[データ情報]タブで設定できる項目を次に示します。
- [データ種別]
- 選択したデータがマッピングデータなのか,ユーザ定義データなのかが表示されます。表示されているデータ種別は変更できません。
- [データ]グループボックス
- 読み込むデータを変更します。
- [使用データ]リストボックス
- 読み込むデータを変更する場合,どのデータに変更するかを設定します。リストボックスには,現在使用できるデータの一覧が表示されます。デフォルトは,「現在使用中のデータ」です。データウィンドウにデータが表示されていない場合は,「サンプルのデータ」です。
- サンプルのデータ
使用するデータを,サンプルとして仮定されたデータに変更します。この項目を選択した場合,[サンプル]のグループボックスで属性を設定します。
- データファイルのデータ
使用するデータを,データファイルのデータに変更します。この項目を選択すると,[データ]のグループボックスの中に[データファイル名称]テキストボックスと[空レコードを無視する]チェックボックスが表示されます。
- [データファイル名称]テキストボックス
- 変更するデータファイル名を設定します。[...]ボタンをクリックすると,データファイルの一覧が表示されます。
- [...]ボタン
- 変更するデータファイルの一覧が表示されます。
- [空レコードを無視する]チェックボックス
- 入力するデータ中に空レコードがある場合,空レコードを無視してデータウィンドウに読み込むかどうかを設定します。デフォルトは,「オフ(空レコードをデータとして読み込む)」です。
- なお,バージョン02-00-/Bで設計した帳票は,空レコードを無視するかどうかの設定に関係なく,入力するデータ中に空レコードがあっても,空レコードを無視してデータウィンドウに読み込みます。
- [文字コード(0x00)だけのレコードを無視する]チェックボックス
- 入力するデータ中に文字コード(0x00)だけのレコードがある場合,そのレコードを無視してデータウィンドウに読み込むかどうかを設定します。デフォルトは,「オフ(文字コード(0x00)だけのレコードもデータとして読み込む)」です。文字コード(0x00)だけのレコードの例を,次に示します。
![[図データ]](figure/zu180601.gif)
- なお,旧バージョンで設計した帳票ファイルを読み込んだ時,[文字コード(0x00)だけのレコードを無視する]のチェックボックスは,次のように設定されます。そのため,旧バージョンで設計した帳票ファイルを読み込んで帳票を出力しても,同じ動作が保証されます。
表19-3 バージョン別[文字コード(0x00)だけのレコードを無視する]チェックボックス状態一覧
EURのバージョン | [文字コード(0x00)だけのレコードを無視する]チェックボックスの状態 |
---|
UNIX版 EUR旧製品 | オフ |
Windows版 EUR V1 | オフ |
Windows版 EUR V2 | オン |
Windows版 EUR V3 | オフ |
Windows版 EUR V4 | オフ |
Windows版 EUR V5 | オフ |
Windows版 EUR V7 | オフ |
Windows版 EUR V8 | オフ |
- データベースのデータ
- 使用するデータを,データベースのデータに変更します。ただし,データベースアクセス定義が指定されている場合に選択できます。
- レポート内のデータ
- 使用するデータを,帳票に保存されているデータに変更します。ただし,レポートファイル内にデータが保存されているときに選択できます。
- [フィールド定義]グループボックス
- フィールド定義情報の定義方法を設定します。
- [定義方法]リストボックス
- フィールド定義情報の定義方法を変更する場合,どのデータに変更するかを設定します。リストボックスには,現在使用できるデータの一覧が表示されます。デフォルトは,「標準」です。ただし,英語ロケール,中国語ロケールの場合は,[ディクショナリファイルを使用]は選択できません。
- 標準
[フィールド定義]ダイアログで変更します。
- ディクショナリファイルを使用
ディクショナリファイルを基に,フィールド定義情報を変更します。この項目を変更すると,[フィールド定義]のグループボックスの中に[ディクショナリファイル名称]テキストボックスが表示されます。
![[図データ]](figure/zu180602.gif)
- [ディクショナリファイル名称]テキストボックス
- 変更するディクショナリファイル名を設定します。[...]ボタンをクリックすると,ディクショナリファイルの一覧が表示されます。
- [...]ボタン
- 変更するディクショナリファイルの一覧が表示されます。
- 最上位結合項目を使用
- 最上位結合項目を基に,フィールド定義情報を変更します。この項目を選択すると,[フィールド定義]グループボックスの中に,[最上位結合項目名]が表示されます。
- [最上位結合項目名]
- 最上位結合項目名が表示されます。
- [サンプル]グループボックス
![[図データ]](figure/zu180603.gif)
- [使用データ]リストボックスで,[サンプルデータ]を選択した時,サンプルデータの属性を設定できます。
- [データ数]スピンボックス
- サンプルデータの数を,1~1,000の整数で設定します。テキストボックスに直接入力するか,またはアップダウンコントロールをクリックして設定します。デフォルトとして,「100」が表示されています。
- [特殊編集レベルの編集]チェックボックス
- 特殊編集レベルフィールドがある場合,データを0~99の間で繰り返すかどうかを設定します。デフォルトは,「オフ(繰り返さない)」です。この項目を設定すると,サンプルデータで特殊編集レベルを対象とした集計行の編集が容易になります。
- [改ブロック/ページの編集]チェックボックス
- 文字フィールドのすべてのデータを10レコード単位で切り替えるかどうかを設定します。デフォルトは,「オフ(切り替えない)」です。この項目を設定すると,サンプルデータで改ブロックや改ページの編集が容易になります。
- [基準レコード]グループボックス
- マッピングデータのデータ情報を変更するときに設定できます。
- [位置]スピンボックス
- 変更する基準レコードの位置を設定します。テキストボックスに直接入力するか,またはアップダウンコントロールをクリックして設定します。デフォルトとして「1」が表示されています。
- [幅]スピンボックス
- 変更する基準レコードの幅を設定します。テキストボックスに直接入力するか,またはアップダウンコントロールをクリックして設定します。デフォルトとして「1」が表示されています。