画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.85 予約テキストボックスダイアログ(GUI画面)

予約テキストボックスダイアログ(GUI画面)で表示される項目を次に示します。

テキストの配置

レイアウト領域上でのオブジェクトの先頭位置,横幅(ます目数),有効桁数が表示されます。

横幅の値は自由に変更できます。

予約項目名

「DATE1」や「TIME」など,OpenTP1でサポートしている予約項目名を入力します。

8字以内の半角英数字(先頭文字は英字)で指定してください。

表示方法

オブジェクトや文字列の表示のしかたを指定します。指定できる項目は,オブジェクトの種類や[使用目的]などに応じて異なります。また,フィールドボックス内のフィールドでは「全体非表示」と「グレーアウト表示」は使用できません。なお,指定はレイアウト領域上には反映されません。

「標準表示」は,オブジェクトや文字を見える状態で表示します。

「全体非表示」は,文字を含むオブジェクト全体を表示しません。

「文字だけ非表示」は,オブジェクトの外観は表示しますが文字は表示しません。

「グレーアウト表示」は,オブジェクトや文字を不活性状態のグレーで表示します。

「パスワード表示」は,文字を「*」に替えて表示します。

枠高

ボックスの枠のサイズ(縦幅)を変更できます。

枠高が「2ます」のオブジェクト同士は上下に隣接して配置できます。

背景色

オブジェクトや領域の背景の色を指定します。なお,[枠付き]を指定できるオブジェクトで,枠を付けない場合は「透明」で固定になります。

文字色

オブジェクトに表示する文字の色を指定します。

文字サイズ

「大」は,基準文字サイズより大きい文字にします。

「標準」は,基準文字サイズと同じサイズにします。

「小」は,基準文字サイズより小さい文字にします。

基準文字サイズは,画面属性で指定します。

なお,GUI画面でプレーン内のオブジェクトに設定する文字サイズは,プレーン内の共通サイズ・単位となり,中のすべてのオブジェクトに適用されます。

文字の書体

標準(XMAP3の標準フォント),明朝,ゴシックの3種類があります。

標準フォントは,画面表示のオブジェクトの場合だけ表示・印刷セットアップの[表示文字]タブでフォントを変更できます。帳票印刷のオブジェクトでは明朝体で出力され,表示・印刷セットアップで変更したフォントは反映されません。

XMAP3 印刷拡張機能の印刷拡張セットアップを利用して帳票印刷を実行する場合には,標準/明朝/ゴシックの書体に対する出力時のフォントを,それぞれ任意のフォントに変更できます(印刷モードがGDIとPDFファイル出力の場合だけ)。

文字の強調

文字を斜体や太字にできます。

なお,斜体にするとオブジェクトのサイズ(幅)は1字分増えます。このためにエラーが生じて設定できない場合は,画面の定義でオブジェクトの右に間隔を空けてから設定してください。

枠付き(テキストに枠を付ける)

オブジェクト(ボックスや領域など)の周囲の枠線を明示します。

テキストやボックスで「オフ」から「オン」にする場合は,あらかじめオブジェクトの周囲に必要な間隔を空けて配置しておく必要があります。

反転表示する

背景色と文字色を反転して表示します。項目を強調して表示する場合などに使います。

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