9.9.3 データキャラクタのフォントの変更

編集中の帳票に貼り付けてあるバーコードに表示する,データキャラクタのフォントを変更できます。指定されているフォントによっては,帳票が実行する環境で正しく印刷されなかったり,表示されなかったりする場合があります。詳細は,「13.4.1(1) フォントに関する注意」を参照してください。

<この項の構成>
(1) JAN標準/JAN短縮/CODE39/NW-7/ITF/カスタマバーコードのフォントを変更する
(2) CODE128のフォントを変更する

(1) JAN標準/JAN短縮/CODE39/NW-7/ITF/カスタマバーコードのフォントを変更する

  1. [レポートのプロパティ]ダイアログの表示
    [ファイル]メニューから[プロパティ]を選択します。[レポートの構成]タブを選択します。
  2. 使用するフォントの設定
    データキャラクタのフォントを選択します。選択できるフォントは,縦書きフォントを除くすべてです。デフォルトは,「MS P明朝」です。

(2) CODE128のフォントを変更する

  1. バーコードアイテムの選択
    データキャラクタのフォントを変更する,バーコードCODE128を選択します。
  2. [アイテムのプロパティ]ダイアログの[データキャラクタ]タブの表示
    [編集]メニューから[アイテムのプロパティ]を選択します。[データキャラクタ]タブは,バーコードCODE128を選択したときだけ指定できます。
  3. 変更するフォント属性の設定
    データキャラクタのフォント属性を設定します。
    フォント名:
    縦書きフォントを除くすべてのフォントと,可変ピッチのフォントを設定できます。デフォルトは,「MS P明朝」です。
    サイズ:
    使用するフォントのサイズを選択します。デフォルトは,「9」です。
    縦位置:
    データキャラクタを,バーコード部からどのくらい離して表示するかを指定します。単位は,「mm」です。値は,小数点以下1桁(nn.n形式)でも指定できます。デフォルトは,「0(mm)」です。
    [図データ]
    横位置:
    データキャラクタの表示位置を,「中央」,または「左寄せ」のどちらかで設定します。デフォルトは,「中央」です。
    データに改行コードがある場合は,改行コードの位置でデータを折り返し,最大文字数の行に合わせて表示されます。
    中央
    バーコードシンボルの幅中央を基準にして,データキャラクタが表示されます。
    左寄せ
    バーコード部の左端から,データキャラクタが表示されます。
    データキャラクタが,バーコードシンボルの幅より長い場合は,アイテム枠を超えて表示されます。
    [図データ]