12.6.5 集計行編集モードでのアイテムの設定

集計行編集モードで集計行を編集する方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 集計結果フィールドのプロパティ設定
(2) 集計行の文字列の設定,および修飾
(3) 集計行の罫線設定
(4) 集計行への網掛け
(5) 集計行への図形の設定
(6) 集計アイテムの作成

(1) 集計結果フィールドのプロパティ設定

9.3 数値データのプロパティ設定」を参照してください。

(2) 集計行の文字列の設定,および修飾

文字列を設定するには,まず,文字列の設定領域を確保し,その領域に文字列を入力します。集計行に設定した文字列には,フォント名,サイズ,スタイル,および色を設定できます。文字列の修飾については,「9.2 文字アイテムと文字データのプロパティ設定」を参照してください。

  1. 文字入力モードの設定
    ツールボックスの [図データ] ボタンをクリックします。
  2. 文字領域の指定
    集計行の枠内でドラッグして,入力する文字列の枠の大きさを指定します。
  3. 文字列の入力
  4. 文字入力モードの解除
    ツールボックスの [図データ] ボタンを使用したあとは, [図データ] ボタンをクリックするか,<Esc>キーを押して選択モードに戻しておいてください。

(3) 集計行の罫線設定

罫線も繰り返しの対象に設定されていると,集計行にも罫線が付加されて作成されます。しかし,ほかのセルと区別するために,線の太さや線種を変更したり,作成された集計行を移動したりした場合はセル上側の線が表に残るので,新たに線を引く必要があります。線を引く操作については,「8.2 文字・線・矩形・網掛けアイテムの配置」を参照してください。

(4) 集計行への網掛け

網掛けも繰り返し対象に設定されていると,集計行にも網掛けが付加されて作成されます。しかし,ほかのセルと区別するために,網のパターンを変更できます。

網掛けの操作については,「8.2 文字・線・矩形・網掛けアイテムの配置」を参照してください。

(5) 集計行への図形の設定

ほかのセルと区別するために,集計行に角丸四角や円/楕円を設定できます。図形の作成については,「8.5 図形アイテムの配置」を参照してください。

(6) 集計アイテムの作成

集計行に集計アイテムを追加したり,集計アイテムを新たに作成したりできます。集計アイテムの作成については,「12.7 集計アイテムの設定」を参照してください。