3.1.8 図形アイテムの一部に色を付ける

記入フォームなどを作成する場合,図形の一部に色を付けたり,図形と罫線を合わせたりして目立たせることがあります。EURでは複数の図形アイテムや線アイテムを組み合わせて,一部に色の付いた図形を作ることができます。

次の図形を例に取って説明します。

[図データ]

この図形は,次の手順で作成できます。

  1. ツールボックスの[図データ]をクリックして,角丸四角アイテムを作成します。
  2. 1.で作成した角丸四角アイテムをコピーします。

    [図データ]

    コピーした角丸アイテムは,手順3.で加工してコピー元の角丸四角アイテムに重ねます。
  3. コピーした角丸四角アイテムの[アイテムのプロパティ]ダイアログを開き,次のように設定します。

    [図データ]

    • [模様]ドロップダウンリストを「塗りつぶし」に設定します。
    • [背景色]ドロップダウンリストを「黄緑」に設定します。
    • [角丸め]グループボックスで,[右上]チェックボックスと[右下]チェックボックスをオフにします。
    • [枠線]グループボックスで,[枠線表示]チェックボックスをオフにします。
      枠線を表示していると,図形を重ねたときに重なった個所の線が太くなることがあります。
  4. 色を付けた角丸四角アイテムを横方向に縮小します。
    色を付けたい部分の大きさに変更します。
  5. [編集]メニューから[揃え]を選択するか,または揃えツールバーのボタンをクリックして,二つの角丸四角アイテムを揃えます。
    左揃え,および上揃えを選択するときれいに揃えられます。

    [図データ]

  6. 線アイテムを追加します。

    [図データ]