1.7.1 入力ファイルに対するエンコーディング

EURでは,入力ファイルにUnicodeやShift JISが使用できます。

エンコーディングがUnicodeの場合は,実装水準1に対応しています。なお,実装水準1に結合文字は含まれません。

エンコーディングがEUCの場合は,コードセット0,コードセット1,およびコードセット2に対応しています。

入力ファイルの文字は,次に示すエンコーディングを使用して変換します。入力ファイルに対するエンコーディングを間違えると,文字化けが起きたり空白が出力されたりする場合があります。

表1-3 入力ファイルに対して使用するエンコーディング

入力ファイルエンコーディング
帳票ファイルUTF-16,Shift JIS
マッピングデータファイルUTF-16,UTF-8,ロケールに対応する文字コード
ユーザ定義データファイルUTF-16,UTF-8,ロケールに対応する文字コード
環境設定ファイルUTF-16,UTF-8,ロケールに対応する文字コード
置き換え表管理情報ファイルUTF-16,UTF-8,ロケールに対応する文字コード
置き換え表ファイルUTF-16,UTF-8,ロケールに対応する文字コード
注1
BOM(Byte Order Mark)を付与したUTF-16エンコーディングで変換します。
注2
UTF-8で表現できる文字(1バイト~4バイト)の中に不正なコードが使用されている場合,文字の先頭から不正なコードまでを半角空白に置き換えます。
注3
ロケールに対応する文字コードで変換した場合,ロケールごとにデフォルトのエンコーディングが異なります。詳細は,「付録D 作業環境の言語との対応」を参照してください。