3.1.9 データを準備する前に帳票を作成しておく

CSVなどのデータはまだ準備できないけれど,帳票のフォーマットは先に作成しておきたい場合,サンプルのデータを使用して帳票を作成できます。

ここでは,マッピングデータウィンドウでサンプルのデータを作成します。

サンプルのデータを作成する手順を次に示します。

  1. マッピングデータウィンドウをクリックしてアクティブにします。
  2. [データ]メニューから[フィールド定義]を選択します。
    [フィールド定義]ダイアログが表示されます。
  3. [フィールド名称]のセルに,直接フィールド名を入力します。
  4. [種別]のセルをクリックして表示される一覧から,データ種別を選択します。
    データの種別を設定すると,[サンプルデータ]のセルに,デフォルトのデータが設定されます。

    [図データ]

    デフォルトのデータの詳細については,マニュアル「EUR 帳票設計」を参照してください。デフォルトのデータは,必要に応じて,直接入力して修正することもできます。
  5. 続けてフィールドを追加します。
    新たなフィールド名を記入して<Enter>キーを押すと,行が追加されていきます。

    [図データ]

  6. [OK]ボタンをクリックします。
    マッピングデータウィンドウに100レコード分のサンプルデータが表示されます。

    [図データ]

上記の方法以外にも,CSV形式ファイルで作成した仮のデータを利用してサンプルデータを作成することもできます。詳細については,マニュアル「EUR 帳票設計」を参照してください。

なお,すでに作成したフィールドの間に新しいフィールドを挿入したり,不要なフィールドを削除したり,サンプルデータの個数を変更したりすることもできます。それぞれの手順を次に示します。

フィールドを挿入したい場合
フィールドとフィールドの間に新しいフィールドを挿入できます。フィールドを挿入したい場合は,次のように操作してください。
  1. [フィールド定義]ダイアログで,フィールドを追加する位置の直後のフィールド番号(セルの左側の番号)をクリックします。
  2. [挿入]ボタンをクリックします。
    フィールドが追加されます。
フィールドを削除したい場合
フィールドを削除したい場合は,次のように操作してください。
  1. [フィールド定義]ダイアログで,削除するフィールド番号を選択します。
  2. [削除]ボタンをクリックするか,または<Delete>キーを押します。
    フィールドが削除されます。
サンプルデータ数を変更したい場合
作成するサンプルデータの数は変更できます。サンプルデータの数を変更する場合は,次のように操作してください。
  1. [データ]メニューから[データのプロパティ]を選択します。
    [データのプロパティ]ダイアログが表示されます。
  2. [データのプロパティ]ダイアログの[データ情報]タブの[データ数]スピンボックスで,サンプルデータ数を設定します。