2.5.2 区切り情報の設定

[データのプロパティ]ダイアログの[区切り情報]タブの設定手順を次に示します。

  1. データファイル区切り方法と区切り文字の設定
    作成する帳票はcsv形式のデータを使用するので,[データファイル区切り方法]は「コンマやスペース等区切り文字でデータを区切る」を指定します。また,[区切り文字]は「コンマ」を指定します。
  2. 1行目のデータをフィールド名として扱うかどうかの設定
    使用するデータは先頭レコードにフィールド名が入っているので,「1行目のデータをフィールド名として扱う」を指定します。
    ダイアログの設定内容を次の図に示します。

    [図データ]

    「1行目のデータをフィールド名として扱う」を指定しなかった場合は,EURが「A」,「B」,「C」と自動的にフィールド名を定義します。この場合,ファイルを読み込んだあと,[フィールド定義]ダイアログでフィールド名を変更できます。
    参考
    区切り情報は,ファイル形式によって指定が異なります。ファイル形式による区切り情報の指定値を次に示します。
    • CSV形式またはDAT形式のデータファイルの場合
      コンマやスペース等区切り文字でデータを区切る」を指定します。
    • FIX形式のデータファイルの場合
      指定した区切り位置でデータを区切る」を指定します。
  3. [OK]ボタンのクリック
    [OK]ボタンをクリックすると,「フィールド定義情報を自動作成しました。」というメッセージが表示され,マッピングデータウィンドウには次のようにデータが表示されます。

    [図データ]

    ポイント
    「1行目のデータをフィールド名として扱う」の指定を忘れてしまった場合は,「3.2.1 先頭レコードにフィールド名を含むデータの読み込み方を間違えたとき」を参照して,データを読み込み直してください。