8.12.1 論理ハードコピーのカスタマイズ
- 〈この項の構成〉
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(1) 論理ハードコピー出力先の印刷サービス名(表示サービス名.DCPSNM=)
C/S構成およびOLTP(TP1/NET/XMAP3)構成で,XMAP3画面の表示中に「Ctrl+P」(印刷キー処理)操作によって,CUI画面およびGUI画面のフィールドボックスを対象に,画面そのものの印刷ではなく,オブジェクトの文字データやけい線などを論理的に印刷する論理ハードコピーを行います。その印刷の出力先である印刷サービス名を指定します。
スタンドアロン構成の場合,設定する必要はありません。
パラメタの指定を省略すると,論理ハードコピーは実行されません。論理ハードコピー機能を使用する場合,必ず指定してください。
(2) 論理ハードコピーページ長(印刷サービス名.PLPAGE=)
論理ハードコピーを印刷する連続紙の1ページ当たりの行数を指定します。単票印刷の場合は,このパラメタの指定は無視されます。パラメタの大文字,小文字は区別されます。設定できる値は,1〜99です。パラメタの指定を省略すると,66行が仮定されます。
(3) 論理ハードコピー用紙種別(印刷サービス名.PLPAKD=)
論理ハードコピーを印刷する用紙の種類を指定します。パラメタおよび設定値の大文字,小文字は区別されます。
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出力用紙を連続紙として,排出(改ページ)する(CONT)
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出力用紙を単票として,排出(改ページ)する(CUT)
(4) 論理ハードコピー用紙サイズ(印刷サービス名.PLPASZ=)
論理ハードコピーを印刷する単票の用紙サイズを指定します。連続紙印刷の場合は,このパラメタの指定は無視されます。パラメタおよび設定値の大文字,小文字は区別されます。
指定パラメタ |
用紙のサイズ |
指定パラメタ |
用紙のサイズ |
---|---|---|---|
A3P |
A3縦 |
A3L |
A3横 |
A4P |
A4縦 |
A4L |
A4横 |
A5P |
A5縦 |
A5L |
A5横 |
B4P |
B4縦 |
B4L |
B4横 |
B5P |
B5縦 |
B5L |
B5横 |
DEF |
指定なし (プリンタ依存) |
(5) 論理ハードコピー行ピッチ(印刷サービス名.PLLNPC=)
論理ハードコピーを印刷するときの行ピッチを指定します。パラメタおよび設定値の大文字,小文字は区別されます。設定できる値は次のとおりです。
3LPI,4LPI,6LPI,8LPI
(6) 論理ハードコピー文字ピッチ(印刷サービス名.PLCHPC=)
論理ハードコピーを印刷するときの文字ピッチを指定します。パラメタおよび設定値の大文字,小文字は区別されます。
10CPI,12CPI
(7) 論理ハードコピー用紙排出有無(印刷サービス名.PLPAOT=)
論理ハードコピーを印刷したあとに用紙を排出(改ページ)するかどうかを指定します。連続紙印刷の場合は,このパラメタの指定は無視されます。パラメタおよび設定値の大文字,小文字は区別されます。
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単票の用紙排出(改ページ)をする(ON)
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単票の用紙排出(改ページ)をしない(OFF)
(8) 論理ハードコピー用紙排出先(印刷サービス名.PLOTDR=)
論理ハードコピーを印刷したあとの用紙の排出先を指定します。連続紙印刷の場合は,このパラメタの指定は無視されます。パラメタおよび設定値の大文字,小文字は区別されます。
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スタッカ(紙送り方向)側に用紙を排出する(STK)
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ホッパ(紙送り方向の逆)側に用紙を排出する(HOP)