21.9 [EUR サーバ帳票出力コマンド指定]ダイアログ

EUR サーバ帳票出力機能で使用するeurpsコマンドの内容を指定して,帳票のコマンド出力を実行したりバッチファイルを生成したりするダイアログです。このダイアログは,EUR Developerをインストールした場合だけインストールされます。

スタートメニューの[EUR Developer]の下位の[EUR サーバ帳票出力コマンド指定]を選択すると,表示されます。

<この節の構成>
(1) [EUR サーバ帳票出力コマンド指定]ダイアログで設定できる項目
(2) 画面図

(1) [EUR サーバ帳票出力コマンド指定]ダイアログで設定できる項目

[入力]グループボックス
出力したい帳票ファイルを指定します。帳票ファイル,マッピングデータファイル,およびユーザ定義データファイルを直接指定するか,帳票セット指定ファイルで指定するかを選択できます。
デフォルトは「直接指定」です。
[直接指定]ラジオボタン
帳票ファイル,マッピングデータファイル,およびユーザ定義データファイルを直接指定します。
[直接指定]ラジオボタンを選択すると,[帳票セット指定ファイル]テキストボックス,[複数様式で出力]チェックボックス,および[複数様式情報定義ファイル]テキストボックスは不活性になります。
[帳票ファイル]テキストボックス
出力する帳票ファイル(.fms)を指定します。[参照]ボタンをクリックすると,[ファイルを選択]ダイアログが開きます。[ファイルを選択]ダイアログで,出力するファイルを選択します。
エクスプローラからファイルをドラッグアンドドロップして指定することもできます。
[マッピングデータ]テキストボックス
マッピングデータファイル(.csv,.dat,または.fix)をフルパスで指定します。[データベースから入力]チェックボックスを選択している場合は,可変記号値定義ファイルを指定します。[参照]ボタンをクリックすると,[ファイルを選択]ダイアログが開きます。[ファイルを選択]ダイアログで,マッピングデータファイルを選択します。
エクスプローラからファイルをドラッグアンドドロップして指定することもできます。
[ユーザ定義データ]テキストボックス
ユーザ定義データファイル(.csv,.dat,または.fix)をフルパスで指定します。[データベースから入力]チェックボックスを選択している場合は,可変記号値定義ファイルを指定します。[参照]ボタンをクリックすると,[ファイルを選択]ダイアログが開きます。[ファイルを選択]ダイアログで,ユーザ定義データファイルを選択します。
エクスプローラからファイルをドラッグアンドドロップして指定することもできます。
[帳票セット指定ファイルを使用]ラジオボタン
帳票ファイル,マッピングデータファイル,およびユーザ定義データファイルを帳票セット指定ファイルで指定します。
[帳票セット指定ファイルを使用]ラジオボタンを選択すると,[直接指定]ラジオボタンは不活性になります。
[帳票セット指定ファイル]テキストボックス
帳票セット指定ファイルをフルパスで指定します。[参照]ボタンをクリックすると,[ファイルを選択]ダイアログが開きます。[ファイルを選択]ダイアログで,帳票セット指定ファイルを選択します。
エクスプローラからファイルをドラッグアンドドロップして指定することもできます。
[複数様式で出力]チェックボックス
複数様式で帳票を出力します。デフォルトは,「オフ(複数様式で帳票を出力しない)」です。
[複数様式情報定義ファイル]テキストボックス
複数様式情報定義ファイルをフルパスで指定します。[参照]ボタンをクリックすると,[ファイルを選択]ダイアログが開きます。[ファイルを選択]ダイアログで,複数様式情報定義ファイルを選択します。
エクスプローラからファイルをドラッグアンドドロップして指定することもできます。
[データベースから入力]チェックボックス
データベースからデータを入力します。デフォルトは,「オフ(データベースからデータを入力しない)」です。
なお,データベースからデータを入力する場合は,[マッピングデータ]テキストボックスおよび[ユーザ定義データ]テキストボックスには可変記号値定義ファイルを指定してください。
[接続情報ファイル]テキストボックス
接続情報ファイルをフルパスで指定します。[参照]ボタンをクリックすると,[ファイルを選択]ダイアログが開きます。[ファイルを選択]ダイアログで,接続情報ファイルを選択します。
エクスプローラからファイルをドラッグアンドドロップして指定することもできます。
[出力]グループボックス
帳票の出力先プリンタまたは出力先ファイルを指定します。
[形式]
帳票の出力形式を,次のラジオボタンから選択します。
  • [印刷]ラジオボタン
    帳票を印刷します。[印刷]ラジオボタンを選択すると,[出力先プリンタ]リストボックスが活性となります。
  • [PDF]ラジオボタン
    帳票をPDF形式ファイルに出力します。[PDF]ラジオボタンを選択すると,[出力先ファイル]テキストボックスが活性となります。
  • [EUR]ラジオボタン
    帳票をEUR形式ファイルに出力します。[EUR]ラジオボタンを選択すると,[出力先ファイル]テキストボックスが活性となります。
  • [XLSX]ラジオボタン
    帳票をExcel形式ファイルに出力します。[XLSX]ラジオボタンを選択すると,[出力先ファイル]テキストボックスが活性となります。また,[帳票セット指定ファイルを使用]ラジオボタンが選択されている場合は,[直接指定]ラジオボタンに選択状態が切り替わります。
[出力先プリンタ]リストボックス
[印刷」を選択した時に,出力先プリンタ名を一覧から選択します。リストボックスには,OSに登録されているプリンタが表示されます。デフォルトは,「(通常使うプリンタ)」です。
[出力先ファイル]テキストボックス
[PDF]ラジオボタン,[EUR]ラジオボタン,または[XLSX]ラジオボタンを選択した時に,出力ファイル名をフルパスで指定します。[参照]ボタンをクリックすると,[名前を付けて保存]ダイアログが開きます。[名前を付けて保存]ダイアログで,出力ファイル名を指定します。
[その他のオプション]テキストボックス
ダイアログだけでは指定できないオプションを直接書き込んで指定できます。16,000バイト以内の文字列で指定します。
オプション名と引数の間,およびオプションとオプションの間は半角空白で区切ります。
[コマンド実行]ボタン
設定した内容でeurpsコマンドを実行します。
[バッチファイル生成]ボタン
設定した内容でバッチファイル(.bat)を生成するために,バッチファイルに書き出す内容を表示します。
[バッチファイル生成]ボタンをクリックすると,[バッチファイル生成]ダイアログが表示されます。[バッチファイル生成]ダイアログの[ファイル生成]ボタンをクリックすると,[名前を付けて保存]ダイアログが表示されるので,バッチファイル名を指定して保存します。

(2) 画面図

[図データ]