画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


3.4.1 コーディング前の準備(Windows)

コーディングをする前に,次の準備をしてください。C言語にないクラスなどの概念を持ったC++言語でAPを作成する場合は,汎用関数を使用することをお勧めします。詳細については,「3.5 汎用関数での画面入出力命令」を参照してください。

  1. APを格納するためのフォルダを作成する

    ソースプログラムやコンパイル後に生成される作業ファイルを格納するフォルダを作成します。開発環境に合わせてフォルダを分類し,作成位置や名称を決めます。

  2. XMAP3の標準提供ファイルから,必要なファイルをコピーする

    XMAP3では,APの作成に必要なヘッダファイルを標準提供しています。1.で作成したフォルダにコピーして使用することをお勧めします。このとき,コーディングのひな型であるAPパターンもコピーしておきます。

注※

標準提供のヘッダファイルを次に示します。

  • 動的変更テーブル(X3MODTBL.H)

    動的変更用の修飾名と,出力論理マップの初期化に使用する定数が指定されています。

  • インタフェース領域(JSVWATBL.H)

    jsvwadrv関数で画面を送信するときにパラメタとして使用するインタフェース領域が指定されています。