7.4 アイテムを固定位置に貼り付ける場合

固定位置に表示させるアイテムを貼り付ける場合,次に示す印刷・表示結果が得られることがあります。

<この節の構成>
(1) 帳票ヘッダ領域内に,固定位置に表示させるアイテムを貼り付ける場合
(2) 繰り返し領域内に,固定位置に表示させるアイテムを貼り付ける場合

(1) 帳票ヘッダ領域内に,固定位置に表示させるアイテムを貼り付ける場合

帳票ヘッダ領域内に,[貼付域の左上を基準]を設定したアイテムを貼り付ける場合,帳票ヘッダ区切り線の下端から繰り返しアイテムを配置した位置が狭いと,次ページの繰り返し領域にアイテムが重なって表示されることがあります。

この場合は,帳票ヘッダ領域内の固定位置に表示させるアイテムの位置を考慮して,帳票ヘッダ区切り線の下端から,配置する繰り返しアイテムの間を空けてください。また,次紙ページで,固定位置に表示させるアイテムの配置と繰り返し領域のアイテムを配置すると,それぞれのアイテムの配置位置を確認しながら作成することもできます。

[図データ]

(2) 繰り返し領域内に,固定位置に表示させるアイテムを貼り付ける場合

繰り返し領域内の表の下に,固定位置に表示させるアイテムを貼り付ける場合,帳票ヘッダ領域のサイズや繰り返しアイテムを貼り付けた位置,繰り返しの幅などによって,繰り返し領域のアイテムと固定位置に表示させるアイテムが重なって表示されることがあります。

この場合は,繰り返し個数を指定することで,重なりを回避できますが,繰り返し個数は,表紙ページと次紙ページとで同じ繰り返し個数で表示されるため,[貼付域の左上を基準]を設定している場合は,表と固定位置に表示させるアイテムの間が広くなります。[繰り返し領域の左上を基準]を設定している場合,次紙ページのページ下端から帳票ヘッダ領域と同じサイズの領域には,アイテムを作成したり,貼り付けたりできないため,余白ができます。

[図データ]