20.17.1 [表示]タブ

表示オプションを設定します。設定した内容は,レポート編集ウィンドウの表示形態のデフォルトになります。

<この項の構成>
(1) [表示]タブで設定できる項目
(2) 画面図

(1) [表示]タブで設定できる項目

[表示]タブで設定できる項目を次に示します。

[ウィンドウ]グループボックス
レポート編集ウィンドウに,ステータスバーを表示するかどうかを設定します。
[ステータスバー]チェックボックス
ステータスバーを表示するかどうかを設定します。デフォルトは,「オン(表示する)」です。
[表示項目の設定]グループボックス
帳票の編集中に,画像データを表示するかどうかを設定します。レポート確認ウィンドウでは,設定できません。
[編集中に画像を表示する]チェックボックス
帳票の編集中に,画像データを表示するかどうかを設定します。デフォルトは,「オン(表示する)」です。チェックボックスをオフ(表示しない)にすると,画像アイテムの枠だけが表示されるので,帳票の表示時間が早くなります。
[位置・サイズ]グループボックス
帳票ウィンドウ上のアイテムの座標原点と,使用する単位を設定します。
[座標の原点]リストボックス
アイテムの座標原点を,「用紙の左上」にするか,または「貼付域の左上」にするかを設定します。
[図データ]
デフォルトは,「用紙の左上」です。そのため,バージョン3以前に設計した帳票を開いた場合は,アイテムの開始位置が異なります。バージョン3以前と同じようにアイテムの開始位置を表示したい場合は,アイテムの座標原点を「貼付域の左上」に設定してください。
なお,アイテムの座標原点が「用紙の左上」,または「貼付域の左上」のどちらに設定されているのかは,ルーラ,およびステータスバーに表示されます。
[使用する単位]リストボックス
グリッド間隔,用紙サイズ,用紙の余白,ルーラ,およびステータスバーの座標位置で使用される単位を設定します。デフォルトは,「ミリメートル(mm)」です。
設定できる単位と各単位の最小有効桁数を,次に示します。

表20-18 帳票設計で設定できる単位と各単位の最小有効桁数

単位単位記号最小有効桁数
ミリメートルmm小数点以下第2位
インチin
ピクセルpx整数(小数点以下切り捨て)
「ピクセル」を設定した場合は,[解像度の指定]ダイアログが表示されます。
[図データ]
[解像度の指定]ダイアログでは,使用する解像度を入力してください。指定できる値は,10dpi ≦ n ≦ 999dpiです。「ピクセル」での値の指定は,ここで指定した解像度を基に処理されます。デフォルトは,「148dpi」です。
[文字幅計算方法]グループボックス
帳票を出力するときの固定ピッチフォントの文字幅計算方法を設定します。デフォルトは「静的(フォントの文字幅を固定値として計算する)」です。ただし,可変ピッチフォント(プロポーショナルフォント)の場合は,[静的]と[動的]のどちらを選択しても,使用するフォントに合わせて文字幅を計算します(「動的モード」といいます)。
[静的]オプションボタン
固定ピッチフォントの文字幅を,固定値として計算します(「静的モード」といいます)。半角の場合はアイテムのフォント幅,全角の場合はアイテムのフォント幅の2倍で計算します。
[動的]オプションボタン
固定ピッチフォントの文字幅を,使用するフォントに合わせて計算します(動的モード)。

(2) 画面図

[図データ]