画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


9.2.3 DCCM3連携

DCCM3連携の場合の,クライアントとサーバ間の処理の流れを次の図に示します。

図9‒6 クライアントとサーバ間の処理の流れ(DCCM3連携)

[図データ]

XMAP3/Web for Cosminexusでは,インタフェース情報を定義する共通インタフェース領域,および論理マップ領域を合わせた定義を送受信データとして使用します。

クライアント側から業務呼び出しが発生したときの,サーバ側でのプログラム間の処理の流れを次の図に示します。

図9‒7 サーバ側でのプログラム間の処理の流れ(DCCM3連携)

[図データ]

  1. 通信制御サーブレットからTP1/COBOLアクセス用Beanのsetter呼び出し

    クライアント側からの呼び出しを受けて,通信制御サーブレットから受信データ設定用のsetterメソッドを呼び出します。

  2. 通信制御サーブレットから業務呼び出し

    通信制御サーブレットからユーザプログラム中のCOBOL AP(業務処理)を呼び出します。

  3. 通信制御サーブレットからTP1/COBOLアクセス用Beanのgetter呼び出し

    通信制御サーブレットから,ユーザプログラムの業務処理で設定した送信データを取得するためのgetterメソッドを呼び出し,クライアント側へ取得した送信データを返送します。