JavaAPIのメソッドが出力するログのファイル名,出力先,出力形式,およびログに出力する情報の詳細を説明します。
ログを出力するためには,次のログファイルを準備する必要があります。
表20-6 JavaAPIのメソッドが出力するログ
| ファイルの種類 |
ファイル名 |
出力先フォルダ |
| トレースログファイル |
xxx_[1-16].log※ |
環境管理ファイルの定義項目「LogFileDir」に指定したフォルダ |
- 注※
- xxx:環境管理ファイルの定義項目「LogFileName」に指定した値になります。
- [1-16]:環境管理ファイルの定義項目「LogFileCount」に1〜16の範囲で指定した値になります。
トレースログファイルに出力されるログの出力形式を次の図に示します。
図20-2 ログの出力形式
![[図データ]](FIGURE/ZU17S010.GIF)
ログに出力する情報を次に示します。
- 番号
- システムが使用する4桁の番号を表示します。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss.sss
- メッセージが出力された日時を表示します。
- AP名
- XMAP3を出力します。
- pid
- プロセスIDを出力します。JavaがRuntimeインスタンスに与えたハッシュ値です。
- tid
- スレッドIDを出力します。JavaがRuntimeインスタンスに与えたハッシュ値です。
- メッセージID
- メッセージIDを出力します。メッセージIDは,エラー発生位置とエラーの原因を識別するためのID(16バイト)です。
- 先頭8バイトは,ユーザが使用したAPIのコードと処理番号を出力します。
- クラスを識別するためのコード(クラスコード):2バイト
- メソッドを識別するためのコード(メソッドコード):4バイト
- メソッド内の処理番号(処理番号):2バイト
- 残り8バイトは,例外が発生したAPI内部メソッドのコードと処理番号を出力します。
- クラスを識別するためのコード(クラスコード):2バイト
- メソッドを識別するためのコード(メソッドコード):4バイト
- メソッド内の処理番号(処理番号):2バイト
- API内部メソッドで例外が発生した場合の種別がEE,XEのときに出力するメッセージIDについては,「20.4.2 JavaAPIのエラーログファイルに出力されるメッセージ」を参照してください。
- 種別
- エラーの契機となるイベント種別を出力します。イベント種別に対応する内容を次に示します。
- MB:メソッドの開始
- ME:メソッドの終了
- MI:メソッドの情報
- EE:XmapEnvironmentExceptionの発生
- XE:XmapExceptionの発生
- RE:XmapRuntimeExceptionの発生
- テキスト
- メソッドへの引数および例外のスタックトレースを出力します。メッセージテキストが4,097バイト以上の場合は,4,096バイトごとに出力します。
- 環境管理ファイルの定義項目「Prefix」が指定されている場合は,メッセージテキストの先頭に,「Prefix」で指定した文字列を括弧([,])で挟み「[Prefixで指定した文字列]」の形式で出力します。「Prefix」が指定されていない場合は,表示しません。
- 各項目の詳細を次に説明します。
- メソッドへの引数
メソッドへの引数を「ARGVALUExx=引数値,(xxは先頭から順に0から付与)」の形式で出力します。ヌルオブジェクトを指定した場合は,「ARGVALUExx=,」となります。文字列と数値は指定した値をそのまま出力しますが,バイナリデータを指定した場合はバイナリデータを16進数形式の文字にして出力します。
- スタックトレース
XmapEnvironmentException,XmapRuntimeException発生時に出力するスタックトレースです。
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