14.6 帳票ファイルへの変換(ダイアログで実行する場合)

帳票定義情報ファイルを帳票ファイルに変換します。

帳票定義情報ファイルを変換するには,帳票定義情報ファイルの構成を示した帳票定義情報構成ファイル(.esp)が必要です。変換された帳票ファイルは,帳票定義情報構成ファイルの拡張子を「.fms」に変更した名称になります。

帳票定義情報ファイルを帳票ファイルに変換した場合,帳票ファイルのバージョンは変換したEURと同じバージョンになります。

また,英語ロケールから中国語ロケール,日本語ロケールから英語ロケールなど異なるロケール間では変換できません。

帳票定義情報ファイルを帳票ファイルに変換する方法には,次の2種類があります。

ここでは,[帳票定義情報ファイルの入出力]ダイアログで実行する方法について説明します。eurspcsvコマンドで実行する方法については,「14.7 eurspcsvコマンドの使用」を参照してください。

<この節の構成>
(1) 帳票定義情報ファイルを帳票ファイルに変換する

(1) 帳票定義情報ファイルを帳票ファイルに変換する

  1. スタートメニューの[EUR Designer]または[EUR Developer]の下位の[帳票定義情報ファイルの入出力]を選択します。
    [帳票定義情報ファイルの入出力]ダイアログが起動します。
  2. [帳票定義情報ファイルを帳票ファイルに変換する]ラジオボタンを選択します。
  3. 「入力元フォルダ」の[参照]ボタンをクリックします。
    [参照]ボタンをクリックすると,[ファイルを選択]ダイアログが開きます。[ファイルを選択]ダイアログで,変換する帳票定義情報ファイル(.esp)を選択し,[開く]ボタンをクリックします。ファイルは複数選択できます。「入力ファイル一覧」に選択したファイル名が表示されます。
    [ファイルを選択]ダイアログでは,変換するファイル以外のファイルを選択しないでください。
  4. 「出力先フォルダ」の[参照]ボタンをクリックします。
    [参照]ボタンをクリックすると,[フォルダの参照]ダイアログが開きます。[フォルダの参照]ダイアログで,帳票ファイルを格納するフォルダを選択し,[OK]ボタンをクリックします。
  5. [実行]ボタンをクリックします。
    変換が成功したかどうかを知らせる[変換結果の確認]ダイアログが表示され,指定したフォルダに帳票ファイルが格納されます。