EURでは,業務アプリケーションからサーバで帳票を大量印刷できます。業務アプリケーションから起動できるようにするために,ActiveXオブジェクトやJavaBeansの起動部品を提供しています。
このとき,サーバにはEUR Print ServiceまたはEUR Print Service Enterpriseが必要です。
業務アプリケーションからサーバで帳票を大量印刷するときの流れを次の図に示します。
図2-8 サーバで帳票を大量印刷するときの流れ
帳票のフォーマット(様式),用紙サイズ,用紙の向きなどが異なる複数の帳票を連続して出力できます。例えば次のような帳票を出力できます。
図2-9 複数様式での帳票の出力例
このような出力方法を複数様式での帳票出力といいます。複数様式での帳票出力を実行することで,仕分けや発送をするときに効率的に作業できます。
複数様式での帳票出力の場合,EURでは入力データのほかに次のファイルが必要になります。
帳票セット指定ファイルおよび複数様式情報定義ファイルの詳細については,マニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。