1.6 帳票を設計する手順
EURでの帳票設計の手順を次に示します。
![[図データ]](figure/zu010500.gif)
- EURの起動
スタートメニューの[EUR Designer]または[EUR Developer]の下位の[EUR 帳票作成機能]を選択します。EURを起動すると,メインウィンドウ(レポート編集ウィンドウ)が表示されます。
- データの読み込み
帳票を設計するためのデータを読み込みます。既存のデータを利用した帳票が設計できます。
データを用意しないで,帳票を定義する場合は,サンプルデータを使用できます。この場合は,データを読み込む操作は必要ありません。データはまだ準備できないが,先に帳票を設計しておきたいときに利用します。
データを読み込む方法は,次の二つがあります。
- データファイルからの読み込み
- データファイルからデータを読み込みます。データファイルとは,「CSV形式およびDAT形式」または「FIX形式」のファイルです。データファイルを読み込むと,データウィンドウに表示されます。
- データベースからの読み込み
- データベースからデータを読み込みます。データベースアクセス定義ウィンドウで,表と列を選択し,データを抽出します。抽出したデータを,データウィンドウに表示します。
図1-4 データベースアクセス定義ウィンドウ
![[図データ]](figure/zu040800.gif)
- フィールド定義
読み込んだデータのフィールド定義を設定します。データを帳票ウィンドウに貼り付ける前に,フィールド名とフィールド属性を確認したり,変更したりする必要があります。
- 帳票定義
帳票ウィンドウで帳票を定義します。データウィンドウからデータをドラッグアンドドロップで貼り付けたり,繰り返し定義を使って表を作成したりできます。
- 帳票の確認と終了
設計した帳票を確認し,保存します。