14.1.5 Windowsサービスとして運用する場合の注意
Windowsサービスとして運用するXMAP3サーバと同じWindowsマシンでXMAP3クライアントを使用する場合の注意を次に示します。
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XMAP3クライアントは同じWindowsマシンで動作するXMAP3サーバとだけC/S構成を構築できます。ほかのWindowsマシンで動作するXMAP3サーバとのC/S構成の構築はできません。
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XMAP3サーバと同じWindowsマシンで動作するXMAP3クライアントを終了する際には,ユーザが終了処理をしてください。XMAP3サーバの終了時には,XMAP3クライアントの終了処理はされません。
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XMAP3サーバと同じWindowsマシンで動作するXMAP3クライアントは,XMAP3サーバを起動したあとに起動してください。Windowsサービスとして運用するXMAP3サーバを起動する場合,すでに同じWindowsマシンでXMAP3サーバまたはXMAP3クライアントが実行されているときは,Windowsサービスとして運用するXMAP3サーバはエラー終了します。
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Windowsサービスとして実行されたXMAP3サーバは,表示サービスを起動しません。表示サービスを使用する場合は,ログイン後にXMAP3クライアントを実行してください。
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XMAP3クライアントは印刷サービスを起動しません。印刷サービスはXMAP3サーバ実行時に自動起動されます。
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致命的なエラーが発生した場合,エラーが発生したXMAP3サーバだけが終了します。すべてのサーバを終了したいときは,手動でWindowsサービスを停止します。詳細については,「14.1.4 Windowsサービスのコマンド」を参照してください。