6.4.2 クラスタ構成でのクライアント側の環境設定
クラスタ構成を構築するためのクライアント側の環境について説明します。
(1) SERVICESファイルを編集する
XMAP3が利用するポート名(xpw)またはポート番号には,サーバ側と同じ内容を設定します。
(2) HOSTSファイルを編集する
接続先のサーバマシンの次の内容を設定します。
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物理IPアドレス
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物理ホスト名
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仮想IPアドレス
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仮想ホスト名
(3) XMAP3クライアント起動用のショートカットアイコンを登録する
XMAP3クライアントを起動するためのショートカットアイコンを登録して,起動パラメタで,XMAP3サーバと接続する仮想ホスト名を指定します。起動パラメタは,次のように指定します。
- Windows版XMAP3の場合
XMAP3CLT.EXE -h 仮想ホスト名
「-h 仮想ホスト名」を指定した場合,仮想ホスト名に対応したIPアドレスで,XMAP3サーバと通信します。
- UNIX版XMAP3の場合
XMAP3CLT.EXE /vh 仮想ホスト名
「/vh 仮想ホスト名」を指定した場合,仮想ホスト名に対応したIPアドレスで,XMAP3サーバと通信します。