「0」です。
  4. 画像サイズの指定
    画像ファイルのサイズ情報に従って,下敷きを表示するかどうかを指定します。デフォルトは,「オフ(サイズを指定しない)」です。
    画像サイズの指定を「オン(サイズを指定する)」にした場合は,下敷きに使用する画像ファイルのサイズ情報を指定できます。[幅]と[高さ]のテキストボックスに表示されている標準値は,EURの用紙サイズの幅と高さです。
    画像ファイルの形式によって,サイズ情報を持つものと持たないものがあります。
  5. [OK]ボタンのクリック
    [OK]ボタンをクリックします。帳票ウィンドウに戻り,設定が反映されます。

(2) サイズ情報を持つ画像ファイルを読み込む

指定した画像ファイルをスキャナで読み込んだ場合,または作成した場合に指定したサイズと同じサイズの画像を下敷きとして使用できます。

使用する画像ファイルの[幅]と[高さ]を指定して,下敷きの画像ファイルを表示する位置を[表示位置]で調整してください。

(3) サイズ情報を持たない画像ファイルを読み込む

[表示位置]の[用紙の左端から]と[用紙の上端から]に「0」を指定して,定義する帳票の用紙サイズと同じ値を[画像サイズ]の[幅]と[高さ]に指定すると,位置がずれることなく下敷きに使用できます。ただし,下敷きに使用する画像ファイルが,指定した用紙サイズや縦横比と異なる場合は,元の画像ファイルの表示と異なることがあります。

指定した画像ファイルがサイズ情報を持っていない場合は,[画像サイズ]を指定しないで[OK]ボタンをクリックすると,サイズの指定を要求するメッセージが表示されます。[サイズを指定する]のチェックボックスをオンにして,[幅]と[高さ]を指定してください。

(4) 補足説明