14.1 提供するクラス
XMAP3/Web for Cosminexusでは,論理マップ,動的変更テーブルなどをJavaで扱えるようにするためにXML文書を生成します。このため,XMAP3/Web for Cosminexusでは,各XML文書のオブジェクトに対応するクラスを提供しています。
XMAP3/Web for Cosminexusが提供するクラスを使用する場合は,次に示すパッケージを使用してください。
[jp.co.Hitachi.soft.XMAP3.server]
XMAP3/Web for Cosminexusが提供するクラスの一覧を次の表に示します。
クラス |
クラス名 |
概要 |
---|---|---|
環境管理用クラス |
環境管理ファイルのオブジェクトを構築します。 |
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入力出力データ用クラス |
入力/出力データ用XML文書のオブジェクトを構築します。 |
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定数用クラス |
定数用XML文書のオブジェクトを構築します。 |
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動的変更用クラス |
動的変更用XML文書のオブジェクトを構築します。 |
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通信制御用クラス |
通信制御用XML文書のオブジェクトを構築します。 |
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桁寄せクラス |
桁寄せを指定する際に指定する定数オブジェクトです。 |
Stringおよびbyte[ ]を指定する場合には,ヌルオブジェクトを指定しないでください。ヌルオブジェクトを指定した場合,XmapRuntimeExceptionをスローします。
各クラスで指定できるデータ(数値)の範囲を次に示します。範囲外の数値を指定した場合は,XmapExceptionをスローします。
-
shortを指定する場合:0〜32,767
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intを指定する場合:0〜2,147,483,647
setterでデータを設定する場合,設定元のデータのデータ長が,設定先のデータ長より長いとき,設定先のデータ長だけデータを設定します。
XMAP3/Web for Cosminexusが提供する例外クラスの一覧を次の表に示します。
例外クラス |
概要 |
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XMAP3が提供するメソッドのパラメタが正しくないとき,またはデータ定義XMLの定義が正しくないときに発生する例外クラスです。この例外が発生した場合は,APおよびデータ定義XMLを見直す必要があります。 |
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ユーザのXMAP3の実行環境が正しくない場合に発生する例外クラスです。この例外が発生した場合,ThrowableクラスのgetCause()メソッドで例外の詳細を調べて,例外に対処する必要があります。 |
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業務を実行中にXMAP3が提供するメソッドの延長で発生する例外です。この例外が発生した場合,ThrowableクラスのgetCause()メソッドで例外の詳細を調べて,例外に対処する必要があります。 |
XMAP3/Web for Cosminexusが提供する各クラスのメソッドでは,ログを出力します。
この章では,XMAP3/Web for Cosminexusが提供するクラスが提供するメソッドについて説明します。