5.1.2 制御キー
XMAP3で標準に使用できる,画面を制御するキーについて説明します。XMAP3では,標準仕様のキーボードから入力されるキーを制御します。キーには,XMAP3が処理するものと,APにキーが押されたことを通知するものがあります。
テンキーを持たないキーボードを使用するWindowsマシンでは,表示・印刷セットアップで文字キー部のEnter(リターン)キーを復改キーとして使用するか,送信(実行)キーとして使用するかを指定できます。運用方法に従って設定してください。
XMAP3で使用できるキーの種類と機能の一覧を次に示します。なお,表中のフィールドボックスはGUI画面のフィールドボックスおよびCUI画面を示します。「入出力フィールド」はGUI画面のフィールドボックス内の入出力フィールド,およびCUI画面の入出力フィールドを示します。また,「ボックス」はGUI画面のボックス系オブジェクトを示します。
- (凡例)
-
○:ほかのキーへの割り当てができる。表示・印刷セットアップの「キー割当」で設定する。
×:カスタマイズできない。
△:ほかのファンクションキー(PF1〜PF84)への割り当てができる。表示・印刷セットアップの「ファンクションキー」で設定する。
−:該当キーなし
- 注
-
・PF25〜PF84キーを押した場合は,日本語入力システム(IME)での処理が優先されるので,XMAP3の画面に対する操作ができなくなることがあります。
・複数のIMEがインストールされている場合,[Alt]+[Shift]または[Ctrl]+[Shift]はIMEの切り替えキーとして割り当てられます。このとき,[Alt]+[Shift]+ファンクションキーまたは[Ctrl]+[Shift]+ファンクションキーを押そうとすると,IMEが切り替わってしまうことがあります。使用するファンクションキーとIMEの切り替えキーの設定が重複しないようにしてください。
- 注※1
-
GUI固有のファンクションキーです。CUIでは使用できません。 なお,既存の画面に対して確定キーとして使用する場合は,XMAP3 Developerで「セットアップ情報反映」を実行してください。
- 注※2
-
・[Alt]+[F4]にファンクションキーが割り当てられていない場合で,表示・印刷セットアップでタイトルバーの[閉じる]ボタンが「表示する」に設定されているときに,[Alt]+[F4]を押す,タイトルバーの[×]ボタンのマウス選択,およびコントロールメニューの「閉じる」メニュー選択をすると,[Break]キーと同じ通知コードがAPに返されます。
・[Alt]+[F4]にファンクションキーが割り当てられている場合で,表示・印刷セットアップでタイトルバーの[閉じる]ボタンが「表示する」に設定されているときに,[Alt]+[F4]を押すと,割り当てられたファンクションキーに対応する通知コードがAPに返されます。[×]ボタンや「閉じる」メニュー選択すると,[ Break ]キーと同じ通知コードがAPに返されます。
・[Alt]+[F4]にファンクションキーが割り当てられている場合で,表示・印刷セットアップでタイトルバーの「閉じる」メニューが「表示しない」に設定されているときに,[Alt]+[F4]を押すと,対応する通知コードがAPに返されます。
- 注※3
-
XMAP3では,該当するイベント通知コードなし(空白)でAPに制御が戻ります。
機能名 |
キーボード上の標準割り当て |
機能 |
ほかのキーへの割り当て |
割り当てられるキー |
---|---|---|---|---|
スペースバー |
ボタン,リストボックスなどのオブジェクトでは,選択動作をする。 文字入力時は空白を入力する。 |
× |
− |
- (凡例)
-
×:カスタマイズできない。
−:該当キーなし
- (凡例)
-
○:ほかのキーへの割り当てができる。表示・印刷セットアップで設定する。
×:カスタマイズできない。
−:該当キーなし
- 注※1
-
復改マーク:
- 注※2
-
このキー割り当ては,XMAP3/Web for Cosminexusだけでサポートしています。
- (凡例)
-
○:ほかのキーへの割り当てができる。表示・印刷セットアップで設定する。
△:[Ctrl]+[Insert]および[Shift]+[Insert]の操作を無効にできる。表示・印刷セットアップで設定する。
×:カスタマイズできない。
−:該当キーなし
- 注※
-
このキー割り当ては,XMAP3/Web for Cosminexusだけでサポートしています。
- (凡例)
-
×:カスタマイズできない。
−:該当キーなし