16.1.5 ダイアログで指定できる内容

ダイアログで指定できる内容は,すべてEUR サーバ帳票出力機能で指定できるオプションおよび環境変数と対応しています。ここでは,ダイアログで指定できる内容と,オプションおよび環境変数との関係について説明します。

<この項の構成>
(1) ダイアログで指定できるオプション
(2) ダイアログで指定できる環境変数

(1) ダイアログで指定できるオプション

ダイアログで指定する内容は,eurpsコマンドの次の表に示すオプションと対応しています。オプションの詳細については,マニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。

なお,ダイアログで指定できない内容は,[その他のオプション]テキストボックスで直接指定できます。

表16-1 eurpsコマンドのオプションとダイアログで指定できる個所との対応

オプション名意味ダイアログでの指定可否指定できる個所
/pプリンタ名[出力先プリンタ]リストボックス
/t pdfPDF形式ファイルへの出力[PDF]ラジオボタン
/t csvCSV形式ファイルへの出力×
/t eurEUR形式ファイルへの出力[EUR]ラジオボタン
/t xlsxExcel形式ファイルへの出力[XLSX]ラジオボタン
/piプリンタ定義ファイル名×
/pf出力先ファイル名[出力先ファイル]テキストボックス
/pnf出力ページ情報ファイル名×
/df文書情報設定ファイル名×
/ds仕分け定義情報ファイル名×
/dsfPDF仕分け定義ファイル名×
/mfd複数様式情報定義ファイル名[複数様式情報定義ファイル]テキストボックス
/rif置き換え表管理情報ファイル名×
/dif接続情報ファイル名[接続情報ファイル]テキストボックス
/cry暗号化指定×
/cryf暗号化設定ファイル名×
/bmしおり指定×
/bmf文書しおり定義ファイル名×
/ecrypkパスワード暗号化鍵×
/tint透かし情報ファイル名×
/jscAcrobat JavaScript定義ファイル名×
/pvpビューアプレファレンス定義ファイル名×
/fwm文字幅の計算方法×
/mrs帳票セット指定ファイル名[帳票セット指定ファイル]テキストボックス
帳票セット帳票ファイル名[帳票ファイル]テキストボックス
マッピングデータファイルおよびユーザ定義データファイル名[マッピングデータ]テキストボックス
または
[ユーザ定義データ]テキストボックス
マッピングデータおよびユーザ定義データの可変記号値定義ファイル名[マッピングデータ]テキストボックス
または
[ユーザ定義データ]テキストボックス
しおり定義ファイル名×
帳票セットの複数指定×
/s印刷開始ページ×
/e印刷終了ページ×
/c印刷部数×
/n印刷部数の単位×
/h用紙の向き×
/tc給紙トレイコード×
/g余白へのページ番号出力×
/o余白へのページ番号の出力位置×
/mページ番号の形式×
/fページ番号の初期値×
/iページ番号の開始番号の初期化×
/message
/nomessage
メッセージ出力×
/envfile環境設定ファイル名×
(凡例)
○:ダイアログで指定できます。
×:ダイアログで指定できません。
-:対応するダイアログがありません。
注※
メッセージは必ず出力されます。

なお,オプションの中には,EURの付加製品や連携製品が必要なオプションがあります。付加製品や連携製品が必要なオプションについては,マニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。

(2) ダイアログで指定できる環境変数

ダイアログで指定する内容は,EUR サーバ帳票出力機能の次の表に示す環境変数と対応しています。環境変数の詳細については,マニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。

表16-2 環境変数とダイアログで指定できる個所との対応

環境変数名指定できる個所
EURPS_REPORTPATH[帳票ファイル]テキストボックス
EURPS_MAPDATAPATH[マッピングデータ]テキストボックス
EURPS_USERDATAPATH[ユーザ定義データ]テキストボックス
EURPS_MULTI_REPORTSETPATH[帳票セット指定ファイル]テキストボックス
EURPS_DBINFOPATH[接続情報ファイル]テキストボックス
EURPS_MULTIFORM_INFODEFPATH[複数様式情報定義ファイル]テキストボックス
EURPS_OUTPUTPATH[出力先ファイル]テキストボックス