8.10.1 アイテムの選択

アイテムの選択は,ツールボックスで [図データ] ボタンを押して選択モードにしてから,選択したいアイテムのチェックボックスをオンにします。そのあと,帳票ウィンドウで次に示す操作をします。選択されたアイテムは,反転表示されます。アイテムを複数,または追加選択する場合,種別の異なるアイテムを一緒に選択できます。

アイテムの選択には,次に示す三つの方法があります。

<この項の構成>
(1) 単一選択
(2) 複数選択
(3) 追加選択
(4) 線アイテムを選択するときの注意

(1) 単一選択

選択するアイテムをクリックします。

[図データ]

(2) 複数選択

選択するアイテムを囲むようにドラッグします。ドラッグすると,始点からマウスの動きに合わせてラバーバンドが表示されます。ラバーバンド内のすべてのアイテムが選択されます。

[図データ]

(3) 追加選択

追加して選択するアイテムを<Ctrl>キーを押しながらクリックします。

[図データ]

アイテムを複数選択する場合,種類別にアイテムを選択させないようにできます。種類別にアイテムを選択させないようにする場合は,ツールボックスのチェックボックスを使用します。選択したくないアイテムのチェックボックスをオフにすると,アイテムは選択されません。

(例)ツールボックスの線のチェックを外した場合
[図データ]

(4) 線アイテムを選択するときの注意

EURの線は次に示す特徴があります。そのため,線アイテムを選択する場合は,注意が必要です。

線アイテムを複数選択する場合は,<Ctrl>キーを押したままクリックしてください。

表などを構成する線の一部を複数選択で選択する場合は,選択対象とする線の部分をラバーバンドでなぞるようにドラッグしてください。この場合,線アイテムは,1本1本の線を選択状態にするのではなく,ラバーバンドで囲まれた部分だけを対象とします。

(例)
[図データ]