2.4 サンプルデータの利用

帳票のサンプルデータを作成します。

EURで帳票を設計するには,データが必要です。データをまだ準備できない状態で,先に帳票を設計しておきたいときには,サンプルデータを作成します。サンプルデータの作成では,フィールド名称,フィールドのデータ種別,1レコード分のサンプルデータを設定します。ここで設定した内容は,データウィンドウに表示されます。

サンプルデータを作成するときは,1行目の項目名だけを実際のデータと一致するように作成してください。

EURではデータの1行目を項目名として認識し,自動的に項目名とデータを対応づけます。そのため,サンプルデータと実際に使用するデータで,項目の並びなどデータのフォーマットが異なっても問題はありません。

サンプルデータの利用方法は,[フィールド定義]ダイアログで作成したデータを利用する方法と,CSV形式ファイルで作成した仮のデータを利用する方法があります。

<この節の構成>
2.4.1 [フィールド定義]ダイアログで作成したデータの利用
2.4.2 データファイルの利用