1.5.1 XMAP3の新規インストール
(1) インストール時の注意(新規インストール)
XMAP3を新規でWindowsマシンにインストールする場合の注意について説明します。次に示す注意は,XMAP3 Server Runtime,XMAP3 Client RuntimeおよびXMAP3/Web for Cosminexusで共通です。
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インストール先のパス名長は,93バイト以内で指定してください。
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インストール先やファイル名に,環境依存文字を指定できません。
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インストールに失敗した場合,アンインストール後,再インストールしてください。
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XMAP3に必要なディスクの空き容量が,インストール先のWindowsマシンに確保されているかを確認しておいてください。空き容量があってもディスクが断片化されていると,インストールできないことがあります。
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インストールは,WindowsのAdministratorsグループに属するユーザで実行してください。また,必ずWindows上で動作しているアプリケーションをすべて終了させてから,インストールを開始してください。
(2) XMAP3/Web for CosminexusのWebサーバにアクセスするWebクライアントの設定
XMAP3/Web for CosminexusのWebサーバにアクセスする,Webクライアントにインストールするプログラムについて説明します。
(a) Webクライアントへのインストール
WebサーバにXMAP3/Web for Cosminexusをインストールしたあとで,XMAP3 Web実行環境のクライアント(Webクライアント)に,XMAP3 ActiveXコントロールをインストールします。Webクライアントには,次に示すプログラム名でインストールされます。
- XMAP3 ActiveXコントロールの場所
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WebサーバにXMAP3/Web for Cosminexusをインストールすると,次の場所にmsiファイルが格納されます。
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XMAP3 Cosminexus連携機能の場合
XMAP3インストールフォルダ\Web for Cosminexus\Client\DISK1\Xmap3WebClientCosmi_Vista.msi
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XMAP3 TP1/Web連携機能の場合
XMAP3インストールフォルダ\Web for TP1\Client\DISK1\Xmap3WebClientTP1_Vista.msi
このmsiファイルをWeb経由でWebクライアントにダウンロードし,Webクライアントでmsiファイルを起動してインストールしてください。
- ポイント
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Web経由でmsiファイルを配布する場合は,msiファイルをいったんWebクライアントに保存してからインストールするようにしてください。その際,msiファイルを自己解凍型の圧縮ファイルにしてから配布することをお勧めします。msiファイルをハイパーリンクから直接実行すると,2回目以降のインストールが正常に実行できなくなることがあります。この状態になった場合は,いったん XMAP3 ActiveXコントロールをアンインストールし,お勧めする手順でインストールをし直してください。
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(b) Webクライアントへのインストール時の注意
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インストール先のパス名長は,93バイト以内で指定してください。
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インストールに失敗した場合,アンインストール後,再インストールしてください。
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次に示すWindowsにインストールできます。次に示す以外のWindowsの場合,エラーになります。ただし,64bit版のWindowsでは,32bit互換モード(WOW64:Windows On Windows 64)での動作になります。
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Windows 7
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Windows 8
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Windows 8.1
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Windows Server 2008
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Windows Server 2008 R2
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Windows Server 2012
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Windows Server 2012 R2
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Windows Server 2016
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Windows Server 2019
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XMAP3 ActiveXコントロールに必要なディスクの空き容量がWindowsマシンに確保されているかを確認しておいてください。特に,空き容量があってもディスクが断片化されていると,インストールできないことがあります。
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インストールは,WindowsのAdministratorsグループに属するユーザで実行してください。また,必ずWindows上で動作しているアプリケーションをすべて終了させてから,インストールを開始してください。