帳票ヘッダアイテムは,帳票ヘッダ領域に貼り付けられたアイテムのことです。表紙ページだけに表示されるアイテムなので,編集操作は,表紙ページでしかできません。
帳票ヘッダ領域には,部品を含むすべてのアイテムを貼り付けられます。ただし,帳票ヘッダアイテムは,繰り返し定義と表の繰り返し見出し定義を設定することはできません。
直接,帳票ヘッダ領域にアイテムを作成したり,マッピングしたりすることで,帳票ヘッダアイテムを作成できます。また,繰り返し領域でアイテムを作成したあと,帳票ヘッダ領域にコピー/貼り付けをしたり,移動したりすることもできます。
ただし,アイテムの領域の左上座標が,帳票ヘッダ領域に掛かっていたり,線アイテムの両端の片方が帳票ヘッダ領域に掛かっていたりした場合,そのアイテムは自動的に帳票ヘッダアイテムになります。
帳票ヘッダ領域に集計アイテムを作成する場合は,「12.7 集計アイテムの設定」を参照してください。
帳票ヘッダ領域より下の部分を,「繰り返し領域」といいます。
表紙ページの帳票ヘッダ区切り線の下端から繰り返し領域としてアイテムを配置できます。表紙ページで繰り返しアイテムを配置すると,次紙ページでは,ページ上端から繰り返し領域のアイテムを配置します。このとき,次紙ページでの貼付域の上端とアイテムとの距離は,表紙ページでのヘッダ区切り線とアイテムとの距離と同じになります。
なお,次紙ページのページ下端から帳票ヘッダ領域と同じサイズの領域には,アイテムを作成したり,貼り付けたりすることはできません。