3.3 各製品使用できる機能

EURシリーズの各製品で使用できる機能を次の表に示します。

なお,帳票を編集する機能は,EUR Designer,およびEUR DeveloperのEUR 帳票作成機能だけが持つ機能です。そのほかの製品が持つ機能は,EUR 帳票作成機能で作成した帳票を出力する機能です。

ただし,EUR 帳票作成機能(EUR Form帳票)については,マニュアル「EUR 帳票設計(EUR Form帳票)」を参照してください。

表中では,各製品の名称を次のように省略して表記します。

 

表3-1  各製品で使用できる機能

項目・機能仕様EDESEDEVVIEWEPSEPSE
入力可能ファイル帳票ファイルフォームシートファイル(*.fms)
レポートファイル(*.agr)
EUR形式ファイル(*.euv/*.eup)
用紙用紙サイズA3・A4・A5・B4・B5の縦横,連続紙,任意サイズ
はがき,リーガル
余白 0mm用紙の設定
データデータ型文字列,数値,日付,画像,バーコード
画像モノクロTIFFおよびGIF
カラーTIFF,カラーGIF,Windowsビットマップ,JPEG
バーコードJAN(標準,短縮),CODE39,CODE128(コードセットBとコードセットC),GS1-128(UCC/EAN-128),NW-7,ITF,QRコード,カスタマバーコード
バーコード補正CODE39,CODE128,GS1-128(UCC/EAN-128),QRコード
修飾データ修飾前後付加文字,文字間隔,行間隔ポイント指定,配置(上,下,右,左,中央,均等),任意書式指定
太字,斜体
横書き,縦書き
ワードラップ
数値データ修飾コンマ表示,指数表示,小数点以下桁揃え,ゼロ埋め,負符号文字・小数点文字の変更
ゼロの非表示(ゼロサプレス)
0または空白エリアの-(ハイフン)表示/非表示
CSV形式ファイル出力での小数点のピリオド出力指定
日付データ修飾西暦,和暦表示
フォントWindowsに組み込まれた任意のフォントとサイズ
罫線7種類の線種
線の幅4種類の線幅,または任意の線幅指定
網掛け14種類
図形四角形,角丸四角形,円,楕円,多角形
色指定文字,罫線,網掛けのフルカラー出力
アイテムの出力指定したページだけにアイテムを出力
アイテム内での桁数指定アイテム枠内に入力できる桁数の指定
条件付きアイテムの設定表示・非表示の設定
書式繰り返しデータ,罫線,図形,網掛けの縦横繰り返し,改ブロック,改ページ,まとめ表示
帳票ヘッダ定義表紙/次紙(1ページ目と2ページ目が異なる様式)
集計データの書式の指定データ修飾,表示位置の変更
オブジェクト連携OLEオブジェクトの出力×××××
編集機能下敷き機能帳票作成時に参考にする帳票の画像を帳票ウィンドウに表示
ズーム機能10%から800%の範囲で拡大・縮小表示
多段UNDO機能直前の操作の取り消し
多段REDO機能元に戻した操作のやり直し
サンプルデータ自動生成機能帳票作成時にサンプルデータを自動生成
アイテムの部品化帳票を構成する複数のアイテムを一つの部品として登録,編集,貼り付け
演算集計機能キー集計および総集計
(合計,平均,件数,最大,最小)
式・関数(四則演算,論理演算,文字列演算,集計関数,変換関数,日付関数,数学関数,文字列関数,システム関数)××
入力できるデータデータベース(HiRDB,Oracle,SQL Server,XDM/RD E2)データベースとの接続
データベースのデータを入力して帳票に出力
テキストファイルCSV形式ファイル,およびFIX形式ファイル
SEWB+経由SEWB+のデータ項目辞書のレコード定義情報からフィールド定義情報の読み込み
データベース連携データの抽出データベースの表からフィールドの定義
抽出条件の設定
データの抽出確認×××
運用仕分け仕分けキー,仕分け先プリンタの定義
JP1連携による仕分け印刷(Windows版だけ)×××
仕分けキー,仕分け先PDF形式ファイルの定義×××
暗号化オーナパスワード,ユーザパスワード,パスワードの暗号化,印刷,文書の変更,内容のコピーまたは抽出,注釈とフォームフィールドの作成××××
仕分けキー,仕分け先PDF形式ファイル,および暗号化の定義××××
一括出力複数帳票の一括出力××
複数様式の帳票出力
JP1連携機能印刷時のエラーリカバリ
プリンタ給紙トレイ指定トレイコード指定
プリンタ印刷位置補正プリンタ出力時の水平シフト量,および垂直シフト量の指定
PDF出力時の出力位置補正
ログ採取実行ログ採取機能
トレース情報採取トレース情報採取機能
起動インターフェースコマンド
DLL,OLEオートメーション,OCX××
ActiveX,JavaBeans××
対応プリンタWindows対応プリンタ
LIPSIII対応プリンタ,PostScript Level2対応プリンタ,およびESC/P対応プリンタ(UNIX/Linux版だけ)
出力ページ数の取得帳票を出力したときの出力ページ数をファイルに出力
出力データの置き換え出力用のデータの内容を,指定した情報に置き換えて出力
その他外字対応機能Unicode,Shift JIS
PDF形式ファイルしおり機能,解像度の指定
EUR形式ファイル帳票定義ファイルとデータファイルを一つのパッケージにしたEUR形式ファイルに出力
Excel形式ファイルMicrosoft(R) Office Excel 2007およびMicrosoft(R) Office Excel 2010で表示・編集できるExcel形式ファイル(*.xlsx)に出力
帳票イメージのCSV形式ファイル出力EURで設計した帳票を,帳票イメージでCSV形式ファイルに出力
EUR帳票ファイルの定義情報の出力EURで設計した帳票の定義情報を,帳票定義情報ファイルに出力
(凡例)
○:使用できます
△:使用できますが,一部制限があります
×:使用できません
-:該当しません

注※ EUR Print Service - Cipher optionが必要です。


参考
各機能を使用する際の注意事項や制限事項については,次のマニュアルを参照してください。
  • EUR Designer,EUR DeveloperでのEUR 帳票作成機能を使用する場合
    マニュアル「EUR 帳票設計」を参照してください。
  • EUR Designer,EUR Developer,EUR ViewerでのEUR クライアント帳票出力機能を使用する場合
    マニュアル「EUR クライアント帳票出力」を参照してください。
  • EUR Developer,EUR Print Service,EUR Print Service EnterpriseでのEUR サーバ帳票出力機能を使用する場合
    マニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。