1.2.4 EUR Print Serviceの新機能
(1) バージョン08-70の新機能
- AIX V7.1対応
- 適用OSにAIX V7.1が追加されました。
- 印刷ジョブ名の書式指定に対応
- 文書情報設定ファイルのキーワードTITLEに書式を設定することで,EURPS_MAX_SPOOL_PAGESを設定した場合に印刷ジョブ名の連番の表示形式を変更できるようになりました。
(2) バージョン08-50の新機能
- EURフォントファイル作成ツールの提供
- EUR Print Service Enterpriseで提供されていたEURフォントファイル作成ツールが,EUR Print Serviceで使用できるようになりました。これにより,Windows環境で作成した外字をEURフォントファイルに登録し,UNIX/Linux環境で出力できるようになりました。
- 外字ファイルからの外字出力に対応
- Windows環境で,外字ファイルを指定して外字を出力できるようになりました。
- 両面印刷に関する機能の追加
- プリンタでの両面印刷について,次のことができるようになりました。
- EURからのWindowsプリンタの両面印刷指定に対応
- Windows環境のプリンタで両面印刷するかどうかをEURから設定できるようになりました。
- 用紙のとじ代方向の指定に対応
- 用紙のとじ代の方向を指定できるようになりました。
- 偶数ページ印刷時の余白入れ替えに対応
- 偶数ページを印刷するときに用紙の余白の位置を入れ替えるかどうかを指定できるようになりました。
(3) バージョン08-30の新機能
- 指定したページ数での印刷ジョブの分割に対応
- 印刷ジョブの最大ページ数を指定できるようになりました。これにより,膨大なページ数の帳票をプリンタで印刷する場合,指定したページ数以上になったときは複数の印刷ジョブに分けて印刷できるようになりました。
- 環境設定ファイルのダイアログからの作成に対応
- 環境設定ファイルを[EUR サーバ環境設定ファイルエディタ]ダイアログから作成できるようになりました。
(4) バージョン08-20の新機能
- 帳票印刷時に使用する文字のサイズ指定に対応
- 帳票印刷時に使用する文字のサイズについて,次のどちらのサイズで印刷するか指定できるようになりました。
- 帳票設計時に指定した数値の小数部を切り捨てたフォントサイズ
- 帳票設計時に指定した数値のフォントサイズ
- コマンド,プロパティ,メソッド,および環境変数による環境設定ファイルの指定に対応
- コマンド,プロパティ,メソッドおよび環境変数で環境設定ファイルのファイル名を指定できるようになりました。
- テスト印刷機能の追加
- テスト用に出力した帳票の不正使用を防ぐため,テスト印刷用の文字列を重ねて出力できるようになりました。
- Windows Server 2008 R2対応
- 適用OSにWindows Server 2008 R2が追加されました。
(5) バージョン08-10の新機能
- サービス名の指定の省略可否を変更
- データベースの接続設定で,ポート番号の登録時にサービス名「DABROKER_SV」の指定を省略できるようになりました。サービス名「DABROKER_SV」の指定を省略した場合,ポート番号には「40179」が設定されます。
(6) バージョン08-00の新機能
- プロポーショナルフォントに対応
- 可変ピッチフォント(プロポーショナルフォント)を指定した帳票を出力できるようになりました。
- 対応するロケールの変更
- UNIX/Linux版のEUR Print Serviceで,対応するロケールの切り替え方法が変更になりました。
- サポートする文字集合の追加
- 英語ロケールについて,CP1252とISO8859-15の文字集合の文字を出力できるようになりました。
- Windows Server 2008対応
- 適用OSにWindows Server 2008が追加されました。
- Red Hat Enterprise Linux 5 (IPF)対応
- 適用OSにRed Hat Enterprise Linux 5 (IPF),Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform (IPF)が追加されました。
- AIX V6.1対応
- 適用OSにAIX V6.1が追加されました。
- DABrokerの同梱
- Windows版のEUR Print Serviceに,DABrokerが同梱されました。