画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


7.2.2 けい線の属性を変更する

グラフィック帳票では,APでけい線の属性を変更して出力できます。ここでは,APでけい線の属性を変更するコーディング例について説明します。

ドローでけい線のダイアログの「動的変更(APから表示属性を変更する)」を選択すると,動的変更を利用して,APでけい線の種類や太さを指定できます。APで指定しない場合は,けい線のダイアログで指定した属性で出力されます。

けい線の属性を変更して出力する例を次の図に示します。

図7‒7 けい線の属性を変更して出力する例

[図データ]

制御項目に破線や二重線を示す修飾名を代入します。印字データがある行間のけい線は「細い破線」で,最終行は「二重線」で印刷されます。

けい線の属性を変更するコーディング例を次に示します。

図7‒8 けい線の属性を変更するコーディング例
 MOVE  XMAP-LINE-DS  TO  MAP001-FIELD0002-A.   …2本目の線は破線で出力
 MOVE  XMAP-LINE-DS  TO  MAP001-FIELD0003-A.   …3本目の線は破線で出力
 MOVE  XMAP-LINE-DS  TO  MAP001-FIELD0004-A.   …4本目の線は破線で出力
 MOVE  XMAP-LINE-DB  TO  MAP001-FIELD0005-A.   …データの最終行は二重線で出力

けい線の表示属性を変更する場合,制御項目の「MAP001-FIELD0002-A」,「MAP001-FIELD0003-A」などに修飾名を代入します。

修飾名はドローセットアップで定義できます。ドローセットアップで定義した修飾名は動的変更テーブルとして保存されます。APでは,動的変更テーブルの修飾名を制御項目に代入してください。